2016年10月
3日目は発表会でした。3日間の勉強や練習の成果がどうでるか!?以下、順不同で振り返ってみたいと思います。
【OYさん】
普段はロックバンドで演奏しているOさん。テクニックはあるものの「フレーズがなかなかジャズっぽくならない」と言うのが悩みであり、今回の課題でした。個人レッスンでは、ジャズフレージングのアイディアや、ジャズらしいリズムのアプローチを学んでもらいました。以下、講師からのアドバイスです。
【道祖尾】
リズミックなアプローチの研究を今後していくと良いと思います。あとはトライアドを始めコードトーンを指板上で把握するトレーニングを積んでいきましょう。とにかく、いま持っている材料(メジャースケール、ペンタトニックスケール)だけでもシンプルに演奏をコントロールして音楽的に楽しめる技術を身につけてください。同時に自分の目指すべくロールモデルを見つけることです。メソッドだけではなく、良質な音楽のインプット量を増やしましょう。
【多功】
【OYさん】
普段はロックバンドで演奏しているOさん。テクニックはあるものの「フレーズがなかなかジャズっぽくならない」と言うのが悩みであり、今回の課題でした。個人レッスンでは、ジャズフレージングのアイディアや、ジャズらしいリズムのアプローチを学んでもらいました。以下、講師からのアドバイスです。
【道祖尾】
リズミックなアプローチの研究を今後していくと良いと思います。あとはトライアドを始めコードトーンを指板上で把握するトレーニングを積んでいきましょう。とにかく、いま持っている材料(メジャースケール、ペンタトニックスケール)だけでもシンプルに演奏をコントロールして音楽的に楽しめる技術を身につけてください。同時に自分の目指すべくロールモデルを見つけることです。メソッドだけではなく、良質な音楽のインプット量を増やしましょう。
【多功】
基本的なテクニックについては問題ないように感じました。ペンタトニックの演奏やポジションなどは問題ないと思うので、ロックのペンタトニックから「ジャズのペンタトニック」への移行をチャレンジしたらいいのではないでしょうか?ジャズペンタトニックを推し進めて確立してのはJohn Coltraneです。そしてコルトレーンを研究し、ギター的に弾こうとした第一人者はAllan HorldsworthやJohn Scofield、Tim Millerなどです。参考にしてみてください。また、クロマティックアプローチを最もわかりやすく活用しているのはおそらくBebopです。(メセニーのターゲット理論は僕は使ってないので何ともアドバイスできません)Charlie ParkerやCannonball Adaleyを聴くことをお勧めします。また、上記の奏法を練習するにあたって「左手のフォーム」に注意を向けてみてください。左手には親指を表面に出して握るような「ロック的グリップ」と4指を均等に使う「クラシックフォーム」があります。OYさんはロックグリップ主体なので小指が跳ねがちですので、鏡を見ながらクラシックスタイルのフォームもつかるようにしましょう(ロックよりもクラシックがいいという訳ではありません!適材適所でどちらのフォームも使い分けられるようにしましょう)
【OTさん】
今回の合宿はOTさんに始まってOTさんに終わったと言っても過言ではありません。昨年の忘年会で「合宿やりましょう!」と一声がなかったらこのタイミングで実現はしなかったと思います。そんなOTさんの悩みは緊張してロストしてしまったり、アドリブが単調になってしまうことでした。以下両講師からのアドバイス。
【道祖尾】
「もう一度演奏させてください!!」と言って演奏を続けてくれました。その積極性は必ず今後の演奏活動にプラスに働くはずです。その調子でどんどん人前で演奏する等、経験を重ねてみてください。あとOTさんの場合はすでにロールモデル(ケニー・バレル)がいるので、ワンフレーズ、ワンコーラスからでも良いのでコピーしてみてください。古典的なアドバイスではありますが、コピーを通じてスイング感や、アーティキュレーションをマスターしていきましょう。アドリブが単調になってしまうのは、ブルース講座でやったテキストを参考に、いま自分が持っているフレーズで試してください。単調さから脱却できるヒントがあるはずです。
【多功】
【OTさん】
今回の合宿はOTさんに始まってOTさんに終わったと言っても過言ではありません。昨年の忘年会で「合宿やりましょう!」と一声がなかったらこのタイミングで実現はしなかったと思います。そんなOTさんの悩みは緊張してロストしてしまったり、アドリブが単調になってしまうことでした。以下両講師からのアドバイス。
