2006年03月05日

保健室登校(1)4

83036f69.JPG わたしが在職した学校において、基本的には、不登校児童はいなかった。

 基本的にと申し上げたのは、例外もあるからだ。

 たとえば、転入児童のなかに、前の学校で不登校だったため、『引き続きわたしの学校でも。』というのはあったし、2・3か月の不登校の末に卒業したという例もあったので、あえてそう申し上げた。
 
 しかし、これらの例に対しても、自分としては、管理職として、誠心誠意努力したつもりである。

 わたしは、これから、不定期ではあるが、不登校問題も含めて、この保健室登校をとり上げていきたい。
 

 もう一つ。今は、29歳になる次女だが、中学生当時、一時、保健室登校傾向になったことがあった。このブログに掲載することについて、次女の了解も得ているので、これについても、親の立場から記述していきたいと思う。親としての反省もあった。

 
 さて、わたしは、校長として、教職員に次のような話をしたことがある。

 「常々お話しようと思っていたのですが、わたしは教職員の皆さんに感謝したいことがあるのです。それは、本校には不登校児童がここのところずっといないということです。それも、ただいないだけではありません。

 ここ数ヶ月で、前の学校で保健室登校だった子が1名、不登校だった子が2名、転入してきました。しかし、保健室登校だった子は、今、元気に教室に通えています。先日この方のおばあさんから、『とても学校が楽しいようで、感謝しています。友達同士がとても仲がいいようですね。』と、ご挨拶いただきました。

 また、不登校だった2名ですが、そのうちの1名は、今はふつうに教室に通えていますね。これも、『友人関係もよく、毎日がとても楽しそうだ。』と、担任が言っていました。

 もう1名は、皆さんがご承知のように、保健室登校でもあり、校長室登校でもあり、用務員室登校、ああ、そうだ。職員室登校でもありますね。この子は、前の学校では、3年間以上不登校だったという子です。わたしが教職員の皆さんに感謝したいと言うのはこのことです。

 教職員の皆さんがまとまっていること。それはどう対応したら、この子たちがより楽しく学校に来られるか、また逆に、あるがままでいいわけでもないのですから、きびしくすべきはどこまでか。社会性を養うとか、しつけの点での悩みや試行錯誤も多いだろうと思います。そういうとき、教職員のまとまりは功を奏しますね。連携をとりやすい。たとえば、『今日、Aちゃんにこう対応したの。Aちゃんはこんな様子だったから、フォローをお願いね。』などとも言いやすいわけですね。

 もとより不登校の原因はいろいろです。いくらうちの教職員がいいからと言って、100パーセント大丈夫などと言う気はありません。でも、現段階では、すばらしい結果を得ている。それは確かです。

 それで、わたしが一番教職員の皆さんの対応に感じることは、『子どもへの愛情』です。包容力というかね。そういったものを、たとえ叱っている場面でも感じます。

 それがなかなか子どもに伝わらない場面も見ていますけれども。昨日もね、A先生が、Bちゃんをきびしく叱っている場面を見ました。そして、Bちゃんは、『もう家に帰る。』って言って帰っちゃいましたけれど、今日は、ちゃんと来ていましたね。そして、口では、『ごめんなさい。』とは言いませんが、A先生に対し、何ともいえない態度でした。態度に、『ごめんなさい。』がにじみ出ていましたよ。それを見て、『ああ。いいな。心と心はちゃんとつながっているな。』と思いました。そうしたすべてを含めて、感謝しています。

 それと忘れてはいけないこと。それは、こうした子たちを包みこむ友人関係と言いますかね。担任が学級集団を見事に鍛え上げている。『教室に来ないからいいや。』でなくて、何かきっかけがあると、教室に誘い込もうとする学級の子たちがいる。その子たちがまた、決して無理しない。『ああ、何とすばらしい子どもたちだ。』と思いますよ。

 ですから、不登校、保健室登校問題は、すべての子どもたちの問題だということも感じるのです。不登校、保健室登校問題を通して、本校の児童の心が育てられていることについても、教職員の皆さんに感謝しています。」

 以上で話は終わる。

 こういうときの、校長の役目は何か。

 基本的には何もしていない。まあ、校長室登校になったときは、それは相手をするし、とりとめのない話をするのだが、あと、たまに、保護者が相談に来ることもあるが、そんな程度のことしかしていない。

