桂木嶺のひとりごと Ryo's cafe

Ryo's cafe改め、桂木嶺のひとりごとです(^_-) 歌舞伎・演劇・音楽・美術を中心に感想をまとめています。 横浜の海や花を眺めるのも大好きです。 おだやかな日々を送りたいと思います。 どうぞ楽しくお立ち寄りくださいませ。

歌舞伎を中心に演劇を観ている、演劇ライター・桂木嶺(かつらぎ・りょう)のブログです。お芝居の感想や音楽、美術のお話もしたいと思います。横浜の海や花のお話、家族のお話もいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

いまこそ本当にキリスト教教育が見直されるべきと思いますね。キリスト教にかぎったことではありませんが、思いやり、寛容、愛情の大切さをきちんと私も学ぶことができたからです。私の学校では不登校やいじめはほとんどなかったですし、あったとしても生徒同士で注意しあい、ちゃんとかばいあっていました。安倍さんに伝えたいですね(^^)

私の通っていた幼稚園から高校までのミッションスクールは、偏差値はさほど高くなかったですが、校則もきちんとまもり、いじめもなく、先生に対する反抗もなく、遊びと勉学をそれぞれ楽しむ気風でした。思いやりの心をもって人に接することを大事にしていました。いままさに求められていることですね。

保護者の方々も、先生の教育方針をきちんと受け入れ、尊重し、家庭でのしつけもしてきましたので、いわゆるモンスターペアレント的なひとはいなかったと記憶しています。そういう家庭と学校の双方の信頼関係が結ばれることが大切だと、痛感しますね。

同じ学校に韓国籍や中国籍、台湾籍の人がいましたが、彼女たちもきちんと尊重されました。それぞれの国の文化の違いも、学校で学ぶことができました。また障害をもつ生徒さんもいました。でも、彼女たちは大変努力家で、尊敬されていました。そういう多様性がもっと公立私立限らず認められるべきです。

この国の教育を、たとえば教育勅語や神道教育で、「選ばれた民=日本人」的なものにしていくことが、いかに危険か、私はまざまざと感じています。キリスト教ということに限らず、もっと多様性を尊重する教育方針を、日本政府は考えるべきですし、これからの子供たちの未来のために必要だと、私は固く信じています。

歌舞伎美人からのお知らせです。
俳優祭2017(第38回)の出演者の方が決まりました(^_^)

あなたのお好きな役者さんはでていらっしゃいますか?(^^)
ぜひチェックしてみてください!

くわしくはこちらから!

http://www.kabuki-bito.jp/news/3895

演目はまた決まり次第、ご連絡があるそうです!
大変大変楽しみですね!(^^)

きょうはみなとみらいホールでの、N響演奏会「横浜スペシャル」に行ってきました。指揮はパーヴォ・ヤルヴィ、曲はマーラー交響曲第6番の「悲劇的」です。これが実にすぐれた演奏で、いままでいろいろな演奏を聴いてきましたが、その中でも図抜けて優れた、歴史的な名演となりました!

最初は武満徹の「弦楽のためのレクイエム」。かなり不協和音が続くのですが、パーヴォとN響はしっかりと音を正確に演奏し、武満の複雑な世界を現出させました。現代音楽のある種の頂点ともいうべき曲でしょうね。とても不思議な体験でした。

次に休憩なしで、マーラーの「悲劇的」の演奏です。まず、第1楽章から大変迫力に満ちた、疾風怒濤ともいうべき演奏で、聴衆の心をわしづかみにしました。昨年9月にヤルヴィがN響と組んだマーラーの「一千人の交響曲」に比べても、非常に気魄十分の演奏で、魂を揺さぶられるとはまさにこのことで、大興奮しました。複雑かつ難解な曲を、パーヴォとN響は緻密に演奏を重ねていき、やがてスケールの大きな感動をもたらしてくれました。第2楽章でも、その剛腕はさえわたり、カウベルの音などで、抒情的に魅了しました。また、第3楽章はあまりの天上の音楽ともいうべき美しい調べに、思わず落涙してしまうほど感激を覚えました。第4楽章にいくときのハンマー音もすさまじく、英雄の運命を象徴するかのごとき、戦慄が走りました。最後まで緊迫感いっぱいの演奏を保ち、巨大な人間の運命を感じさせたのはまさにお見事というほかありません。力いっぱいの指揮と演奏で、みなとみらいホールが大きくどよめき、感涙にむせびました。

パーヴォはN響を「世界レベルのオーケストラ」と高く評価していましたが、まさにその才能が開花した感があり、これから始まるヨーロッパツアーでの評判も大変楽しみです。パーヴォが首席指揮者になったことで、N響もいよいよ世界に冠たるオーケストラへの脱皮に成功してほしいと願っています!

5月には渋谷のNHKホールにて、また9月にはみなとみらいホールで、パーヴォがまたまたタクトをふりますので、パーヴォとN響の素敵なコラボを、ぜひたくさんの方に体験していただきたいと思います!

素晴らしい!ブラヴォー!マエストロ・パーヴォ!

歌舞伎 on the webに、今年の俳優祭の概要が出ましたので、ご案内いたします!

