beatmania IIDX(弐寺)アーケード風のコントローラを自作しています。
何で今更?というのは置いといて。
過去には素麺の空箱を使って弐寺コントローラを作ったりしましたが、どうしてもアーケード筐体に比べるとターンテーブルの位置と大きさなどに違和感があって、寸法をある程度合わせて作らないと納得いかないだろうなぁということで始めました。

とりあえずはアーケード用の鍵盤(照光式角形プッシュスイッチ)を入手。
2セットしか作らない予定なのに50個もロット購入しちゃった(汗
残りはオークションにでも出しますか…

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プレステインタフェースは100円ジャンクのPS1コントローラ基板を流用するとして、問題はターンテーブルの回転センサです。
PS1/PS2用のbeatmania専用コントローラではターンテーブルの裏にプラスチック製のスリット円盤が取り付けてあり、フォトインタラプタを組み合わせてロータリーエンコーダが構成されていました。

で、今回はどうしようか考えて用意したのがこれ。

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光学式インクリメンタル型ロータリーエンコーダです。ええ、まさにそのまんま回転検出専用の部品で、主軸にベアリングを内蔵しているためターンテーブルを乗っけてもスムースに回ってくれると思います。
モノは400p/r(一回転あたり400パルス)。ただし出力はA相B相の2つなので、実質の分解能は4倍の1600、角度にすると0.225度というわずかな動きを検出することが出来ます。
これをそのままコントローラに接続した場合、感度が高すぎてちょっと手を触れたりバックラッシュで誤検知する非常に扱いにくい皿が出来上がります。
そこで今回は写真のようにエンコーダとコントローラ基板の間にPICをかませてパルスの間引きとワンショット動作(2相の回転パルスを↑↓方向のボタン信号に変換する)をプログラムで行うとともに回転検出の感度を0.45度~3.6度の間で調節できるようにしました。
ちなみにIIDX専コンのスリット数がたしか50くらいなので、その分解能は360/(50*4)=1.8度ほどになっていると思います。

光学式の他に安価なロータリーエンコーダで機械式(接点式)というのもありますけどその構造上チャタリングが発生しやすく、チャタリング除去にソフト側の工夫が必要だったり微妙なスクラッチ検出でディレイが発生したりと、扱いにやや難しいところがあるのでこういったコントローラに使うのであればとにかく光学式をおすすめします。

この手の光学式エンコーダは通常1個1万円程度しますが、中国製で2000円ほどの物が入手できたの助かりました。まぁゲームに使うのなら精度も信頼性もさほど要らないですし大丈夫でしょう。

あとはMDFでコントローラの箱を作ったりアクリルを切ったりターンテーブルを作ったり、という加工が主な工作ですね。完成は当分先になりそうです。

PCで製図する前に実際の大きさを確認したかったので原寸手書きで上面図を書いてみました。
312mm×550mm×100mm。でかい。

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