さいのおギター教室のブログ

埼玉県桶川市にある個人レッスンのギター教室です。 エレキギター、アコースティックギターはもちろん、譜面の読み方、音楽理論、リズムトレーニング等、基礎から応用までしっかり学べるギター教室です。その他アンサンブルレッスン、発表会、勉強会等、個人レッスン以外のイベントも盛りだくさん。地元埼玉にギターの輪を広げるべく、精力的に活動していきます!!

体験レッスン実施中です。ご興味のある方はこちらのホームページよりお申込みください。道祖尾ギター教室 http://peaceful-guitar.com

ご意見・ご質問等はこちらにご連絡ください。
ryoji.saino☆gmail.com
※☆を@に置き換えてご送信ください。

ギターの試奏をしに行く〜御茶ノ水編〜

本日色々とキャンセルが出たので、チャンスと思い御茶ノ水へ色々と試奏をしに行ってきました。

今回のお目当ては、初心者の生徒さん用におすすめするクラシックギターと、フルアコースティックギターです。あと自分用にBOSSのOC-5(新発売のオクターバー)とElectro-HarmonixのFreeze Sound Retainerです。

クラシックギターはいつもお世話になっているDr.サウンドのクラシックギターフロア。子ども用のギターと低価格帯で買える大人用のギターを数本試奏。Orpheus Valley GuitarsとPaco Castilloが好感触でした。

フルアコはギタープラネットさんへ。こちらも低価格帯のフルアコということでIbanezのフルアコを数本試奏。Ibanez Artcore AG75は小ぶりでとても弾きやすかったです。6万円未満でしたが、この価格帯の中ではサウンド、プレイアビリティ共に合格ではないでしょうか。あと、EJIMA ARCHTOP GUITARSも試奏しました。私が使用しているHeritageのSweet16と大きさや仕様が近かったからかとても親近感がありました。弾いた瞬間「あ、いいギターだ!!」と分かるフィーリング。購買意欲を掻き立てられました。その他、Collings、Marchione、Victor Baker Guitarsなどなど、名だたる銘機がずらり…いつかはきっと…と遠くを見つめてしまいました。

BOSSのOC-5も試奏してきました。Polyにして、5〜6弦の音域のみを1オクターブ下に設定して1〜4弦はノーマルで演奏…みたいな設定もできて面白かったですね。でも、今は要らないかな〜と思い今回は見送り。

あと、偶然いつも生徒さんにおすすめしているTC ELECTRONICのクリップチューナーを発見。いまはどこも在庫切れ状態なのですが、偶然店頭に並んでいました(POLY TUNEのみ)店頭にもずーっと在庫がなかったとのことで、たまたま入荷したそうです。年内にはUNI TUNEの方も入荷するかも!?とのことです。本当に良いチューナーなのでおすすめです。個人的にはUNI TUNEをおすすめ!!

あと、こちらも在庫がなかなか無いYAMAHAのAG03。これもなぜか店頭に数台在庫がありました。私が使用しているAG06はありませんでした。コロナの影響で、なかなか手に入らない機材が複数ありますが、少しずつ戻っているようで、少し安心しました。

Electro-HarmonixのFreeze Sound Retainerは、どこのお店もお取り寄せということでした。あまり需要がないのかな?今度は渋谷あたりで探してみよう。

という事で、結局自分用には何も買わずに帰宅。夕方からレッスンがあったので、つかの間の自由時間でしたが、久し振りに楽器を沢山弾いたり、機材を試せて楽しかったです。

いつか、生徒さん達を何人か連れて、楽器屋巡りツアー企画を開催したいと思っています。中々知らないお店で試奏するのって勇気が要りますからね。コロナが落ち着いたら実行しようかと思案中。その時はみなさんよろしくお願い致します。