私も、今年はぜひ参戦してみたいと思っております。
楽しみにしております!

http://www.kabuki.ne.jp/cms/topics_20170222_1061.html

【NEW】「第38回俳優祭」の前売開始が決定しました
平成29年3月28日(火)に歌舞伎座で開催される、日本俳優協会主催 「第38回俳優祭」の前売開始が決定しました。

演目・出演者等は現在調整中です。
決まり次第、日本俳優協会ホームページ および 歌舞伎 on the web で随時お知らせいたします。
どうぞお楽しみに!

日本俳優協会再建設立60周年記念
 第38回 俳優祭

■日 時
平成29年3月28日(火)
昼の部 12時開演 / 夜の部 5時開演
                              
■会 場
歌舞伎座

■入場料(税込)  
1・2階席 20,000円
3階A席   6,500円 
3階B席   4,500円
4階指定席  3,500円
1階桟敷席 23,000円 

■前売開始
3月7日(火) 10:00〜
※1回のお電話または操作につき合計4枚までとなります。

 ●電話予約
 チケットホン松竹 俳優祭専用ナビダイヤル
 0570−07−8822 (10:00〜18:00)
 ※上記以外の番号では当公演のチケットはご購入いただけません。
       
 ●Web予約
 チケットWeb松竹 (24時間・発売初日は10:00〜)

■窓口販売
3月9日(木)10:00〜
※窓口販売用別枠でのお取り置きはございません。

尾上松也が素晴らしい出来栄えである。大阪松竹座の「二月花形歌舞伎」は、今年の歌舞伎界上半期のひとつの「事件」となろう。松也の「渡海屋・大物浦」と、尾上右近とともに踊った「連獅子」が傑出しているからである。ことに「渡海屋・大物浦」は、松也が、時代物役者としての可能性を大いに発揮し、現代の大立者たちに比肩しても、決して負けることのない、華やかさ、スケールの大きさ、そして哀しみを存分に表して秀逸。今回は、この「渡海屋・大物浦」について書いていきたい。

まず、「渡海屋」である。松也がいいのは、その出である。古怪さにはまだほど遠い若さが残るものの、役者ぶりが大きく、銀平の人のよさ、力強さ、華やかさを表している。また、口跡が非常によい人なので、銀平と女房お柳(壱太郎もすぐれた演技をしめした。また後述する)のあたたかな関係、ひとつの家族(疑似家族なのだが)のささやかな幸せをかっきりと活写していて、ドラマの面白さを明確にしたところが素晴らしい。こんなに心あたたかな銀平像を出したのも、松也の解釈の面白さである。相模五郎(種之助熱演!)と入江丹蔵(尾上右近)の魚尽くしの場面も飄逸な味わいを醸し出し、余裕を感じさせたのは立派。お柳が、銀平を日和見に通じることを自慢するくだりにも、この松也の銀平ならと説得力がある。

また、松也の素晴らしいところが、知盛になってからの白装束の美しさと気品である。いかにも勇壮だが、平家の公達らしい品格が備わっているのが新鮮である。そして、その口跡の面影には、私も映像でしかみたことのない名優・二代目松緑の片鱗がうかがえる。これは、ひとえに、松也の努力と研究のたまもの、また指導にあたった当代の松緑の熱心さもあろう。舞台とは本当に総合芸術であると実感する。

お柳から実は安徳帝の乳母・典侍(すけ)の局になった、壱太郎の毅然とした気品あふれる姿もまた見事である。前半の女房らしい細やかさは浅草歌舞伎での「吃又」のおとくでも見事に発揮されたが、またいっそう、松也の知盛との情愛も感じさせ、ドラマを一層奥行きの深いものにしている。

「大物浦」では、壱太郎の典侍の局のセリフの見事さが大いに生き、平家滅亡の悲劇が、舞台いっぱいに横溢するスケールを放っている。「八大龍王よ、帝の御幸なるぞ」の叫び、幼い安徳帝の入水する決意に涙するところ、情感きわまって、こちらも落涙するほどの絶唱である。数々の典侍の局を見てきたが、こんなに愛のあふれる女性像を現出したのは、壱太郎のお手柄というべきであろう。

そして、相模五郎と入江丹蔵の二度目の出となる。種之助の相模は力いっぱいの熱演ですがすがしい感動を呼ぶ。全身に力感がこもっているのがこのひとの身上。大きく育ってもらいたい。また尾上右近の丹蔵も丁寧に演じている。敵兵もろともわが身を突き刺し、入水するところは、もっと派手で、悲壮感がほしいので、頑張ってほしいところである。

そして、血にまみれた凄惨な姿の、松也の知盛の出となる。猛将らしい戦いぶりを体いっぱいに表現して素晴らしい。義経(新悟が端正かつ品格あふれる、よい義経である)に迫り、平家滅亡の怨念・憎悪をぞんぶんに見せて、すさまじい憤怒を感じさせたのはお見事。三悪道のあたりもたっぷり聞かせ、平家の運命の哀切さを現出した。また安徳帝に「あだに思うな、知盛」といわれたときの悲痛さは、「渡海屋」での銀平・お柳・お安(安徳帝)の疑似家族の幸せがあってこそなので、いっそう引き立ち、ドラマが重層的になり、深い感動を呼んだ。

そして、豪快な入水の場。みずからの体にむち打ちながら、碇を巻き付け、海に飛び込む松也の知盛に、ひとつの叙事詩ともいうべき感慨を抱いた私であった。その知盛に、ふかい哀悼の念を抱く、武蔵坊弁慶の歌昇もまた哀感あふれ、この悲劇の目撃者でもあり、やがてかれらも死に至る運命の皮肉さを感じさせて秀逸。

若手花形の結集ながら、見事な完成度を誇った、大阪松竹座の「渡海屋・大物浦」であった。
浪速の春も、もうすぐそこである。


2017年2月21日所見

今日は、大阪松竹座にお邪魔して、昼夜拝見しました!若さ溢れる素晴らしい舞台に感激しています!

