A 面は激しめなヤツ、B 面は静かめなヤツを取りそろえております。 下記 YouTube で A 面 B 面ごとに聴けますので、お好きな方から聴いてみてください。 長いので飛ばし飛ばし聴いてもいいです。コメント欄に1曲ずつのリンクもつけておきました。 もし良ければYouTubeのコメント欄にでも1番気に入った気に入った曲とか書いてもらえたら嬉しい!ダメ出しコメントもありがたくお受けいたします!
最後に全然読まなくてイイですが、 メモ程度にセルフライナーノートを記しておきます。
それではどうぞお楽しみくださいませ!(万が一お気に召したらご購入ください^_^ ) ☆iTunes Store ▶ https://music.apple.com/jp/album/icell-ii/1526417819
☆試聴用YouTube(A面)▼
VIDEO ☆試聴用YouTube(B面)▼ VIDEO
☆曲目解説 by Ruy Nakayama☆ Side-A
01 Mother I (2:35)
2016 年頃に作った曲。今回のアルバムにテーマのようなものが欲しくて引っ張り出してきた。実は、当時アワセル (2011 年から活動しているオンラインユニット)でコンセプトアルバムを作ろうと考えていて、その時に苦心して出来たメロディ。 一世を風靡したゲーム『マイクラ(Minecraft )』の世界みたいに、広大な大地でひとり生きている情景を想像して作った。 メロディ自体は単純な5 音階。伴奏や演奏で好きなだけ味付けしたいと思ってのこと。
02 Thunder Rider (4:34)
2016 年とあるイベントのために組んだ仲良しロックバンドD.S.K. (同窓会もしくは独身貴族の略)のためにつくった曲。ギターはハイスクールの旧友くっしー(kush) 、ドラムは大学の若き日々からバンド(Hard Candy )で苦楽を共にしたReHit だが、今回レコーディングはできず彼のプレイにインスピレーションを受けた打ち込みとなっている。 つい先日アジアロードレース選手権に出場するバイクレーシングチーム"Victor Racing "のスタッフの耳に留まり、レース動画などのBGMに採用して頂いた!実は何となく車のCM をイメージして作曲したのだが、タイトルが『ライダー』というご縁もあったのだろう。ちなみに『サンダー』とは曲の冒頭と最後に入っているカミナリのようなドラムフレーズからヒントを得たもの。
03 Force to the Light (3:30)
6歳の娘と共に制作されたRPG『みんなクエスト 』で世間を賑わせたわ〜さんP による シューティングゲーム『EXEXE 』に提供したBGMのリメイク。『みんなクエスト』の時も色んな曲を作らせて頂いたが、この曲は高校生の頃やっていたRPG『ロマンシング・サガ 』とかの影響もあるのだろうか?プロレス好き悪友の影響もあって?当時、 様式美的ハードロックみたいな曲ばっか作っていたことを思い出す。もちろん中学生の時に洋楽に目覚めるきっかけとなったDeep PurpleのBURNからの影響は隠し得ない。 アナログシンセの速弾き部分は、フレーズもさることながら音色作りを大いに悩み何度も弾き直した。今回リメイクにあたり、せっかくなので生ドラムをTomoyasu Ida 氏に依頼。自宅のスタジオで苦心しながら録って頂いた。ギターは悪友Ayumour 氏。相変わらず細かいことは伝えずに期待以上のプレイをして頂いた。『EXEXE』はオープニングやエンディング曲も大変気に入っているが、収録時間の都合で今回は見送った。ぜひゲームで体験して頂きたい!
