Ryo's cafe

〜桂木嶺のひとりごと〜 歌舞伎・演劇を中心に劇評や感想をまとめています。 音楽や美術のお話もしたいと思っています。楽しくお立ち寄りくださいませ。

歌舞伎を中心に演劇を観ています(*^_^*) 劇評や音楽、美術のお話もしたいと思います。

6月の舞台などの鑑賞予定です(*^_^*)

6月の観劇・鑑賞予定などが出ました

ご一緒の日程の方がおられましたら、ご一報くださいませ


〇2日(木) 歌舞伎座第1部

〇7日(火) 早稲田大学演劇博物館 中村吉右衛門展初日

〇8日(水) 国立劇場大劇場

〇9日(木) 帝国劇場「天使にラブソングを」

〇15日(水) シアターオーブ「ドリームガールズ」

といったところです


5月がとにかく怒濤の観劇日程だったので、

6月はちょっとおとなしめです(笑)

歌舞伎座2部・3部は幕見で、

どこかで拝見できればとおもっております



あとは6月は原稿の締め切り日なので、

そちらにかかりきりの月になりそうです

がんばります!

なぜか吉右衛門さんと「真田丸」がコラボ?!

きのうNHK−BSプレミアム「美の壺」を見ていたら、
吉右衛門さんが出てきてくださって、楽屋暖簾にまつわる話をされていたのでうれしくなりました(*^_^*)
ちょうど團菊祭のときに収録されたのですね!

暖簾の波が御本名の「波野」から来ている、というおはなしや、
ごひいき筋からいただいたものということで、とってもよかったと思います(*^_^*)
(そして、私が大播磨に贈ったものは・・・(^^;)今思うと、冷汗百斗です)

そしてさらにおどろいたことに、この番組は草刈正雄さんが司会を務める番組だったのですね!
なにげなく「真田丸」の番宣になっていたのでビックリ!!

このブログでつぶやいていると、すごいことがいろいろ起きるのでまたまた仰天しています\(^o^)/

一応ダメ元で言ってみますね(*^_^*)

・・・吉右衛門さん、「真田丸」に出てきてくださらないかな?(笑)
まぁ完全にそれは無理だと思うのですが・・・
なんとなく3月の「鎌倉三代記」といい、今回の「美の壺」といい、
大播磨が「真田丸」にやたら絡んできてくださるのは気のせいかな?と思っています(*^_^*)

まずはたいへんうれしい放送でした!

オバマさんの演説に感激(^^♪

ちょっと演劇ネタとはそれますが、いまオバマ米大統領の広島でのスピーチを拝聴して、
とても感慨深く思ったので、一言書かせていただきます。

私は大学では法学部出身ですが、映画や芝居の世界に身を投じました。
それはなぜかと言われれば、政治や外交の世界に
少々がっかりして入ったところも多々あります。
映画や演劇が、人々のこころを救うものなのではないか、
とおもったこともあり、身を投じて、いまに至っています。

それが、オバマさんの一言で、とても救われたような気持ちになりました。

私がとても小さいころから悩んだことは、
わたしたちの世代ならみんなわかることで、
親の戦争体験を聴き、そして自らは平和を享受しつつ、
世界中の戦争に心を痛めてきたところがあります。
紛争はなくならず、宗教間の対立は起き、いたるところで罪もない子供たちはなくなり、
難民は増え続け、核兵器はどんどん拡散していきました。

それが20世紀から21世紀初頭にかけておきた出来事でした。
わたしたちは、ただ、平和を望んでいるだけなのに、と
思ったものでした。劇評を通して、少しでもそうしたメッセージを
送れればと思い、がんばってきました。

それが、きょうのオバマさんの演説で、かれもまた
おなじ悩み、いやもっと深い悲しみと葛藤に苦しんだ人間のひとりであることが
わかりました。

核なき世界の実現だけでなく、暴力の根絶、戦争を亡くすこと、
恒久の平和、宗教間の融和と理解が進むこと、寛容であること、
そして基地問題、ヨーロッパの問題、世界が一致して平和に向かうことを
目指す必要性があることを、改めて訴えてくれました。

ほんとうに、オバマさんに広島にきてもらってよかったと思います。

科学の進歩は人間にたくさんの幸福や長寿をもたらしましたが、
暴力の連鎖もまた生み出しました。

いまこそ、この科学の正しいあり方を使って、
真の世界平和にむかって、人類が努力していく必要性を痛感しています。

勇気をふるって、みんなで第一歩を歩むべきだろうと
思っています。

このブログを通して、みなさんと多彩な形で
つながっていけるように、私も微力ながらがんばりたいと思います!(*^_^*)

早稲田演劇博物館主催 吉右衛門さん講演会の最新情報です(^_^)/

無事にきょう千穐楽を迎えた吉右衛門さんですが、
6月は7日(火)からいよいよ早稲田大学演劇博物館での
「中村吉右衛門展」が始まります!\(^o^)/
私も初日に伺う予定です(*^_^*)
ぜひこれを機会に、吉右衛門さんの魅力に触れてみてください

そして、8月4日(木)の、吉右衛門さん講演会の
最新情報が出ました(*^_^*)
詳しくはこちらから

http://www.waseda.jp/enpaku/ex/4471/

7月1日(金)10時より、ネットでの申し込みがあるそうです(*^_^*)!
そして8月4日は開場は13時からだそうです。
早めに行ったほうがよさそうですね!
無事に当たることを祈っております\(^o^)/

