2007年07月17日

教員免許の規制緩和?4

6df391bb.JPG 前記事で、我がマンション内に、子ども会を創設したことを述べた。
 そして、管理組合理事、兼、町内会役員のなかで、お子さん(小学生)のいらっしゃる方は、自動的に子ども会の世話役にもなることにもふれた。


 この、理事、兼、役員のなかに、独身者でお母さんと同居している方がいらした。話し合いにも積極的に参加し、すすんで仕事も引き受けてくださる方だった。

 この方が(Aさんとしよう。)、子ども会創設を決めた後、ほんの数人残って雑談をしていたら、
「わたしも、やりましょう。」
とおっしゃった。

 わたしはびっくりして、
「ええっ。それはありがたいが、・・・、いいですよ。・・・、こう言っては何だが、Aさんはお子さんがいらっしゃらないでしょう。そのようなご迷惑、ご負担をおかけするわけにはいかない。それに、会社も忙しそうではないですか。」

 他の方も、
「率直に言って、ここにいる皆さんは、勤めがありますから、だいたいふだんは、奥様方が世話をされると思うのですよ。でも、Aさんのお母さんにお願いするというわけにはいかないでしょう。」
「そうですよ。・・・。それに、子ども会を創設する話は、すでに、マンション内に知れわたっていて、役員でない方のなかにも、『世話役をやってもいいですよ。』と言ってくれる方はいらっしゃるのです。ですから、大丈夫ですよ。」


 でも、Aさんがおっしゃるには、
○ 子どもが好きであること。子ども会を創設する話があったときから、『世話をさせてもらいたいなあ。』という気持ちは強かったこと。
○ 仕事があるときはもちろんできないが、平日に休みもあるし、できるときやるというかたちでよければ、ぜひやりたいと思っていること。
とのことだった。
 
 そう言えば、折々、Aさんと話す機会はあったが、『ほんとうは学校の先生になりたかったが、諸事情、なりゆきで、会社勤めになってしまったこと』などはうかがったことがあった。だから、わたしの学級担任としての話などは、すすんで聞きたがったし、わたしも、聞いてくれるものだから、得意になってしゃべっていたこともあった。


 そんなわけで、世話役をお願いすることにした。


 Aさんは、役員、兼、理事を終えてからも、子ども会の世話は引き続きやられた。

 そして、数年後、結婚された。そのときは、マンションのなかで、ささやかなお祝いの宴を催した。

 わたしども家族が現住所に引っ越したあと、風の便りに、『元気な赤ちゃんの誕生』も聞いた。



 2つ目の事例

 5年生を担任していたとき、工場見学に行った。

 その工場では、課長さんが子ども向けにいろいろ説明してくださった。

 その説明が、明らかに、いつも聞きなれている説明と違っていた。
 子どもに語りかけるような調子で、子どもに分かる言葉で、身振り手振りもまじえ、表情豊かに話してくれた。
 子どもも吸い込まれるような感じで、話に耳を傾けていた。

 移動のときは、子どもと楽しそうに交歓しながら、動いていた。だから、子どもも、課長さんの注意をよく聞いた。

 わたしは、感謝の言葉とともに、語りかけた。
「すごいですね。子どもの心を見事につかんでいますよ。まるで、プロの先生のようですね。」

 この方も、自分の子ども時代の夢は、学校の先生になることだったとおっしゃった。




 話は、大きく変わる。

 この、Aさん、また、課長さんのような方が、全国にどのくらいいらっしゃるか、それは分からない。

 しかし、あれから、時代はすすみ、今は規制緩和の時代となった。社会人としての実績、意欲があれば、教員免許状がなくても、教員になれる時代となった。

 また、これは、すでに記事にしたことがあるが、我が地域では、教員採用にあたって、年齢制限も撤廃した。そして、50歳代の方が採用になったケースもあると聞く。

上記、Aさん、課長さんが、どんどん、教員になっていける時代が、すぐ目の前にやってきたと言えよう。

民間人の息吹を、ぜひ、教育界に反映させてもらえればと思う。



 さて、最後に、・・・、ごめんなさい。
 
 民間歴のあるわたしが、以下のようなことを言うのは、我田引水、自画自賛、まことにおこがましいことで恐縮してしまうが、・・・、

 わたしのようなものに対し、『広い視野、常識にとらわれない思考、志向など』おしゃってくださる方は少なくない。


 