04 オトナビーム (2:37)
頭の2小節くらいのピアノによるスケッチがパソコンの奥底に眠っ
ていた1曲。多分新しいバンドでやりたかったのだろう。その昔大好きだったKANさんのライヴをたまたまテレビで観てたら、僕が知らない新曲をやっていて、イントロが恐ろしく格好良かった。パクリ疑惑浮上(汗)。まあリスペクトということで!最初の2小節以降は自分お得意の感じで進めていった。前曲を生演奏にこだわったので、この曲はあえて全部打ち込みにこだわった。8bitのファミコン風アルペジオに超生音ドラム風打ち込みという組み合わせが気に入っている。ちなみにふと友達ドラマー(ひでこちゃん)に演奏をお願いしたらふたつ返事でお断りされたwプログレっぽい遊びをちと入れすぎたか(汗)05 夏風 (4:01) 2019年夏の作品。人生で初めて沖縄に上陸したんだけども、
移住したいくらい素晴らしく、その想いを曲にしてみた。9月生まれだからか?夏の風が大好きで。確か梅雨の時に梅雨明けてほしいな〜と想って作ってた記憶がある。前半のエレピソロと後半のメロトロンのソロが気に入っている。 06 Cloudy (4:11)実際やらなかったけど、2曲目で話題にしたD.S.K.というバンドのために書いたと記憶している。メロディのスケールとか僕には珍しいフュージョンというようなジャンルっぽいだろうか。分類するとしたらね。ヒップホップ的な?生ドラムサンプリングをループしてオルガンソロを弾くというのはMMWのジョン・メデスキーみたいでずっと憧れている。07 SAVE (3:52) 2014年、Kazma tamaki 氏がNOTEで企画したチャリティーアルバム『SAVE 』の告知用BGMとして制作したものをリメイク。アワセルも参加したが、35組の様々なジャンルのアーティストが集結した、ステキな企画であった。せっかくなので、Kazma氏にちょこっとギターを弾いて頂いた。ジャンルが違うのでちょっと戸惑っておられたが、アワセルサポートでも聴かせてくれた情熱的なギターを披露している。曲は3部構成的でプログレっぽいフレーズも出てくる。08 Fantasista (6:19) これもD.S.K.のためのデモからリメイク。変拍子エレクトロという新ジャンルを確立したかったのだろう。今回アルバム用に膨らませてみた。曲想はタイトル通り。当時YouTubeでサッカー動画(神ゴール集みたいなやつw)をよく観ていて、そこで流れる曲はオシャレでかっこよかったので、それをイメージした。今回のアルバム全体に渡って言えるが、メインメロディはなるべく自分をもっとも表現できる20年来の付き合いKORG Mono/Poly(アナログシンセ)を使用している。いつもはロジックのソフト音源を使用するようなパッドとかも味のあるMono/Polyを使ってみた。チューニングが大変だったが…。09 Achoooo the Dragon (4:39) またしてもD.S.K.ですみません(汗)。2016年の作品。これはちゃんとライヴで演奏された(ライヴの動画はこちら )。ギターはもちろんクッシー 。間奏の即興部分では今回3曲目でも活躍して頂いたTomoyasu Ida っちの自宅スタジオ録音をノンエフェクトでお届け!いい音である。そしてこの曲はスペシャルゲストで元ButterflyKissのMitsuko 姫が声の出演をしている。格闘ゲームの女性キャラみたいに…と注文した憶えが。僕昔からジャッキー・チェンが好きなんだけど、当時やっとブルース・リーの魅力が分かって、その影響も垣間見えるような曲想である。ピアノソロはまさにDon't Think...Feeeeel‼︎(汗)Side-B 10 Mother II (2:55) アルバムのテーマ曲バージョンII。くっしー は吐息が入ってしまうからエレアコで録りたがっていたが、無理を言って生ギターを録音してもらった。吐息入らないようにするためにマイクの向きとかマスクしたらとか上を向いて息しろとか、はたまた鼻じゃなくて口で息してとか音楽以外の打ち合わせが多かった。それとまわりの部屋がみんな在宅勤務になってしまい、昼間に生音を出すことに気が引けたらしい(汗)ちなみにくっしーとは20年以上前にN.K.