Ryo's cafe

〜桂木嶺のひとりごと〜 歌舞伎・演劇・音楽・美術を中心に感想をまとめています。 楽しくお立ち寄りくださいませ。

歌舞伎を中心に演劇を観ています(*^_^*) お芝居の感想や音楽、美術のお話もしたいと思います。

きょうはおかげさまで、母の喜寿の誕生日にあたります(*^_^*)本当にここまでたくさんの方に支えていただいたこと、応援していただいたこと、感謝いたします。

母は1939年9月28日に旧・京城(現在のソウル)に生まれました。「風と共に去りぬ」の映画ができた時代です。

6歳のとき、終戦を迎え、たいへんに恐ろしい思いをして、家族で日本に引き揚げてまいりました。終戦後、初めは四国に住み、それから一家で東京に来て、暮らしていました。
とても苦労を重ねましたが、みんなで一致団結して、がんばってすごしてきました。その模様は、豊田四郎監督の映画「女の四季」という作品にモデルとして刻まれております。

1966年9月7日、父と結婚いたしまして、2年後に私が生まれました。そして、こちらでも苦労をしましたが、がんばって働き、一生懸命私を育ててくれました。感謝に堪えません。

母の歴史は、戦後日本のひとたちの歩んだ歴史でもあります。平和をなによりも望む母のために、きょうもおだやかな一日をすごしたいとおもっております。みなさまも、平和の大切さをあらためて感じていただければと思っております。

今後とも、母のことを宜しくお願い申し上げます。

きょうはネイルをしてもらいにみなとみらいにいきました(*^_^*)ちょっとアートも施してもらって気分がよくなりました(*^_^*)ネイルをするようになってから、気分がとても明るくなって、おだやかな気持ちになれますね(*^_^*)

お友達といろいろ話していて、昨今の若手や花形の役者さんについての評価をしていると、やはりみんなそうおもっていたのかと思いますね。努力を惜しまない人はちゃんといい結果を出しているけれども、いい加減な人は、やはり舞台の上に立っても、なにか神経が行き届かないし、ダメだなぁ、と思うことしきりです。それはどんなに人気があろうがなかろうが、おのずと数年後には評価が定まるんだな、という気がしています。

先日の「吉野川」の千穐楽を、ちゃんと梨園の奥様方や舞台にでていない役者さんたちも総見でごらんになっていたそうです。こうして、後世に伝えていくべき名舞台が伝えられ、芸の伝承がなされていくのでしょうね。でもこの舞台についぞこなかった人は、もう申し訳ないですけど、「ああ、やる気がないんだな」と私も思いましたし、そういう人は今後は相手にするつもりは私もありません。どんなことでも勉強の世界だと私は思いますし、そういう厳しさをもって、今後は観劇にあたっていきたいと思っています。

来月の舞台はプレッシャーだと思いますが、毎月毎月レベルの高い舞台を維持していけば、かならずお客様の信頼を勝ち得ていくと思いますので、志高くがんばってほしいですね!

ともあれきょうは芝居をめぐる雑感を書き散らかしました。失礼しました。


「吉野川」のことばかり書いてしまいましたので、「らくだ」と「元禄花見踊」についても短評を。

「らくだ」は千穐楽ということもあり、パワーアップして笑いを追求していましたね!一緒にみた(今回生まれて初めて歌舞伎をみたという)友人が「吉野川のあとに、こういう芝居も歌舞伎ではありなんですね!面白い!」と大喜びしてくれました(*^_^*) どっぷり悲劇の「吉野川」のあとは、大いに笑える「らくだ」ということで、特に染五郎さんの久六の大変身ぶりがすごいですよね!また松緑さんもアドリブ連発で「きょうは千穐楽なんだからちゃんとやろうぜ!(*^_^*)」と言ったので、場内大爆笑。かれも初日にくらべていろいろ工夫をこらしてがんばっていて好感がもてました(*^_^*)
米吉くんもとてもあいらしくて、素顔でも少女らしい俤を残すのが収穫ですね。歌六さんと東蔵さんのコンビも大いに笑わせてくれます。そして殊勲賞のらくだの亀寿(かめとし)さん!かれも吹っ切れましたね〜幕切れまで大いに笑わせてくれました。抜群にたのしさあふれるカンカンノウでした(笑)

「元禄花見踊」も暗闇の中からぽっかりとうかびあがる玉三郎さんの白い頬にうっとり。なんと美しいのでしょう!圧倒的な美を誇る玉様です。そして若手の総踊り。目につくのはやはり隼人くんで、スター性を充分に感じさせますね。あと歌昇くんがとても色気がありましたね。梅枝さんも典雅な舞を見せ、米吉くん、種之助くんもあでやかでした。ともあれとても若手(特に播磨屋・萬屋中心に)が育ってきていることがわかってうれしい打ち出しでした。
千穐楽を大変気分よく出ることができました!