【道祖尾】
「もう一度演奏させてください!!」と言って演奏を続けてくれました。その積極性は必ず今後の演奏活動にプラスに働くはずです。その調子でどんどん人前で演奏する等、経験を重ねてみてください。あとOTさんの場合はすでにロールモデル(ケニー・バレル)がいるので、ワンフレーズ、ワンコーラスからでも良いのでコピーしてみてください。古典的なアドバイスではありますが、コピーを通じてスイング感や、アーティキュレーションをマスターしていきましょう。アドリブが単調になってしまうのは、ブルース講座でやったテキストを参考に、いま自分が持っているフレーズで試してください。単調さから脱却できるヒントがあるはずです。
【多功】
一日目より、二日目、四分刻みのバッキングが驚くほどスウィングしておりました!(夜の効果でしょうか・・・)また、左手のフォームがとてもきれいで、右手もフルアコの甘く太いサウンドを上手く出せていると感じました。テクニックと音楽力が伴えば、確実にいいジャズギタリストになると思いますOTさんに大切だと感じたのは「RhythmのPulseを感じる」事です。「タバタ」「品川」何でもいいのでまずは3連符と16分(当然8分)にsubdivide(分割)できるようにメトロノームを活用してください。ギターを持っていない時、信号や踏切の点滅、人が歩いているRhythm、ウインカー・・・様々なものを分割してみてください。
【Yさん】
ジャズ歴が浅いYさん。先月行った教室の発表会で初めてジャズのバンドで演奏したくらいです。そんなYさんの悩みはパニックになるとなかなか復帰できないということでした。以下、講師のアドバイスです。
【道祖尾】
ミスを恐れ過ぎると、演奏がこじんまりとしてしまいます。「ミスすることは当然だ」くらいの気持ちで、普段から練習を心がけてみてください。あと、どこからでも弾くことができれば、仮にミスをしても最小限のキズで復帰できます。具体的な練習方法としては、例えば32小節の曲だったとしたら、5小節目、9小節目、13小節目、17小節目、21小節目、25小節目、29小節目からでもメロディー及び伴奏ができるようにしてみてください。頭のなかで上記の小節でどんなサウンドがなっているかイメージトレーニングするのも良い練習です。楽器がなくてもできるので、空き時間や待ち時間などにぜひ試してみてください。
【多功】
【Yさん】
ジャズ歴が浅いYさん。先月行った教室の発表会で初めてジャズのバンドで演奏したくらいです。そんなYさんの悩みはパニックになるとなかなか復帰できないということでした。以下、講師のアドバイスです。
【道祖尾】
ミスを恐れ過ぎると、演奏がこじんまりとしてしまいます。「ミスすることは当然だ」くらいの気持ちで、普段から練習を心がけてみてください。あと、どこからでも弾くことができれば、仮にミスをしても最小限のキズで復帰できます。具体的な練習方法としては、例えば32小節の曲だったとしたら、5小節目、9小節目、13小節目、17小節目、21小節目、25小節目、29小節目からでもメロディー及び伴奏ができるようにしてみてください。頭のなかで上記の小節でどんなサウンドがなっているかイメージトレーニングするのも良い練習です。楽器がなくてもできるので、空き時間や待ち時間などにぜひ試してみてください。
【多功】
バンドをやっているだけあって、基本的な指板の理解は高いように感じました。発表会の、私とのセッション、最後の1コーラスは、素晴らしいソロでした。ノルマ的な2コーラスを終え、肩の荷が下りた(力が抜けた)後の1コーラス。私は、「もうなるようになれ」という達観か諦観にも近い思いが、逆に本来の力を発揮したと解釈しました。恐らく演奏中にパニクる、のは恐らく「体に力が入っている」からだと思います。風呂上がりの様な脱力感でギターを弾いてみてください。現代クラシックギターでは、スーパースロー練習法が今一大ブームです(先月の現代ギターにも特集されています)少ない練習時間しか取れないかもしれませんが、15分は「力を最大限抜いて、スーパーゆっくり力を抜いて無駄な動きがないようにCのMajorscaleを弾いてみてください。スマホで自分の左手を録画してチェックしながらやると一番効率的です。精神的な緊張は私も勿論しますが、それでもギターをある程度コントロールできるようになったのはこの脱力奏法のおかげだと思っています。また、右手が常に斜めに降りてストロークをしているように感じました。弦に対して垂直に、最短距離で「バスッ」とピッキングでいるように弾いてみてください。アコギの時に少し解説しましたが、手首の動きやピックのぬきは複雑です。それぞれを研究しましょう。(ノックする手首の動きと内輪で仰ぐような動きは別の手首の動きですが、私はそこをブレンドして弾いています。ひじの動きも勿論あります)イメージは、「ドラえもん」の空気砲です。6弦の音を空気の塊とイメージして、一つの塊として「バスッ」と出す感じです。6弦からピックが入り1弦を抜ける(またはその逆)の速度をもっとコントロールできるように頑張ってください、(これは脱力した居合抜きと同じ気持ちです。力は使いません)
