May 31, 2009

茶化す姿勢はかっこ悪いか。




土曜日の夜に架神恭介+辰巳一世『よいこの君主論』(ちくま文庫)をイッキ読み。ビジネスの分野において現代でも影響持ち続けるマキャベリの『君主論』を,5年3組の派閥争いに置き換えて解説した,「はじめてのマキャベリズム」的内容の本です。

大人顔負けの権謀術数を駆使して5年3組の覇権を争う小学生の戦いをモデルケースに,マキャベリがどのようなことを言ったかを解説する,という内容。『君主論』のエッセンスは過不足なく取り込まれていて,『君主論』の原典を読む前の導入とするにも最適と思います。ただ,冒頭のクラス構成員の紹介やラストの「解説」は,この本が首尾一貫してアイロニカルな視点を基本としたユーモアのセンスで書かれていることを証明するものですが,そういう態度がかえって鼻につく人はいるのかもしれないなあ,と思ったりもします。何ていうか,インターネット的,オタク文化的なユーモア。いや,個人的には抵抗はあんまりないけれど。「愚鈍な大衆は変化を嫌うのね」 これが小学生のせりふか(笑)。ちなみにこのエントリアップして数時間後に公式サイトに無断リンクが張られてていて一人爆笑。仕事早ええ。

一気に読める。内容もめちゃくちゃ理解しやすい。思うことは一つ。私は人にやさしくなりすぎた。たぶんね。



ryahat1230 at 09:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!tinypieces 

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