ジャズの演奏について色々と考えさせられた夜


先日ツイッターでこのようなつぶやきをしました。以下コピペ。

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ある日の某老舗ジャズセッションでの出来事。ステージに上がったギタリスト。セレクトした曲はAll The Things You Are。弾き始めると「お!?巧いな」という印象。でも何となく既視感。そう、彼はPat Methenyのコピーをそのまま弾いていたのです。でもそれを知らない会場にいたみんなからは大きな歓声。

Methenyのフレーズを一通り弾き終えた彼は安堵した表情で伴奏に回ろうとしました。ところがホストミュージシャンのみんなは流石でしたね。「もっとやれ!」的なゼスチャー。みるみるうちに彼の顔は紅潮。そのまま固まってしまいました。

でも、これって難しい問題ですよね。知らない人から見たらめっちゃ巧い訳ですよね(実際巧く弾いていた)でも、それはジャズなのか否か。その方が、Methenyのフレーズを弾き終えた上で更に発展させていたら本当に素晴らしかったのですが。

以上コピペ
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思いのほか、みなさまから反応をいただいたので、今回はこの事についてもう少し深堀りしていこうと思います。

この話は実話で、ライブやレコーディング、講師の仕事など、プロとしてのキャリアを積み始めた頃、久し振りにセッションに参加した時の話です。

話に挙げられたギタリストは本当に巧く弾いていました。私自身ですら、途中まで「すげー!!」と驚愕と嫉妬の渦の中にいました。

ところが、途中から何か聴いたことのある感じ。そう、彼は、Pat Methenyのアルバム『Question and Answer』の中に収録されている『All the Things You Are』の演奏をそのまま弾いていただけだったのです。



コピーした労力、それを演奏できるだけの技術力、生の演奏でそれを実践できるだけの技術とメンタル。それだけでも素晴らしいものですが、果たしてそれはジャズと言えるのでしょうか?

少なくとも会場にいた多くの参加者はそう思ったかも知れません(実際バレるまでは盛り上がってました)でも、私や、プロのサポートミュージシャンの方々にはそう映らなかったし、実際Pat Methenyがその場にいたら(想像の範疇ですが)激怒していたことでしょう。※そう思う根拠は、こちらの記事を参考にしてみてください(英語の記事です)

Pat Methenyのソロを弾き終えた後、そのアンサーとして彼独自のインプロヴィゼーションが展開されていったら面白かったのですが、残念ながらそこまでには及びませんでした。そもそも、セッションの場において、コピーをそのまま全部弾くというのはいかがなものでしょうか。改めてセッションの意義を考えてしまいました。

私は、セッションに限らず、演奏の場においては、一方向ではなく双方向でありたいと考えております。先述した彼の演奏は明らかに一方向。カラオケがバックでも、CD音源がバックでも、またはバンドのメンバーが変わったとしても大きな差は出てこないかと思います。

Pat Methenyのコピーをちゃんと弾ききれるだけの技術はあるのですから、練習方法や、演奏に対する意識を変えていけば、きっと立派なジャズギタリストになるかと思います。もしくはこの経験を機に研鑽を積んで立派なジャズギタリストになっているかも知れませんね。いずれにしても、彼にとっては、この日の経験が苦い薬になったかと思います。そういう意味では、やはり人前で演奏するということは大事なことなのですね。

とは言え、やはり初心者のうちは、自分の演奏に精一杯で、まわりの演奏に耳を傾ける余裕がないかと思います。また、ある程度経験を積んで、色んなスキルが身につくと、ついつい独りよがりな演奏になりがちです。そう言えばたまたまDavid T. Walkerの動画を見ていたら良いことを仰ってました。



全部見ていただきたいですが、私が良いなと思ったところは1:10くらいからです。

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【Interviewer】
「今回のライブで演奏する気持ちは?」

【David T. Walker】
「他の人と一緒に演奏をする時はいつもどんな音楽であれ状況にあった演奏をするようにこころがけてるんだ」

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いかがでしょうか?David T. Walkerが言うだけにとても説得力のある言葉ですね。スキルの差、得手不得手、好みの違いなどそれぞれあるので、仲間同士ならまだしも、セッションの場においてはなおさらホスピタリティな精神が必要になってきますね。

