ルリビタキ(瑠璃鶲)は、留鳥(漂鳥)です。北総地域で出合うのは冬鳥で、成鳥雄の上面の瑠璃色が美しい鳥です。樹上や地上で昆虫類や木の実などを採食します。

1,ルリビタキ成鳥♂(スズメ目/ツグミ科)  2011/1/23

   自然に近い状態の雑木林が残されている公園で出合った個体は他の鳥と違って警戒心が薄いのか、近くで撮影しても殆ど気にしませんでした。成鳥冬羽雄の上面は暗青色です。下面は白っぽく、脇は橙色です。

③ 110123ルリビタキ(草深の森)s
④ 110123ルリビタキ(草深の森)s

2,ルリビタキの若鳥♂と成鳥♀の特徴
 幾つかの野鳥に関する本を調べますとルリビタキの雌と若鳥雄の判別方法についての説明が書いてあります。でも両者の特徴の度合いは個体個体で違っていますので、違いを見分けるのは非常に難しいです。そこで幾つかルリビタキの写真を野鳥に詳しい知人に見せて、見分け方を教えてきました。小枝に止まっている後ろ姿の写真Aについては”翼角部の青味、脇腹は雌よりも濃い橙黄色なので雄の若鳥です”。また手摺りの土台に載っている写真Bについては”翼角の青味がなく、脇の橙黄色も薄いです。真剣なまなざしですが、雌特有の優しい表情もしています。”と確認できました。

 ② 100218ルリビタキ♀(北総花の丘公園C)s
      写真A 若鳥♂  2010/2/18                         
②-2 130106 (自然生態園) ♀s
            写真B 成鳥♀  2013/1/6                            
*上述しましたように本種の雄には、雌にとてもよく似た姿の若鳥がいます。最初の冬を越すのに捕食者やライバルからの攻撃を避けるために雌に似せているという説があるようです。またその他にも幾つかの仮説が考えられています。
参考:叶内拓哉写真・解説「日本の野鳥」(山と渓谷社2009/9)、日高敏隆監修「日本動物大百科4鳥類Ⅱ」(平凡社)
 
(続報) ルリビタキの羽繕い  2012/12/23
⑤ 121223 ルリビタキ(北総花の丘公園C) 羽繕い (1)s
⑤ 121223 ルリビタキ(北総花の丘公園C) 羽繕い (2)s
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)