 さて、以下、2つの事例は、そういうことを言いたくて記事にしたものではないが、かかわると思うので、よろしければご覧いただきたい。

    11月20日  前例主義あれこれ    
    12月17日  初任研は大丈夫か


 また、次は、本記事の趣旨とは、ずれるが、『学校事務職を管理職に登用したらどうか。』という記事である。今、我が地域では、現実に行われている。

    1月5日    民間人校長を迎える前に


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 それにしても、不思議なことがあります。


 わたしは、民間人の教員登用は賛成です。
 そして、これは、社会人としての経験、識見を、教育界に生かしてほしいとするもので、教職課程の履修は、なくてもいいとしているわけです。

 こういう方には、採用後、特別免許状を授与するとしています。規制緩和としての特別免許状。

 それに対し、教員免許更新制もスタートすることになりました。これは、規制を強めようとするもの。

 どう、整合性をつけるのでしょう。

 今回、いろいろな方のブログを読ませていただきました。わたし同様、矛盾を感じている人は多いようです。いえ。法律そのものも、幾重にも矛盾を抱え込んでいるようですし、不明な点も数々あるようです。

 今後、注視していきたいと思います。


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1. 生活010  [ お役立ち情報館 cocolog-079 ]   2007年07月21日 00:57
退職日をのばした場合の退職願い・・・付けでの退職願を提出しました。しかし上司から

この記事へのコメント

1. Posted by ダイ   2007年07月18日 02:33
>そして、これは、社会人としての経験、識見を、教育界に生かしてほしいとするもので、教職課程の履修は、なくてもいいとしているわけです。
こういう方には、採用後、特別免許状を授与するとしています。規制緩和としての特別免許状。
それに対し、教員免許更新制もスタートすることになりました。これは、規制を強めようとするもの。
どう、整合性をつけるのでしょう。


民間登用は門戸を広げるという意味で
そして更新制に関しては
免許を取ったら取りっぱなしにはしないという
メンテナンスの必要を感じてという意味だと理解しています。
(これは過去にも書いたことですが)

この2つは上のように考えると整合性は取れていると思うのですが
どのへんが整合性が取れていないと思われますか?
非常に興味深いです。
2. Posted by toshi   2007年07月19日 10:31
 ダイさん
 あなたは、以前も、この問題でコメントを入れてきましたね。
 そのとき、わたしの記事やコメントを誤解したうえで、執拗に議論を吹っかけてきたのでした。今回まともにお答えしても、また、同じことの繰り返しになるでしょう。
 他にもいろいろありますが、そんなわけで、あなたとの議論は不毛になると思われます。これをもって、終わりとしましょう。あしからず、ご了承ください。
 あわせて、今後、コメントなどを入れられたときは、削除させていただく場合もあることを、ご了承ください。

 まずろさん
 いただいたコメントを削除させていただきました。
 下記、URLで分かるとおり、あなたも、前回、わたしの記事とコメントを幾重にも誤解したうえで、コメントを入れています。それに対し、お返事を差し上げたところ、
《慌ててのおせっかいでしたが、きちんと説明いただきありがとうございました。部分的に難解なところは感じましたが、それは私が勉強不足のせいなのでしょう。どうもありがとうございました。》
との再コメントをいただいています。もうむしかえす必要もないでしょう。そこで、削除させていただきました。

http://blog.livedoor.jp/rve83253/archives/932020.html#comments

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