1月から3月にかけて水の残った水田や湿地の水溜まりなどの止水域はニホンアカガエルの産卵場所となります。オタマジャクシから成体になるまでは水辺で、成体になってからは森林が生活する場所となります。田んぼとその周辺の斜面林がセットとなった谷津は大切な生息場所です。

1,生息場所となっている谷津  2012/6/3

 水が張られた田んぼと隣接している湿地とため池、周囲は斜面林です。

120603ニホンアカガエルの生息地(鴨猟の田んぼ)弁天谷津

2,土の上のニホンアカガエル  2012/6/3

   田んぼと細流の間にある草地を歩きますと小さなニホンアカガエル(亜成体)がぴょんぴょんととび跳ねます。

120603ニホンアカガエルの幼体(弁天谷津)

3,水の中のニホンアカガエル 2012/6/3 

   成体は林地の奥深くに入って過ごすのですが水辺の近くで見かけるのは体温の調整のためとも云われています。

ニホンアカガエル (1)

ニホンアカガエルの生息数が減少しています。減反などで田んぼが減ったこと、冬の間は水を抜いて土を乾かしている田んぼなどの影響で卵を産む場所が少なくなっていることが考えられます。また用水路などがコンクリートで固められていますと、そこに落ちて出られなくなって、命を落とすこともあります。*写真は、いずれも印西市内です。    (文・写真 S.S.)