2009年04月25日

ブロガー冥利に尽きる。5

4bd21777.JPG 拙ブログを運営するに当たり、何回か使わせていただいた言葉。

 『ブロガー冥利に尽きる。』


 今回もそれを実感させていただいた。

 つい最近、たて続けに3人の方から、コメントやメールをいただいたのだ。


 ほんとうにうれしかった。ありがたかった。心にジーンとしみた。



 一つ目は、

 前記事『ご心配いただき、ありがとうございました。』に対し、中国現地校でご活躍のkawaさんから、次のようなコメントをいただいた。ここに再掲させていただく。


 (toshi)先生のブログを読み続けることで私の何かが変わったのだと思いますが、今年指導した学生が2人、スピーチコンテストの副賞で日本に行くことが決まりました。(全国で5人のうちの2人です)本人たちも初めての日本ですからちょっと舞い上がっているようですが、他の学生にもいいカンフル剤となったようで、少しずつ活気付いてきました。
本当にありがとうございました。

 
 あの広い中国で、5人中2人が賞をいただくとは・・・、すごいことだね。kawa先生の指導力のすばらしさを感じる。

 きっと、ご指導を受けている学生さんは、初めての日本ですばらしい体験をされることだろう。


 それにしても、『(toshi)先生のブログを読み続けることで私の何かが変わったのだと思いますが、〜。』には、恐れ入る。

 そうおっしゃっていただいて、ただただ感謝の思いだが、実際問題としてはそのようなことはなかろう。

 まったく、これは、kawaさんのご努力、ご指導の賜物であろうと思う。



 うれしい二件目。

 以前から拙ブログをご愛読くださるAさんから、次のようなお言葉をいただいた。

 Aさんは、小学生のお子さんの保護者である。いただいたメールは以下の通り。


 息子のクラスの(PTA)役員に立候補し、役員になりました。初懇談会で決定しました。〜。

 少しでもこの学年を良くしていくお手伝いができれば、また先生と保護者との橋渡し役になれればと思います。

 toshi先生のブログに出会わなければ、間違いなく、くじに当たるまでは、役員を立候補するなんて、思いもしなかったことでしょう。

 これは、toshi先生に感謝しなければなりません、本当にありがとうございました。



 このようにおっしゃっていただいて、それは確かにうれしいけれど、でも、これもいただいたメールをもとに推測すれば、

 お子さんの学校は、今、大きな変貌を遂げつつあるようだ。

 また、お仲間といっていい方と一緒に役員ができるようになったとのことで、

 そうしたAさんを取り巻く環境が大きく変わったことにより、Aさん自身のやる気が引き出されたということだろう。



 そして、三件目。

 ある中学校の30代教員とおっしゃる方である。


 いつも拝見しながら、うなづいたり、反省したり・・・
私もtoshi先生に指導してもらえたらどんなにいいかといつも思っています。
 ブログを読んで、指導されているつもりでがんばります!



 うううん。

 うなってしまった。

 何ともいえない感動だ。


 わたしはもちろん、小学校のことしか分からないから、小学校のことばかり書いているし、

 小学校と中学校は、いろいろな点で異なるから、どのくらい参考になる点があるのか、『あまりないのではないかなあ。』と、日ごろ思っていたし、

 時には、中学校批判を繰り広げることもあるし、


 それなのに、このようにおっしゃっていただける幸せを、強く感じることができた。



 以上、三名とも、ご自身の努力、意欲、意識など、それが大きいのだと思うが、

 でも、『わたしのおかげ』とか、『わたしの指導を受けたい。』とか思ってくださる方がいらっしゃるという、そのことは事実であるわけで、これはもう、ただただありがたい思いで、いっぱいになった。

 まさに、本記事標題のとおり、『ブロガー冥利に尽きる。』


 しかし、今回の『ブロガー冥利』は、これまで言ってきたそれとは、基本的に違う点がある。

 それは・・・、いつかのしょうさんの記事からいただいた言葉を使わせていただくと、

 『拙記事が、ブログをつきぬけ、リアルへ』となるだろうか。


 ブログがここまでの影響力をもつということ。自分がやっていることなので、いささか、我田引水、自画自賛の趣きがないわけではないが、『すごいなあ。』と、あらためて、認識させていただいた。