ともあれ、吉右衛門さんの魅力を知りたい方は
ぜひこの機会に早稲田大学演劇博物館へ行ってみてくださいませ

6月から8月はこちらの早稲田大学で、
そして9月は秀山祭で思い切り吉右衛門さんワールドを堪能しましょう

本日大千穐楽\(^o^)/ 團菊祭は最高です(^_^)/


昨日は、(もう実は6回目!!)という、歌舞伎座昼夜通しで行ってまいりました(*^_^*)みなさん、とっても素晴らしい出来で、おおいに感激しました(*^_^*)‼️ ちょっと劇評とは離れて、とことんミーハー気分で楽しめたのですが(*^_^*) 幸せな一日を過ごせました♡

昼夜通して、やはり、いちばん私が感動したのは「楼門五三桐」です。ほんとうに吉右衛門さんの役者ぶりが実に大きくて見事で立派でカリスマ性もあってスターオーラがあって、これぞ「歌舞伎の醍醐味」を満喫できる一幕でした。菊五郎さんも登場すると大歌舞伎だなぁ!と改めて感じ入り、大感激しました。

実は前から3列目という大変よいお席で観ることができました(感謝!)。すると、かなり熱狂的な吉右衛門さんのファンという方がいらして、かれにむかって手をふるではありませんか!!(笑)私も思わず「きゃ〜♡」と嬌声をあげてしまいました。そのくらい大播磨は色気があって、魅力たっぷりなのでした(*^_^*) 幸せでした(^_^)/ 大薩摩は三右衛門さんでした。里長さん、お大事になさっていただきたいですね。

そしてやはりすばらしかったのは「寺子屋」ですね!海老蔵さん・菊之助さん・松緑さん、そしてこれに梅枝さんが加わり、実に完成度の高い「寺子屋」を見せてくれ、初日から観続けた私としては4人の成長に感無量のおもいがします。まさにこれからの「寺子屋」のスタンダードになったのかな、という気がしています。

海老蔵さんの松王丸は実に芸容が大きく、立派な役者ぶり。子を犠牲にする苦悩と、人間の不思議な運命について考えさせてくれる松王丸でした。また松緑さんの源蔵も、梅枝さんとのコンビもよく、なさぬ仲で結ばれた色気があり、とてもよかったですね。そして菊之助さんの千代には泣かされました。千代の悲しみ、覚悟がよく伝わり、ひとつのお手本になったのではないでしょうか。劇場に通った甲斐がありました(*^_^*)右之助さんの園生の前、廣松さんのよだれくりがそれぞれ好演でした。
でも、また吉右衛門さんの松王、玉三郎さんの千代でこれを観たいなぁと、一応リクエストしておきますね(*^_^*)

とっても晴れやかで微笑ましい気分になったのは、夜の部の「勢獅子音羽花籠」です。曽我祭の晴れがましさを横溢するとともに、役者の味を楽しむことができます。菊五郎さんと吉右衛門さんの曽我五郎と十郎の仇討を物語る舞ではちからづよさを感じましたし、海老蔵さんと松緑さんのちょっと滑稽な踊りも、闊達さを感じて見事でしたね。そして獅子舞の松也さんと巳之助さんも場内の喝采を浴びる見事な舞でした。尾上右近さん、梅枝さん、雀右衛門さん、時蔵さん、魁春さんらの芸者の踊りも美しかったですね。華がパッと咲くようで、歌舞伎の華麗さをよく表していてよかったです。

お待ちかねの和史ちゃんの登場。こんどはおねむにはならずに、きょとんと客席を見渡していた和史ちゃんですが、菊五郎さんに「和史、みなさんにご挨拶を(*^_^*)」といわれて「いやいやっ!」とばかりに顔を隠したので、みんな大爆笑(*^_^*) 吉右衛門さんがずっとやはりあやしていまして(ますますとろけそうなえびす顔の吉右衛門さんでした(*^_^*)、和史ちゃんは途中からみんなに手をふりはじめました(*^_^*) 2歳にして、自分がどうふるまえば客席がウケるか、もうわかっているのが凄いですね(*^_^*)行く末大変楽しみです(*^_^*) 私たち「バイバーイ」と手を和史ちゃん(そして大播磨^^)に、手をふって楽しい幕切れとなりました(*^_^*)

以下順不同ですが、「鵺退治」もますます鵺役の彼が絶好調(*^_^*)満場の拍手を浴びていました(*^_^*)梅玉さんもとても素敵でしたね!また「頼朝の死」や「修善寺物語」が見たくなりました。とにかく華があって素敵ですね>梅玉さん。魁春さんも素敵でしたし、又五郎さんもカッコよかったです。そして錦之助さんの気品あふれる関白も素敵でした(*^_^*)

「十六夜清心」も菊之助さんがぐっとよくなって大変楽しめました。とてもおかしみが増したのが大進歩。右近さんの求女も美しかったですね!清元延寿太夫も見事な語りをきかせてよかったです。時蔵さんも情感がこもっていましたね。左團次さんも「おっと、悪くねえな」というところが色気があってよかったですね。亀三郎さんも見事でした(*^_^*)

「馬盥」も松緑さんの光秀が実によくなっていて感心しました。「この切髪は越路にて」のくだりも声涙くだる思いがこもっていましたし、花道の引っ込みも春永への怒りがこみ上げるプロセスをていねいにえがいていて秀逸でしたね。梅枝さんの桔梗、時蔵さんの皐月も素敵でした。笑也さんがめずらしく團菊祭にご出演なのもうれしいですし(いつも演舞場でしたものね)、吉之助さんも熱演でした。

「三人吉三」もやはり平成の三之助が揃うと、俄然スターの耀きがましていいですね。菊之助さんの歌うようなアリアも退廃的な魅力を発していてとてもよかったですし、海老蔵さんも水を得た魚のよう。松緑さんの和尚も兄貴分らしい貫録がありました(*^_^*)右近のおとせが美しくてはかないですね。