来月もこんな素敵な感激体験ができますように!\(^o^)/

とにかく世紀の瞬間を見届けなくては!と思い、歌舞伎座秀山祭夜の部の千穐楽に行ってまいりました。吉右衛門丈、玉三郎丈、染五郎丈、菊之助丈・・という顔ぶれで観ることはもうできないのではないか・・・という熱い思いを抱いたたくさんの歌舞伎ファンで、歌舞伎座は大いににぎわい、全席完売という大変な盛り上がりをみせました!「吉野川」はまさに21世紀を代表する名舞台となり、傑出した舞台効果をあげました。

なんといっても吉右衛門丈、玉三郎丈の魂の絶唱ともいうべき熱演で心打たれ、感動の涙にむせました。この一か月は天候不安もあり、吉右衛門丈に関してだけいわせていただくと、かれは風邪を実はひいてしまったりして、ときどきせき込むこともあり、大変好劇家を心配させたものでしたが、大千穐楽ということもあり、お客様の熱気もあり、丈も絶好調の仕上がりで魅了してくれました。

とくに、「畢竟親の子のと名を付けるは人間の私(わたくし)。天地から見るときは同じ世界に湧いた虫」という仮花道でも舞台を朗々と謳いあげ、場内を陶然と吉野川の雄大な世界へ引き込むのに成功しました。息子久我之助を思い、かれの恋する雛鳥を思いつつも、みずからの逆らえぬ運命に嘆きつつ、毅然と生きる人間像を見事に描出されました。また、「命を捨つるは天下のため、助くるは又家のため」というところも見事に決めました。

ことに私が泣いたのは、「げにもっとも、嫁は大和、聟は紀の国、妹背の山の中に落つる吉野の川の水杯、桜の林大島台、めでとう祝言させましょうわい」でふかいふかい親としての情愛が出たこと、(ちょっとうろ覚えですが)「倅を斬る刀になろうとは五十年来知らなんだ」というところで、かれのいままでのもののふとしての人生と絶唱があったことなどが素晴らしく、大きな感動に包まれました。久我之助の死したる後は、大判事にとっても空虚な日々、死にもひとしい人生が待ち構えているに相違なく、それでも蘇我入鹿への反抗を決意した人間の矜持とつよさを感じさせる大判事でした。しかたばなしも見事で、久我之助の切腹を定高に報せるところも悲嘆の色濃く、満場の観客の涙を絞りました。

一方の玉三郎丈もまさに魂魄のこもった熱演で、慟哭ともいうべき母の情愛を感じさせました。「せめてひとりは助けたさ」の悲しみ、「よういうた、よういうた、でかしゃった。でかしゃった」の間のすばらしさ、「大名の子の嫁入りに、乗り物さえもなかなかに」というところの悲嘆と絶望が見事にないまぜになって、こちらも忘れられない名演となりました。千穐楽ということもあり、またこの顔合わせで見ることはもうないかもしれないという感慨が、吉右衛門丈と玉三郎丈の白熱した演技に昇華したのでありましょう。魂が打ち震えるほどの感動を覚えました。

ふたりが若い恋人たちの死に接して、ようやく和解するところも、天のさだめた運命を感じさせて見事な作劇であり、近松半二の素晴らしい視座を感じ取ることができました。

このふたりの名演を前にした染五郎丈、菊之助丈も未来の大判事・定高役者として大きく成長してほしいと切に願います。

いつまでも万雷の拍手は鳴りやまず、21世紀の決定版ともいうべき今月の「吉野川」は感動のフィナーレを迎えました。

一緒に観劇、食事を共にした大勢の仲間たちに感謝申し上げたいと思います。
また素晴らしい感動を一か月間生んでくださった、吉右衛門丈、玉三郎丈、染五郎丈、菊之助丈、梅枝丈、萬太郎丈ほか、竹本葵太夫師、愛太夫師にお礼を申し上げたいと思います!


早いもので、もう1か月がたってしまい、秀山祭も本日が千穐楽となりました。

このブログでも、随分応援をさせていただきましたが、
うれしかったのは、初日から伺うたびに、どんどんお客さまが増えて行って、
口コミで「今度の秀山祭はスゴイ!」という評判をよんで、
大入りになったことですね(*^_^*)!

