冬、ニュータウンにある調節池を集団ねぐらとするカワウの数は千羽を超えていると思われます。そのため斜面林の樹木はカワウの糞で真っ白になります。春になると大部分はいなくなりますが2011年から営巣地となり繁殖活動が始まっています。

1,群れで行動するカワウ   

 朝、採食地の利根川・霞ヶ浦に向かって一斉にカワウが飛び立ちます。そして夕方になると隊列を作って帰還します。

① 12122カワウ(戸神防災調節池)s
                                  2012/12/21                                     
② 101209カワウの飛行隊(北総花の丘公園)s
                  2011/12/13
2,独特のポーズで枝に止まるカワウ

 体長は約80~85㌢です。オスはメスよりもやや大きく雌雄同色です。一見すると真っ黒な鳥ですが、成鳥の虹彩は鮮やかなエメラルドグリーンです。婚姻色は顔を囲む部分と腿に白い羽毛が生えます。カワウは魚食性の鳥です。

③ 091106カワウ(坂田池)s
                        2009/11/6(円内2012/12/21)                  
④ 121113水面に飛び出したカワウ(調節池)s
                2011/11/13(円内2012/11/3)

3,集団ねぐらとコロニーのある調節池  

 カワウは集団でねぐらをとる性質があり繁殖も集団で行ないます。集団繁殖地は集団営巣地(コロニー)と呼ばれます。

⑤ 111223カワウ(調節池) s
                 2011/12(円内2011/4/4)          
⑥ 120315カワウのコロニー(戸神防災調節池) s
                 2011/12/18(円内2012/3/15)

*1970年代は、繁殖地が全国でも数カ所しかなく絶滅が心配されたのですが、1990年代から各地に分散して、著しく数を増やしています。そして2007年6月1日以降には狩猟鳥となり、狩猟可能な期間と地域であれば特別な許可なく捕獲できるようになりました。時代によって保護鳥になったり狩猟対象になっているカワウです。
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)