【Kさん】
Kさんは元々アコースティックギターで入会された生徒さん。今年初めからエレキギターを始め、先月の発表会でバンドデビュー。そんな中での合宿参加はとても度胸のいることだったと思います。以下、講師からのアドバイスです。
【道祖尾】
相手がソロの時の伴奏で戸惑ってしまいました。無理もありません。ジャズあるあるです。特に今回はジャズギターデュオと言う編成でやっていたので、ベースとドラムがいない分、伴奏の責任がすべてSさんに行ってしまいました。これは辛い状況だったと思います。まずは背伸びをせずに、かっこ悪くても、全然ジャズにならなくても構わないので、自分ができるやり方で伴奏してみてください。ここではまだグルーブとかスイングとかは必要ありません。1拍目がどこにあるのかが相手に伝わることが大事です。これができてから少しずつレベルアップしていきましょう。伴奏は奥が深いので、自身の習熟度に応じてよく整理して練習に取り組む必要があります。まずは4つ刻み(1日目の深夜にやってたやつ)から始めてみましょう。
【多功】
発表会が終わり、最後は修了書の授与式。3日間よく頑張りました!!
最後は部屋でギターを持って記念撮影をしようとしたのですが、時間が押してしまって慌ただしくチェックアウトしたら写真を撮り忘れてしまいました。なので森の音楽家さんの入り口で記念撮影。この後みんなで近くにあるお蕎麦屋さん(利久庵)で美味しい蕎麦を食べました。蕎麦を食べ終わった後「あぁ、終わったんだな〜」と寂しい気持ちとホッとした気分が入り乱れました。
ジャズギター合宿は、0からのスタートで不安いっぱいでした。不手際もありみんなに迷惑をかけてしまいましたが、大きな事故もなく無事に終わっていまはホッとしています。長年温めていた夢が一つ叶って嬉しい気持ちですが、また来年も更に改善改良し、よりパワーアップした合宿ができるように、これから気持ちを新たにリスタートします。森の音楽家のみなさま、参加者のみなさま、良き相棒の多功氏、忙しくカリカリしていた僕を色んな面でサポートしてくれた妻に感謝。ありがとうございました。
1日目はこちら
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【Kさん】
Kさんは元々アコースティックギターで入会された生徒さん。今年初めからエレキギターを始め、先月の発表会でバンドデビュー。そんな中での合宿参加はとても度胸のいることだったと思います。以下、講師からのアドバイスです。
【道祖尾】
相手がソロの時の伴奏で戸惑ってしまいました。無理もありません。ジャズあるあるです。特に今回はジャズギターデュオと言う編成でやっていたので、ベースとドラムがいない分、伴奏の責任がすべてSさんに行ってしまいました。これは辛い状況だったと思います。まずは背伸びをせずに、かっこ悪くても、全然ジャズにならなくても構わないので、自分ができるやり方で伴奏してみてください。ここではまだグルーブとかスイングとかは必要ありません。1拍目がどこにあるのかが相手に伝わることが大事です。これができてから少しずつレベルアップしていきましょう。伴奏は奥が深いので、自身の習熟度に応じてよく整理して練習に取り組む必要があります。まずは4つ刻み(1日目の深夜にやってたやつ)から始めてみましょう。
【多功】
左手のフォーム、脱力は素晴らしくまた右手もうまくできているように感じました。歌に合わせて弾ける「音感」もあるように感じました。ただ、私自身が、もう少し「Kさんのやりたい音楽」がどういうものなのか明確化できなかったことが悔やまれます。夜の時間や空き時間にもっとヒヤリングできたらと思ったのですが、その機会がなく・・・。与えられたソロやバッキングに関しては、割としっかりできていると思いましたので、指板の理解を深めたらいいと思います。また、「音楽を創造する」という意識も高められたらいいと思います。道祖尾さんのレッスンで、「CmのBumpをFunkで、Swingで、」「CのBumpをカントリー風に、ボッサで、オールディーズ、Smooth Jazz系な感じで」・・・できますか?いまはできないかも知れませんが、テクニック的に弾けなくても、こんな「イメージ」が浮かぶといいですね!