きょうは千穐楽夜の部を、仲間たちといっしょに拝見するので、
万感の思いで観ることになりそうです(*^_^*)

もちろんハンケチもタオル地のものをもっていきます(^_^)/

いままでの秀山祭、歌舞伎を観た中で、いちばんうれしい記憶に残る
舞台になりそうです。
いままで私は一人でずっと見ていましたが、
いまはみんなで楽しく観ることを知り、本当に幸せです。

役者さん、裏方さん、劇場のみなさん、そしてすべてのお客様に
演劇の神様が微笑んでくださいますように・・・・!

劇場でおめにかかりましょう!

秀山祭、バンザイ\(^o^)/

きょうはまたまた歌舞伎座の「一條大蔵譚」の幕見を観てきました。でもきょうは私、あまり語る資格がないのです。

吉右衛門さんの出ている場面はしっかり起きていたのですが・・・ 実はほかの人の場面、さすがに連荘で歌舞伎座に通ったので、眠たくなってしまって、すやすや眠ってしまったのです(恥じ入る)!

というわけで、役者さんのみなさま、ごめんなさい
台詞をきいていて気持ちよくて・・・でも吉右衛門さんの台詞が絶好調だったので嬉しかったですね!大播磨!!

千穐楽は万全を期したいと思います(*^_^*)
みなさま、素敵な夜をおすごしくださいませ(*^_^*)

今月もう何回通ってるんでしょうね(笑)

お友達からチケットを譲っていただいて、秀山祭歌舞伎座昼の部を3階席で観てまいりました(*^_^*)
初日のときは大興奮して、うまく書けませんでしたが、きょうは比較的おちついてみることができました(*^_^*)

「碁盤忠信」は、かなり展開が初日のころにくらべて流れがスムースになっており、だんまりも楽しくみることができました。ここでいちばんよかったのは(染五郎さんや菊之助さんや松緑さんには大変申し訳ないのですが)隼人くん扮する奴三郎吾!

実に目配りがよく効いていて、行儀もよくて、奴言葉もうまくこなしていて、台詞のないときも、きちんと芝居をしていて、ひときわ光っていましたね。だんまりもとても動きがよくて魅入ってしまいました。いい役者、華のある二枚目に育ちそうですね。隼人くんは平成14年2月の「寺子屋」で注目していましたが、いまやりっぱに成長され、テレビドラマ「せいせいするほど、愛してる」にも活躍されて、嬉しい限りです。期待のスターですね!

染五郎さんは、ちょっと夜の部に備えているのか、荒事はちょっとセーブ気味の印象をうけました。でも、「家の芸」といったあたりにたくまざる愛嬌がでてとてもよかったです。こういう古風な狂言を面白くみせる精神を大いに買いたいと思います。

菊之助さんも、つややかでのびやかなおかんを演じて、両花道の立ち回りも魅力的に演じておられました。染五郎さんとともに今月3役の大活躍ですね!

松緑さんも、かれが出てくると「ザ・荒事!」と言う感じになっていいですね(*^_^*)舞台が一気に明るくなるのは、かれの個性がそうさせるのですね。最後の染五郎さんとのキマリも華麗に見せてくれて、満足しました。

歌六さん、歌昇さん、萬太郎さん、児太郎さんも大活躍。
あと、又之助さんがここでもいい仕事をしています(*^_^*)

「太刀盗人」は、彌十郎さんがとてもよかったですし、一気に喜劇味がますのでよかったですね!又五郎さんも錦之助さんも熱演でした。種之助さんも魅力爆発です(*^_^*)

で、お待たせしました!吉右衛門さんの「一條大蔵譚」!!\(^o^)/\(^o^)/

吉右衛門さんが登場するとパーッと場内が明るくなって、「播磨屋!」「大播磨!」「二代目!」と、大向うさんも張り切っています。

そして、作り阿呆の一條大蔵卿を、吉右衛門さんはむしろ楽しげに演じてくださいました(*^_^*)にかぁ〜っとわらったときのキュートさ、まるで赤ちゃんのような可愛らしさで、正直、吉右衛門さんがこういう境地になるとはおもわなかったですね。夜の部の「吉野川」と比較すると驚異であります。手足をバタバタさせて、お京(梅枝さん好演!)の舞を楽しむところも、とっても可愛らしくて、癒されました〜(^_^)/ 作り阿呆というより、とっても愛くるしい大蔵卿でしたね(*^_^*)!

菊之助さんの鬼次郎も凛としていてとてもよかったです。梅玉さんのイメージがつよい役でしたが、かれの気高さもきちんととりいれて見事でした。

魁春さんの常盤御前も、手強さがあってよかったですね。りっぱに大歌舞伎になりますね!

