更新

March 30, 2017

久しぶりの更新です。

ブログの方は何か心に思うことがあったら文字に残していこうというスタンスです。
日常はSNSで発信しています。

実は過去に長文を書いてのですがアップせずに削除してしばらく文章を書く気がなくなりました。
勿論更新してない間にも頭にくる事やそれ以上の嬉しい事が沢山ありました。

でも削除したブログの時ほどショックな事はなく今でも彼を思い続けてます。
前に進もうと再び文字を打ってます。

昨年8/30に俺は愛弟子を交通事故で失いました。
まだ21歳で沢山の可能性を秘めた真面目な男でした。
亡くなる3日前の土曜に試合して勝った後、日曜日にすぐ試合後の挨拶に来て火曜日から通常のプロ練に参加、それは試合前の練習仲間の追い込みを手伝う為でした。
ジムの掃除を終えて試合前にお世話になった治療院まで挨拶に向かおうとしている途中にバイク店で事故りました。

お母さんからジムに電話が来て結構な事故で大怪我をしたけど意識はあると聞きました。
命に問題はないと思ったのでせっかく勝って何やってんだよと彼の練習や試合の心配をしていたのですがクラス指導中にお母さんから再度電話が来て息子が息を引き取ったと報告を受けました。

自分はなんと言えばよいか言葉が出なく、ただ事故で亡くなった事をその場にいた会員さんや選手達に伝えると皆が泣き崩れ始めました。

正直この時は実感が湧かず悲しみが込み上げてくるような事はなく、選手にいつも怒ってたから感情のないマシーンみたいになってしまったのか?と自分に引きました。
泣いてる若手達を宥め試合があるなら泣いてないで練習しろって言いました。今日は帰ってもいいよとも伝えジムを通常通り閉めて帰宅しました。
ずっと実感が湧かないまま電車に乗り降りて自宅の方向に歩いてると自分がやっと一人になりました。
すると途端にスイッチが入ったように大号泣。
人気のない場所まで移動して暗闇の中泣き続けました。
ちょっと落ち着いて帰宅すると嫁が泣いてたので「何泣いてんだよ?」ってさっきまで散々泣いてたのに冷めた顔で言いました。不思議なもので家族がいると涙はピタっと止まります。

結局一睡も出来ず本来は彼が指導に入ってたはずの朝のジムの指導に向かいました。
ジムにはいつも忘れ物する彼がしっかりジャンバーを忘れていました。
ジムの中で一人泣き崩れました。
それから車で彼に会いに行く途中、会ってから、帰り道、ずっと泣きながら車を運転してましたが対向車の人は泣きながら運転している私に驚いたでしょう。


この時期は選手の練習姿勢について悩んでました。
とにかく練習をサボる人間は辞めてもらったのですが、リーダーでなければならないはずの清水は連敗と若手達の追い上げでスランプになってました。
そんな中でも秋葉尉頼は真っ直ぐに真面目で曇りのない男でした。決して頭は良くないのですが挨拶と笑顔と常に前を向いてました。一緒にジムを指導して任せれる存在でした。

お通夜の日はジムを臨時休業にして告別式は白井がジムを担当してくれました。
沢山の会員さん、関係者に見送って貰うことが出来ました。
彼が21年の間に作ってきた輪です。

翌月に行ったTTFでは三浦が長期欠場から復帰、大越は強豪相手に攻めるも逆転負け、スランプの清水はギリギリの試合でしたが古間木選手を破りまだ自分はいるんだと存在を証明しました。
会員のTHEイナズマ戦隊ヴォーカル上中丈弥さんからは応援歌を歌って頂きました。

あの日から練習も全て変わりました。
選手も結構勝ってますし秋葉が走れなかった分背負って走ってくれてます。
亡くなってすぐに書いたブログは思い出を書き続けた涙、涙の内容でした。
今は選手達が前を向いてますし引退している自分も未だ格闘技界で走り回ってます。
きっとこれから敗北や苦しい事あるでしょう。

でも彼のように前を向いて生きましょう!IMG_3664


Posted by ryo_chonan at 01:46