コブシ(辛夷)の白い花は、横向きに咲き、見る人の方に顔を向けてくれているようで、親しみやすいです。もうすぐそこに春が来ていることを私たちに知らせてくれる花です。

1,コブシの花(モクレン科)  

花芽は毛に覆われた厚い鱗片に包まれています。開花と同時に小型の葉が一個顔を出します。関西ではコブシによく似た花の「タムシバ」を見かけますが、この花の下には葉がありません。

① 090327コブシ(宮谷津)
      2009/3/27(円内2010/3/23)                   
② 100321コブシ(北総花の丘公園)s
                2010/3/21(円内2013/3/17)

2,コブシの樹形と葉

落葉高木で、高さは15㍍以上になります。樹皮は灰褐色で平滑です。葉は互生で、先端は短く尖ります。

③ 090329コブシの樹形と葉(北総花の丘公園)s      
      2010/3/21(円内2012/3/29)

4,コブシの果実

果実は、袋果が集まった集合果です。秋に熟しますと裂開し、赤い種子が長くのびた糸状の珠柄の先にぶら下がります。

④ 101006コブシの実(北総花の丘公園D)s

*昔の人は、農作業のタイミングを判断したり、花の向きから豊作になるか否かを占ったりしたので、「種まき桜」と呼ぶ地方もあるそうです。
写真は、印西市内です。 (写真・文 S.S.)