梅枝さんはとにかくずっとヒット続きで快進撃。花道を引っ込むときにとても風情があってよかったです。いずれ常盤もできそうですね!

幹部昇進、襲名披露の吉之丞さん、だいぶ余裕がでてきて、荒々しさがあったのが収穫でした。彌十郎さんなどが好演した役なので、こうした役もこなせるようになってよかったですね!

鳴瀬の京妙さんも素晴らしかったです。気品があって、はかなげでもあって、魅力が横溢します。

正体を見顕らしてからの吉右衛門さん・・・・ちょっと風邪気味かな?(@_@)ちょっと咳をされていたので、3階席から「がんばれ!大播磨!!」とエールを内心送りました。途中で、また名調子になったので安心しましたが
この気候ではだれだって風邪をひきますよね。千穐楽までぜひお大事にされて、頑張っていただきたいと思います!(*^_^*)「命長成、気も長成、ただ楽しみは・・・狂言舞」という台詞に、かなしみと、いまの自分への自嘲と、さめたリアリストとしての視点と、源氏再興にかける思いをにじませて、まさに名演冴えわたる吉右衛門さんでした(*^_^*)

というわけで、大変満足して、帰途に着きました(*^_^*)

いよいよ千秋楽まであと3日です!!がんばれ、秀山祭のみなさん\(^o^)/\(^o^)/




きのうは夫と一緒に(もう何回目になるのかしら^^)「吉野川」の幕見に行ってまいりました(*^_^*)大変すぐれた劇的効果をあげて、まさに至福の瞬間を夫婦で堪能することができました!どの席にすわっても、名作は名作だというのが、私たち夫婦の実感です。

いつも私の熱弁ばかり披露しているので、夫の(あまり歌舞伎歴は深くない)感想を申しますと、まず「吉野川って超残酷なストーリーで、ボク、最初あらすじを読んだとき、ひいちゃったんだよね(^^;)」というのが率直な感想だそうです。「でも、吉右衛門さんや玉三郎さん、竹本の葵太夫や愛太夫、菊之助さんや染五郎さんの芝居をみていると、ふしぎに美しい物語に見えてくるからふしぎだよね。セットもすごい豪華だし、シンメトリーをなしているのも面白いね!(*^_^*)」と大変満足した様子。「特に竹本のふたりがすばらしいよ!愛太夫はボク、ファンになっちゃった(*^_^*)」と意外なところに目を付けております。「竹本がステレオ効果で語っているから、すごくスケールが大きくなるし、『妹背山婦女庭訓』の全体のストーリーを知っておくと、なぜ大判事と定高がこんな悲劇を引き起こしてしまうのかよくわかるし、すごい大河ドラマだなという気がするね(*^_^*)」と鋭いところもついております(*^_^*)

役者さんについては、「吉右衛門さんはもうゆるぎないね。日本一の役者だね!(*^_^*)君が大騒ぎする理由がよくわかるよ(*^_^*)風姿も立派だし、あと、雛鳥の首を優しくなでたり、久我之助に『息子よ、息子よ』ってちいさくささやいていたでしょ(たぶん吉右衛門さんの入れ事だと思うんですけど)、あれでボク泣いちゃった😢感動したよ〜」と絶賛の嵐です。

「玉三郎さんも、ちょっと『あれ?義太夫っぽくなくて、リアルに台詞をしゃべってるなぁ?』という気がするけど、ドラマがとってもわかりやすくなるし、母親の情愛が出ていてとてもいいね!やっぱり玉三郎さんも日本一の女形だね(*^_^*)」とこちらも賛辞をおしみません。

「染五郎さんは大変だね!あんな姿勢で1時間近く突っ伏してなくちゃならないなんて(*^_^*)(でも「らくだ」で発散するのよ(*^_^*)、と説明したら)そうなんだ、それもみてみたかったな。とにかく品がよくて、哀れでよかったよ。

菊之助さんは、とにかく美しくてはかなげで雛鳥にピッタリ!でも声質がとても凛としているので、定高もいずれできそうだね(*^_^*)かれのたたずまいがとても品がよくて感動したよ。歌舞伎の未来も楽しみだね。

あと、紫の衣装を着たひと・・・梅枝さんっていうの?彼もすごく風情のあるひとだね(*^_^*) 雛鳥もいずれやってみてほしいね。

あとは萬太郎くんね。かれ、とてもナイスなキャラクターだね。彼がいなかったらすくいようのない話になっていたから、とても大熱演で笑わせてくれてよかったとおもうよ(*^_^*)」