余裕がない方は、無理をすることはありません。自分のスキルでできる範囲でそれを行えば良いのです。自分の音だけでなく、周りの音にも耳を傾けてみてください。余裕ができたら、まわりのメンバーの姿や、観客にも目線を配ってみてください。いつもと違う感覚が掴めるかと思います。

ジャズに限らず、演奏する醍醐味は『双方向のコミュニケーション』だと思います。指導者として、演奏家として、その楽しさを伝えるべく、今後も情報発信といい演奏を心がけます。よろしくお願いいたします。

発表会前にしておきたい12の項目

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いよいよギター教室の発表会が近づいてまいりました。参加者のみなさまは最後の大詰めなのではないでしょうか?そこで参加者のみなさまに、私からちょっとしたアドバイスをいくつか書こうと思います。
※この記事は2019年10月7日の改訂版です。

【発表会前にしておく11項目】
(1)ゆっくり弾いてみる
(2)当日の衣装(服装)で弾いてみる
(3)兼好法師「徒然草 」の150段を読んでみる
(4)ミスを想定した練習もする
(5)当日の持ち物をリストアップしておく
(6)会場までの道のりをチェックしておく
(7)録音・録画をしてみる
(8)家族や友人の前で弾いてみる
(9)爪を整える
(10)ギターのメンテナンスをする
(11)腹式呼吸をしてみる
(12)暗譜してみる

(1)ゆっくり弾いてみる
ミスしがちなところは特に丁寧にゆっくり弾いてみましょう。「弾ける!!」と言うイメージができ自信がついてきたら、少しずつテンポを戻してみてください。

 (2)当日の衣装(服装)で弾いてみる
私がよくやってしまうミスなのですが、衣装によっては滑りやすい生地で、本番になって「あれっ!?弾きづらい…」と焦ってしまうことがあります。なので、事前に確認しておきましょう。

 (3)兼好法師「徒然草 」の150段を読んでみる
発表会前は誰でもナーバスになります。そんな方には兼好法師「徒然草 」の150段を贈りたいです。何年か前にネットで話題になったのですが、楽器上達の真髄がまさにここにあるかと思います。現代語訳してあるサイトがあるのでぜひ検索して読んでみてください。

(4)ミスを想定した練習もする
本番前は特に「ミスしたら最初から弾き直す」という練習を繰り返しがちです。ミスしない、ミスが少ない演奏をするにこしたことはありませんが、本番にミスはつきものです。「ミスしない」ことだけを目的とした練習ばかりしていると、いざ本番でミスをしたときに慌ててしまいます。「ミスすることを想定」した練習も行いましょう。具体的には、パートごと、そして間違いやすい場所の前後からでも弾けるようにしてみてください。ミスをした時のリカバリーが早くなりますし、「ミスしても大丈夫」という自信がつけば、メンタル的にも有利になります。

(5)当日の持ち物をリストアップしておく
当日慌てないための知恵です。あと、発表会終わったあとも、持ち物チェックとしても役立ちます。

(6)会場までの道のりをチェックしておく
これも当日慌てないために必ず行ってください。車でお越しの方は渋滞状況を、電車でお越しの方は遅延情報を必ずチェックしてください。交通のご案内はこちら。 

(7)録音・録画をしてみる
これは何も発表会前に限ったことではありませんが、ぜひお手持ちのスマホでも何でも構わないので録ってみてください。気になるところは(1)と(4)を行いましょう。

(8)家族や友人の前で弾いてみる
本番に近い状態を事前に体験してみてください。登場→演奏→演奏終了(音を止めるまで)→退場のイメージもしておきましょう。

(9)爪を整える
フィンガリングする側の爪は短く切りましょう。但し、前日〜当日は注意。私は本番当日短く切りすぎて、押弦のフィーリングが変わってしまい弾きづらくなってしまったことがあります。指弾きの方は爪を細かめのヤスリで良く磨いておいてください。

