parade 0.5

 日々の泡沫 浮かんでは消えるものの記録です。

 傷ついた人を目の前にして、できることってなにがあるんだろうか。

マラソンの伴走者のように、相手が語り切るまで伴走すると言いましたが、一番根本にあるのは 「時間をあげる」ことだと思うんです 。その人が納得するまで、とにかく焦りもせず、急かしもせず、でもその人がそうしている間は、二四時間は無理にしても、ときどきじぶんの時間をあげる。

 「語りきれないこと 危機と痛みの哲学」(鷲田清一著)より。

 職業的なカウンセラーには、「じぶんの時間」をケアを求めている人に「あげる」ということはむずかしい。なぜなら、カウンセラーはタイムスケジュールに従う必要があるから。だから、逆にそうではない一般の人こそ、傷ついた人のケアを行うことができる。

 なるほど。この本は、3.11の震災後に書かれたもので、被災者のことを念頭において書かれている。震災の場面ではない日常でも、誰かが自分のために「時間をとってくれる」ことに、妙に安心したりすることがあるなあと思った。


 最近出た曲の中ではこの「もんだいガール」がすごくいいです。

 「攻撃的な」と形容されることがよくあるそうなのだが、これは勢いがあって、テクノにまぜこんだ「ハイウェイ・スター」(Deep Purpleの)みたいにアグレッシブだ。

 戦いのはじまりを想起させるような不穏なイントロからはじまって、最後は鼓舞するようなかんじに盛り上がって着地する。

 歌詞も、いいですね。

だれかを責めるときには 「みんなと違う」というけど
毎回「みんな」にあてはまる そんなやつなんているのかよ

 きゃりーぱみゅぱみゅは、かっこう良くて強いアイドル像を、デビューからこのかた、わりと一貫して演じてきたと思うのだが、その強いアイドルの、エッジがたった所をこの曲では歌詞でもアレンジでもおしだしていて、シンプルに言うと頼もしい感じがする。

 ここまでガツンと、強いアイドルをやるんだなあ、と思うと、ちょっと感動的なところもある。

 なんとなく、変わった曲が多いきゃりーぱみゅぱみゅのなかでも、異質な感じのする曲なので、感想を書いてみました。またフェスなどで観たいなあ。

 ドラマ「Long Vacation」のサウンドトラック。まだ子どもだったころ、このドラマを飽きるくらい観て、都会の雰囲気とか、恋愛のことなどについて思いを馳せるような時間があった。思春期ですねえ。

 あのドラマのいいところの一つは、やはり音楽だったのではないか、と思う。音楽を担当しているCAGNETが醸し出しているおしゃれムードは、当時とても新鮮だったものです。洋楽聴こうかな、R&Bとかよく知らないけど・・・みたいな人を、ちょっとCD屋(HMVとか新星堂とか)へ向かわせるような誘引力があったわけですね。

 いまこうしてアルバムをかけながら、ころっとだまされていたのかな、と思う瞬間もあったりするのだが(思い出補正)、それもそれでいいや、と。通して聴くと、いい曲が揃っている。

 なかでもやはり、「Close to You 〜セナのピアノ〜」は格別で、気皚兇發茲聴いた。あと「Minami」。「Sobani Iteyo」。

 このサウンドトラックには、セナのピアノは兇世影っているのと、「Minami」は未収録。

 Long Vacationが流行ってた時代、これらの曲はちょっと探さないとなかなか気軽に聴けるわけではなかった。とくに、お金の持ち合わせのない子どもには。

 現在このサントラや、その他の重要な曲はApple Musicにも入っているし、簡単に聴くことができるわけです。

 突然に、普段使いしているイヤフォンのXBA-40が壊れてしまった。昨日まではあんなに快調だったのに。。

 iPhoneで、音楽アルバムを聴こうとしてもなんか音がへん。ボーカルの音声だけが消されたようになり、楽器の定位もあやふやに。

 どうやら、起きているのはリンク先(参照)にあるような、ジャックの接続不良か断線、ということらしく、イヤフォンを別の再生機器につないでも同じ現象が起きたので、イヤフォン側の故障だと判断した。

 まだ買って1年とちょっとくらいしか経ってないのにな。保証期間は切れている。仕方ないか。

 ということで、気に入っているイヤフォンなので、また同じものをネットで注文しました。

 「風の歌」(Grapevine)は2010年に発表されたシングル曲。アルバムでいうと、2011年の「真昼のストレンジランド」というアルバムに入っている。なんとなくちょっと捻ったところのある音楽を鳴らしているGrapevineにあって、この曲は直球の部類に入ると思います。ミドルテンポのギターが映えるJロックで、曲のアレンジもシンプル。歌い方も、素直に声を出している印象で、誰にでも聴きやすいです。

 歌詞は、通して聴いてみると、なんだか人生における時の流れというか、そういうものを風という言葉に託しているのかな。そこまではわからないけれども、こういうメッセージはいまどきありそうに思えて、あまり見当たらなくなっているため、ふっと心の隙間を突かれたかの気持ちになります。

 ロード・ムービーのエンディングテーマなどにしたら、ハマりそう(ちょっと安直だろうか)。

 Grapevine のようなバンドが演奏するからいい、というところもあるかもしれない。うまく言えないのですが。

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