樹木をもっと知りたいと思ったら、木の葉、花、実、樹形など、その木の全ての特徴をじっくり観察することがいちばんよい。花のつくりや花の咲かせ方には、植物がその生き残りをかけたさまざまな工夫が観察できる。葉っぱで見分けるときは、葉の色や形、または葉縁の鋸葉(ギザギザ)の状態をよく観察する。

1,ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)

ヤマボウシの花の数は? → A・B・Cのどれが正しいか? 
A=1、B=4、C=20~30個

2,ヤマボウシ
120530ヤマボウシ(9北総花の丘公園C)s
白い花びらのように見えるのは総苞片で、その中心に淡黄緑色の小さな花が多数密集してつく。(答;C=20~30個)

2,葉っぱによるハナミズキ(ミズキ科ミズキ属)との見分け方

ヤマボウシの葉のふちは波打つが、ハナミズキの葉のふちはあまり波打たない。またヤマボウシ葉の裏面の脈わきに褐色の毛叢(もうそう)がある

ヤマボウシ葉裏s
    (2012/5/27 里山水系を歩くPart19、北総花の丘公園にて)

*ハナミズキは北アメリカ原産で、庭木のほか街路樹として利用されている。