疎林の林床や半日陰になる林縁にごく稀にしか見られない野草を二つ紹介します。

1,オオバノトンボソウ(ラン科) 2012/6/5

里山の疎林などにごく普通に見られるラン科の多年草。草丈30㌢~50㌢で葉は互生。写真はまだ蕾ですが6月の終わり頃から7月の初めにかけて穂状に花が咲き出します。花の形がトンボに似ています。

120607オオバノトンボソウ(北総花の丘公園) s

2,イチヤクソウ(イチヤクソウ科) 2012/6/5

葉の間から20cmほどの花茎を立て、上部に梅の花に似た白い花を2~10個つけます。花は下向きに咲きます。葉は円形または広楕円形で細鋸歯があり、根際に集まってつきます。

120605イチヤクソウ(北総花の丘公園)2s
このイチヤクソウは特殊な菌根を形成する必要があります。そのため栽培は容易でないにも拘らず、翌日見に行ったら根こそぎ盗掘にあっていました。腹立たしいかぎりです。
 *写真は、印西市内です。  (写真・文 S・S)