というユニットを組んで4トラックで日夜レコーディングをしていた。ある意味N.K.の新曲とも言えるのでは。11 Dedication (2:24) 2016年3月10日…僕の永遠のヒーロー、キース・エマーソンが没した。彼に捧げたピアノ小品。もし少しでもこの曲が良いと思って頂けたのであれば、彼のピアノアルバム『Emerson plays Emerson 』を聴いてみてください。12 Solitude (4:56) Dedicationと同じくキースに捧げた曲。ピアノ独奏のために作ったが、その後バンドで演奏してみたバージョン。ドラムはTomoyasu Ida 。わりと普段彼がやっている音楽に近いのか、ピアノと一緒に歌ってくれている。ちなみにIda家の自宅にはステキな地下スタジオがあり、1Fのホームバー的キッチンでステキな奥様のおもてなしを受けてのほろ酔い(泥酔?汗)セッションができるwベースは名曲オプシディアンの憂鬱 からそろそろ15年来の付き合いになるSion Shinohara 。映画『めぐる 』で一緒にサントラを作った男だ。いま新しいバンド始動について話し合っている。13 Night Swim (5:00) 17曲目(そらのさんぽ)を作るときに一緒にできた曲。こちらはちょっとイメージが合わずお蔵入りした。なんとなく夜ひとりで泳いでいるような情景が浮かんで気に入っていたが、短かったので中間に変拍子なソロを挟み込み1曲に仕上げてみた。自由に海原を泳ぐように…14 Decision (5:00) RPG『みんなクエスト 』1,2ともに登場するBGM。2では「ゆうこの決断」と名づけられた。悲しいイベントの度に使用して頂いた。ゲームBGMは容量を考えてなるべく短いものをループさせるのだが、この曲はリメイクにあたり、 広げ甲斐があった。オリジナルではシンセストリングスとフルートサンプリングの音を使ったが、今回はメロトロンとアナログシンセで弾き直した。 15 この森をぬけたら (1:43) とあるライブで弾いた即興がうまくいった(感触があった)ので、それを記憶でカバーしたものを今回耳コピして演奏したもの。なかなか考え抜いても出てこなそうなフレーズが満載で気に入っている。最後まで良いタイトルが浮かばず、Impromptu(即興曲)というタイトルを付けていた。16 White Room (9:45) 僕は基本ロックの人間で、プログレッシヴ・ロックが好きで、このようなミニマル・ミュージックに触れる機会もある。自分にはこういう才能はないかもしれないけど、ものは試しで一度作ってみよう…と想ったのだと想う。これもパソコンに眠っていた1曲。こういった類の音楽は音響がとても大事だと想うが、僕にはその才能がないので、あえてほぼノー編集でお届けする。その危うさもまた僕らしいのではないかという意味で…。曲は長いトンネルを抜けて白い部屋へ到着する。このトンネルをイントロとして捉えて良ければ、イントロ8分01秒の大作である。 17 A Little Dance 〜そらのさんぽ〜 (1:20)
僕のアイコンやアワセルグッズのイラストを描いてもらっているルナさん(
SuFuLu )のねこイラスト動画『
SuFuLu Nyan Movie 』に提供させてもらった曲。
ルナさんとはネコ仲間でもある。短いピアノ小品だがとても気に入っている。
18 Mother III (3:19) バージョン3。今回のアルバムはいろいろな楽器を使ったインスト集だが、最後に声という楽器をメインにした楽曲をお届けする。冒頭でこの曲の経緯を書いたが、そのアワセルヴォーカリストTKB氏にお越し頂き、伏線は回収。久々の生声録音。本来のアルバム構想では歌詞を入れて唄ってもらう予定だったが、今回のアルバムではあえてハミングで…多少やりづらかったとも想うが、美声は頂いた。 ということで、長々と失礼しました(汗)
もしよろしければiTunes Storeなどでもご覧ください!
https://music.apple.com/jp/album/icell-ii/1526417819