parade 0.5

いわゆる、ライフログというものです。

 読書つづき(反音楽史)。イタリア・オペラにおける、カストラート(少年時代に去勢手術を受けたため、声変わりが起きなくなり、女性なみの高声で歌える歌手)の声の官能性について。

オペラの出現以前にはプロの歌手の活躍できた最大の市場はカトリックの教会であった。[・・・]しかし教会では「女が声を出すこと」はパウロの教えで禁じられていたため、そこでのソプラノは少年の声にたよる以外になかった。しかし、ヴァティカンはあるときこの少年の声をカストラートに代えることを認めた。(p.76)

 カストラートは、「女の声のように高い音域」と、「女の声よりさらに艶と張りのある美声」を持っていたらしい。その官能性が、聖職者(とは名ばかりの天下り貴族)の心をとらえ、教会で歌えるようになった。

 その後オペラが登場すると、カストラートはプリマ・ドンナをしのぐ花形になり、大金を稼ぐこともできるようになった。その金額は、楽士、楽長たちの年棒の何十倍にもいたったという。そのため、親たちは自分の子どもに去勢手術を受けさせ、カストラートに仕立てる・・・という現代の感覚ではありえない所業も行われた。

 しかし、考えてみると子どもを去勢したからといって、歌手として大成するかはまた別の話であることは、ちょっと考えてみればわかる。去勢されたままカストラートにもなりきれず、一生を送るというのは考えただけで恐ろしい話だ。

 古い蓄音器に残った、現存するカストラートの録音としては、こういうのがあるらしい。グノー作曲、『アヴェ・マリア』。歌っているのはアレッサンドロ・モレスキ。

 つぎに Wikipedia より、エウジェニオ・テルツィアーニ作曲『生贄と祈りを』。これもモレスキ

 たしかに、これは女性とも、男性とも違う声だ・・・。すごい。

 台風19号がとつぜん加速したそうで、深夜には関東地方に到達するとかいうニュース。今回は天気予報がぜんぜんあてになってないですね。


 山岡荘八の徳川家康という本は26巻もあるのだそうだけれど、ある人に激しく「読みなさい」、とお勧めされた。なんでも、5年ごとに必ず読み返す(!)というほどいい本なんだとか。むむ。読んでみたい。


 自分の似顔絵を描いてもらった。特に頼んだわけではないのだけれど。


 読書つづき(反音楽史)。オペラと歌芝居の違いは、レタチティーヴォ。これは詩を朗唱するように歌うことを指しているのだけれど、歌芝居のなかからある時レタチティーヴォが生まれ、これがオペラのはじまりとなったのではないかと著者は言っている。

 17世紀にイタリアでオペラが生まれたとき、孤児など、社会の正規のメンバーとなることができない、いわゆるはみ出し者を楽士として養成する学校(孤児院)がすでに整備されていたため、タレントには事欠かなかった。毎晩のようにオペラが上演されるようになると、うわさはアルプス以北のヨーロッパにも届いたが、オペラはイタリア語で歌われるものなので、簡単にまねることは難しい。かくして、「音楽はイタリア人」というプレミアムが以後2世紀近くにわたって力を発揮するようになったのだと。

 この状況をドイツがひっくり返すまで、どんなドラマがあるのかはまだまだ先のことなのかな。


 iPhoneアプリの「Smash Hit - Mediocre AB」というゲームをやってみた。けっこう面白い。やっていたら「これ知ってる」と言ってiPhoneを取り上げられ、一気にステージ6くらいまで攻略されてしまった。その後何度か挑戦しているのだけれど、どうしても1回のプレイではそこまでたどり着けず・・・。


♪さっき聞いてたもの

Simple Things
Zero 7
Atlantic UK
2008-01-13

 かなり変な感じのするおっさんで好きなのだけれど、このおっさん店長は店の外でタバコを吸ったりする不良だ。だけど客には愛想がよい。

 それで、このあいだ店に入ったら別の女店長に変わっていた。その人は店長しながら女手ひとつで子育てしてます!というオーラを発散しており、真新しい内装に似合わない生活感を漂わせていた。そしててきぱきとして真面目だ。以前の店長は変わっていたので飛ばされてしまったのか。