(10)ギターのメンテナンス
弦高、オクターブ調整、弦交換、ネジやジャックの緩み、クリーニング、その他諸々、いま一度チェックしてみてください。

(11)腹式呼吸をしてみる
本番前、動悸が激しくなったり、手先が震えたりします。そんな時は鼻で勢い良く2〜3秒吸い、口でゆっくりと8秒くらいかけて吐き出してください。これを心地よくなるまで数回繰り返します。腹式呼吸はお腹に手をあてながら肩を上げずに、お腹を膨らませるイメージで息を吸ってみてください。プラシーボ効果もあるかと思いますが、私はこれで何度となく救われています。呼吸法に関しては自己流なので、興味のある方はネットに色々情報があると思うので自分に合ったやり方を探してみてください。

(12)暗譜してみる
暗譜(あんぷ)するとは、楽譜を見なくても演奏できる状態のことです。ある程度完成に近づいていたならば、ぜひ譜面を閉じて練習してみてください。暗譜しておくと、演奏にもより集中できるかと思います。

以上12項目。全部じゃなくても良いです。自分が「いいかも・できるかも」と思った項目だけでも構いません。ぜひ試してみてください。

「100回の練習より1回の本番」これは、私のクラシックギターの師匠である富川勝智さんのお言葉です。私自身、数年前まで富川先生が主催するクラシックギター教室の発表会に生徒として参加していました。そして本番を経験するたびに「100回の練習より1回の本番」という言葉の重みを強く感じました。

参加者のみなさまは、参加表明する前に色々葛藤があったかと思います。そして今でも「ミスをしたらどうしよう」などと不安な日々を過ごしているかと存じます。でも自信をもってください。参加表明した時点であなたは前に1歩に進んだのです。そして参加表明をしてから、この数ヶ月一生懸命に練習してきました。積極的な姿勢は人生を豊かにさせます。もうこれだけでもご褒美をもらえたようなものです。あとは、本番には本番の風が吹きます。柳のように、風の吹くまま、しなやかにお過ごしください。そして「100回の練習より1回の本番」の意味を確認できる喜びを一緒に味わいましょう。


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【第10回さいのおギター教室発表会の詳細】

日程:2020年11月29日(日)
場所:響の森 桶川市民ホール(プチホール)
※集合時間・開場時間・開演時間・終演時間は調整中です。
入場料:無料 

YouTube動画アップしました。



久し振りに動画をアップしました。ジャズギター向けの内容ですが、とてもシンプルなエクササイズなので、ジャズギターをやっている方はもちろん、普段ジャズを聴いたり弾いてない方でも、アドリブに興味のある方や、ジャズに興味がある方にもぜひチャレンジしていただきたいです。

なお、動画の中で演奏している伴奏パターンはこちらです。
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ルーパーを持っている方はぜひこれをループさせて練習してみてください。ルーパーをお持ちでない方はスマホなどに録音して再生させながら練習してみてください。

久し振りの動画撮影。数テイク台本なしで撮影しました。声とギターの音量バランスが悪かったり、流れがグダグダになって長時間の動画になってしまったりしたものだから、結局台本を書いて撮り直し。慣れない作業はなかなかしんどいですね。でも嫌いじゃないですね。

YouTubeの動画を昨年末からちょこちょことアップし始めて、そろそろ1年が経過しようとしています。当初目標にしていた「年内にチャンネル登録者1000人以上達成」は程遠いですね。でもおかげさまでじわじわと増え続け現段階では221人の方々にチャンネル登録をしていただいております。最近はコメントも少しずつ増えて、とても励みになります。ありがとうございます。

目標には程遠いですが、地道にコツコツとみなさまのお役に立てるよう、動画をアップしていきます。ぜひチャンネル登録・高評価・コメントをお願いいたします。

それではまた!!

