2006年10月31日

教育の再生を!

2065cfb8.JPG 今日もまた、いじめによる自殺が報道されている。学校の対応は例によって、認めたとか認めないとか。醜態をさらしている。

 また、未履修問題では、高校校長の自殺が報道された。

 教育を舞台に、悲しいことが多すぎる。

 この国は、いったいどうなってしまったのだろう。


 他方、自分を取り巻く教育環境は、まあ、まあ、と言ったところか。荒れる子どもの姿もないわけではないが、何とか、複数の教員が対応して、がんばっている。
 我が初任者も、目前に迫った初めての研究授業がみのり多くなるよう、張り切って仕事をしている。よい授業が期待される。


 実は、今日は、何とかマス計算で知られる高名な先生が、教育再生会議のメンバーであることを軸に記事にしようと思っていた。

 ある雑誌に、『教員査定シート』なるものが掲載されていて、その先生が、10の査定項目をあげたなかに、『早寝、早起き、朝ご飯を家庭に強制できるか。』というのがあったからだ。

 
 わたしは、この3つは、どこかでつながっているように思えてならない。

 いずれも、今の行き過ぎた受験システムに組み込まれたなか、つまり、人間が人間らしく(子どもが子どもらしく)生きることとは無縁なところで、起きていることばかりと思うからだ。


 マスコミもいい加減に目覚めてほしい。

 受験熱をあおるような報道ばかりしていて、ひとたび、こういう事件が起きると、手のひらを返したように、『学校は死んだ』などと報道する。(ここいらあたり、昨日も紹介した『教育ニュース観察日記』が、非常に具体的に記事にしています。わたしは、敬服しています。)

 マスコミさん。

 どうして。どうして。元気な学校はたくさんありますよ。


 幸い、このブログの世界には、無名ではあるが、同志が大勢いる。子どもが子どもらしく生きることができるように、学校が、塾が、真に、子どもの幸せを保障するところとなるように、ブログの上でのことではあるが、手を携え、努力していこう。(最近わたしは、『ウェブ進化論』なる本を読み、ブログも、どうして、どうして、けっこう力を持ちつつあることを知った。)


 以前、環境問題をとり上げ、まだまだ、国民は、環境保全について、その大切さを切実に思うまでには至っていないと、記事にしたことがあった

 わたし、教育問題についても、これまで、同様な思いをもっていた。

 でも、もう、そろそろ、軌道を修正しようとする国民的な意識の盛り上がりを見せるのではないだろうか。

 受験熱に浮かされ、子どもを追い込めば追い込むほど、時代とのギャップに悩む子どもが大量生産されてしまうのだ。


 最後に、亡くなられた方のご冥福を、心より祈ります。


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 今日は、こんな感じで記事にさせていただきましたが、今のような受験が、弊害のすべてと思っているわけではありません。他の要因もあるでしょう。
でも、教育の問題の根源にあるものとは思っています。

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rve83253 at 01:41│Comments(15)TrackBack(1)自己啓発 | 教育観

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1. 「大好きって言われるとすごく嬉しい。自分が生きてていいんだ、と思えるから」  [ なるほど♪ママダイアリー ]   2006年11月01日 13:17
子育てハッピーアドバイス 子育てハッピーアドバイス 2 子育てハッピーアドバイス3 「大好きって言われるとすごくうれしい。 自分が生きてていいんだ、と思えるから」 と言った子がありました。 裏を返せば、 「自分みたいな人間が 本当に生きていていいのか、 ...