 と、思ったら、この間通りがかった時には、またもとのおっさん店長に戻っていた。女店長がいたのは1週間くらいの間だろうか。いったい何があったのか不思議だけど、まあよかった。


 「赤玉スイートワイン」(サントリー)というのをはじめて買って飲んだのだけれど、すごく甘かった・・・。そのままではとても飲めないけれど、炭酸水と半々くらいに割って飲むと、サワーみたいな飲み味になって、ちょうどいい感じに。このところ、とりあえずなんでもいいのでワインを飲むようになってきており、甘口、辛口、かなりいろいろな銘柄のを試している。でも、これほどに甘いのにはお目にかかったことがない。


 「脱出ゲーム DOOORS - 58works」は42、「Isaac Newton's Gravity - BANDAI NAMCO Games America Inc.」は34ステージ。ちりつも。気が付いたら、このゲームをおすすめした子にとっくに抜き去られていた(全クリ)。


♪さっき聞いていたもの

Live in New Orleans [DVD] [Import]
NORAH JONES
東芝EMI株式会社
2003-02-18

ブログネタ
「もっと検証・反省すべき」と考える報道内容は? に参加中!

 遅々として進まない読書つづき。かの有名なヘンデル(17C-18C)は、ドイツ生まれなのだがイギリスに帰化してしまったため、ハンデルと呼ぶのが正しいのだという。もはや帰化してイギリス人なのだから、ドイツ流にヘンデルと呼ぶのは変なのだけれど、ドイツ人が自国の作曲家だとして、譲らなかったのだそうだ。

 ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル。ではなくて、ジョージ・フレデリク・ハンデル。もはや別人。

 そして、音楽といえばイタリア人、といわれる背景にルネサンスと、オペラの存在があることがわかった。言われてみれば、そうだなと気づいた。

 「反音楽史―さらば、ベートーヴェン (新潮文庫) 」を読んでる。神童モーツァルトを売り出し中だったパパ・レオポルトの営業活動(?)を阻んだイタリア人音楽家として、ニコロ・ヨンメッリという人物の名前が挙がっている。この人のことは全然知らなかった。


 レオポルトが、ドイツのルートヴィヒスブルクという所で、カール・オイゲン選帝侯という偉い人に謁見を願った。これはモーツァルトを売り出すためだったのだけれど、それを断られてしまった。

 その時オイゲン公のお抱えだったのがイタリア人楽長ヨンメッリだったということで、レオポルトは謁見の不許可をヨンメッリのせいだとしている。当時の音楽業界のメインストリームに入り込むことができない、ドイツ人としてのひがみ(?)のような書簡をレオポルトは遺している。

私たちには謁見の許可が来ませんでした。[・・・]しかし、私が思うには、すべてはヨンメッリの仕業なんです。彼はこの宮廷からドイツ人を排除し、イタリア人だけで固めるように全力を尽くしているのです。(p.48-49)

Niccolo_Jommelli

 ヨンメッリはけっこう名のある音楽家で、オペラなどを60も作曲した人のようだ。「ナポリの財宝」 − ニコロ・ヨンメッリ他の作品集(クラシック音楽の小窓−第2楽章)というブログで、ヨンメッリの作曲になる音楽を特集したディスクを紹介している。いちど聴いてみようかな。また、楽譜であれば国際楽譜ライブラリープロジェクト内のニコロ・ヨンメッリのページで楽譜を見ることもできる。

 モーツァルトの生きた時代のドイツ宮廷において、イタリア人たちの待遇は非常によかったという。しかもニコロ・ヨンメッリはそもそもが非常に優れた音楽家だったので、カール・オイゲンは本の表現を借りれば「三顧の礼」で宮廷に迎えたのだそうだ。

 それほどにすぐれた作曲家だったにも関わらず、イタリア人になりかわりドイツ人が音楽の潮流の中心に居座るようになると、彼の名前や業績は生前とはまったく逆に、黙殺されるに等しい扱いになってしまった、ということだ。歴史における主流派と非・主流派の逆転現象。

 台風がやってきているそうで、明日から外に出るのがかなり心配な感じ。

 きょうは朝エクセルシオール・カフェのモーニングセットを買ってきて食べた。朝マックとか、朝ドトールとか、そういうのがなぜか好きなのだが、理由は不明だ。ただ(特に休日の)朝は人の気配が少なくて、ほっとする。

