市内の公園にある斜面林の落葉高木のなかに特徴ある果穂が数多くぶら下がった樹木があります。カバノキ科のクマシデ(熊四手)です。ビールの原料となるホップによく似ています。

1,クマシデ(カバノキ科) 2012/6/7

 落葉広葉樹の高木で直立し、高さ15メートル、直径60センチにも達するそうです。写真のように初夏にたくさんの果穗をつり下げた姿や、秋の紅葉が目立つ樹木です。
120607クマシデの実(松崎台公園) s

2,クマシデの果穗 2012/6/7

 観察したクマシデの若い果穗は薄桃色をしていましたが、秋に熟しますと茶色になります。

120607クマシデの実(松崎台公園)2 s

2009年改訂版の千葉県レッドデータブック(植物・菌類編)によりますとクマシデは一般保護生物(D)のカテゴリーです。写真のクマシデはその生育地が公園として保護されているのでおそらく開発などによって失われることはないと思います。しかしながら自然環境の保全が公園でないと安心できないというのもおかしな話です。

*写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)