5月頃からほぼ1年中道端や公園や庭の隅など至る所で見られるオニタビラコ(鬼田平子)の仲間ですが、意外にそれほど目につかないのがヤクシソウです。名前の由来も薬師堂のそばで最初に見つけられたからなど諸説がありますが、不明です。

ヤクシソウ(薬師草)

キク科オニタビラコ属の2年(越年)草。道端や畑地など山野の日当たりのいいところに生育。葉は互生、長さ5~10センチ、幅2~5センチで、長楕円~倒卵形。縁に低く浅い鋸歯。葉柄はなく、基部は茎を抱き、耳状に突き出る。茎はよく分枝し、高さ0.5~1.2メートル。葉と茎を切ると白い乳汁が出る。

ヤクシソウ1
  花期は9~11月。直径1.5センチの黄色の頭花が数個散房状につく。舌状花は12~13個。総苞は7~9ミリの円筒形で黒っぽい緑色。花後は頭花の下部が膨れて硬くなり下を向く。
ヤクシソウ2
ヤクシソウ3
参考文献:「野に咲く花」(山と渓谷社)
撮影場所はいずれも印西市内  (文・写真 K.M.)