 あとは、まあ、上記の、校長の話ではないが、教職員のしていることを、意味づけたり価値づけたりするくらいのことだ。

 
 さあ、次回からは具体編に入る。


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rve83253 at 15:39│Comments(27)TrackBack(0)保健室登校 | 学校経営

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この記事へのコメント

1. Posted by せい   2006年03月05日 18:53
うちのクラスには、入学当初からそういう状態の児童がいます。
最初の出会いでは口も聞いてくれなかったその子も、今では私が訪ねるのを楽しみにしてくれているようです。
(担任なのに訪ねるというのも変な感じですが…^^;)
でも、その子が教室に戻れる目途はまだたちません。
これまでの色々な要因が絡み合った結果の今の状況なので、
今後も何年というスパンでの取り組みが必要だと感じています。

私自身、かつてはそういう子どもの一人だったので、
教育に対する気持ちの原点には、保健室登校のこともあるのかなと思います。
お話の続き、楽しみにしています。
2. Posted by 大山虎竜   2006年03月05日 21:54
本当に素敵な学校ですね。
職員室に雰囲気や会話がその学校の
教育力のバロメータだと思います。
前向きに考え、
子どもに寄り添う会話に満ちている職員室は、子どもにとっても居心地いい学校ということだと思います。
本当にtoshi校長先生は、素敵な校長先生ですね。
だから、若手教員の育成に関わられているのですね。
3. Posted by nissy   2006年03月05日 23:52
私は福祉の世界で6年間過ごしてきました。4月からの初任者ではありますが、教育と福祉が切れ目なくつながることをひとつの理想と考えています。福祉とは「幸せ」と私は考えます。toshi先生のお話に出てくる子ども達のように、まず、学校に来ることが楽しくなることが学ぶ上での大前提と思います。まなび、変わっていく為に、福祉での経験を生かすことが、自分の使命であると信じ、接していきます。最近は、4月から一人でひとつの学級をということに不安を感じていましたが、教師こそ信頼しあい、連携をとれれば、一人で背負わず力をあわせてとも考えられますよね。その為にはまず自分の出来る努力をしっかりとしていきます!!
4. Posted by アロマぽっと   2006年03月06日 06:10
理想的な学校ですね。
不登校になっているお子さんを何人も知っていますが、「家庭での親子関係を見直すよう」言われるだけのようです。確かにそういうケースも多々ありますが、だとしたらなお更にそのことを責めるだけではなく、その家庭に寄り添って欲しいものです。
昨年4月に入学して6月に学校に行けなくなったお子さんは、1年生にして担任の先生のやり方に疑問を持ってしまったようです。先生がそろばんをかしゃかしゃやりながらリズムで「2+3=、3+4=、5+4=・・」答えさせられたそうです。ひらがなもすでに書く事のできるひらがな一字を何ページも書かせられたそうです。もともと考えて学習することが大好きだった彼女は、あまりの強制される授業にうんざりしたようです。両親揃って、学校に相談に行かれたのですが「他の子ができることができないのは、家庭に問題があるからです」と責められてしまったそうです。(続く)
5. Posted by アロマぽっと   2006年03月06日 06:31
(続き)その子の家族とは、10年以上家族ぐるみでお付き合いさせてもらっているのでよく知っているのですが、ご両親とも、子どもの心の声を聴ける素晴らしい人たちです。学校側に自分達の思いが伝わらず落ち込んでいた時期もありましたが、今は「この子を通していろいろ学ばせてもらっているのよ」と前向き考えているようです。
三人姉妹の三番目でとても利発なお嬢さんです。もともとひまわりの種や草花の種をとってきて画用紙にはって、数を比べたり、買い物をした時は、買ったものの値段をメモして計算してみたり、誰にも言われなくても自分で課題を探せる子でした。今は、こだま先生のお絵描き問題などに取り組んでいるので学力の心配はないようです。学校と家庭と両輪で彼女に寄り添って考えていって欲しいと願ってしまいます。
6. Posted by スモッカ   2006年03月06日 11:02
小学校の時、生徒だけでなく、担任からも
悪口言われていじめられた事がありました。