 だって、リアル社会なら、まだ分かるのだ。

 たとえば、

 わたしが担当した初任者は、今年で12名となる。

 初年度担当した初任者は、もう、教職5年目を迎えたわけだ。


 この4月、おもしろいことがあった。

 過去、ともに同一の職場で授業研究等に励んだ後輩が、わたしの初任者指導1年目の学校に、校長として着任した。

 当時担当していた初任者2名は、ともに、今もその学校に勤務している。

「いやあ。2人ともすばらしい実践力ですよ。もう、中堅ですね。学校を引っ張ってくれています。」


 この初任者指導のように、

 一年間、四六時中顔をつき合わせているのであれば、それは、変容も遂げようというものだ。成長もしよう。


 いや。いや。ごめんなさい。

 リアル社会だって、変容にしろ成長にしろ、そんなに簡単ではないよね。やはり、当人の努力が一番なのであろう。

 それにしても、わたしにしてみれば、成果も課題もたちどころに分かる。それに、子どもとのふれあいもある。



 その点、ブログって、文字づらだけだものね。

 いくら、コメントやメールをいただいたりしても、やはり、それも文字づら。

 そして、面識はない。リアル社会的な意味合いでのふれあいもない。


 ねえ。仮にまちで出会ったとしても・・・、それは、神のみぞ知る。


 そうした関係のなかでも、このようにおっしゃっていただける。


 今、その幸せ感でいっぱいだ。

 そして、この、ブログが与えてくれた、『神のみぞ知る』世界を大切にしたいと思う。


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 ブログ、ネット、ウェブ社会など、など。

 これらがどうこれからの社会を変革させていくか、それは、梅田望夫氏の著書、『ウェブ進化論』にくわしく載っています。おすすめです。

 ・不特定多数無限大の「知」の集積

 ・総表現社会

 そういう言葉が踊ります。


 わたしは、この本に大きな感銘を受けました。そして、ブログをやることに、生きがいを感じるようになりました。

 本記事は、その、生きがいにかかわることで、一つの回答をいただいたような思いで、書かせていただきました。


 もう一つ。本記事にかかわることを、学級経営の面から書かせていただいたことがあります。

    美しき誤解を!

 これは、まったくリアル社会でのできごとです。

 今日の記事は別に『誤解』というわけではないのですが、記事の趣旨はかなり共通していますので、よろしければごらんください。

rve83253 at 07:34│Comments(2)TrackBack(0)エッセイ | ブログ、ネット

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この記事へのコメント

1. Posted by しょう   2009年04月26日 00:02
 しょうです。こんばんは。

 なるほど、まさにブロガー冥利につきる体験ですね。
 一冊の本や一人の著者との出会いが自らの人生を大きく変えることはありうることです。私自身もそのような体験をしました。(出会った著者はサルトル、竹内芳郎でしたが・・・)

 同じように、一つのブログ、一人のブロガーとの「出会い」が人生を大きく変えることもありうるでしょうね。

 確かに上記記事でも述べておられるように、「出会い」を自己変革につなげられるかどうかは本人しだいですが、そのような「出会い」を感じさせるようなブログはそうそうないでしょうね。

>『拙記事が、ブログをつきぬけ、リアルへ』となるだろうか。

 toshiさんの記事は強い「想い」だけでなく具体的でリアルな実践に関わる発信が数多く、日々の指導に際して意識しておられる読者も多いでしょう。

>少しでもこの学年を良くしていくお手伝いができれば、また先生と保護者との橋渡し役になれればと思います

 PTA役員に立候補された上記保護者のメールはtoshiさんのブログ記事が現場教職員と保護者とを信頼でつなぐ役割をも果たしていることを証していますね。

 私も学べることがたいへん多いです。今後ともよろしくお願いします。 
2. Posted by toshi   2009年04月27日 08:10
しょうさん

《一冊の本や一人の著者との出会いが自らの人生を大きく変えることはありうることです。》
 そうですね。わたしもそういう経験を何度もしています。そして、ブログもその役割を果たすことができるということで、
 今回は、自分ごとなので、面映い気持ちはありますが、ある種、感銘を受けました。
 もう一つ。コメントをいただけることが大きいですね。そういうお声をいただいたことによって、わたしも、新たな自覚が生まれています。

《toshiさんの記事は強い「想い」だけでなく具体的でリアルな実践に関わる発信が数多く、日々の指導に際して意識しておられる読者も多いでしょう。》
 ありがとうございます。学級だより、学校だよりを出していたときもそうでしたが、やはり、
・物事を肯定的に受け止めること。
・否定的な物事についても、その中から肯定できる部分を探すこと。
・そして、具体的に書かせていただくことが、
大事ではないかと考えています。

 なお、大阪府知事の件にかんしては、教育以外でしたら、評価できる部分もたくさんあります。しかし、それを書くと、論旨がおかしくなりそうで、今のところは否定的な部分しかとり上げておりません。
 すみません。思いが一貫していませんね。

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