特に素晴らしいのは、松也さんと壱太郎さんの渡海屋、大物浦!今年の事件です!傑作ですね😄!

また、夜の部は、いやー、実に素晴らしい連獅子でした!芸と芸がぶつかり合う、緊迫感溢れる、松也と尾上右近の踊りに拍手!

大阪まで来た甲斐がありました!感動の大阪松竹座でした!😘

詳しくは帰京してから書きますね!

私たちを昨年秋、感動のうずに巻き込んでくれた、秀山祭の傑作「吉野川」が、
3月26日(日)に「古典芸能への招待」(NHKEテレ)にて、放送されることになりました\(^o^)/\(^o^)/

くわしくは歌舞伎美人のホームページから♪

http://www.kabuki-bito.jp/news/media.html

出演 中村吉右衛門 市川染五郎 尾上菊之助 坂東玉三郎ほか

放送時間は、21時から23時までの二時間です!

あの感動がまたよみがえります(^_^)/ ご覧になった方も、舞台をご覧になれなかった方も
必見です!\(^o^)/\(^o^)/

きょうは文楽第2部(国立小劇場)の「曽根崎心中」を見てまいりました。
勘十郎さんのお初、玉男さんの徳兵衛、うっとりするカップルで美しかったのですが・・・・( ^^) _U~~

今回、「曽根崎心中」を文楽で見てみて、「あら?このカップル、ちょっと考えが浅はかすぎやしないかしら?」と思ったことがつらつらありました。私がそれだけ年をとったということですかね(苦笑)。とりあえず、徳兵衛は25歳、お初は19歳という初々しいカップルだということを念頭に置くと、いろいろ納得できることもありますね。

〇まず・・・徳兵衛に言いたい!お給料もそんなにもらっていないのに、お初に入れあげないこと!遊びなら遊びと割り切ること!

〇で、お初。徳兵衛のいうことをいちいち真に受けないこと!オトコのグチはさらっと流す事!

〇徳兵衛に言いたいこと。いくら友達だからといって、ご主人から預かったお金を勝手に友達の九平次に貸さないこと!それ社会人の常識です!

〇九平次が借金を踏み倒したからと言って、徳兵衛やお初が死ぬ理由は実はこれっぽっちもありません!ちゃんと徳兵衛は、事情をご主人に相談すればよかったのです。いくら不義理をかいたからといって、ちゃんとそれはご主人だって相談に乗って解決してくれるはず。

〇お初も、「すぐに結婚したい!」とさわがないこと。慌てず騒がず、事態の好転を待てばよかったのです。

というわけで、心ある作家の方に、もっと前向きな「曽根崎心中(心中しないでハッピーエンドになるバージョン)」を書いていただければうれしいです!(^_^)/

以上、本日の感想でした!(^^)/

きのうは、歌舞伎座の幕見の前に、国立演芸場の中席に行ってまいりました。お目当ては、仲入り後の鹿芝居です。鹿芝居とは、私も知らなかったのですが、噺家さんが芝居をなさるので「しか芝居」ということで「鹿芝居」なのだそうです(^_-)-☆ 落語をひとしきり聞いた後は、噺家のみなさんによる「らくだ」(あの「らくだ」です!)を見ることができ、たいへんたのしい出来栄えに、思わず大爆笑の嵐となりました(^^)

半次を馬生師匠、屑屋の久六を正雀師匠(先日、早稲田の演博で高座にあがった方ですね^^)、大家を馬楽師匠、らくだを馬久さん、大工八五郎を世之介さん(漫才の)、たらちねお長を菊春さん(漫才の)、家主女房を、馬玉さんがそれぞれ演じ、アドリブも満載で、楽しく「らくだ」ワールドを繰り広げておられました。

ちゃんともちろん、扮装をされて登場されるのですが、みなさん歌舞伎もビックリするほどお上手な出来栄えで、感心するやら感動するやら。場内笑いと大拍手のうずでした。

終演後は、ロビーでサインや歓談を噺家の方々がしてくださり、かくいう私も正雀師匠のサインを頂戴することができました。落語も鹿芝居の前になさっていて、「紙屑屋」で、歌右衛門丈や、彦六師匠の声色を見事に正雀師匠が再現されたので、その感激をお話したら、師匠は大変温厚な方でニコニコと「おふたりのよさを生かそうとおもっているのですよ(^_-)-☆」とお話してくださり、ますますファンになりました。

その他も、馬生師匠や馬楽師匠の落語を堪能したり、世之介さんと菊春さんの漫才に酔いしれたり、と楽しく一日が過ぎていきました。

演芸場は、入場料が2100円と大変オトクで、かつ、シルバー料金(65歳以上)だと、1300円、学生さんだと1500円という良心的な料金なので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいですね!