セットについては「とにかく華麗でビックリした!川を間にふたつの家が配置されているのもすごく面白いし、桜の花とひな祭りの道具が効果的に使われているし、幕見で観て両家の対立関係もよくわかったし、これは歌舞伎ならではの醍醐味だね!」と大変ふかく感銘を受けた様子です。

あたらしい歌舞伎座については、「幕見の営業さんの対応がとてもよくて、親切で、わかりやすくて良かったね(*^_^*)整理券方式になっているのも、ちゃんと朝から並んだ人にとっては嬉しいサービスだね(*^_^*)システマティックになってるのもよかったし、テキパキ対応してもらえてホスピタリティ重視してるね(*^_^*)」とこちらも太鼓判です。

で、最後に渡辺保さん、長谷部浩さん、天野道映さんなどの劇評も読んでもらいました。「わぁ・・・・こういう風に劇評家のひとって考えるんだ。なんか見方が全然違うんだね。セリフも段取りもいいたいテーマも全部考えてみてるんだね!(@_@) 吉右衛門さんの動きだけで『これは宇宙を描いている』とか想像できないもの」と大変驚いた様子です。私の劇評もつたないですが読んでもらったら、「キミの感受性にもビックリだね!おなじ舞台をみてるのに、国家とか、運命とか・・・いつもこんなこと考えてるの?(@_@)そりゃいつも舞台見終わった後に、大興奮して帰ってくるわけだよね(*^_^*)」と、ようやく女房の仕事に理解をしめしてくれました。

「2時間の上演は長いかな?と思ったけど、ドラマがあまりにからあっという間に経って行ったね。ぜひまた再演してほしいね!(*^_^*)」と大変大喜びの夫でありました。

いい舞台があれば、またつれていってやりたいと思います(*^_^*)

夫の感想も大変新鮮で、一緒に行った甲斐があり、ハッピーでした!

いや〜、歌舞伎って本当にいいですね(^_-)-☆!

きょう発売の「ダイヤモンド」の特集がずばり「歌舞伎」。経済誌として広報室時代、よく読ませていただいた雑誌ですが、どんな切り口で取り上げるのかと思いきや、これがなかなかすぐれた特集でありました。伝統文化の担い手としての歌舞伎、世界に冠たる芸術としての歌舞伎、最新エンターテインメントとしての歌舞伎、そして巨大ビジネスとしての歌舞伎。・・・さまざまな切り口で現在の歌舞伎産業を描いていて、大変面白かったです。

明日、うちの夫がようやく「吉野川」の幕見を見に行きたいと言ってくれたのですが(*^_^*)、きょうの「ダイヤモンド」の特集を読んで、非常に面白い!と絶賛しておりました。

夫が特に面白い、といったのは、やはり彼もビジネスマンなので、松竹さんの迫本社長のインタビューや、ROE(自己資本利益率)、ROA(総資産利益率)、ノンリコース債務のくだりでした。

私としては、東宝とビジネスモデルが似てきているなぁ・・と感じました。演劇・映像と柱になっていますが、その収益を支えているのは実は恵まれた不動産だったりしますので、歌舞伎座タワーをはじめ、都心や中核都市に優良物件を持っていることの優位性を充分に発揮されているのだなと感じました。

松竹さんがここまでダイヤモンドさんで歌舞伎特集を組んだので、東宝OGとしてはがんばってほしいところでもありますね(*^_^*)

明日の幕見はかなりいろいろ違った視点でみることになりそうです!!(*^_^*)楽しみです!

実はもう台詞もだいぶ覚えてきているのですが・・・(苦笑)

数えてみたら、すでに4回「吉野川」を観ておりました(*^_^*)

夫も幕見で観たいと言い出しましたので(YES!)

千穐楽も含めてあと2回みることになりそうです。

こうなってくると、なにか「吉野川」でレポート書かないと

まずいですよね(笑)

どういう視点で書こうかな、と、ちょっと思案中です。

ともあれ、今年のエポックメーキングになった、

「吉野川」です。未見の方もぜひぜひご高覧くださいませ(*^_^*)

(と、しつこい^^;)

あんまり政治ネタは出さないことにしているのですが、
かなりうれしいニュースなのでブログにしました。

きょう民進党の代表選があり、蓮舫さんが新代表に選ばれましたね!\(^o^)/
ほんとうにおめでとうございます!同い年なので、嬉しいです!

