ヒメジソ(姫紫蘇)
 ナス科イヌコウジュ属の一年草で全国の林や道のふちに生える。名前の由来は中国原産の香味野菜であるアオジソやチリメンジソと比べて小型であることから「姫」が頭についたもの。葉は対生、卵形で先が尖り粗い鋸歯がある。茎はシソ特有の四角形で稜に下向きの短毛あり。高さ20~60センチ。

ヒメジソ1ヒメジソ2
 枝先に長さ37センチの花穂に花冠が4ミリ位で淡紅色か白色の唇形の花をまばらにつける。花期は910月。上唇は3裂、下唇は先がへこむ。雄しべ4本のうち下唇の2本は葯のない仮雄しべ。

ヒメジソ3
 よく似たイヌコウジュとの相違点は花萼の形や茎の毛の有無や葉の鋸歯の大きさなどにみられる。

参考文献:「野に咲く花」(山と渓谷社)

撮影場所はいずれも松戸市内                                  (文・写真 K.M.