編集するということは、どんなにテーマや方針に沿ったとしても(そのテーマの決めかたからして)どこかに恣意的な要素が入ってしまう。もちろんこのブログもそうで、筆者の気の向くままに勝手に内容が定められ、気の向いた時に更新されていく。

 しかし、逆から見ると、完全に無私で客観的な人はいない。もしもそんな人がいたとしても、その人は編集に必要な取捨選択作業を行うことができないだろう。人間は恣意性から逃れられないのだから、せめてできるだけ公平に、優しい目線で物事を捉えることができたらいいのではあるが。

 ネットで取り上げられるニュースは、とくに恣意性がつよい場合があり、ちょっとした発言や文章が思わぬところから火種になって拡がることがある。いまの時代の有名人は大変だと思う。村上春樹さんが、「村上さんのところ」という読者交流サイトを期間限定でやっているけれど、勇気がいることだと思った。無事に最後まで走り抜けてくれればなあと思う。

 そういえば、新情報が入った。鎌倉幕府の開府って、1192でも1190でもなく、1185なのか。

 「イイハコ作ろう〜」って、語呂はあまり良くないね。