今日は夫が飲み会ということで、歌舞伎座幕見に参りました。「梅ごよみ」を見たかったからですが、うーん、女性の意見としては、このヒロインたちにあまり共感できないなぁ😅

というのも、ひとりのオトコをめぐって、菊之助さんと勘太郎さん扮する辰巳芸者が、みっともないくらいいさかいを起こすのですが、こんなに性格のキツい女たちにかこまれたら、染五郎さん扮する主人公としては、可愛い性格のいい女の子に走るよね😅と思ったからでした。

意地の張り合いと言えばそれまでですが、とどのつまりは、友達の彼氏を奪おうとする話ですもの、女子としては、そんなオンナの友情にひびが入ることはしたくない、というのがホンネではないでしょうか💞😅

とはいえ、ラブコメディとしては面白くできていて、染五郎さんのオロオロぶりがとてもおかしかったですね😄漁夫の利を得る児太郎さんがかわいいですね😄そう、可愛いは最強なんです!

勘太郎さんも面白おかしく芸者を演じており、菊之助さんが、かなり性格のキツい芸者をたのしげに演じているのも笑えました。でも、現実にこんなオンナたちがいたらイヤだなぁ。絶対友達になりたくないですね😄

もうちょっと粋でいなせな芸者の世界・・を想像していたら、これがけっこう壮絶なラブバトルになっていて、抱腹絶倒だったのでした(笑) 

ことに勘太郎さんがとてもおかしくて、ちょっとごつい感じがまたリアリティがありまして(笑)染五郎さんも優柔不断なところがおかしくて。私がヒロインたちの立場だったら、とっくに染五郎さんなど振ってしまって、ちゃんと自分を見てくれる男性をえらびますけれどね〜(^_^)/と思いながら見ておりました。

幕見の後、一緒に見ていた女性陣といろいろ感想を言い合いまして、「私だったら、友達に彼氏を譲るけどなあ〜」と話していて、楽しくすごせました(^_^)/

ひさしぶりに堺雅人さんの情報です♪

なんと、堺雅人さん、こんどは吉永小百合さんと、映画で共演されます!
「北の桜守(さくらもり)」がそれです。
くわしくはこちらから(^_-)-☆

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/02/15/kiji/20170214s00041000456000c.html

http://www.sanspo.com/geino/news/20170215/geo17021505040004-n2.html

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170214-OHT1T50250.html

スポーツ紙各紙に一斉に出ました♪

大変楽しみですね!網走の極寒ロケも頑張っていただきたいものです!

きょうは夫とともに、映画「キセキーあの日のソビトー」を見てきました。実はもうすっかり「キセキ」ワールドにハマっていて、2回目の鑑賞となりましたが、まさにまごうことなき傑作でした!あらゆる世代の方に見ていただきたい、本年度の邦画上半期ナンバーワン(ともう言ってしまいますが^^)の作品です!
夫も大変満足していまして、「傑作誕生だね!(^^)/(^^)/」と喜んでくれました!

GreeeeNのみなさんや、松坂桃李さん、菅田将暉さん、成田凌さん、横浜流星さん、杉野遥亮さんの魅力や世界をいろいろ下調べした上で、今回2回目の「キセキ」鑑賞となりましたが、やはり圧倒的にテンポもよく、兼重淳監督の撮り方が丁寧で魅力的ですね。また斉藤ひろしさんの脚本が実によくて、セリフがいちいちリアリティがあっていいですね。

今回は、私のツボにはまったところを言いますと、松坂桃李さんが小林薫さん扮する父親と対峙する場面の、ド迫力ですね!バンドをやっているときは、たばこをぷかぷかと吸い、「あん?」とちょっと不良性感度が高い彼。しかし、父と対決するときの意志の強さや目力、ただずまいの良さ、スケールの大きさにすっかり魅せられました。日本男子、ここにあり!という感じで、ゆくゆくは彼は大河ドラマなどの主役もできるのではないかと思わせてくれました!実は今回の演技で、映画賞の主演男優賞も狙えるのではないかと思えるくらい、このJIN役は衝撃的でしたし、魅力炸裂でしたね!

菅田将暉さんも、のびやかな歌声と、ファッションセンスのよさ、感性の豊かさを見せてくれて素晴らしかったですね!あの名曲「キセキ」の歌詞を思いつく場面など、本当に感動的ですし、忽那汐里さんとのプラトニックなラブストーリーも、胸がキュンキュンしますね(^^) ライブ場面の生き生きした姿と、海援隊をこよなく愛するHIDE像をすがすがしく演じてくれて好感度ますます高くなりました!

横浜流星さんはnavi役ですが、「声」の歌声がまた素敵ですね!歯科医を目指そうと言い出したのも、実は彼なのですね。物語のキーマンを愛嬌たっぷりに演じていて見事です!

そして成田凌さん!! 後半登場の92(クニ)役ですが、いちいちセリフの言い方がかっこよくてすっかり目が♡に(^^)/「逃げ恥」から一転、オヒゲ姿もよくお似合いですし、PVの歌っている姿もぴたりきまってとても華のある役者さん。これからどんどん主役級で伸びていきそうですね!

杉野遥亮(ようすけ)さんも、甘いもの好きなSOH(ソウ)役を繊細に演じていて、とてもよかったですね!清潔感がなんといっても魅力的。金髪にしてみると、またいちだんとカッコいいですし、どんどん彼も大化けしそうですね!

ともあれ「キセキ」は、イキのいい若手スターたちの宝庫ともいうべき作品で、邦画でもこんな魅力あふれる作品は本当に珍しい!大体「映画は一回しか見ない」主義の私が「二回もシネコンで見てしまった」なんて、それこそほんとうの「キセキ」です!