【Kさん】
今回の参加者の中ではレッスン歴が一番長いKさん。でもここ最近はアドリブする意味がよく分からなくなっていました。今年に入ってからはレッスン方針を変え、自分の好きなジャンル(ロックやファンク)の曲のコピーを中心に行ってきました。果たして今回の合宿でアドリブやジャズに対しての苦手意識は克服できたのでしょうか!?以下、講師からのアドバイスです。
【道祖尾】
久しぶりに一緒にジャズを演奏しましたが、危なっかしいところはあるものの、大きく崩れないという安心感があり、頼もしく音楽的な演奏でした。あとブルージーなフレージングが以前より様になってました。恐らく、この数ヶ月やっていたジミヘンやラリーカールトンのコピーの成果かと思います。ジャンルは違えども、ブルースが根底にあるのには変わりません。逆にボサノバ曲ではブルージーな雰囲気がマッチしてなく(自分でも少し環自邸たのかな?)苦戦しているように思いました。今後はジャズのコピーも含め、メジャー(マイナー)スケールやトライアドを中心にしたアドリブの練習も取り入れてみましょう。
【多功】
【Kさん】
今回の参加者の中ではレッスン歴が一番長いKさん。でもここ最近はアドリブする意味がよく分からなくなっていました。今年に入ってからはレッスン方針を変え、自分の好きなジャンル(ロックやファンク)の曲のコピーを中心に行ってきました。果たして今回の合宿でアドリブやジャズに対しての苦手意識は克服できたのでしょうか!?以下、講師からのアドバイスです。
【道祖尾】
久しぶりに一緒にジャズを演奏しましたが、危なっかしいところはあるものの、大きく崩れないという安心感があり、頼もしく音楽的な演奏でした。あとブルージーなフレージングが以前より様になってました。恐らく、この数ヶ月やっていたジミヘンやラリーカールトンのコピーの成果かと思います。ジャンルは違えども、ブルースが根底にあるのには変わりません。逆にボサノバ曲ではブルージーな雰囲気がマッチしてなく(自分でも少し環自邸たのかな?)苦戦しているように思いました。今後はジャズのコピーも含め、メジャー(マイナー)スケールやトライアドを中心にしたアドリブの練習も取り入れてみましょう。
【多功】
基本的な音楽力はしっかりしていると思います。アドリブソロに対してそんなにモチベーションがなければ、無理にやろうとすることもないかと思います。左手のフォームも綺麗ですが、少し押弦の力が入りすぎているように思いました。恐らく半分の力でも音は鳴るはずです。また、右手の奏法に関しても、単音弾きとストロークの手首の動き、ひじの動き、ストロークの場所、ピックの当たる角度、ピックの形状、ピックの材、この辺りを一晩語れるくらい研究してみてください。また、ご参考にですが、私はジャズにおいては「伴奏」「ソロ」をそんなに明確に区別していません。伴奏もインプロビゼーションというつもりでソロと同じような感覚でアドリブしています。
発表会が終わり、最後は修了書の授与式。3日間よく頑張りました!!