親が積極的に学校に掛け合ってくれたようですが、
あんまり効果は無かったのかもしれません。
先生がイジメをあおるような感じでしたし。

そういう事もあり、学校は行きたくなかったの
ですが、親が怒るので無理して行きました。
保健室に行く事は考えもしなかったですね。

しかしまぁ今となっては行って良かったような
気がします。おかげで弱い立場にいても負けない
気持ちの強さが身についたと思います。

学校に行かなきゃ済むと思わないで、問題に
立ち向かえる気持ちを育み、学校や保護者が
そういう環境をつくる事が必要だと思います。

7. Posted by venus_san   2006年03月06日 11:48
5 こんにちは、お邪魔します。
何処の学校でも配慮の足らない先生や、
いじめが原因で学校へ行きたくない
子供がいるのでしょうね。
でも管理人さんの学校は違っていた...
ノウハウを共有出来たらこんなに
嬉しい事はないですね。

期待しております。
8. Posted by 教心ネット   2006年03月06日 16:39
管理人様

 初めまして。教育と心理学のページ「教心ネット」の管理人です。ブログを拝見させていただきました。学校の置かれている立場は、なかなか大変だと思います。題名からも教育について熱心な思いをもっていらっしゃることが良く伝わってきます。当サイト教心ネットも同じような重いから立ち上げました。
 さてこのたびは、相互リンクをしていただきたいと思いご連絡させていただきました。貴ブログは当サイトトップページ下厳選リンク集にリンク済みです。お手数ではありますが、リンクをしていただけたら幸いです。
9. Posted by 教心ネット   2006年03月06日 16:40
 今年3月教心ネットが本「誰も教えてくれない教育のホントがよくわかる本」になりました。重ねてご連絡させていただきます。また、学校心理学ウェブリングも主宰しておりますので興味があればご参加のご検討宜しくお願いいたします。
 それでは失礼いたします。

誰も教えてくれない教育のホントがよくわかる本について
http://www.kyo-sin.net/edubooks.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
教心ネット
http://www.kyo-sin.net/
kyo-sin@mail.goo.ne.jp
学校心理学ウェブリング説明・参加について
http://www.kyo-sin.net/webring.htm
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10. Posted by toshi   2006年03月06日 20:50
せい先生
 入学当初からと言うのは、驚きました。先生のご努力のほどが痛いほど伝わってきます。
 とは言いながら、わたしにはその経験がありません。
 わたしはもう退職した者ではありますが、これから折にふれて、このブログで、状況等を教えていただけたらありがたく存じます。
 ただし無理のない範囲でけっこうですし、もし掲載が無理なら、それはそれでかまいませんので、どうぞ、よろしくお願いします。
11. Posted by toshi   2006年03月06日 20:55
大山虎竜先生
 ありがとうございます。
 内情はいろいろです。やはり、不登校児に対しての対応では、いくら共通理解を図っても、一人一人の教職員の考えや対応にニュアンスの違いとか、考えの違いとかでてきます。
 神によって、うちの教職員のまとまりがどれほどのものか、試されているように感じたこともありました。
 でも、それも含め、今となってふり返れば、なつかしくもあり、よくやったという思いもあり、なんか、すべてが美しく感じられるようになっています。
 どれほど書けるか分かりませんが、よろしくお願いします。
12. Posted by toshi   2006年03月06日 21:03
nissy先生
 そうですか。福祉の仕事をなさっていたのですね。わたしのいた学校にも、そういう方がいました。
 福祉と教育の仕事はかなり違うとは思いますが、しかし、どちらも、愛情が不可欠。もしかしたら、福祉の仕事の方がきびしいのかもしれません。
 わたしは、現在という時代は、特に、この愛情が大切なのだと思います。
 信頼の思いでつながらなければならないけれど、その信頼はしばしば裏切られます。そのときこそ、愛、信頼の思いが本物か試されているのだと思います。
 わたしにしても、失敗は数多くありました。でも、最後まで続けられたのは、試される愛と言いますかね。そのときこそ、真剣勝負でした。
 大丈夫です。というのは、福祉の仕事でも、そういうことはあったのではないですか。そういう次元になれば、福祉も教育も同じだと思いますから。 
13. Posted by toshi   2006年03月06日 21:15
アロマぽっとさん
 《不登校になっているお子さんを何人も知っていますが、「家庭での親子関係を見直すよう」言われるだけのようです。確かにそういうケースも多々ありますが、だとしたらなお更にそのことを責めるだけではなく、その家庭に寄り添って欲しいものです。》
 わたしの地域では、そうした例はまずないと思います。と言いますのは、教育委員会が、不登校については、学校教育、教職員の資質などを、自ら、ふり返り、見直し、改善するように、数年前から強力に指導しているからです。
 学校によって取り組みの温度差はあるでしょうが、上記のような対応はまずないと言っていいでしょう。
 アロマぽっとさんのコメントを読ませていただきながら思ったことは、わたしが日々このブログに書かせてもらっている、『子ども主体の学習(授業)』こそ、最大の不登校対策ではないかということです。
 
