シメ(鴲)は、冬鳥または留鳥(漂鳥)です。平地から山地の林、樹林の多い公園などでよく見かけます。繁殖期以外は1羽で行動するものが多いようです。いままで複数でいるのを見たことがありません。
1,シメ(スズメ目/アトリ科)
今冬、初認のシメは、低木の小枝の中に止まっていました。嘴が太く、体全体が太って見えます。冬羽は色がくすんでいます。雌雄は殆ど同色なので、その区別は目から嘴にかけての斑で行います。雄(♂)は黒くはっきりしていますが、雌(♀)は薄い褐色です。
今冬初認のシメ 2012/12/1
シメ♀ 2012/12/27
2,シメの採食
地上や樹上で草木の種子を採食します。
落ちた種子を啄むシメ♂ 2012/12/7
2012/12/10
*シメは、北ヨーロッパを除くヨーロッパでは、年間を通して見られるごく普通の鳥だそうです。
写真は、印西市内です。 (写真・文 S.S.)
(続報)
シメと他の鳥の接近写真
シメ♀とジョウビタキ♀ 2012/12/27
シメ♀とハクセキレイ 2012/12/27
シメ♂とアカハラ 2012/12/29
写真は、印西市内です。 (写真・文 S.S.)