道祖尾良児のある休日の過ごし方

ご無沙汰しております。すっかりこちらのブログをお休みしちゃいました。というのも、教室のホームページをリニューアルしてからは、近況報告をそちらの方で行なっていたからです。でも、何かこちらのブログの方が、色々と気軽に書きやすいのですよね。なので、これからはちょこちょことこちらからも記事を書こうかと思います。

ということで、タイトルにもある通り、ある休日の過ごし方を時系列で解説します。

【寄った場所】
1.国立国会図書館
2.Apple
3.山野楽器
4.木村屋總本店
5.YAMAHA
6.パウリスタ
7.ランブル
8.とらや
9.クロサワ楽器
10.恩師と多功さん
11.鶏大根そば
12.平野屋酒店

1.国立国会図書館
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国会図書館ってご存知ですか?国会議事堂の隣にある図書館で、国内で出版された本が保管されているようです。なお、満18歳以上であればどなたでも利用ができるようです(事前に登録・予約が必要です)私は、とある記事を探しにこの図書館へ来ました。パット・メセニーのインタビュー記事だったのですが、覚えているのは1994年〜2000年くらいに出版されたジャズライフということだけでした。勘を頼りに中古の本を数冊購入してみたものの、どれも外れ。これはキリがないということで、この図書館に辿り着きました。大まかな流れは以下の通り。探している書籍を図書館にあるPCで検索→見つかったらその本を予約→司書の方が本を用意してくれる→それを借りる→返すといった具合。本はとても綺麗な状態でした。読む方も慎重に…緊張しました。探すこと数十分で発見!!1996年1月号にありました。近いうちに中古本を探して手に入れたいところ。時間がある時に、またじっくりと色んな記事を探そうと思います。その後は銀座方面へ。

2.Apple
店の前に行くと謎の行列がずらり。そうか、新しいiPhoneの予約で並んでいるんだろうな。あと、コロナの影響もあり入店制限をしており、予約をしていない人はすぐには入れない模様。なので、色々と見たかったのですが今回はスルー。

3.山野楽器
久し振りの銀座山野。ニュースでB1、1F、2FをKDDIに賃貸していることを知り、ある程度覚悟をして入店したのですが、思っている以上に別のお店になってしまった印象。銀座山野と言えば、店頭で新作・注目CDをアピールしていて、その流れで売場へ入店する感覚があったのですが、もうそれ雰囲気はゼロ。そしてもっとショックだったのはギター売り場。縮小というレベルではありません。ごっそりとエレキギターコーナーがなくなり、残ったのはクラシックギターの売り場のみ(しかも小さい!!)銀座山野のエレキギターの売り場は、ギターをやってる人であれば誰もがうっとりしてしまうような高級・希少なギターがずらりと並んでいて、それを試奏したり、見るだけでも本当に楽しかったのですよね。CDはYouTubeやサブスクリプションサービスへと流れ、楽器は通販へと流れ…コロナ禍の影響も大きいとは思いますが、これが時代の流れなのでしょうか。私も他人事ではないなぁと、店内で考えさせらてしまいまいした。結局エコーの五線紙10段を2冊買って帰りました。
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昔からお気に入りの五線紙(ECHO TB 10C)税抜で850円もしますが、採譜はやっぱりこの五線紙じゃないと調子がでないんですよね。最近はなかなか在庫がなくて困ってます。

4.木村屋總本店
小腹が空いたのでアンパンでも買おうかと入店。『大人のあんバター』というのがあったのでそれをチョイス。程よく硬いフランスパン生地で包まれたあんとバター。少しラム酒が効いていてすごく美味しかったです。梅月堂のラムドラ(ラムレーズン&どらやき)も大好物なのですが、意外とあんとラムって相性が良いのかも?また食べたい。

