3日目の朝。天気予報では晴れだったので、どんな朝を迎えられるか楽しみにしていましたが、まさに理想的な朝!!
朝練はほどほどに、朝食の時間。私がオーダーしたのはサンドイッチ。野村氏の機転で、ビッフェ方式。これは斬新!!
でも、これはとても良かったです。自分好みのサンドイッチにカスタマイズ。自然と笑みがこぼれます。
今回は食事や撮影等のサポートに大活躍だったOさん。空き時間に多功氏によるクラシックギターのレッスン。一体どんなレッスンだったのでしょうか!?
少し休憩したあとは、いよいよ発表会。大急ぎでチェックアウトし、スタジオへ。
トップバッターは今回紅一点だったMさん。講座などで、気になったことや、引っかかったことを随時メモしていました。その真摯な姿勢が演奏にでていたように感じます。ベースソロ時のコンピング、とてもいい感じでした。目線がずっと譜面に向かっていたので、今後は少しずつ譜面から離れて、意識を外に向けられるようになると良いですね。
次はMさん。音色がとても太くて甘いジャジーなサウンド。講座で学んだペンタトニック、そしてコンピングがとてもよく表現できていたと思います。なにより、楽しそうに演奏しているのが、とても印象的でした。音量が少し小さかったようなので、演奏前に、アンプ側での音量設定をもう少し詰めていくと良いかと思います。
次はYさん。今回の参加者の中では一番ギター歴が浅く、まだギターを始めて半年ちょっと。このようなセッションの場も今回が初体験。にも関わらず、勇気をもって最後まで集中力を切らさず演奏していました。アドリブは、自分のできる範囲で最大限のパフォーマンスをしていましたね。その姿勢こそまさにジャズマン。これからもこの調子で、いろんな経験をしていきましょう。
次はOさん。コンピングがだいぶ上達したように思います。ベースソロの時は、ドラムの音量も下がるので、もう少しボリュームを下げるとなお良かったと思います。アドリブ時に、リズムがやや不安定になる傾向があります。おそらく迷いからくる不安定さかと思います。フレーズのかっこ良さも大事ですが、まずはリズムに乗ることを第一に練習してみると良いかと思います。
次はOくん。直前に多功先生から学んだペンタトニックスケールの応用をバッチリ決めてくれました。学んだことをこうやってすぐに現場で試すことはとても大事です。4BARSも決まりましたね(私のドラムソロがグダグダだったけど)。今回試したアウトサイドなアプローチは、とてもスリリングで良かったのですが、少しアウトしっぱなしだった感があります。インサイドとアウトサイドをしっかり行き来できるようになるまでは、インサイドをもっと強化していきましょう(これ、私が昔師匠に言われたことをそのまま言ってます)
最後はYさん。ペンタでのアドリブがとても歌ってました。あと、常に意識が外に向かっていて、しっかりと共演者とコンタクトが取れてましたね。以前は譜面や自分の手元ばかり見ていて、常に余裕がなくロストしがちでしたから、これは大きな進歩です。今後もこの調子でどんどんセッション経験を積んでいきましょう!!
その後もしばらくセッションを続け、時間がきたのでお開き。ついに閉講式。ジャズギター合宿の修了証授与。
そして、謎のシンコペーション一本締め(笑)
最後は、この二泊三日お世話になった『森の音楽家』の前で記念撮影。みんないい表情してます!!
今回もあっという間の二泊三日でした。前回の合宿は、初めての企画ということもあって、反省材料の多い合宿となりました。今回は、その反省を活かし準備を進めてきました。まだ改善・改良の余地はありますが、今回の合宿で、一つの完成形に近づいたように思います。そのくらい、内容の濃い合宿だったのではないかと実感しております。
来年もまた、やってみたいと思っています。より楽しく、より充実した合宿を目指して、これからまた次の合宿に向けて色々チャレンジしていこうと思います。
最後に、ご協力いただいたみなさま、参加者のみなさま、本当にありがとうございました!!
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