そして、実は今回のドラマの核を担っているのは、小林薫さん扮するJINとHIDEの父親!!小林さんって、ちょっと癖のある役が多かったですが、びっくりするほど「昭和な父親像」・・とっても正統派ともいうべき頑固おやじを見事に演じていたので、いっぺんにファンになりました!彼もこの映画できっと助演男優賞を総なめできそう!JINやHIDEに見せる厳しい父親の顔と、医師としてのプロに徹した男の顔を見せて、こちらも大変魅力的でした。ある意味、こんなコワイお父さんがいたら、グレてしまいそうですが、そこをJINとHIDEは父を尊敬することで、大きく成長したのですね!

あと、気になる存在なのが、JINとメタルバンドを組む赤い髪の彼・奥野瑛太さん!いかにもバリバリのロッカーらしい肉体と、硬派な姿がたまりません♪アウトロー役も似合いそうですし、私、あんまり見る機会がないのですが、ビートたけしさんの映画とかに主役に抜擢したら、すごくヒットしそうな気がするくらい、彼のオーラは半端ないですね!

ともあれ、映画「キセキ」はいい男の宝庫です!男騒ぎな魅力満載!ぜひたくさんの方に見ていただいて、メガヒットとなればいいなと思っています(^_^)/

きょうはお友達にチケットを譲っていただいて、急きょ、国立小劇場の文楽第1部「平家女護島」を見てきました!「俊寛」のイメージが大変強いこの作品ですが、通しで見ると実に大変な平清盛のワンマンぶりが伝わって、大変スケールの大きなお話になっていたのでビックリしました!
太夫では、やはり咲甫太夫が大活躍。清盛の声を担当したのですが、ビックリするほどのふてぶてしさと恐ろしさがあり、聴きごたえ十分でした。清盛の人形遣いは幸助。こちらも清盛の凄まじさをぞんぶんに表していて秀逸。最後の大立ち回りなど、息を切らし切らし頑張っておられました。千穐楽まで大活躍ですが、頑張っていただきたいと思います。

ネタバレはこれからご覧になる方のためにあまりしないほうがいいと思いますが、とにかく清盛のやることなすことにビックリです!トランプさんもとんでもないですが、清盛はもっとやることが残酷ですさまじい怒気を放っています。歌舞伎でこの役をやれる人っていったら、先ほどもちらっとお話したのですが、たぶん海老蔵さんだろうと思いますね。千鳥はもちろんのこと、後白河法皇に「あんなこと!」をしでかしてしまうなんて、ちょっと普通の役者さんだと無理だろうし、恐れ多くてみな断ってしまいそうです。そのくらい、清盛の描かれ方が空恐ろしくて、あんまり恐ろしいスケールなので、かえって魅せられるほどでした。

俊寛は和生。なかなか毅然とした俊寛でしたが、かれの孤独や絶望をもっと描くと、後段の清盛に対する千鳥の怒りが増幅して面白い効果を成すと思います。そして「鬼界が島」の千鳥は蓑助。どこまでも玲瓏な千鳥で、美しかったですね。本当に貴重な舞台姿を魅せていただきました。俊寛と千鳥のドラマがとてもよかったので、俊寛がひとり取り残される姿に思わず落涙しました。

まったく準備不足でいった文楽第1部でしたが、大変たのしめました。三味線では清介がとてもよかったですね!

歌舞伎でもぜひまた通しで演じていただきたいです(俊寛が吉右衛門さん、清盛が海老蔵さんであれば!!)!すばらしかった!

舞台いっぱいにひろがる一面の水仙の花。そこで愛を確かめ合うエドワード(川平慈英)とサンドラ(霧矢大夢)の美しい恋に、思わず私は涙しました。舞台「ビッグ・フィッシュ」は、ティム・バートンの同名映画をもとに作られた、心温まるミュージカルの秀作です。演出・白井晃。きょうはこの「ビッグ・フィッシュ」を見てまいりました。

物語は、エドワードの息子・ウィル(浦井健治)が、婚約者ジョセフィーン(赤根那奈・注・夢咲ねねがこの名前で出演)との結婚式を控え、エドワードにある約束を頼むことから物語は始まります。彼女はすでに妊娠しており、そのことを結婚式では黙っていてほしいとウィルはエドワードに頼みます。しかし、エドワードはそれを何も聞いていなかったかのように、結婚式で皆に発表し、祝福を受けます。

エドワードは、ずっと昔から、ウィルに対してさまざまな大ぼら話を聞かせてきて、もうウィルは辟易していたのでした。大男の物語、エドワードに「死ぬ最後の瞬間」の予言をした魔女の物語、人魚姫の物語・・・でも、エドワードにとってはすべてが「真実」。美しい妻・サンドラ(霧矢大夢)への愛の成就も語って聞かせます。しかし、ジョセフィーンの妊娠を喜ぶウィルに衝撃の事実が・・・。エドワードが死病で余命残りわずかと宣告されてしまうのです。エドワードとの語らいを改めて大事に思うウイルは、エドワードの入院する病院に向かうのでした・・・。