 ふだんから、あまりゴミゴミした界隈は好きではないのだ。しかしよく考えてみると、自分の住んでいるところはとてもうるさいショッピング・ストリートの近くである。便利だからだけど、矛盾してるよな。


 iOS app の「脱出ゲーム DOOORS - 58works」は、現在25ステージまで進んだ。北斎ふうの浮世絵が扉に描かれていて、その周囲の壁一面に世界の国旗が貼りまくってある。床にはよくわからない装置か蓋のようなものが、4つならべてある。うまく解けるかね。


 「Isaac Newton's Gravity - BANDAI NAMCO Games America Inc.」は、現在ステージ28。

 コンビニやスーパーで売っている、iTunes Store のプリペイド・カードを久しぶりに試してみた(試したのは iPhone 5S )。というか、試したいという人の手伝いをした。何年か前だったら、カードを利用するのに、カードに書いてあるシリアル・ナンバーを iPhone に、キーボード入力でこつこつ手打ちしなければいけなかったと思うのだが、今回は、iPhoneの「設定」の画面から指定されたボタンをタップすると、スキャン機能でシリアル・ナンバーを一発読み込みするだけでカードの登録を行えた。すげえ。


 部屋にあるMD/CDコンポの、MDデッキの機能が突如として復活した。もうかれこれ何年か、ディスクは取り込んでくれるが再生はできない・・・という故障状態だったのだが、いまではどのディスクも「ERROR」となることなくスムーズに再生される。なにが起こったんだろうか。。ピックアップに引っかかってた埃の塊がとれたとか、そんなことだったりして。というわけで、古いハードロックとか、J-POPとか、昔のMDライブラリを順に再生したりして遊んでる。


♪いま聴いてる音楽

イマージュ
オムニバス
ソニー・ミュージックレコーズ
2000-08-23

 サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが主演した「ゼロ・グラビティ」のゲーム版(というのがあるのだ) GRAVITY: DON'T LET GO - Warner Bros. を落してみた。映画のファンとしてはあの宇宙に放り出された恐怖が(映画ほどでないにせよ)味わえるのと、3Dの宇宙空間を浮遊する感じが楽しかった。1人プレイモードでは3章ぶんのゲームが入っているのだけれど、宇宙船を修理したり、宇宙空間に放り出されたパーツを集める第2章のミッションがそこそこにむずかしめでよかった。

 マルチ・プレイモードも用意されているのだけれど、他に一緒にプレイするオンラインの相手が見つからず、断念。

 少し前の話になるけれど、ぶじ iPhone 6 に機種変更することができました。携帯電話を使い始めてから、はじめてショップに行かず、オンラインで手続きをしたのだった。色と容量は、スペースグレイの64ギガ。最初は大きな画面に少し戸惑ったけれどもう慣れた。僕は人よりやたら指が長いので、まったく苦にならない。まるで、自分のために設計されたのではないか・・・と、錯覚しかかるベストな大きさだと思った。

 こんどの iPhone は、よくニュース等で「ポケットなどで圧力がかかると、曲がる」と言われていたので、なんとなく ・・motomo というメーカーのINO WING Clear case for iPhone6という名前の保護ケースを買ってきて装着してる。しかし、自分が軽く触ってみた感じでは、ケースなんか付けなくても、そう簡単に曲がるようには思われなかった。曲がってしまった iPhone には、一体どのくらいの圧力がかかっていたのだろうか?


 ぶじ新しいiPhoneに変わったところで、いろいろなアプリを再インストールしたのだった。iPhone 3GS という何世代か前の機種でよく遊んでたゲームなどを、懐かしい気分でリバイバル的にプレイしてみたりする。何しろ64ギガもあるので(自分の iPhone 3GS は8ギガとかじゃなかったっけ)、あれこれ悩まずにソフトをインストールできるのがいいですね。

 Isaac Newton's Gravity( BANDAI NAMCO Games America Inc.)とかを久しぶりに。懐かしい、物理系パズル。これは一気に27ステージくらい、解き進めている。