14. Posted by toshi   2006年03月06日 21:15
 『他の子がふつうにできていることをできないのは、家庭に問題がある。』
 実は、これから我が家の娘のことを書こうとしているので、書きづらいのですが、不登校になる子は、『純粋、まじめ』故ということが案外あるのです。つまり、人間としての美徳を備えている子が、多いのです。(ああ。書きづらいけれど、書いちゃいました。)アロマぽっとさんのコメントからもそれがうかがえますね。
 これからもよろしくお願いします。
15. Posted by toshi   2006年03月06日 21:23
スモッカさん
 《そういう事もあり、学校は行きたくなかったの
ですが、親が怒るので無理して行きました。
保健室に行く事は考えもしなかったですね。》
 そうですか。心情的に言えば、今の不登校児童と同じだったわけですね。今の不登校児童の思いを体験されたということは、これから、折々にコメントをいただけたら、ありがたく思います。
 確かにむかしは不登校はありませんでした。わたしの子ども時代はまずなかったと言っていい。ですから、このわたしにしても、むかしは、『不登校は心の弱さの現れ』などと思っていた時期がありました。
 確かに、そう思うケースもあるけれど、『純粋さの現れ』『まじめさの現れ』でもあり、それは多様です。
 そんなことにも今後ふれてみたいと思います。

 
16. Posted by toshi   2006年03月06日 21:27
venus_sanさん
 いえ。うちだって、配慮がなかったことや子ども同士のいじめがあったことはあるのです。決してえばれたものではないのです。
 でも、それを克服したという実践もあります。
 どこまで書けるか分かりませんが、そんなことにも触れられたらと思っています。
 どうぞ、よろしくお願いします。
17. Posted by toshi   2006年03月07日 00:14
教心ネットさま
 リンク、ありがとうございました。
 さっそく、相互リンクさせていただきました。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。
18. Posted by 教心ネット   2006年03月07日 03:13
>toshi
早速のリンク有り難うございます。
これから情報交換や活発な意見交換ができたらと思っています。当サイトでもいろいろな情報を提供しておりますので、よかったらご覧下さい。
今後とも宜しくお願いします。
19. Posted by toshi   2006年03月08日 02:52
教心ネット様
 お世話になります。
 わたしの姉妹編、『小学校初任者のホームページ』もリンクしていただけるでしょうか。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~syougakusyoninsya/

です。
20. Posted by 七星 来人   2006年03月09日 00:31
今、私自身が不登校(?)です。
3年前から校長・養護教諭・教員の3名から執拗な嫌がらせと退職勧告を受け、精神的に参って昨年医者から半年間の静養を命じられ今年復職。同じ職場では嫌だと断りましたが、『それなら辞めろ』という校長の言葉を聞いて嫌々同じ職場に復帰。
その3人を見ると今も体に異常を来し、職員室に入れません。出会いそうな場所はことごとく避けて歩いています。
お陰で不登校の子どもの気持ちがよく分かるようになりました。
教職員と言っても中にはひどいことを平気でして、相手が苦しんでいるのを楽しむかのように更に追い打ちをかける人もいることを初めて知りました。
「不登校には転校」それが現在の私の希望です。
21. Posted by はなはなマロン   2006年03月09日 09:30
七星 来人さまたいへんそうですね。でも絶対に無理はなさらないで下さいね。

>「不登校には転校」それが現在の私の希望です。

それが一番いい方法だと思いますよ。私の息子は転校させましたよ。息子は転校先で伸び伸びと過ごすことが出来ました。それは、こんなにも学校によって違うんだってことなのだろうと思うのです。

私は毎日の送り迎えが本当にたいへんでしたが、今となってはそれをやってあげて本当に良かったと思っています。そのせいか息子は私の気持ちをよく理解してくれるようになりました。無理させることが乗り越えさせることなんて子どもを歪んで成長させているようなものだと私は思うのです。