そして最後の「男女道成寺」。本当にお似合い、絵になる海老・菊コンビで、つぎつぎに二人のコンビ作で素敵な恋愛の名作を見せてほしくなりました。花子と桜子で登場した時には、まるで双子の美人姉妹みたいで、場内陶然となっておりました。「鐘にうらみは数々ござる」で見込むあたりも綺麗にきまっていましたし、息もぴったりで、さすがと唸らされました。最後の手拭いのサービスも嬉しいかぎり。海老蔵さんは踊りも一段とうまくなったような気がしますし、とても自由闊達に舞台で観客との交流を楽しむようになられたなと思いました。菊之助さんももう手の内にはいった道成寺もので、ちゃんと「娘道成寺」を彼でみたくなりましたね(*^_^*)

ともあれ、夢のような10時間でしたが、ちっとも、ちっともくたびれませんでしたし、最高の時間でしたね!
すばらしい感動をありがとうございます!
本日千穐楽、おめでとうございます\(^o^)/
大千穐楽すばらしいものになりますように!

ハッピーバースデー!!吉右衛門さん♡♡♡

きょうは吉右衛門さんの72回目のバースデー
年男でもあるし、今月は和史ちゃんのお目見得もありますし、
めでたいことだらけのお誕生日となりました

そこでかつらぎ、勇躍歌舞伎座夜の部の「勢獅子」の
幕見に行ってまいりました
お昼の13時すぎに銀座につきまして、まつこと3時間!

でも、お隣にすわったうら若き女性と、若き衣装マンさんのおかげで
大変楽しくすごすことができました。

女性は巳之助さんのファンだとのこと。
ちょっと初めはドキドキしていたのですが、
「ワンピース」でボン・クレーという役で爆発的な人気がでたそうで、
浅草歌舞伎にも通ったとか(*^_^*)
巳之助さん、今月の「勢獅子」や、「男女道成寺」でも活躍されていますよね(*^_^*)
私は「ワンピース」は未見なのですが、また再演がある、というお話や
最近の若手で人気のある役者さんのお話が聴けて
とても勉強になりました(*^_^*)

衣装マンさんは、まだまだこれから修業中です、との初々しいお答え。
「かぶき手帖」を見ながら、一生懸命お勉強されていました(*^_^*)
大変かしこそうな方だったので、将来有望ですね
頑張っていただきたいと思います。

3人で話がおおいに盛り上がりました。
これだから幕見は楽しいですね

さて、話はもどって、「勢獅子」です。

チョンパで浅葱幕がきって落とされると、
華やかな歌舞伎の世界がまっています

菊五郎さん、吉右衛門さんの鳶頭に、
魁春さん、時蔵さん、雀右衛門さん、
海老蔵さん、松緑さん…と言った豪華な顔ぶれで、
超満員の歌舞伎座はおおいに盛り上がりました

初めは、菊五郎さんと吉右衛門さんによる踊りがありました。
「勢獅子」は5月28日に行われた曽我兄弟の仇討にちなんで、
江戸の芝居小屋にかおける「曽我祭」という年中行事のひとつを
素材にした歌舞伎舞踊で、おふたりで、曽我兄弟の仇討の様子を舞ってきかせます。
これが本当に絵になるご両人で、まさに芸の力だなと思った次第。
ほぅっとため息をつきました。

その後、菊五郎さんによるご挨拶があり、
「播磨屋さんに團菊祭にでていただけてうれしい」
というお言葉がありました

その後吉右衛門さんがご挨拶し、
「牛にひかれて善光寺参りと申しますが、
孫にひかれて歌舞伎座参りとなりました(*^_^*)
團菊祭に出るのは29年ぶりです」と
ニッコニコの笑顔で(終始大播磨はご機嫌でニコニコでした^^)
語ってくださいました(*^_^*)

その後、魁春さん、時蔵さん、雀右衛門さんの芸者による
華麗な舞があり(実に艶やかでした!)、
そして海老蔵さんと松緑さんの踊り
(ふたりともすごく踊りがうまくなっていて嬉しかったですね!)
松也さんと巳之助さんの獅子舞の踊り
(こちらもお見事でした!)
亀三郎さんと亀寿さんたちの踊り、
梅枝さん、尾上右近さん、種之助さんなどの踊りなどがあり、
大いに楽しんで盛り上がりました(*^_^*)

そこへ吉右衛門さん、左團次さん、彦三郎さん、菊五郎さん、そして
菊十郎さんが登場。「音羽屋の若旦那と、
坊ちゃんの姿がみえませんねぇ(*^_^*)」と
言っていると、花道から登場するのが、梅玉さんと
菊之助さんと和史ちゃん!!\(^o^)/\(^o^)/

和史ちゃんは、相変わらずまぶしいのか、おねむなのか、
さかんに手を顔に当てていましたが、
もっていた扇子をいきなり吉右衛門さんに投げたので
場内大爆笑!

でも吉右衛門さんはそれでもニッコニコ
菊之助さんがご挨拶をなさったときに、菊之助さんから
和史ちゃんを渡されて抱っこしたのですが、
もうぎゅ〜っと離さないような可愛がりようです(*^_^*)

吉右衛門さんにとって、いちばん最高のプレゼントは、
「和史ちゃんと一緒に舞台に出る」ということなんでしょうね、きっと♬
ほんとうによかったです!

