バンは、湖沼や池、田んぼ、蓮田などのヨシ原の生える縁に生息しています。田んぼの縁で番をするということから「鷭」という字を当てたのかもしれません。植物の葉・茎・種子また水生昆虫やミミズなどの小動物を食べるようです。

1,バン(ツル目クイナ科)  

大きさはハトくらいで雌雄同色です。成鳥の特徴は虹彩と嘴と額板(ガクバン)の赤色です。また足指が長く、水草の上を歩くのに適しています。オオバンのように水掻きを持っていませんが長い首を前後に振って水面を進みます。

① 100216バン(清水口調節池)s
    2010/2/16
② 130130バン(手賀沼) s
    2013/1/30

2、バンとオオバン  2013/1/20

バンとオオバンは全身が黒く、よく似ています。また生息場所も似ていますが居場所が違います。オオバンは開けた水面で泳いでいますが、バンは警戒心が強いので、すぐに草むらなどに潜める場所に近いところにいることが多いです。両種の違いは大きさと嘴の色です。

③ 130120バンとオオバン(戸神防災調節池)s

3,バンとシマヘビ 2010/4/15

千葉市若葉区にある泉自然公園で、偶然に見たバンとシマヘビの行動です。2羽の親と思われるバンがシマヘビを追い始め、池の途中まで追って引き返しました。おそらくシマヘビを侵入者と見なし、追い出したのだと思われます。

④ ヘビを追うバン(泉自然公園) 

参考:松田道生著「日本の野鳥図鑑」ナツメ社他
写真は、印西市内と千葉市内です。  (写真・文 S.S.)