エドワードの語る、さまざまな大ぼら話は、白井の演出により、さまざまなファンタジーとして生まれ変わり、実際に友人ドン・プライス(藤井隆)、大男カール(深水元基)、森の魔女(JKim)、サーカス団の団長(ROLLY)たちとなって現れ、幻影はやがて現実のエドワードの世界を彩ります。劇場の舞台空間いっぱいにひろがった大きな河に、登場した大きな魚―ビッグ・フィッシューが何を意味するのか、観客たちは問いかけられながら、エドワードの夢想をともに追いかける構成になっています。

エドワードを演じる川平の、伸びやかで明朗な個性と豊かな歌声が、この物語の美しさとすがすがしさを一層引き立たせるのに成功しています。また、狂言回し的に父・エドワードの物語を追慕するウィルこと浦井も、スケールの大きな演技と歌声で、テンポよくこのファンタジーへ観客をいざないます。また少女から娘、妻、母、祖母と女性の人生を現出する霧矢の達者な演技力も、ドラマの奥行を一層深め、感動を呼ぶものにしました。これに赤根ふんするジョセフィーンの献身があり、家族の歴史、アメリカの歴史が連綿と続いていくことを示唆しています。

やがて訪れる、最高のクライマックスーエドワードの人生の終幕の瞬間に、エドワードが唯一はたしてきた、大ぼらではない人生の宝物が何だったのか、ウィルは悟ります。エドワードの隠された真実の前に、私たち観客も深く感銘を受けました。そのカギを握る女性・ジェニー(鈴木蘭々)も、幻影ではなく、すべては現実だったのだと明らかになる過程で、大きな感動が劇場を包み込みます。ジョン・オーガストの詩的な脚本、アンドリュー・リッパの流麗かつ繊細な音楽・詞が、清廉な魅力をもって私たちに迫ってきます。

舞台「ビッグ・フィッシュ」は映画版の幻想的な雰囲気をそのままにしつつ、一層美しい愛の物語としてさわやかな感動を約束します。小雪ちらつく中、心洗われる思いで劇場をあとにしました。ぜひたくさんの方にご覧いただいて、ひとときの幻をご堪能いただきたいと思います。28日まで。日生劇場。

実際の舞台を見たときは「あらら?舞台転換、うまくいってる?」と思って途中で出てしまった正月の国立劇場「しらぬい譚」でしたが、きのうNHKBSテレビで見てみたら、「あらら?とても面白いし、トントンと芝居が運んで楽しいじゃないの(^^)/」と認識を新たにしました。がんばって、最後まで見ればよかったですね!ちょっと後悔しましたが、NHKさんのいきな計らいで、テレビで見ることができ、よかったです。

ただ、なぜテレビだと面白いのかといえば、とっても芝居がテレビ向きのような気がするのです。みんなあまり動きが少ないし、タイトバストショットの芝居が多いのです。で実際、歌舞伎らしくなるのは大詰めの立ち廻りだったりしますので・・。

台本も、かなり改変、改変しているようなので、言葉もあまりむずかしくないし、前半はなんだかフツ―の時代劇を見ているような気がしました。みんな舞台をすたすたとあるくのが気になってしまいますね。六代目は歩くことにもきちんと神経を払うように、と芸談を残しています。がんばってほしいです。舞台だと、思わず睡魔が襲ってしまうのは無理からぬことかもしれませんね。

でも後半は菊之助・松緑・亀三郎・尾上右近・亀寿・梅枝らが大活躍。菊五郎劇団も、もうこの若手・花形世代がひっぱることになったのですね。ちょっと感無量のものがあります。

ピコ太郎の亀蔵さんはご愛敬ですね(^^)なんでもこなす亀蔵さん、さすがです。

歌舞伎の名作のパロディも多く、「合邦」のパロディを時蔵さんがやり、そして最後は化け猫がでてきて、天竺徳兵衛みたいになるのですが、まるでジブリのねこバスみたいでわらってしまいました。お子さんがみたら楽しかったでしょうね(^^)

大立ち回りや宙乗り(斜めに横切るというめずらしい形)は、松緑さん、菊之助さんが大活躍。とても見ごたえがあり、さすがザ・菊五郎劇団!という感じがしました。

菊五郎さんがでてきて、ぴしりと舞台をしめますが、朝日とともに、大団円を迎え、とてもさわやかな気分になりました。

もうちょっと台本をうまく整理し、前半の動きを面白くすれば、再演も可能ではないかと思います。
頑張っていただきたいものです!

きのうは夫とともに、国立演芸場の上席(2月1日〜10日の公演のこと)に行ってまいりました。まだまだ落語・演芸ビギナーの私たち夫婦でしたが、大変楽しく伺うことができました。

実はお目当ては、小遊三師匠とナイツ、ぴろきさんだったのですが、ナイツのお二人とぴろきさんは代演のためお休み( ;∀;)でもけっこう実は代演というのはよくあることらしいですね。ちょっと合点がいかなかったのですが、実際に登場された演者の方が素晴らしい方々ばかりで、そんな疑問もふきとびました。また機会があれば、このお二人にご登場いただきたいものです。

前座さんの後は、明楽さんによる落語「まんじゅう怖い」。有名なお話ですが、ちゃんと聞くのは私も初めて。げらげらとわらうことができました。明楽さん、なかなかのイケメンでしたが、語り口も見事でした。

漫才は大ベテランの東 京太・ゆめ子ご夫妻。もう結婚して41年だそうです。イキのあったコンビぶりをみせてくださいました。いつまでもおふたり仲良くお元気で。

落語になりまして、「十徳」遊雀さんです。こちらも軽妙な語り口できかせてくださいました。

そのあとは若くてイケメンの山上兄弟によるマジックショー。大ネタのしかけを次々見せてくださり、大感激!