和史ちゃんはご挨拶はしませんでしたが、
幕切れに客席のみんなに「バイバーイ(^_^)/」と
ゴキゲンで手を振ってくれ、みんなはすっかりその笑顔に癒されました(*^_^*)
あまりのかわいらしさに、客席からは嬌声が飛んでいて、
とても幸せ感いっぱいの歌舞伎座でした(*^_^*)

そして、なんと幕切れに、わたくし、やっちゃいました(*^_^*)
「お誕生日、おめでとうございまーす\(^o^)/」
もちろん、大播磨に向かってです(*^_^*)
(まぁちょっと躊躇があったのですが、大向うさんがどなたもなにもいわないので・・^^)

すると、大播磨、とびっきりの笑顔で応えてくださって\(^o^)/ヤッタァ〜

私はすっかり舞い上がり(笑)
まわりはすっかり大笑い(笑)

幕見で仲良くなった若い方々も、すっかり楽しまれたようで
嬉しかったですね!

きょうはヒヨコ劇評家ではなく、歌舞伎一ファンとして、
そして歌舞伎鑑賞の入り口を、吉右衛門さんに作っていただいたお礼として
伺わせていただきました!

大播磨、お誕生日おめでとうございます!
いつ久しく、ますますのご活躍と
素敵な舞台姿を見せてくださいね(^_-)-☆

まずはおめでとうございます〜

きょうは夫と楽しく歌舞伎座昼の部を観劇しました(*^_^*)


夫婦珍道中の顛末となりましたが、役者のみなさん、とても素晴らしい出来で、さすが團菊祭!のチームワークのよさを感じさせてくれました(*^_^*)!

「鵺(ぬえ)退治」は活歴で有名な福地桜痴の作で、歌舞伎座で遣るのは実に54年ぶりということで、大変興味が湧く舞台でした。初演が九代目團十郎の頼政、五代目菊五郎の猪の早太、六代目梅幸の菖蒲の前という顔ぶれだったそうです。その顔ぶれに負けない梅玉さんの頼政、又五郎さんの早太、魁春さんの菖蒲の前で、華麗な王朝絵巻を魅せるとともに、謎のけだもの・鵺(ぬえとの大立ち回りで魅了してくれました。最後に関白九条基実(錦之助さん)が現れ、帝の怒りを買っていた、不義の仲の頼政と菖蒲の前の仲を許し、大団円を迎えます。タイトルはおどろおどろしいですが、中身は恋あり、立ち回りありの楽しい展開で大変満足しました。


「寺子屋」はいわずとしれた、「菅原伝授手習鑑」の四段目にあたりますが、海老蔵さんが成田屋型の松王丸に挑み、すぐれた成果をあげました。今回は「源蔵戻り」から始まり、松緑さんの源蔵が、沈痛な面持ちで花道をゆくので大熱演です。また廣松さんのよだれくりがなんともいえず愛嬌があり、場内の歓声を浴びていました。「いずれをみても山家育ち」の台詞も重々しく響き、松緑さん、台詞に工夫の後がよく見えました。梅枝さんの戸浪もますます絶好調で安心してみていられます。松緑さんと梅枝さんのコンビもなかなかよくて、若々しさもあり、清新な魅力もありました。

「首実検」では、春藤玄蕃の市蔵さんが憎々し気にみせて秀逸。かれの大きさもきちんと出たので、海老蔵さんの松王丸も立派に見えますが緊迫感もあり、芝居が盛り上がります。こどもたちの頑是ない顔をみていると、この「寺子屋」の物語が、愛らしくおさない子供たちの聖なる姿とその悲劇を訴えんがために、竹田出雲や三好松洛たちに筆をとらせたのではないかと思えるほどです。ここでも廣松さんのよだれくりが好演。

海老蔵さんの松王丸は古怪さもあり、大きさもあり、初日からぐっとよくなって立派な松王でした。「やい、百姓めら・・・」の恐ろしさも低音をぐっと聞かせてにらみつけ、「生き顔と死に顔は変わるというが、偽首、それも食べぬ」とはねつけ、ますます松緑さんの源蔵を心理的に追い込みつつ、自分の息子の悲劇も予感させる憂いを帯びた台詞回しで魅了しました。
成田屋型の首実検は、非常に洗練されて、とても見ごたえがあり、春藤玄蕃が小太郎の首を突き出し、それをぐっと見込む松王丸が、刀を一方では源蔵たちに突き付けて、緊迫感がいやが上にも増しました。「無礼者め!」と見得を切るところのマスクの立派さにも改めて感心しました。夜の部は女形をしている人とは思えぬほどです。

菊之助さんの千代も素晴らしかったですね。哀しみと絶望があいまって、「なんの因果で疱瘡まで」と嘆くあたりで、その悲劇が頂点に達するのですが、終始涙に暮れ、松王に「泣くなと申すに」と言われても涙があふれて止まらない母心を熱演しておられました。

「泣き笑い」も松王夫婦の悲劇が一層浮かび上がる一方で、忠義と教育の持つ恐ろしさを改めて感じさせ、深い陰影を描き出しました。「いろは送り」も無常感が漂い、ひとつの命が犠牲になったことで救われた、菅秀才の命が聖性を保つように見えたのも、今回の収穫と言えましょう。東太夫の竹本がとてもよかったです。今回の團菊祭の白眉。

かわって、「十六夜清心」は、「寺子屋」の余韻が残るせいか、前半は少々テンポが遅く感じられましたが、菊之助さんの真面目な性質がよく表れた清心でした。前半はひたすらに美しい清心と十六夜の悲恋が清元の名調子とともに描かれ、うっとりとさせられました。
また後半は、「いやまてよ・・・」に至るまでの清心の変心のプロセスがていねいに描かれていました。でも、ここはもっともっとカリカチュアに演じていいような気がします。菊五郎さんも三津五郎さんも、真面目に演じれば演じるほど、恋塚求女との件がおかしみを増していくので、場内が沸きました。菊之助さん、ちょっとここは工夫のしどころだと思います。
左團次さんが古風でよく、亀三郎さんが誠実な演技。時蔵さんもあでやかで哀れな十六夜でした。