正直本当にうれしいです。
ふたつの国のルーツを持つって実はすごくいろいろなジレンマがあるものなのですよね。
それを理解しない人があまりにも多くて唖然としていました。
でも、ちゃんと民進党のサポーターの人たちが
彼女の実力を理解していたことに感謝したいと思います。

女性として、そしてある意味ふたつの国の視点をもつ人として、
彼女の果たす役割はとても大きいですし、
大変聡明な方ですし、頑張っていただきたいと思います。

政治の世界もオトコ社会ですけど、
そんな弊害にめげることなく、彼女らしくバイタリティ溢れる政治を
がんばってほしいと願っております。

女性初の首相にも・・・・なってほしいですね!(*^_^*)

女性の時代到来ですね!うれしいです!

夫が5時半に朝食をたべるのですが・・・・おなかが空いてこまったなぁ(^^;) ここで食べるのをぐっとガマンするとやせられるのかもしれませんが(笑)

10月から始まる国立劇場50周年記念公演(歌舞伎)に向けて、「仮名手本忠臣蔵」を改めて読み始めています。本当にこちらもよくできたお話だと感心しております。

今回の3か月連続上演では、二段目と九段目(12月です)が出るので楽しみですね。二段目は、記憶違いかもしれないですが、今回初めてみるかもしれないです。なかなかめったに出ない段なので、こちらもぜひたくさんの方にみていただければと思います(*^_^*)

なにかと話題の橋之助さん・芝翫襲名興行ですが、10月はやはりなんといっても芝翫型の「熊谷陣屋」を上演するのが楽しみですね(*^_^*)!(センテンススプリングさん、こういうことをもっととりあげてほしいです^^)一度橋之助さんの芝翫型を演舞場で拝見して、大変面白い型だったので、今回もどう演じられるか楽しみです。義経に吉右衛門さんが付き合うのも大ごちそうですし、見逃せませんね!

ではみなさまもよい一日を(^^♪

Facebookなどでの歌舞伎解説でもおなじみの、演劇評論家・犬丸治さんの、
読売新聞の夕刊の劇評が、きのう出ました(*^_^*)

こちらは「一條大蔵譚」にふかい感銘を受け、書いておられます。
HPの記載がないので、リンクなどのご紹介はできないのですが、
ぜひ図書館などでおよみになっていただければと思います(*^_^*)
大変すぐれた劇評です(*^_^*)

また、秀山祭の舞台写真が、ツイッター情報ですが、
明日から開始されることになったそうです。
私も買いたいと思いますが、ぜひたくさんの方に
ご高覧いただければと思います。
観劇の記念になれば幸いです(*^_^*)

取り急ぎのご案内でした\(^o^)/

とりいそぎの短評です(*^_^*)!

きょうなんと3回目の秀山祭夜の部に行ってまいりました(*^_^*)
「吉野川」「らくだ」「元禄花見踊」どれもこれも
すばらしい出来で、大変満足して帰ってきました!

「吉野川」はさらに緊迫感がまし、吉右衛門さん、玉三郎さん、染五郎さん、菊之助さん・・・・
四者の、一瞬たりとも瞬きも息もできないような、濃密な劇的空間が生み出されました。
一緒に見た友人が大変感激して、「一世一代かもしれないですね」と
感慨深げに語っていたのが印象的でした。
ぜひ未見の方は、足を運んでいただきたい、平成の名舞台ですね!

「らくだ」も一転して笑われてくれて、染五郎さんと松緑さんのコンビはますます絶好調!
亀寿さんのらくだも大奮闘です。歌六さん、東蔵さんのコンビも、
地震をものともせずに大爆笑をとり、さすがの名人芸です!

「元禄花見踊」もますます陶酔と美の世界にいざなってくれました。
玉三郎さんの変化にご注目です。また若手が着実に育ってきていることがわかり、
秀山祭10周年の充実ぶりを感じさせてくれます。

まさに全員野球の秀山祭ですね!

歌舞伎の魅力満載です。歌舞伎バンザーイ\(^o^)/ 魅惑の夜でした!

朝日新聞の天野道映さんの劇評です。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12550045.html?rm=150

また河村常雄さんの劇評です。

http://kawageki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-c582.html

長谷部浩さんも昼の部の劇評を書かれました(*^_^*)

http://hasebetheatercritic.blogspot.jp/2016/09/blog-post_6.html

いろいろご意見もあるものの、みなさん大変今月の歌舞伎座には
満足されているようですね!うれしいです!

あと、渡辺保先生の劇評のHPのアドレスが、こちらに変わりましたので
ブックマークを付けておられる方はご変更を願います(*^_^*)
まだ昼の部はでていないようですね(*^_^*)

http://watanabetamotu.la.coocan.jp/

というわけで、みなさま劇評も読み比べて、
舞台への想像をはせるのもとても楽しい作業ですよ(*^_^*)

それから、私は見そびれたのですが、きのうNHK総合の17時からの
「シブ5時」に吉右衛門さんがご出演なさったようですね(*^_^*)
ごらんになられた方はラッキーでしたね!