この記事へのコメント

1. Posted by うるとらまる   2006年10月31日 04:57
おはようございます。

「教育は死んだ」というコメントに憤りを感じます。

私は一教師ですが、できるだけ自分の得意分野を、
そして自分が思うことを、アピールしていきたいと思っています。

その手立てとして、ブログしかできませんが、
ブログができることは実は大きな力になると
私は思っています。

では。
2. Posted by kei   2006年10月31日 21:00
こんばんは。
私もtoshi先生や、うるとらまるさんと同じ気持ちです。
子どもたちのために心を尽くして授業に取り組み、本気で仕事に向き合っている先生はいっぱいいます。
マスコミの報道を見るたびに、「ささやかだけど、地道な実践を重ねている人間もいるのだ。子どもと共に喜びもいっぱいある仕事なのだ。」ということを伝えようと思います。
3. Posted by toshi   2006年11月01日 04:49
うるとらまるさん
 ブログをやるもの同士、心あるもの同士は、連携を深めていきたいと思います。
 と言いましても、こうして主張をし合うこと。必要ならリンクをし合うこと。それが、『1+1が2以上の効果』をもたらすことになる。
 
 でもあくまで、組織されたものとは違いますから、できる範囲でということになりますがね。
 「ウェブ進化論」を読んで、そういう確信を持ちました。
 そう。そう。こうしてコメントし合うことも大切ということになりますね。
4. Posted by toshi   2006年11月01日 04:55
keiさん
 一般的には、教員はおとなしいですよね。
 マスコミ等で、どんなに報道されても、声なき声にしかなりません。でも、このブログは、主張できる数少ない手段の一つとなりそうです。
 『ささやかだけど地道な実践を伝え合いましょう。』
 それが、積もり積もって、大きな力となるであろうことを信じて、がんばりたいと思います。
5. Posted by なるほど♪ママ   2006年11月01日 13:53
こんにちは。

私は、現場で、一生懸命、子ども達の為に、頑張ってくれている先生達を、沢山みています。
ありがたい事に、うちの子達は、多くは、そうした先生方に、教わり、ありがたい事だと思っています。そして、そうした先生方や、子ども達を、保護者は、連携、協力して、守らなければ…と、思っています。

又今、子どもを取り巻く、環境は、マスメディア…特に、TV・インターネット、携帯ゲーム・携帯電話等への長時間接触が、低年齢化しています。

暴力映像、いじめを助長するような、バラエティー番組などが、ゴールデンタイムにも溢れ、毎日、大人自身も、子どもも、どっぷりと漬かってしまい、大事な事が、見えなくなってしまっている気がします。
ただでさえ、こどもも、大人もいそがしくなり、会話や、ふれあいが、なくなっているのに、TVが、会話をうばっています。

こんな中から、温かい気持ちが生まれるとは思えない…。
6. Posted by なるほど♪ママ   2006年11月01日 13:55
(その2)
そして、学習指導要領が、詰込み教育に行ったり、ゆとり教育に行ったり、大きく揺れ動いている事も、教育現場に混乱を巻き起こしている、一つの大きな原因なのでは…?と思っています。

今、教育基本法を変える方向に、国は、動いていますが、基本法の、理念を実現する方向に、後押し、現場の環境を整える事こそが、教育の再生への王道であり、国の本当の仕事だとおもうのですが…?

基本法を変えたからといって、いじめや、履修問題などが、なくなるとは思えないのですが…?

いじめをはじめ、色々な、問題が、おきてあたりまえ…と捉え、その時に、適切な対応をしたら、返って、すごく、評価されるべきだと…。
隠蔽、保身にはしらなくていいように、学校の現場が成るように、援助するのが、国、地方自治体の仕事だとおもうのですが…?
7. Posted by なるほど♪ママ   2006年11月01日 13:57
(その3)
いろいろ、複雑な原因が、他にもあるとは思いますが、教育再生会議を、不安と、危機感を持ってみています。

記事中、ご紹介の、教育ニュース観察日記は、大変、興味深く読ませて頂きました。

ながながと、大変失礼いたしました。
TOSi先生の取り組みは、応援しております。
どうぞ、これからも、お体を、大切にされ、子ども達の為に頑張られてください。
8. Posted by なるほど♪ママ   2006年11月01日 19:41
追伸です。すいません。