最後にお待たせしました、「楼門五三桐」。菊五郎さんと吉右衛門さんのご両人がせり上がるだけで、場内が大いに沸き、興奮のるつぼに包まれるのはやはり芸の力かと思われます。吉右衛門さんの「絶景かな、絶景かな」と語る件で、陶然とさせられますし、久吉への怒りを爆発させるところもぞっとするような魅力があり、短い幕ながらつよいインパクトと壮麗さを誇る舞台でした。大薩摩の里長、大ベテランの風格です。

ともあれ、とても素晴らしい昼の部になり、嬉しい一日になりました。つきあってくれた夫に感謝したいです!一緒にいてくれて、とても心強くて頼もしかったです!

ごきげんな吉右衛門さんと、可愛い和史ちゃん(*^_^*)

「ちっとも劇評じゃないじゃないですか!」とおしかりを受けそうですが、
大変たのしく歌舞伎座夜の部に行ってきました

なんといっても見ものは「勢獅子」です!
菊五郎劇団と吉右衛門劇団がそろい踏み、という華やかさもありますが、
27年間見続けてきた、吉右衛門さんが、
もう超〜〜〜〜メロメロなグランパパぶりを発揮
「こーんな吉右衛門さんみたことありません!!」と
終始ビックリするやら、ほほえましいやらの30分でした(*^_^*)

和史ちゃんは、ようやく菊之助さんにだっこされて、花道から登場(*^_^*)
ライトがまぶしいのか、照れ臭いのか、両手で顔を隠すのでした。
勸玄くんはちゃんとしゃべれたけどなぁ・・・と思いつつ(*^_^*)

で、菊五郎さんが「すみません、まだうまくしゃべれなくて(^^;)」と
さかんに照れまくっていて(こんなにおろおろしている菊五郎さんを見たのも
27年間彼もみていますが、初めてです^^)、
そしてその和史ちゃんを菊之助さんから手渡された
吉右衛門さんは、ずっと和史ちゃんをだっこしてあやしていました
「大魔神子」より凄い光景をみてしまったような気がします(*^_^*)

とっても、とってもかわいらしい大播磨で、
また新たな魅力を発揮しているように思われます
(きっと五右衛門どころの心境じゃなくて、こころは和史ちゃんなのでしょうね^^)

その次は、三之助(という言い方自体が懐かしいですが)による「三人吉三」。
海老蔵さん、菊之助さん、松緑さんと揃うと、やはり「ザ・團菊祭」!という感じですね。
3人のスターオーラが全然違います(*^_^*)
菊之助さんのお嬢吉三が「月もおぼろに白魚の・・」と語りだすと、
辺りの空気がパーッと明るくなって、
なんともいえない華やかさが増しますし、
海老蔵さんがお坊吉三で登場するとジワがおきますし、
松緑さんの和尚吉三も粋でいなせで素敵です。
因縁話や通し狂言だとこういう意味だ・・といつも考えながら見ているのですが、
この3人でみていると、一大セレモニーをみているようです。
また、尾上右近さんの夜鷹おとせも美しくて、客席からため息がもれていたのも嬉しかったですね!

で、「馬盥(ばだらい)」です。松緑さんが大健闘。
化粧も随分工夫していて、台詞も光秀のマゾヒスト的な忍耐と、
ぞっとするような怒気を工夫していて、頑張っておられました。
でも、松緑さんはきっと根がいい人なのだろうな・・と思うので、
どこか愛らしさが残っているのがご愛嬌という気がします(*^_^*)
梅枝さんの桔梗が、また実にうまくて唸ってしまいますね。
昼の部の戸浪といい、大ヒット。かれの成長がとても楽しみです。
時蔵さんも若いひとたちをうまく立てつつ、魅力を発揮されておられましたね。
ビックリしたのは萬太郎さんの森蘭丸。りっぱな声で感心しました。
次々と歌舞伎界に新星あらわる、と言った感じです。
亀寿さんもいい場をもらって、さらっていましたね(*^_^*)
吉右衛門さんの光秀をみている私としては、
いろいろ言いたいこともあるのですが、
吉右衛門さんと比較しないようにしなくちゃ、とも思っています。
まだまだ松緑さんも伸びしろがたくさんあると思うので、
頑張っていただきたいと思います。

そして、とっても華やかで美しさあふれる「男女(めおと)道成寺」。
日吉流で踊ってくださるのが嬉しいですね。常磐津もよかったです。
海老蔵さんと菊之助さんのコンビが、ため息をつくほど美しくて、
「源氏物語」の光君と紫の上を思い出しました。
やはり、究極のコンビだなと思いますね。息もぴったりあっていてよかったです。
所化のみなさんもいい味を出しておられました。
巳之助さん、以前はちょっと辛口な感想を書きましたが、
横顔が驚くほど三津五郎さんに似てきて、ちょっと涙がこぼれました。
福太郎さんの丁寧な踊りにも感心しました。

團菊祭は、やはり、華やかで、楽しくて、豪華で、ワクワクさせてくれるので
大好きですね!