 それから、これは人にお勧めされたので脱出ゲーム DOOORS ( 58works)というiOS app をはじめてみた。扉のまえで、数字などのトリックを解明して、閉まっている扉を開ければステージクリアー。簡単に解けるものもあるし、詰まってしまうものもある。ステージ17で引っかかってる(「ET」ってなんだ)。


♪いま聴いているもの


 Taeko Onuki

 フジファブリックの志村さんは天才だったと思う。あのちょっとキモい(=格好いい)作風は、余人をもって代えがたいというか。


 同じ曲を同じタイミングで聴いていた世界中のユーザーをマップで表示する「Serendipity(セレンディピティ)」

 音楽を聴きながら、この曲、いまどこかで聴いている人いるかな・・・とか、可能世界に思いをはせ、若干ロマンチックに空想する人もいるんじゃないかと思うが、それを思い切り可視化してくれるという、ある意味夢のサービスだなあ。Spotify という大規模な音楽ストリーミングサービスのデータを使って、世界地図上で、いまどこで同じ曲が聴かれているのか、情報を見せてくれる。Spotify はまだ日本でのサービス開始をしていないから、やがて使えるようになるのを待つしかないということだね。


 中国で生まれつき小脳がない24歳の女性が見つかる

 発達障害のある人で、大脳皮質がほとんどない人のニュースを以前見たことがあるけれど、小脳がない!というのは初めてで、衝撃的。

 小脳と言うところは、運動学習だとか、平衡感覚を保ったり、身体をスムーズに動かす際に少なからぬ役割を持っているところだそうで、実際にここがやられると手を動かすときに震えたり、呂律が回らなくなったりする。

 24年間も「小脳なしで」生きるというのは、常識からするとかなりすごいことのように感じる。ニュースとしてはそこが印象的だけど、ポイントは

今回の発見で驚くべきことは、小脳の本来の役割を脳の別の部分が担っている可能性があるということです。

 という部分なんではないだろうか。。


♪いま聴いているもの

TEENAGER
フジファブリック
EMIミュージックジャパン
2008-01-23

 昨晩はぶったおれるように眠ってしまった汗。きょうはいい天気だ。一年のうちで最も快適な時期なんだろうな。


 いま読んでいる本(人はなぜ歌うのか (岩波現代文庫)では、聖書の7つの罪(傲慢、羨望、大食、怠惰、奢侈、怒り、吝嗇)にちなんで、「7つのタブー」を紹介してる。ただし、この本では、カラオケバー(同時に複数のグループが一緒に歌う場所)でのタブーであって、1グループで部屋にこもって歌ういまの作法とは少しずれるかもしれない。

カラオケ7つのタブー

 1.泥酔して歌わない
 2.ヴォリュームを上げすぎない(音楽全体のヴォリューム)
 3.エコーをかけすぎない
 4.歌を独占しない(他のグループが歌えない)
 5.異性の歌はなるべく歌わないほうがいい
 6.天才の歌はなるべく歌わないほうがいい
 7.自己陶酔に陥らない

 このタブーを守ることで、何を得ることができるのかというと、ぼくは「節度」なのかな、と思った。この中でとくにおもしろいなと思ったのは6。天才の歌はなるべく歌わない。カラオケを歌っていると、たまに「この曲を気楽に歌うのは、どうも畏れ多い」という曲が目に入って、もっと「無難」な音楽を探してしまったりするのだが(たとえば最近のだと、フジファブリックの『茜色の空』は天才ソングではないかと感じた)、ぼくが歌っても「説得力がない」ということになりかねない。

 この本では、たまの「さよなら人類」、BEGINの「恋しくて」、サザンオールスターズの「いつか何処かで」をあげている。時代を感じるチョイス。

 いい曲や。

 ところで、最近はカラオケバーで歌うということはほとんどなくなり、もっぱらカラオケルームで歌うのが日常的な風景になっているのだが、そのぶん、カラオケを嗜むために守らなくてはいけないコードが変化してきているように思う。それは一口にいうと「仲間内での空気を乱さない」ということで、ネットをちらっと巡回してみたところ、たとえば「同席者の知らない曲は歌わない」とか「2曲連続で入れない」とかそんな感じになっていた。時代は変わる。


♪いま聴いているもの

ENTERTAINMENT (通常盤)
SEKAI NO OWARI
トイズファクトリー
2012-07-18

↑このページのトップヘ