5.YAMAHA
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大通りを渡り6丁目方面へ。普段はこの辺りは平日でも海外からの観光客でごった返しているのですが、流石にコロナ禍の影響で閑散とまでは言いませんが、ちょっと寂しい感じ。まぁ、雨も降ってましたしね。で、YAMAHAへ到着するとすぐに目についたのがこちら。これ消毒液なんですよ。ピアノのペダルを踏むとちゃんと鍵盤が打鍵され消毒液が出てくるという代物。これはナイスアイディアですね。で、私の目的は地下1階の楽器売場。エレベーターで降りるとこれまた縮小されているイメージ。どうやらYAMAHA関連の製品以外はほとんど撤去されている模様。随分とアイテム数が減っていました。でも、ロサンゼルスで製作されたPACIFICAのカスタムショップモデルを間近で見られたのは良かったです。すごく丁寧な作り。廉価版のPACIFICAがヒットしているので、もしかしたらこれからハイエンドモデルがどんどんとでてくるのかも知れませんね。楽しみです。で、楽器コーナーは程々にして、楽譜フロアへ移動。こちらは若干配置が変わっていたものの(ギターのコーナーが全く変わっていたので探しちゃいました)いつも通りな感じ。でも欲しかったエコーの剥ぎ取り式の五線紙は在庫切れでした。残念。

6.パウリスタ
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YAMAHAに来るとこのケーキが食べたくなります。チョコ好きにはたまらない一品。濃いめのチョコと甘酸っぱいラズベリーソース、そしてシルキーな舌触りの生クリーム。これらが三位一体となり極上のハーモニーを奏でます。チョコ好きならば一度は食べたいケーキのひとつではないでしょうか。酸味の効いた森のコーヒーと一緒にいただきました。

7.ランブル
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銀座にくると必ず立ち寄るのがこのお店。私が珈琲に夢中になったきっかけになったお店です。何か行き詰まったり悩んだりしている時にここの珈琲を飲むと落ち着くんですよね。初心に帰れるというか。何か不思議と元気が出ます。パウリスタの珈琲も美味しいですが、やはり最後はここに辿り着きますね。

8.とらや
大体銀座に来ると1.〜7.を堪能し、駅に向かって帰るのですが、その途中でたまにとらやに寄ります。昔は羊羹はあまり好きじゃなかったのですが、ここの羊羹を食べてからは羊羹に対する気持ちが変わりました。ここではだいたい『夜の梅』と『おもかげ』を買います。昔から『夜の梅』って何で『梅』ってついているんだろう(なお、梅は入っておりません)と疑問に思っていました。そこでお店の方に伺ったら、断面の小豆の模様を梅の花びらと見立ててそのようなネーミングとなっているとのことでした。「夜」は羊羹の漆黒を夜の空と見立てているのでしょうか?と勝手に解釈。でも素敵なネーミングですね。先程いただきましたが美味しゅうございました。

9.クロサワ楽器
渋谷へと移動。この後人と会う予定だったので、時間の調整のために少し立ち寄りました。ところが、#ギタリストが楽器屋に入ったら少しで済むわけもなく、気づけば約束の時間の15分前。iPhoneで調べたらそこまで徒歩で14分。さっとお店を出て道玄坂方面へダッシュ!!

10.恩師と多功さん
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40半ばにもなると道玄坂の傾度すら辛い(苦笑)でも何とか待ち合わせの2分前に到着。足がプルプル、汗ダクダク。まもなく恩師の富川先生と多功さん合流。近況報告から、音楽のこと、ギターのこと、その他色々と語り合いました。富川先生の後ろ姿を追い続けて十年以上が経ちましたが、一向に差は縮まらないし、むしろどんどんと離れていってます。あのパワーはどこから生まれてくるのか!?後輩ギタリストの多功さんも、今では教室運営の他、ラジオのパーソナリティーやレコーディングやライブなどなど多方面で活躍中。ちょっと悔しいのでがんばろう!!