今年の團菊祭も、楽しいドラマが生まれて本当によかったです!
だるまの両目が開いたような一日になりました\(^o^)/








吉右衛門さんの講演会(8月4日)その後の情報です(*^_^*)

いま、早稲田大学演劇博物館に、吉右衛門さんの8月4日の講演会の
申し込み方法についてお問合せをしてみました(*^_^*)

ご丁寧に回答いただいたので、感謝しております。

まだ詳細はきまっていないのですが・・・とのことでしたが、
おそらくWEBの申し込み(先着順)ということと、
一か月ぐらい前から演劇博物館のホームページ上で告知を行うそうです。
ですから7月の頭ぐらいにチェックしてみてください、とのことでした。

ちなみに、大隈講堂のキャパシティは約1,200席だということで、
数年前にやはり講演会をされたそうですが、
その際は満席になったそうなので、
みなさまお早めにお申し込みくださいませ(*^_^*)

以上、とりあえずの最新情報でした!

8月4日(木)の吉右衛門さんの講演会の追加情報です(*^_^*)

きのうご紹介した、吉右衛門さんの講演会の追加情報です(*^_^*)

8月4日(木)14時〜15時半 早稲田大学大隈講堂にて 
入場無料ですが、事前申込制 先着順だそうです。

どこに申し込むか、どういう形式なのかは、まだわからないので
明日早稲田の演劇博物館にうかがってみようと思います(*^_^*)

またくわしいことがわかり次第、随時ご報告いたします(*^_^*)

早稲田大学演劇博物館で、吉右衛門さん展が行われます(*^_^*)!

さちぎくブログさんからの情報です(感謝です!)(*^_^*)
6月7日(火)〜8月7日(日)まで、
早稲田大学演劇博物館の六世中村歌右衛門記念特別展示室にて、
吉右衛門さん展を開催することになりました
詳しくはこちらから(*^_^*)

http://blog.sachigiku.com/2016/05/blog-post_13.html

なんと(このブログで呟いているといろいろすごいことがおきるので
ビックリしています^^)吉右衛門さんが、母校である早稲田大学の
芸術功労者の顕彰を受けられたので、
演劇博物館で、展示を行うことになりました

またさらに凄いことがありまして、
8月4日(木)には、大隈講堂にて、吉右衛門さんの特別講演があります!!!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

時間などはわかりませんが、また随時わかり次第お伝えしていきますので
みなさましっかりメモってくださいませ

ご一緒に行きたいという方、わたしのメールアドレスをわかるという方、
この機会に一緒に参り、吉右衛門さんを応援しましょう

團菊祭の後は、早稲田通いをしてしまいそうです

うれしいです♫


吉右衛門さんの台詞の件で、ご指摘がありました(*^_^*)

こちらのブログで、大至急訂正をいたします(*^_^*)
とある方から、ご指摘がありました(*^_^*)

「楼門五三桐」の吉右衛門さんの台詞の件ですが、
通し上演の際と、単独で「山門」をやる場合では、台本が異なるそうです。
吉右衛門さんの台詞が、私の知っている「山門」でのものは、通し上演で演じたので、
「蘭奢待の〜」という台詞が入っていたそうです。

また、備考として、「増補双級巴(ぞうほふたつどもえ)」の「南禅寺山門」の場だと
またちょっと台本が変わるそうです。

そして、猿翁さんが演じられた台本とも、少し異なるそうです。

こちらの勉強不足でしたので、大変ありがたいご指摘でした。

取り急ぎ、アップいたします

これから「山門」をご覧になる方は、どうぞお楽しみに(*^_^*)

ご指摘いただいた方に感謝いたします。
やはり一生歌舞伎は勉強ですね

なんと幸四郎さんが「真田丸」にご出演\(^o^)/

ひさしぶりに「真田丸」関係のニュースをお届けします(*^_^*)
といっても、実は歌舞伎関係でもあるといううれしいニュースです。
なんと、幸四郎さんが、呂宗助左衛門役で「真田丸」にご出演です
詳しくはこちらのアドレスから(*^_^*)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160515-00000092-spnannex-ent

大河ドラマの名作といえば、「黄金の日々」(1978年)があげられますが、
そのときに主役の助左衛門役を好演したのが、幸四郎さん(当時染五郎)でした(*^_^*)
三谷さんのご希望なのか、スタッフの方々のご努力なのか、
なんと夢のご出演が実現しました(*^_^*)!

堺雅人さんと一体どんなからみをするのか、
今からとても心待ちにしています
ふたりの演技合戦や、小日向さんとの絡みも楽しみです

これだから大河ドラマはたまりません(*^_^*)

高麗屋さんのいきなはからいに感謝したいと思います(*^_^*)
このブログでいろいろ呟いていると、すごいことがおきますね!\(^o^)/

歌舞伎座昼の部、再び。

きょうは、劇評ということとしばしはなれてお話をします(*^_^*)

きのうの歌舞伎座昼の部、二度目の観劇ですが、
大変楽しく観ることができました。

いつも劇評をかくときは、一人で真剣勝負でみておりますが、
孤独なものです。

でも、今回は学生時代の仲間たちと一緒の観劇で、
新鮮な感想をもらえました(*^_^*)
初めてみる友達もいて、彼女の感想に、とてもいいヒントを頂いたり。
おいしいお弁当に舌鼓を打ち、売店でたのしいお土産をいただき、
楽しくおしゃべりに興じ・・。
「まぁ、芝居って本来こうやって楽しむものだよね(*^_^*)」と
得心しつつ、帰ってまいりました(*^_^*)

結論からいうと、「寺子屋」の出来が格段に良くなっていたので、大満足です!
前回私がこのブログで指摘した点を、それぞれのみなさんが
みーんな直して下さり、とてもよい成果をあげられていたので嬉しかったです。