また、本日発売の文藝春秋にも吉右衛門さんがインタビューに
登場されています!こちらも要チェックです!

ぜひみなさまもお誘いあわせのうえ歌舞伎座の秀山祭へ!\(^o^)/

私はクラシックも好きだが、論評できるほどの知識も鑑賞回数もない。しかし、今回の9月8日(木)にNHKホールにて演奏された、N響創立90周年記念演奏会・マーラー作曲交響曲第8番「一千人の交響曲」は、クラシックのひとつのエポックメーキングな出来事として記憶されるであろう。まず、2015年9月から首席指揮者に就任した、パーヴォ・ヤルヴィの指揮によるマーラーの意欲的な演奏であること、そして、その中でも最高傑作と言われ、そして演奏が大変難しい「一千人〜」にN響がチャレンジしたということ、また、そしてチケットが完売という大変なムーブメントを引き起こしたことに、日本のクラシック界の現代の大きな成熟を見る思いだ。

まず、圧倒的なその大編成に瞠目する。指揮・パーヴォ・ヤルヴィを筆頭に、8人のソリストたちと、新国立劇場・栗友会の合唱団、NHK東京児童合唱団、そしてピアノ・オルガン・パイプオルガンまで勢ぞろいしたNHK交響楽団でゆうに600人は超えるかというメンバーに、この楽曲のもつ威容を感じ取ることができる。
そして、まさにこの楽曲の最初のクライマックスともいうべき第1部の「来たれ、創造主である聖霊よ」の大合唱とファンファーレに熱いものがこみ上げ、落涙する。まさに「いつくしみの大聖年」にふさわしい名唱である。第1部はラテン語で歌われ、創造主への畏敬の念と、賛美、そして平和への祈りが高らかに歌われる。繰り返し第1旋律が歌われ、第1部の最後の“Gloria Patri Domino (父なる主に栄光あれ)“に象徴されるような、マーラーの当時の境地をうかがえる、この交響曲の大きなテーマが鳴り響き、まさに「神の奇跡が降臨した」というにふさわしいドラマティックな展開となる。

また第2部の「ファウスト」の終幕の場は、ドイツ語で歌われ、弦楽器のピチカートでひめやかにさらに深遠なテーマが語られていく。少年たち(実際には少女たちだが)の合唱と、天使たち、そして、マリア崇拝の博士(テノールのミヒャエル・シャーデの高音が素晴らしい)、法悦の教父、瞑想の教父、さまざまな立場にある女たち(ソプラノのエリン・ウォールが絶唱)の、永遠の愛、永遠の命、そして、聖母マリアへの思いが交錯する。
最後にすべての合唱と演奏による大団円で、“永遠に女性的なるものが私たちを引き上げる”と歌われ、歓喜のうちに終わり、大きな感動が怒濤のごとく押し寄せるのである。

指揮のヤルヴィは、この巨大なテーマをもつマーラーの交響曲に果敢に挑み、的確かつドラマティックな指揮を試み、成功した。また、その指揮にNHK交響楽団もよく応え、90周年にふさわしい成果を見せた。マーラーの思念的変遷と愛の完成を導き出した第8番の演奏は、日本においても、新たなマーラーへの評価の高まりを再認識させるにふさわしい名演奏となった。ふかい感銘のうちに帰途についた秋の夜であった。(了)

きょうはおかげさまで、両親の金婚式に当たります(*^_^*)
ほんとうに、元気でふたりともこの日を迎えられたことに大変感謝しております。50年前のきょう、ふたりは結婚式を挙げまして、私を生んでいままで育ててくれました。

ふたりともおかげさまで、元気にくらしております。
母は一時期体調をくずし、たくさんのみなさまにご心配をおかけしましたが、おかげさまで、奇跡の回復ぶりをとげることができました。自宅にてすごしておりますが、簡単な家事もできるようになり、大変みなさまのご厚情に感謝しております。

今後ともふたりのこと、また家族のことをよろしくお願いい申し上げます。

まずはお礼とご報告でした(*^_^*)

きょうは、エンタメづくしな一日となりました。まず噂の映画「君の名は。」をとあるシネコンで観たのですが、冒頭15分でやめてしまいました(苦笑)。いわゆる内容的に「肘つき」な映画で、もうこの作品に関する宣伝は信用しないことにしました(笑)お願いだから、もっと脚本をよく練って、キャラクターの造形や設定もあまりオタク向けにしないで、普遍性をふまえたものにして、それから映画やマンガだけでなく、舞台の古典も研究して下さいね、会社の元・後輩くんたち(^_-)-☆ 「千と千尋の神隠し」を抜くには、そうとう見えない、日々の地道な努力が必要です!

