親友の結婚式

August 09, 2015

地元の人はtwitterとかあまりやっていないのでこっちで書こう。

昨日は故郷山形で小学校3年からの連れの結婚式がありました。
嫁さんは若くて奇麗でなんで禿げてきたアラフォーと結婚するか?は謎でしたが友人は優しい奴なので多分そこが好きなのではないかと思う。

30年来の親友である私はスピーチをやらせて頂きましたが出番を前にして同じテーブルの友人一同が「緊張してる、緊張してる」とからかいます。
40000人の前で試合したりテレビに出演する事もある私がこれしきの舞台であがるはずもなく、前夜祭で飲み過ぎた故に強烈な吐き気と戦っていました。

スピーチでは彼との思い出を語りました。
内容はこんな感じです。ちょっと足りない部分を付け足しつつ記しておきます。

小学校から家族ぐるみの付き合いで仲の良かった我々は中学校になると夢を抱きました。
私は格闘家。
彼はF1レーサー。
二人でランニングしたりママチャリで山を登って下りでコーナリングを競ったり、腕立て何回やれるか勝負したり意味不明のトレーニングでお互い切磋琢磨していた。

高校は別々の学校になったものの彼はバイトを沢山しながら週末はカートのレースを始めました。
同時期に自分は極真を週1回通って車庫で自主トレをしていた。


彼の方が頑張ってるとその時期は思いました。
自分に対して悔しかったし彼がとても輝いて見えました。
負けたくないと思いつつも彼の事を尊敬してました。
その後就職シーズンとなり私は何をすればいいのかも解らずバイクを乗り回しブラブラしている一方、
彼はバイト先が応援してくれるという話でレースを続けながらそのバイト先に就職をしました。

しかし少し時間が経つと眩しかった彼もF1というとてつもない大きな夢に力及ばず早々と挫折をしました。多分バイクの運転も下手だったので才能がなかったのでしょう。
すると彼は保身の為にある事ない事ホラを吹き始めました。
スポンサーがどうとかスケールがデカい事を言うのですが流石に誰も騙されませんでした。

一方その頃私は上京して型枠大工職人として一心不乱に働いてました。

休暇で鶴岡に帰郷するたびに奈落した彼の生活に腹が立ちました。
自分が彼に文句を言うのはいいのですが誰かが彼の事を馬鹿にすると余計にムカついたし周りに見下される彼に頭がきました。

飲んで私が怒って彼をボコボコに殴った事もありました。
彼は一切反撃してきませんでした。
そのうえを昨日はスピーチの中で初めて謝罪しました。

23の時、私が格闘技を始めて1年後にデビューすると彼はとても応援してくれました。
年齢を重ねるに連れ飲んで揉める事はなくなり食事もよく行きました。
そもそも彼は優しい男なので。
私が帰郷するたびに何処からか聞きつけ連絡してきてくれます。
彼が趣味でやっていたボディビルのジムにお邪魔して一緒にトレーニングしたり昔のように金蜂山を登って走る位に元の二人の距離は戻っていきました。
山登りはあの頃と違って現役選手の私の相手にはなりませんでしたが…


IMG_0022彼と励まし合い競い合い成長して、彼に厳しく当たったりした事もあったけど同時に自分はしっかりしなければと自分に言い聞かせ、ずっと少年期の思いを捨てれずに今も私は生きている。
彼がいなければ今の俺はなかっただろうし彼もきっとそうだろう。
そんな彼が生涯のパートナーを見つけ家庭を守り生きる事を決めてくれたのがとても嬉しい。
もう俺の心配は不要かな。


この夜は同窓会みたいに皆が語り合い騒いだ。
結婚本当におめでとう。素晴らしい会をありがとう。
※写真は奥さんではなく10年ぶりぐらいに再会したお世話になった彼の母。


酒はほどほどにして今日は早起きして関越道を走りディファ有明まで。
連勝中の佐藤天のセコンド。
結果は1RKO負け。
昨日までの2日間がまるで夢だったかのように現実に引き戻された。
だがこれも青春まっ只中である。

這い上がれ天!





Posted by ryo_chonan at 21:44