ことに海老蔵さん、頑張っておられましたね(*^_^*)
発声もよかったですし、台詞回しも随分研究されたな、という印象を受けました。
成田屋型の首実検もよかったですし、芝居の流れがとても自然になりましたね(*^_^*)
友人が「海老蔵さんって上手なのね!だから人気があるんだわね(*^_^*)」
と感動してくれたので、一緒に観た甲斐もありました(*^_^*)
(そうなのですよ、こういう新鮮な感想がとても大事なのです^^)

松緑さんもとてもよかったです。源蔵戻りがとてもよくなっていました(*^_^*)
あと台詞の語尾があがるクセがなおったのもよかったです。
「いちか・・・ばちか!」とさけぶところもとても素晴らしかったですね(*^_^*)

菊之助さんの千代も随分とよくなりました。
東京初役だったのですね。これからどんどんよくなるでしょう。
頑張っていただきたいものです。

梅枝さんは実に安定していて、とても安心してみていられましたね(*^_^*)
大金星です。この調子でスクスク伸びて行ってほしいですね。期待の星です。

そしてよだれくりの廣松さんも大健闘でした(*^_^*) 友達が大変気に入っていたようです(*^_^*)
うれしいですね!


で、ここからがちょっといいにくいのですが・・・。


吉右衛門さんをいちばんみんなは楽しみにしていたのですが、
「楼門五三桐」は、ちょっと肩すかしでした😢
お願いだから、台詞きちんと全部お話してほしいです〜(^_^)/

短い劇なのですが、台詞がまたも省略されていたので、
とても残念でした😢

「絶景かな、絶景かな・・」と見事にきめたところは
素晴らしかったのですけれども、「蘭奢待は〜」という件を
みんな三味線にとらせたので、どうして光秀を討たれて
久吉を憎むのか、それが不鮮明になってしまいました。
初めてみる方は何が何だかさっぱりわからないのではないかと思います。

ぜひぜひ、きちんとすべての台詞を言っていただきたいです。
上演時間の都合もあるかもしれませんが・・
それだって5分くらいですから(*^_^*)

と、めずらしく吉右衛門さんへ注文してしまいましたが、
宜しくお願いいたします
吉右衛門さん見たさに、仲間たちも歌舞伎座にきてくれたので、
ぜひぜひご検討くださいませ(*^_^*)

というわけで、とてもうららかなお天気にめぐまれた
歌舞伎座昼の部でした(^_^)/

港区めぐりをしました(*^_^*)

きょうは、朝から港区めぐりをしていました(*^_^*) 

なぜそういうことになったかというのは、どうしても知りたい方はメッセージをただければと思いますが、いやはや、大変な道中でした(事情をご存じの方はご理解くださってありがとうございます^^)。

でも、亡き祖母のいい供養になりましてよかったです。
このところ、ずっといろいろ不思議なことが多かったのですが、青山周辺の歴史もいろいろわかりましたし、
祖母が(もう亡くなりましたが)ずっと私たちを見守ってくれていることもわかりましたし、
大変ひとのこころのありがたさを感じる一日になりました。

で、祖母が勤めていた会社もわかり(すみません、三和銀行ではありませんでした。お詫びして訂正します。とある会社の子会社に勤めていたことがわかりました)、その会社にお礼も言え、お寺さんで供養していただきました。
港区役所、港区の法務局のみなさま、道々でご親切にしていただいた港区のみなさまにお礼を申し上げたいと思います(*^_^*)

ただいま、論文の直しをしています(*^_^*)5

このゴールデンウィークは、体調を整えたり(ちょっと不思議なことがありましたので)、
気持ちを穏やかにすごせるように、いろいろ工夫していたのですが、
おかげさまで、すっかり落ち着きを取り戻しました

そこで、お仕事先からの依頼を受けた、論文の直しをしています
かなり長い論文なので、いろいろ思い返すのも大変ですが、
字数はもう変えられないので、短いセンテンスで端的に表現できるように
頑張っています

以前、この論文を書いた時には、
どこからどう書いていいやら、孤独で、徒手空拳で書いておりましたが、
いまはブログを始めたくさんのお仲間のおかげで、
心強く、前に前進して書けるので、
とてもありがたく、嬉しいです

平塚 バラ園


きのうは母の日で、義母と夫と3人で、
平塚の花菜ガーデンに行ってきました
とても気持ちが和んで、美しいバラを楽しんできました。

こころが豊かになると、執筆活動もおちついてできるようですね
直しの依頼を受けた時には、正直「わぁ〜、こんなに直せるかな?」と
おもったものですが、
やってみると、改めて文章が練り直されていくようで、
とても嬉しいです。
編集部の方々のご厚意を改めて感じます

明日もう一度よく練り直して推敲して、
直しをきちんとできるようにしたいですね(*^_^*)

「舟を編む」が実に面白いです(*^_^*)!5

舟を編む
三浦 しをん
光文社
2011-09-17



きょうは私の実家に夫と電車で行ってきたのですが、
夫も本を電車の中で読んでいたので、
私は、(映画版は観ていたのですが)なかなか読めなかった
「舟を編む」(三浦しをんさん著)を読んでいました(*^_^*)

これが実に面白いです!