そして鯉昇師匠のおなじみの落語「千早振る」。今回は南千住に舞台が移ってました(笑)

仲入り(休憩)がこのあとありまして、各自自由にのびのびすごしました。けっこうビールで軽く一杯やりながら聴いておられる方も多くてビックリ!あと男性比率が高いのでこれまたビックリ♪

第2部は、講談ですっかりおなじみの神田陽子さんによる「椿姫」。テンポよく聞かせてくださって飽きさせません。さすがです!そしてとてもお肌がきれいでいらっしゃるのにビックリ。永遠に若い方ですね(^^)

そして落語で柳橋師匠による「金明竹」。上方からやってくるお使いの言葉遣いが何度聞いても笑ってしまいます。楽しいです!

バイオリン漫談というめずらしい演芸を見せてくれたのは、マグナム小林さん。大変に芸達者な方で、なんとタップダンスをしながらバイオリンをひき、かつたのしい芸をみせてくださいました。特にすごいのがラデツキー行進曲です。もっとすごいのが、演芸場のお客さんたちがみんなそれで手拍子をされたことです!クラシックも落語もお詳しいとはさすがです!

最後は大トリ。笑点で大人気の三遊亭小遊三師匠!生の小遊三師匠を間近で見られて私も夫も大感激!マクラはやはり歌丸師匠ネタで大いに笑わせ、「さて私の好きなのは実は”夜這い”なのです(^^)」と小遊三さんらしいくすぐりから本題に。「引っ越しの夢」という艶笑噺の大ネタでした。強欲ですけべな一番番頭さんを実に見事に演じていて大いに笑わせ、まけじおとらじすけべ根性のぬけない二番番頭さんもこれまた軽妙に演じました。一歩間違うと、大変なセクハラ・パワハラネタなのですが、小遊三師匠が演じますと、なんとも人間味あふれる楽しい人たちのお話になるから不思議です。たくまざるユーモアはやはりお人柄が明るいからでしょうね。ちょっと風邪をひいておられておつらそうでしたが、そこは芸のちからでたのしくカバーされ、大いに会場はもりあがりました(^^)/

夫も私も肩がこらずに、わーはっはっはと大いに笑い、楽しく一日過ごせたので感謝したいと思います。
初めての国立演芸場でしたが、スタッフのみなさんも大変気さくでやさしい方々ばかりだったので、またぜひ伺いたいと思います!\(^o^)/

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shuumeimaku


kantarou chouzaburou





















きのうは節分♪大変お天気の良い中、歌舞伎座に行ってまいりました!
お目当ては、やはりかわいらしい二人の豆中村屋・勘太郎くん(5歳)と長三郎くん(3歳)。
オトナのみなさんも頑張っておられましたが、やはりこのちび中村屋ふたりが当月は大当り!\(^o^)/
「桃太郎」にすっかり目を細めてしまう私たちなのでした(^^)

写真は、おふたりの初舞台を祝う襲名幕。桃のイラストがとても愛らしいですね♪

おじいさん(芝翫さん。次の幕で「絵本太功記」の光秀をやるとは思えないくらいの好人物ぶり)と、おばあさん(時蔵さん。すっかり目がやさしくてマル)が川で大きな桃を拾ってきたところから物語は始まります。
桃をふたつに割ってみると、なんと中からで出てきたのは、勘太郎君と長三郎君!

とにかくふたりとも、
ちっちゃくて、まるっこくて、ぷにぷにしていて超〜かわいい
勘九郎さんも七之助さんもうれしそう

第一声もふたりとも見事にきめ、歌舞伎座のお客さんたちはもう大喜び!

桃太郎に付き従う、犬彦(染五郎)・猿彦(松緑)・雉彦(菊之助)のトリオがこれまた実におかしくて、お客さんたちは笑いの渦!

桃太郎の誕生を祝う神主音羽(菊五郎)も、豆中村屋の前では、ただの気のいい親戚のおじちゃん♪
口上の間、なんだかおねむな長三郎くんを必死にあやす音羽屋に、思わずみんな頬がゆるみっぱなしです

無事に口上もあいつとめ、いざ鬼ヶ島へしゅっぱーつ!\(^o^)/\(^o^)/

赤鬼さん、青鬼さんもやっつけて、見事に見得もきまって、よっ、中村屋〜\(^o^)/\(^o^)/

とにかく5歳と3歳のちびっこ中村屋ですが、舞台度胸のよさはおじいちゃま(勘三郎)譲り!
特に勘太郎くんの見得の切り方のよさに、超感動です!

ほんとうに、すばらしい役者さんとしてふたりには立派に成長していただきたいものだと思います。

舞台がおわってすぐに、歌舞伎座は節分の豆まきに突入!

豆中村屋はもうふたりともねむそうでしたが、それでもうれしそうに「えいっ(^_^)/」と元気よく豆まき♪

役者さん、劇場の営業さんたちがお客さんに豆を投げると、
場内はもう大興奮\(^o^)/\(^o^)/

かくして私も豆をゲット

ことし一年、なんだかいいことがありそうです(^_^)/

というわけで、ちび中村屋の初舞台は大成功におわったのでありました!