七星来人さまも自分らしく仕事が出来るそういう学校に転校できるといいですね。

22. Posted by toshi   2006年03月10日 22:42
七星来人先生

 驚きました。そういう職場があるのですね。
 大変でしょうが、願いが実現するように祈っています。
 今、教職員のこうした問題は増えているようで、子どものためにも、嘆かわしいことだと思います。
23. Posted by 消耗品   2011年08月27日 23:58
>Bちゃんをきびしく叱っている場面を見ました。そして、Bちゃんは、『もう家に帰る。』って言って帰っちゃいましたけれど、今日は、ちゃんと来ていましたね。そして、口では、『ごめんなさい。』とは言いませんが、A先生に対し、何ともいえない態度でした。態度に、『ごめんなさい。』がにじみ出ていましたよ。

大学を出て東北で教師1年目の出来事を思い出しました。
私はある事で生徒を叱りました。生徒は泣いて学校を飛びだしていきました。私は彼女を追いかけて手を掴みましたが、彼女はその手を振りほどいて走り去って行きました。
その夜、帰宅すると留守電が一件入っておりました。
ヒクヒク泣きながら小さい声で「先生、今日はほんとにごめんなさい」と。
次の日は何事も無かったように普段通り笑顔で駆け寄ってきました。それを見てとても嬉しかったです。
真剣な思いは、たとえその場では「ウザイ」と思われても、伝わるものだと分かりました。
24. Posted by toshi   2011年08月30日 06:28
Aさん
 こういうことがあると、ひきずりますよね。家へ帰っても、布団のなかに入っても、気になるものです。
わたしにも痛いほど経験があります。
 Aさんの場合は、留守電が入ったいたとのこと。心からほっとされたことでしょう。
《真剣な思いは、たとえその場では「ウザイ」と思われても、伝わるものだと分かりました。》
 そう。この真剣さが子どもに伝わればいいのだと思います。今、この真剣さが問われる事態というのは、ふえているように感じます。
25. Posted by 消耗品   2011年08月30日 08:02
ひきずります。
「あれは正しかったのだろうか?」と自問自答し続けて、いつまでたっても答えが見つからない事例が数多くございます。
困難校の難易度が上がれば上がる程、こういった事例が多くなります。
同僚は「きっぱり忘れることにしている。仕事は学校においてくる。絶対に持ち帰らないことにしている。もっと気楽にいこうよ。」と言います。
私はそうすることが苦手な性分のようです。
ため込む性格、こういった人間は鬱や自滅へ向かいやすいそうです。気をつけたいものです。
26. Posted by toshi   2011年09月02日 16:41
Aさん
 わたしも、『もっと気楽に行こうよ。』に同意します。
 ほんとうは違うんです。ほんとうは、『ひきずるくらい真剣にやってほしいんです。
 矛盾するのですが、ひきずるくらい真剣にやりながらも、ためこまないでいってほしいんです。
 でも、Aさんの苦しみ、そして、苦しみながらの実践力を十分すぎるくらい知ってしまった今、そのようなことを申し上げることはできません。(すみません。書いてしまいましたが・・・、)わたしだって、うつになるかなと思ったくらいですから。
 今は、十分英気を養っていただければと、それを願う気持ちには切なるものがあります。
27. Posted by 消耗品   2011年09月04日 04:06
ありがとうございます。なかなか性分を変えることは難しいものですね。日々、想像すらできないような問題がいくつも起きる生活の中で、それらを引きずらないことなどできるのだろうか?この先生方はそれほど強靭な精神力を持っているのだろうか?それとも私が人並み外れた脆弱な人間なのだろうか?と思っておりました。或る時期は職場から家まで1時間半の道のりを運転中、目の前は夢を見ているが如く、学校でトラブルが起きた時の場面が次から次へと思い出され、帰宅した時に帰りの道中の記憶が無い(いつもと変わらぬ道ですが、混んでいたとか、信号に多くつかまったとか等々、酒に酔って帰りの道中の記憶が無いかのように)こともありました。今思い返すと、あの時は本当に危険な状態(教師として終わる寸前)であったと思います。以前に書いたかもしれませんが、教育困難校は何校勤めても慣れる事は有りません。ひょっとしたら、どんな荒れた学校でも、次年度もその次も継続した方がよっぽど楽かもしれません。しかし、そう思うのも私の脆弱さ故かもしれません。
なんだか取り留めのない話を長々とすみませんでした。

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