というわけで、同じ値段をとられるなら歌舞伎座へ、というわけで「一條大蔵譚」と「吉野川」を見てまいりました。
こちらはもう胸のすくような素晴らしい舞台と演技と装置で、大感激しました!

「一條大蔵譚」については、長谷部浩先生がまた素敵な劇評を書いておられますので、そちらに譲りますが、一段と緩急自在、達人の域に達した感のある吉右衛門さんの一條大蔵卿で、素晴らしかったですね!

先日は私はちょっと調子にのって書いてしまったところもありますが、まさに芸事を楽しみ、きりりと天下の政道を憂い、そしてまた作り阿呆の悲しみとおかしみにもどっていく大蔵卿を卓抜の演技で魅了されました。また菊之助さんの鬼次郎、梅枝さんのお京もよい顔合わせで楽しめました。京妙さんの鳴瀬が見事。新・吉之丞さんの勘解由も立派でしたね。

「吉野川」に関しては、各方面からの絶賛の声が相次いでいますが、きょうもまた語り伝えられる名演が繰り広げられました。そして、とある大ハプニングが起きたのですが、それはさすがベテランの吉右衛門さんと玉三郎さん、見事にさらりとかわして、ショーマストゴーオン!さらに名演に仕上げてしまうという、離れ業を演じてのけました(*^_^*)そこで染五郎さんもナイスフォローをされまして、見事なハーモニーとなりました。菊之助さんの雛鳥も情がいっそうこもってよく、名舞台と語り伝えられるにふさわしい品格を保っていました。

特にすばらしいのは、吉右衛門さんの音遣いです。「心解けるか解けぬかは、今日の落居(らっきょ)次第」の見事さ、「命を捨つるは天下のため、助くるはまた家のため」も悲痛に響きます。

そして、玉三郎さんの情感あふれる見事な定高も名演です。「せめてひとりは助けたさ」にこの女性の優しさ、悲劇が垣間見え、「でかしゃった」とともにこらえる涙もふくめて一生忘れられません。

まさに21世紀の「吉野川」決定版が誕生です!

「吉野川(山の段)、ってなんだろう?」と思った方、「歌舞伎はなにから見たらいいだろう?」と思う方、ぜひぜひこの二本から、しっかりご高覧くださいませ\(^o^)/

演劇界10月号

国立劇場50周年を記念して、さまざまなインタビュー・特集がなされています(*^_^*)
藤十郎さん、吉右衛門さん、梅玉さんも登場されております(*^_^*)

また、先月大いにわかせた、歌舞伎座8月興行も出ていて、
こちらは犬丸治さんが劇評を担当されています(*^_^*)

ぜひこちらもたくさんの方にお手にとっていただけますように♫


こちらもすごく劇評家のみなさまアップが早いですね!\(^o^)/
それだけ舞台に力があるということでしょうか(*^_^*)
渡辺保先生も、歌舞伎座夜の部の劇評をアップされました!

http://watanabetamotu.la.coocan.jp/REVIEW/BACK%20NO/2016.9-1.htm

こちらも、さすがというか、大変勉強になることばかりです。
「戦後最高の」とつくのは、私もなんとなくわかります。
もちろん「吉野川(山の段)」は観るのは2回目ですが、
この劇評での注目点は、初代、白鸚丈、2代目松緑丈をも
超えた、当代の吉右衛門丈の充実ぶりと、
歌右衛門丈も超えた、玉三郎丈の魅力を
きっちりととらえた点で画期的だと私は思います。

それぞれの型もきっちり描かれ、のちのちの劇評のお手本として
私も勉強したいと改めて思いました。

また、先生の劇評の「すなわち二人(大判事、定高)が守ったものは、
天皇でも義理でもなく天下でもなくモラルでも
なく、実は人間としての自由なのである。」
という解釈も、とてもこころに染み入るものとなりました。

さらに今回の舞台のスケール感と現代性が一層伝えられたのではないかと
思います。

とても、とても勉強になった、渡辺先生の劇評でした(*^_^*)

ま、「らくだ」と「元禄〜」はちょっと点が辛口でしたが、
怒濤の感動作「吉野川」を見た後だと、劇評を書く側の立場としては
頭を切り替えるのが結構大変だったりします。
(演じる側もそうだと思います)
みんな「らくだ」も「元禄」も応援していますので、
こころづよく思っていただければと思います(*^_^*)

渡辺先生、ありがとうございました\(^o^)/

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