タデ属で夏から秋にかけて枝先に小さな可愛い花を10数個つけるものに、アキノウナギツカミの他に、ミゾソバ、ママコノシリヌグイ、イシミカワ、サデクサがあります。それらはいずれも茎に下向きの刺があります。アキノウナギツカミも同様に、茎に下向きの短い刺があります。このユニークな名前の由来は、この刺でウナギでもつかめるという意味からつけられたものです。

アキノウナギツカミ (秋の鰻攫)

 タデ科タデ属の1年草で、水辺など湿ったところに生える。高さは0.6~1メートルで、茎の下部は地面を這う。葉は互生で、長さ5~10センチの卵状披針形ないしは長披針形で、基部は矢じり形に張り出して茎を抱くのが特徴である。茎に下向きの短い刺がある。

アキノウナギツカミ1
アキノウナギツカミ2
 花期は6~9月。花は枝先に数個ずつつく。萼の先が紅色になる。咲き終わると花被は口を閉じてそう果を包みこむ。

アキノウナギツカミ3
参考文献:「野に咲く花」(山と渓谷社)
撮影場所はいずれも印西市内  (文・写真 K.M.)