11.鶏大根そば
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そもそも、このギタリスト飲み会、この蕎麦がきっかけでした。渋谷某所にあるこの鶏大根そば、昔から食べよう食べようと思っており、いざお店に行くと「ごめんなさい、終わっちゃいました」と。そう、このお蕎麦、季節限定なのですよね。もちろん、他のお蕎麦もお料理も美味しいのですが。で、数年越しにようやく夢が叶いました。〆でこのお蕎麦を堪能。あぁ、五臓六腑が喜ぶとはこういうことでしょうか。最高でした。

12.平野屋酒店
二次会はこのお店で。海外の銘柄のビールがずらりと並んでいました。BABY METAL好きの店主と一緒にBABY METALのLIVE DVDを鑑賞しながら楽しい時間を過ごしました。久し振りに藤岡さんのギターを聴きました。やっぱりこのサウンドは唯一無二ですね。惜しい人を亡くしました。でも、編成は変われど、今のBABY METALの魅力というのがあるのでしょうね。

という訳で、久し振りのブログ。長々と書いてしまいましたが、やっぱりこの場の方がタイピングが走りますね。どうもWordPressは苦手です。これからはまたちょこちょことまめに更新しようかと思います。引き続きよろしくお願いいたします。



ラジオに出演します!

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急なお知らせですが、1月28日(火)ラジオに出演します。

当教室ではイヤートレーニング講座やジャズギター合宿などでおなじみのギタリスト、多功誠さんからのオファーで急遽ラジオの出演が決まりました。

多功さんは、地元の東京都東久留米市でラジオのパーソナリティーを務めています。その名も『多功のミュージックダンディズム』

ラジオを聴く方法や、メッセージやリクエストを送る方法はこちらで詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。

ラジオの詳細はこちら

それではよろしくお願いいたします!!

2020年 新年のあいさつ

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早いもので新年を迎えてから3週間近くになります。遅まきながら本年もよろしくお願いいたします。


さて、なぜ毎年恒例でもある新年の挨拶が遅れてしまったかと言うと、実は昨年11月に教室のホームページをリニューアルいたしまして、そちらの方から新年の挨拶をはじめ、色々と投稿させていただいております。そちらに注力し過ぎてしまい、すっかりとこちらを放置してしまいました。大変申し訳ございません。

ということで、新年早々図々しいお願いですが、ぜひ新しい教室のホームページをチェック&ブックマークをお願いいたします。

新しい教室のホームページはこちら


ちなみに、昨年末からYouTubeチャンネルの方も頑張ってます。実はチャンネル自体は以前からあって、一番古い投稿は7年前(2012年11月20日)です。その後もちょこちょこと商品レビューや演奏動画などをアップしていたのですが、ここ数年は放置状態でした。

そのような中で、昨年末に「このまま放置しておくのももったいないな」と思ったことと、2020年は5G(インターネットが爆速になる)が普及し始めるということで、YouTubeのような動画コンテンツがより盛り上がるのではないかと思い、重い腰を上げてYouTube投稿を再開させました。

最近はこんな感じの動画をアップしています。







今後はレッスン動画をはじめ、商品レビューや演奏動画にも力を入れていく予定です。まだ見たことがない方はぜひこちらのチェックとチャンネル登録をお願いいたします。




今年は、講師活動20周年となる年です。始めた頃はまだ二十代半ばで、技術も経験も足りず毎日が不安でした。それでも20年間続けてこられたのは、熱心に教わりにきてくれる生徒さんあってのこと。そんな生徒のみなさまに、より良いレッスンが行えるように、これからも努力していきます。

それでは今年もよろしくお願いいたします。

2019年を振り返る

今年も残すところあと数時間となりました。ブログ記事や日記を読み返しながら、この1年を振り返ってみたいと思います。

まずは時系列に教室イベントを並べてみます。

5/12  はじめてのバンド練習講座
6/9   バンドセミナー
9/28  ジャズセッション
10/20 発表会
12/28 弦張替え&メンテナンス講座
12/28 忘年会

少ない…少なすぎる。昨年守りに入りすぎてしまい反省していたはずなのですが、更に守りに入っちゃいました。その代わりに、今年は以下の内容に力を入れてきました。

1.WordPressの勉強
2.YouTubeの動画アップ
3.ギターのメンテナンス


1.WordPressの勉強
長年手つかずだったホームページのリニューアルにようやく着手。WordPressで作成いたしました。まだご覧になっていない生徒さんは、今後こちらがメインになるので(まだしばらく古い方のホームページは残しておきます)ブックマークをお願いいたします。