今回、保身、隠蔽に走られた方達には、猛省を望みます。

そして、今回、いじめを学校が認める前に、いじめた側の方から、遺族の方へ謝罪に行ってくれた事、少し、救われた思いでした…。
でも、いじめた側も、重いものを、ずっと、背負っていかなければならない…と思うと、それもまた、重い気持ちになります…。

亡くなられた方のご冥福をこころより、お祈り申し上げます…。

どうか、もう、尊い命が、失われませんように…。
9. Posted by toshi   2006年11月01日 22:38
教員の取り組みに対し、ありがたいお言葉をいただき、こんな時期だけに、感謝します。ほんとうにありがとうございます。 
 わたし、次回、教員の質について、思うところを書いてみたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
 マスメディア、特に、TVに対しては、言いたいことがあります。報道とバラエティとで、自己矛盾を起こしていると思います。マッチポンプのようですね。
 教育への不信、警察への不信、政治への不信については、大いに言いつのりますが、マスコミへの不信は、今のところ、このブログしか手段がないようです。
 もちろん、政治が、マスコミに圧力をかければ、それはだめですが、あくまで、マスコミ自身が、現状を見直すように、求めていきたいと思います。
10. Posted by toshi   2006年11月01日 22:45
わたしは、基本法については、その改定が、現場にどういう影響をあたえるか、今一つかみかねているのですが、いじめや履修問題、それに、まちとともにあゆむ学校づくりについては、ちょっと関心があります。現場主義でしょうか。少なくとも、現場が民主的であるように、注視していきたいと思います。
 いじめた側も子どもです。一生重荷を背負うことになるのは、なるほど♪ママさん同様、大人の責任は大きいなとあらためて思います。
11. Posted by 大山虎竜   2006年11月02日 05:51
toshi校長先生、どうしていじめ自殺があった学校の校長先生が、いじめがあったことを肯定したり否定したり迷走するのでしょうか。
2校の校長先生が同じ過ちを起こしました。何がそうさせたのでしょう。その対応が、学校不信に拍車をかけたように思います。
現場の最高責任者の対応力が今こそ問われていますね。
12. Posted by toshi   2006年11月02日 20:26
大山虎竜さん
 どうしてなのでしょうね。わたしも不思議です。
地域が違うと、こうした面の事情もかなりことなるのでしょうか。
 一説によれば、教育委員会が指示をだしているからではないかとありましたが、これもよくわかりません。
 おっしゃるように、学校不信を増幅させたことは間違いないですね。
 ただ、あくまで、テレビの映像から思ったことですが、昨日でしたか、いじめがあったことを認め、記者会見する校長の表情は、ほっとしたというか、安堵したというか、前日までとは打って変わって、一点の曇りもないような表情に見えました。
13. Posted by つぼみ   2006年11月02日 21:46
うるとらまるさん、keiさん、なるほど♪ママさん。
顔見知り?のブロガーさんに混じって、わたしもコメントを入れさせていただきます。
昨今の報道には心が傷み、わたしも記事にさせていただきました。トラックバックをしてみましたが…。よろしければ、ご一読ください。

わたしも、教職が好きです。その気持ちを、そして日常の積み重ねを、大切にしていきたいと思っています。
14. Posted by toshi   2006年11月03日 06:50
つぼみさん
 貴ブログ、読ませていただきました。
 心温まるブログですね。相互リンク、お願いしていいですか。
 コメントは、貴ぶろぐのほうに。
15. Posted by つぼみ   2006年11月03日 09:08
光栄です。
どうもありがとうございます。
わたしの場合、皆さんのように学校教育での実践などを綴っている立派なブログではないので、お恥ずかしいのですが、いろいろな視点をもったり、家族というものを考えていったりする中で、自分なりの教育観を発信できれば、と思っています。わたしの方からも、リンクさせていただきます。

実は、昨日、夏のまとめた教育論文の選考結果が来て、身に余る評価をいただいたところでした。toshi先生のような方からもすてきなコメントをいただけて、とっても嬉しい連休です。ありがとうございました。

(トラックバック、なぜかいかなかったようで、申し訳ありません。)

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