8月22日付の本ブログに掲載している赤松宗旦が著した「利根川図志」の中に結縁寺村の鳥瞰図に六坊の所在地が示されています。その六坊を平成15年に現地調査した記録が榎本正三著「結縁寺物語」(千葉日報社)に記載されています。その調査で坊跡の案内を務めた戸村静夫氏にお願いして、8月24日会員有志による現地確認を行いました。

1,大仙坊 (大仙坊366番地) 
130824大仙坊(結縁寺)飯岡善三所有地 文字

2,梅本坊 (大仙坊352番地) 
130824梅本坊(結縁寺)板碑入り 文字
* 平成15年の調査では梅本坊跡から2基の板碑が出土しています。現在頼政塚の供養塔左右に納められています。板碑とは板石塔婆ともいわれ仏教の塔婆の一種で、板石を用材としたものです。                 

3,山中坊 (久保下115番地)
130824山中坊(結縁寺)久保下の飯岡雅行所有地   文字

4,滝本坊 (滝谷津612番地)
130824滝本坊(結縁寺)戸村富美男所有地 文字

5,住持坊 (坪作565番地)  
130824住持坊(結縁寺)戸村富美男所有地 文字
*「のんのさま」というのは神仏に仕える人を尊敬していう言葉です。                 
6,安養坊 (外出505ノ1番地) 
130824安養坊(結縁寺)中里光男所有地 文字
*  坊とは僧侶の住居と寺院が信者のために設けた宿泊所の二つの意味があり、結縁寺の六坊は天正18年(1590)の戦火で焼失しました。
 (写真・文 S.S.)