新しいさいのおギター教室のホームページはこちら 

2.YouTubeの動画アップ
こちらも長年手つかずだったのですが、重い腰を上げて撮り始めました。みなさまにとって有益な情報になるように努力していきます。よかったらチャンネル登録よろしくお願いいたします。

道祖尾のYouTubeチャンネルはこちら 

3.ギターのメンテナンス
生徒さんにはベストな状態のギターで練習に励んでもらいたいと常日頃思っています。その思いが強くなり、ここ最近はリペアをはじめ、メンテナンスの勉強をしております。今後は少しずつリペア&メンテナンスのメニューを増やしていき、より良いサービスを提供できるように努力していきます。

という事で、目に見える大きな変化はありませんでしたが、水面下でコツコツとたくさん動いた1年でした。

来年は、2020年。講師活動20周年でもあります。メモリアルな年になるように、1日1日を過ごしていけたら良いなと思っています。

今年も一年、大変お世話になりました。来年もより一層レッスンに、イベントに力を入れていきます。よろしくお願い致します。

それではみなさま、良いお年をお迎えください。


忘年会終了いたしました

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忘年会終了いたしました。

今年は少なめの4人参加。今年は『忘年会スルー』というワードがメディアで目立っていましたが、今回の忘年会においては完全に私の企画ミス。そんな中でも参加していただいたみなさまに感謝!!ありがとうございました。

もっと生徒のみなさんが「参加したーい!!」と思えるような忘年会になるように、来年はもっと工夫して、みなさんに楽しんでいただけるような企画にします。よろしくねー!

という事で今年最後のイベントは無事に終了いたしました。来年もよろしくお願いします!!




ギター弦張り替え&メンテナンス講座終了いたしました

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ギター弦張り替え&メンテナンス講座終了いたしました。

いまの時代、YouTubeで「ギターの弦の張り替え方」や「ギターのメンテナンスのやり方」などで検索すれば、いくらでもハウツー動画がでてきます。

では、なぜこの講座を行ったか!?それは、やはり実際やってみないと分からないからです。そのような動画を見ると分かった気にはなるのですが、実際行動に起こすのは難しいものです。

なので、その場で色々と実践しながら自分が何が分からなくて、何が難しいのか、失敗も含めて経験していただきたいという思いで開催いたしました。

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弦の張替え初挑戦。ぎこちないながらも頑張って作業に集中しております。

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ブリッジピンを外すには専用のピン抜き(ピンプラー)や、ストリングスワインダーに付いているピン抜きできる部分を利用して抜くのですが、それらがない場合はニッパーを使うのもありです。その際はくれぐれも怪我のないように注意してくださいね。

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弦を外したついでに指板のお掃除。なかなか貫禄のある指板です。これからマスキングしてフレットをピカールで磨いていきます。

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左が磨いてあるフレットです。右のフレットと比較すると違いを感じていただけると思います。

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フレットをすべて磨いた後は指板のクリーニング。

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こうやって比較するとクリーニングする理由が分かっていただけると思います。見た目だけではなく、サウンドや弾き心地も変わってきます。

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アコースティックギターの弦の張替えの際は、カメラを使って中身がどうなっているか写真を交えながら説明しました。

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ボールエンドがこのようにしっかりと裏板とブリッジピンに密着しているのが理想的です。

このように、じっくりと丁寧にやっていたら時間が足りなくなってしまい、最後は慌ただしく弦の張替え作業。写真を撮るのを忘れてしまいました。次回やる時はちゃんと時間配分や、私の他にアシスタントも必要だなと思いました。

来年は、このような講座を定期的に(できたら2〜3ヶ月に1回)行おうかと思っています。当教室の生徒さん全員が、自力で弦の交換ができるように指導していきます。






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