2006年10月28日

かわいいエピソード(2)5

a66f042a.JPG このタイトルの記事を載せたのは、ついこの前と思っていたら、それは、6月23日だったのだね。もう、かなり前となってしまった。

 シリーズにしようと思っていたのだが、こんなにあいちゃうと、シリーズとはいえないね。これからは、もっとたびたび載せていこう。


 わたしが担任時代のことである。

 1年生担任。
 給食配膳のときだった。わたしは、給食当番と一緒に、おかずをよそっていた。

 そのときである。Aちゃんが大泣きして、
「先生。」と、泣き叫び声。

 わたしは、配膳中だったから、
「ごめん。今、おかずをよそっているから、お話聞けない。後で聞くね。」

 そう言って、そのまま、よそうのを続けた。

 さて、配り終えて、『いただきます。』の後である。
 先ほど、大泣きのAちゃんは、けろっとして、楽しそうに友達と談笑しながら、給食を食べている。

 ほっとしながらも、『後で聞く。』と行った手前、声をかけることにした。

「ああ。Aちゃん。お待たせしました。さあ、聞くぞ。何だったのよ。大泣きの訳は。」

 Aちゃんは、しばらく考えていたが、
「何だっけ。忘れちゃった。」
「そうか。忘れちゃったか。それはよかった。忘れちゃうくらいなら、たいしたことじゃなかったのだな。」

 そうしたら、急に目の色が変わり、
「たいしたことなの。」
怒り出した。

「だって忘れちゃったのだろう。たいしたことなら覚えているでしょう。」


 すると、理くつには理くつで返された。

「さっきは、大泣きしたのだから、たいしたことだったの。でも、今は、泣きやんだからたいしたことではなくなって、忘れちゃったの。」

 すごい。正論だ。感心してしまった。

 でも、そう言って再度泣かれたのには参った。

 せっかく楽しく食事をしていたのに、なんということ。

 わたしもよけいなことを言ったものだと、痛く反省した。

 それからというもの、Aちゃんが、泣き叫ぶと、すぐ対応することを心がけた。たとえ給食配膳中だって、その中断はたいしたことではなかった。

 ときには抱きしめてやった。すると、泣き叫ぶ回数が減っていった。


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 この子は楽しい子だった。『小学校初任者のホームページ』にも、この子のエピソードは乗せている。よろしかったらどうぞ。

 記事の後半、『生活科の一こま』のなかの、わたしにぶつかりそうになった子である。

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rve83253 at 03:29│Comments(0)TrackBack(0)子ども | 学級経営

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