25日間、りっぱにつとめてほしいですね(^_^)/

よっ、中村屋〜(^_^)/ 日本一!




すみません、ずっと前から「歌舞伎 研究と批評 58巻」に書きます、書きます、と言っていて、なかなか発行しないので、私もやきもきしていたのですが、出版社に問い合わせましたところ、刊行が3月末に延期になったそうです。

いろいろ編集作業も大詰めのようなので、頑張っていただきたいと思います!

取り急ぎのお詫びとご報告でした。楽しみにおまちください!

歌舞伎美人メールマガジンから、四月大歌舞伎(歌舞伎座)のご案内がきました(^^)

私としてはやはりチェックしたいのが、吉右衛門さんと菊之助さんのコンビによる「吃又」!!
巳之助さんの好演が記憶に新しいだけに、
吉右衛門さんがどんな決定版の吃又を見せてくださるのか
大変、大変楽しみです!

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/517

また、藤十郎さんの「帯屋」も、相手役になんと好調の壱太郎さんを得ての上演です。
こちらも貴重な機会になりそうですね!

そして、昼の部は染五郎さんと猿之助さん、梅枝さんのトリオによる「伊勢音頭」。
猿之助さんの万野、似合いそう〜♪

幸四郎さんの「熊谷陣屋」もどんな形になるのか楽しみです!

右團次さん、松也さん、秀太郎さんなどもご出演、大ベテランから花形、若手まで
百花繚乱、春爛漫の四月歌舞伎座となりそうです\(^o^)/

きょうは横浜ブルグ13にて、映画「キセキーあの日のソビトー」を見てまいりました。私は大変不勉強で、この映画を見るまで、GreeeeNという人気グループの本業を全く知らなくて、映画を見て、非常に驚きを禁じ得ませんでした!思わず、一緒に見ていた少年少女たちに「GreeeeNって、みんな、“歯医者さん”なの?」と聞いて回ったくらいでした。そうなのです、彼らは全員、本物の歯医者さんなのでした!少年少女たちは「えっ、おばさん知らないの?もうみんな知ってるよ!」と明るい返事が返ってきたほど、これは周知の事実だったらしいので、またひとつ世間の広さを知った次第です。

kiseki





















さて、前置きが長くなりましたが、この映画はまごうことなき、日本の青春音楽映画の中でも、上位にランクインするくらい、極上のエンターテインメントムービーになっています。音楽映画としても秀逸ですし(キャストが全員、ちゃんとGreeeeNの歌を立派に歌いこなしているのはお見事!)、家族愛を描いた物語としても秀逸ですし、青春映画としては、まさに金字塔ともいうべき輝きを放っています。しかもこれは「実話のサクセスストーリー」ときています!こんな「キセキ」が本当に起きるなんて、世の中まだまだすてたものではないという希望がむくむくと湧いてくる、いま日本にとても大きな元気と勇気をくれる映画です!

あまりネタバレはできませんが、物語は、メタルバンドを組んでいるJIN(松坂桃李がすばらしい演技を披露しています!)がライブハウスで仲間たちとともに熱唱している場面から始まります。しかし、興奮状態に陥った聴衆がJINに喧嘩を売ってしまい、JINは医者である厳格な父(小林薫)に厳しく叱責され、勘当同然に追い出され家を出るところからドラマは始まります。そんなJINをあこがれの目で見つめるのは、弟のHIDE(菅田将暉)が好演)。父と同じく医学の道を歩むべく、医大受験に挑むものの、浪人生活をおくる日々。ひそかに大好きな海援隊のCDを買って、心の慰めにしているのでした。1年たって、志望を歯科大に切り替えたHIDEは見事合格。そこで兄から譲られたギターを手に、歌の好きな大学の仲間たち(成田凌、横浜流星、杉野遥亮)とともに、ボーカルグループを結成。小さなライブハウスでライブを行うのでした。弟たちの非凡な才能をしったJINは、自分の夢とともに、弟たちのデモテープをレコード会社の敏腕プロデューサー・売野(野間口徹)を送り、それが運命の大変な分水嶺になるのでした・・・。

この映画の最大の魅力は、なんといってもGreeeeNの音楽の楽曲の良さと、実際に俳優たちがその歌に取り組んで見事な歌唱を披露している、音楽性豊かな物語ということ。そして、厳格な父(小林薫が熱演)、やさしくユーモアあふれる母(麻生祐未好演)の愛情としつけに育まれた、JINとHIDEの家族愛の物語が感動的で秀逸だということ。そして、HIDEが歯科大で出会う仲間たち、navi(ナビ)、92(クニ)、SOH(ソウ)たちが実にクレバーかつ音楽を愛する愉快な仲間たちであるという、青春ストーリーとして優れていることが挙げられます。家族の物語にしても、小林薫扮する医師の父が、心臓の治療にあたる少女(平祐奈)との交流を通して、息子たちの音楽活動に理解を深めていく過程は実に感動的な構成となっています。まさにこれは監督の兼重淳の手腕の生きるところです。生き生きと音楽の魅力、学ぶことの大切さ、家族の絆を描く傑作として、「キセキーあの日のソビトー」は今年上半期の話題を独占することでしょう!

ぜひたくさんの方に見ていただいて、この作品の魅力をさらに日本中に広めて、感動の輪を広げたいものです!必見です!


http://greeeen.blog.jp/archives/1064096717.html

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