当日はお天気にも恵まれ、男性10名、女性4名の計14名で虫かごや網、虫眼鏡をもって里山観察会に参加させていただきました。滝野在住の私は家の近くの観察会をとても楽しみにしていました。
1,コスモス畑
                    コスモス畑
 ケビン先生が「今から3kmを2時間で步きます」と、コスモス公園から自然観察に出発した途端、目の前をバッタが・・・トノサマバッタ(メス)・・うしろのあしのとげは、後ろから捕まえられそうな時、敵から身を守るためだそうです。ショウリョウバッタ・・クルマバッタもいました。
121006ケビンさんの里山観察会2
           トノサマバッタを捕らえたケビン先生
・クスノキ・・・神社の神様の木、葉をこするとショウノウのにおい
 (公園の出口付近)       となりのトトロ、黒紫の実
 コスモス公園を出て、神社に向かうと右手にひょうたん山がみえます。道の左側にもいろんな野草がありました。クズ(あきの七草の一つ)、ヘクソカズラ(しもやけの予防)、マツヨイグサ、ヨモギ、セイダカアワダチソウ、ススキ、オギ、ネムノキ、ワレモコウ、サルトリイバラ 
3,里山
                      里山
 神社に着き、ヒサカキとアキニレの説明をしていただきました。
・ヒサカキ・・・葉にギザギザがある  関東(関西にしかないサカキに対して)
・アキニレ・・・幹がアカガシよりもハンテンがめだつ(日比谷公園にも)
4,アキニレ
                     アキニレ
 ヤマハッカ、ヒメジョオン、アキノノゲシ、ヤブマメ。草をかきわけておりていくと、北総台地から、里山へ一転。谷津の景観に変わり、空気までおいしく感じられます。谷の低いところに田んぼ、斜面にはコナラ、クヌギ、ガマズミ、ネズミモチ、ムラサキシキブなど気候がやさしいので木々の種類が多いそうです。
6,ガマズミ
                    サルトリイバラ
 「この一本道いったらなにがある」とみんなで足どりかろやかに歩いていくと、ケビン先生がカマキリのたまごを発見!これはあわからできているそうです。めずらしいものをみせていただきました。
5,オオカマキリのたまご
                 オオカマキリのたまご
 里山小道にはイノコズチ、アメリカセンダングサ、ハコベなど野草が私たちをあたたかい雰囲気でむかえてくれているようでした。ノコンギクが咲いているところを左へゆるやかな坂を登っていくと、左側に如意輪観音様(明治17年建立)があり、手をあわせました。その昔、集落の女性達が毎月十九夜に集まっては、安産や子どもの健康を祈願したそうです。人はいつの時代も自分の心とたたかってゆくものなのでしょう・・・
121006ケビンさんの里山観察会(宗甫の石造物)
               子安塔を説明するケビン先生
 観音様を左折りすると、庚申塔があり『江戸道』の刻銘がありました。これは「まよけ」でもあるそうです。
7,江戸道(みちしるべ)
              庚申塔の刻銘「江戸道」
 もうすこし歩いていくと、左側にナンテンハギ、ガマズミ、サルトリイバラ、ノイバラ、ヌルデ、イヌシデ、そして三叉路を左折すると、エビズルがあり、「おいしいよ」とケビン先生からいただきました。食べたり、さわってみたりと五感で覚えるのもいいですね♪ 里山を歩いていると、サルトリイバラやむかごなど、ふと人と自然とのかかわりを思いやる時間もあるように思います。
 どんぐりや実が色づきはじめたころの秋の里山で、ケビン先生の観察会においてたくさんの植物を教えていただきました。楽しい時間をどうもありがとうございました。
(文・写真K.I.)