枝谷津の湿地にハンノキ(榛の木)が群生しています。見上げるとえんじ色の雄花序が数多く垂れ下がっていました。

1,春を告げるハンノキ(カバノキ科)  2013/2/12  

2~3月頃、葉に先立ち単性花を付けます。雄花序は尾状に垂れ下がり、その下部に紅紫色を帯びた楕円形の小さな雌花序が付きます。          *単性花(たんせいか);雄しべ·雌しべのいずれか一方だけをもつ花

① 130211ハンノキの開花(自然生態園)s 
② 130212ハンノキ(自然生態園)s 

2,ハンノキの樹皮・果穗・冬芽  2013/2/12

樹皮は暗灰褐色で浅い割れ目ができて剥げます。果穗は松かさ状で10月に熟します。冬芽の側芽に柄があることと柄の根元に膨らみがあるのが特徴です。

③ 130211ハンノキの樹皮(自然生態園)s 

3,水辺を好むハンノキ  2009/4/4     

湿原のような低湿地において林を形成する数少ない樹木です。ハンノキは古代から黒褐色系染料の原料、薪炭材として用いられています。また水田の畔へ一列に植栽し、稲のはざかけ(稲掛、稲架)として利用しました。

④ 090406ハンノキの群生(弁天池)s 

*ゼフィルスとよばれるシジミチョウの一種「ミドリシジミ」は、ハンノキを食樹にしています。
④-2 120728ミドリシジミ(自然生態園) s
    2012/7/28

写真は、印西市内です。 (写真・文 S.S.)