最後は部屋でギターを持って記念撮影をしようとしたのですが、時間が押してしまって慌ただしくチェックアウトしたら写真を撮り忘れてしまいました。なので森の音楽家さんの入り口で記念撮影。この後みんなで近くにあるお蕎麦屋さん(利久庵)で美味しい蕎麦を食べました。蕎麦を食べ終わった後「あぁ、終わったんだな〜」と寂しい気持ちとホッとした気分が入り乱れました。
ジャズギター合宿は、0からのスタートで不安いっぱいでした。不手際もありみんなに迷惑をかけてしまいましたが、大きな事故もなく無事に終わっていまはホッとしています。長年温めていた夢が一つ叶って嬉しい気持ちですが、また来年も更に改善改良し、よりパワーアップした合宿ができるように、これから気持ちを新たにリスタートします。森の音楽家のみなさま、参加者のみなさま、良き相棒の多功氏、忙しくカリカリしていた僕を色んな面でサポートしてくれた妻に感謝。ありがとうございました。
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2日目の朝はなんと土砂降り。この日はバーベキューも予定していたのでどうなることやらと思いましたが、何とか雨は止んでくれました。ベランダからは少し紅葉がかった景色が堪能できます。
写真を撮り忘れましたが、森の音楽家さんの朝食がとても美味しかったです。夜遅くまで飲んで弾いてましたが、味付けが優しく美味しかったので若干胃がモタれてましたがペロッと食べてしまいした。朝食後は早速レッスン。写真のように1日目も含め、公開レッスン形式で行いました。聴講する側もとても勉強になったと思います。
2日目の昼食はバーベキュー。食事は、今回の合宿で僕が大事にしていたことのひとつでした。1日目はカレー、2日目はバーベキュー、そして3日目は蕎麦というイメージがありました。1日目のカレーはみなさんの協力のおかげで大成功。そして2日目のバーベキュー。良く考えたら、僕自身バーベキューの経験が殆どない。果たしてどうやって火をおこすのか!?そこに救世主現る。
K氏の神がかり的な火おこし。K氏がいなかったら危うく普通にフライパンで肉野菜炒めになってました(笑)
無事に準備が整い記念撮影。
わざとらしくフザケてるバージョン。
みんなで食べるバーベキューは格別ですね。夢に見てた光景。カレーの時もそうでしたが、実は僕、ちょっとウルっときてました。夢中になって食べてましたが(笑)
いい笑顔。本当に楽しかったな〜。
昼食後は今回の本丸でもある多功氏によるイヤートレーニング講座。僕は買い出しに行ってて途中からの参加でしたが、とても楽しい雰囲気で行われていました。救心、いや、歌心(内輪ネタでごめんなさい)の大切さをみなさん理解したのではないでしょうか。
講座が終わると、合宿会場から少し離れた森の音楽家レストランへ移動。今回の合宿で僕がこだわったもう1つがこのライブでした。講師一同自ら実践しジャズの醍醐味を伝えたいと考えていました。
選曲も曲順もあやふや。どっちがテーマをとるか、イントロやエンディングはどうやるか、その他諸々、特に決め事なく本番を迎えました。
でもそこはこの2人。フワッとイントロが始まったり、エンディングのコードが揃ったり、途中で崩れそうになるも自然とサウンドが融合したりと、長年一緒にやってると、ちょこちょことミラクルやハプニングが起きるので面白いですね。やんちゃな演奏でしたが、まさにジャズらしい演奏ができたかと思います。今回多功氏を講師として、そして相方として合宿に招いて本当に良かったです。3日目へ続く。
3日目はこちら
1日目はこちら
当教室初の企画『姫木平ジャズギター合宿』が無事に終了しました。企画名の通り、ジャズギター三昧の三日間でした。それでは時系列に記憶を辿りながら回想してみます。
【1日目(10/8)】
藤岡ジャンクションで舵取りミスしたり、食料の買い出し時間がかかってしまったりで予定より少し遅れてしまうものの、何とか全員現地集合できました。開講式を済ませて早速レッスン開始。
レッスンは公開マンツーマンレッスン方式。みんなに見られながらのレッスン。そしていつもと違う先生。受講者のみなさんはきっと新鮮だったと思います。
多功氏がウクレレベースを持ってきてくれたので、ベースを使って指導。演奏中にベースの音を感じ取れるようになると、また変わった世界が広がります。
多功氏にとっては「はじめまして」の生徒さん。それでも多功氏の指導は的確でした。アンティシペーションについて解説しています。僕自身、同業者の仕事を目の当たりにしてとても勉強になりました。
一方、こちらでは夕食の準備。カレーライスを作ってます。
そして多功氏はクラシック曲を演奏。いい雰囲気。
そして完成。おお!!美味しそう!!テーブルも雰囲気あります!!
食べる前に記念撮影。この後美味しくカレーライスを頂きました。普通の市販ルーを使いましたが、すごく美味しかったです。きっと何か秘伝のスパイスが入っていたに違いない!?
夕食後はブルース講座。ひとつのフレーズから、いかに発展させることができるかと言うワークショップをしました。ルールを提示してオリジナルのフレーズを考えてもらってます。
講座終了後は、ミニライブと言う名の翌日行うデュオライブの公開リハでした。お互い忙しく選曲が決まらないどころか一度もリハができなかったので苦肉の策でした(笑)でも普段ミュージシャンが行うリアルなやり取りが垣間見られて、これはこれで面白かったと思います。
その後は自由時間。多功氏の熱血指導。これも合宿ならではの特典。熱血指導の効果か!?徐々にスイングし始める生徒さんたち。結局夜中の4時くらいまで続きました。2日目へ続く。
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