映画版はかなり真摯な作りになっていましたが、
原作はかなり笑える展開で、電車の中で思わず声をあげて
笑ってしまいました(*^_^*)

映画版のオダギリ・ジョーさんが演じておられた「西岡」というのが、
実はわたしたち「一般読者」の視点を代表していて、
辞書編纂に関わる編集者たちへの「素朴な疑問」を
代弁しいていて、実に面白いのです。

たとえば、主人公の「馬締(まじめ)くん」が、恋愛に悩んでいると、
「西岡」は、「どう、誰かと付き合ってるワケ?!」とツッコミをいれるのですが(*^_^*)
周りの辞書編集に携わる人たちは、「恋愛は辞書を作るうえで大変大切です」と
言い出す始末(笑) 

・・・一体、仕事はどうなるわけ?と凡人の私は思ってしまうのですが、
「舟を編む」ワールドの人たちは、どんどん馬締くんの恋を応援し始めます。
ここが現代の社会とまるで違うところで、そこが実に面白いです(*^_^*)

辞書編集者の人たちの「ことば」へのこだわりぶりも、
漢字一文字選ぶときのこだわりぶりも
大変たのしくよませていただき、フムフムと頷けることばかり。
きっと私のブログも「顔文字を使う劇評」ということで、
編集者のみなさんの「用例採集」の対象になるのでしょうね(*^_^*)

まだ読み終わっていませんが、一気に半分くらいまで読めたので
最近の小説の中でのヒット作です(*^_^*)
映画版もよかったですが、原作を未読の方にはぜひおすすめしたい一作です(*^_^*)



グレープフルーツジュースをたくさんいただいています(*^_^*)

ただいま、うれしいことがいろいろ続いたので、グレープフルーツジュースをいただいています(*^_^*)

とても美味しくて、さわやかで、こんなに美味しいジュースを

14年間ものめなかったなんて!と思っています。

長い長い14年間でしたが、思う存分グレープフルーツジュースを飲む人生を

楽しく元気に送りたいと思っています。

この14年間は、ほんとうに、「七段目」の由良之助のように、

「祥月命日に魚肉を食らう」ような思いをすることもありましたが、

考えてみたら、「グレープフルーツジュースと酒を飲むな。」だけでしたから。

私が医者から禁じられていたことって(*^_^*)

もっとほかに、いろいろ「これをたべてはいけない」「のんではいけない」

と言われている人たちのことを考えたら、

大したことではないんだな・・・と思えるようになりました(*^_^*)



この14年間、見聞きした体験は、きっと劇評にも生かせると思いますし、

夫や家族、そしてみなさまの支えとお力に感謝する日々を

これからすごすことになると思います。

ほんとうに、ほんとうに、大空とおひさまと

このブログに集うたくさんのみなさまに感謝申し上げます(*^_^*)!

国立劇場50周年のラインナップが発表されました(*^_^*)5

国立劇場のメールマガジンから下記のアドレスで、
今年の秋、なんと創立50周年を迎える国立劇場の
ラインナップが発表されました。

詳しくはこちらから。

http://www.ntj.jac.go.jp/50th/lineup/

とても楽しみな公演が続きますね!

たとえば、10月〜12月にかけての、
「仮名手本忠臣蔵」通し上演!
11月に菊五郎さんと吉右衛門さんが登場なさいますね(*^_^*)
「道行」から七段目までです(*^_^*)ハッピーです!

9月、11月〜12月の文楽公演
こちらも大変楽しみです(*^_^*)
チケットとれるかなぁ・・と思案中です。

秋から暮れにかけて、楽しみはつづきます!



大顔合わせ、華やかな歌舞伎座團菊祭 昼の部(2)

続いては、菊之助さん初役の「十六夜清心」の清心。
前半の清元で十六夜(時蔵さん)と舞うのがよく、
哀しみと二人の間を流れる恋情の切なさがよく伝わり、
女犯の罪におののく清心の美質をよく表しており、こちらは秀逸でした。

但し、後半の十六夜と心中しそこなってからの、
「生」に対するあがきぶりは、もっともっとそのおかしみと愚かさを強調してよく、
腹に刀を突きたてて、「あいたたた」と叫ぶところは、
そのおかしさゆえに、最後の「しかし、待てよ」の転調につながることを考えながら
頑張ってほしいと思います(しかし5役では大変かもしれないですね)。
「しかし、待てよ」以降も、ご愛嬌という感じです

時蔵さんの十六夜は、はかなく美しく、でも時折、
女のしたたかさを垣間見えて面白い十六夜でした。
白蓮に拾い上げられてからのかなしさに、
色町に生きる女の悲しみがよく出たように思います。

白蓮の左團次さん、恋塚求女の尾上松也さん、三次の亀三郎さん、
それぞれ安定した出来栄えで、この幕がいちばん安心して見ていられるかもしれません。

そして、最後はお待ちかねの吉右衛門さんと菊五郎さんによる「楼門五三桐」。
わずか15分たらずの幕ですが、十分に大歌舞伎の味わいを堪能しました。

吉右衛門さんの五右衛門は、出てくるだけで立派、
スケールの大きさといい、華やかさといい、「絶景かな 絶景かな」の見事さといい、
歌舞伎座の大空間を圧倒するすばらしさ。
ただ、ちょっと台詞を初日のせいか、省略していたように思うのは私だけでしょうか。
YouTuberも期待して観に来ますので、ぜひ大播磨には頑張っていただいて、
大歌舞伎の魅力の底力を発揮していただきたいと思います。

菊五郎さんの久吉も実に清冽、若々しく、見事な巡礼ぶり。
小刀もしっかり受け止め、満場の歌舞伎座を沸かせました。

新しい平成の菊吉時代は、幸せな和史君という天使によって、
こんなに素晴らしい成果をあげるのだと実感して劇場をあとにしました。(初日所見)
livedoor プロフィール
livedoor 天気
livedoor 天気
記事検索
Archives
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
ギャラリー
  • ただいま、論文の直しをしています(*^_^*)
  • ハレルヤコーラスの思い出
  • オーディナリー・ミラクルという曲をご紹介します。
  • みなとみらいに行きました(*^_^*)
  • みなとみらいに行きました(*^_^*)
  • みなとみらいに行きました(*^_^*)