取り除くことのできない、
悲しみや苦しみがあります。
苦しみは孤独なものです。
この苦しみを自分だけの
力で乗り越えるのは、困難
となり、絶望して、自ら命を絶ってしまうかもしれません
この時こそ、「苦しい時の神頼み」を忘れないでください。
慈悲である神さまは、私たちを愛のためにお造りになり
ました。ですから苦しい時には、神さまのもとに帰ればよい
のです。神さまは、帰って来るのを待っておられます。
父なる神さまは、人びとを救うために、神の子イエスさまを、
この世にお遣いになり、罪をゆるし、魂を癒やして、心に
安らぎを与え、人間の苦しみを、共に背負って、永遠の命へ
、天国へと、導こうとしておられるのです。
「イエス」とは”神はお救いになる”と言う意味です。
神さまの救いは、−時的なものではなく、霊魂からの救い、
死ぬべき肉体生命から、新しい生命へと再創造されるのです
神さまのなさり方は、神秘です。
この世は、地上天国ではありません。悲しみの道、苦しみの
道であります。それで、人間の救いが「愛」を除いて、あり得
ないことを、イエスさまの死を通して教えられました。
私たちの罪の身代わりになって、十字架の上で亡くなり、
罪がゆるされ、天国の幸福を勝ちとってくださったのです。
私たちは、この真理を無駄にしてはならないのです。
苦しみの象徴である十字架は、同時に「愛」の象徴でも
あるわけです。
マリアさまは、優しい「ロザリオの祈り」を通して、イエスさまに
導いてくださいます。私たちは、自分の努力で無理に生き方を
変えなくてもよいのです。ロザリオの祈りは、素晴らしい神さま
の贈り物です。マリアさまに悩み、苦しみをゆだねましょう。
マリアさまは、私たちの過ちが許されて、天国の幸福が得られ
るように、イエスさまに取り次いでくださいます。
マリアさまのいらっしゃる奇跡の泉にいらっしゃい。