さいのおギター教室のブログ

埼玉県桶川市にある個人レッスンのギター教室です。 エレキギター、アコースティックギターはもちろん、譜面の読み方、音楽理論、リズムトレーニング等、基礎から応用までしっかり学べるギター教室です。その他アンサンブルレッスン、発表会、勉強会等、個人レッスン以外のイベントも盛りだくさん。地元埼玉にギターの輪を広げるべく、精力的に活動していきます!!

2017年12月

体験レッスン実施中です。ご興味のある方はこちらのホームページよりお申込みください。道祖尾ギター教室 http://peaceful-guitar.com

ご意見・ご質問等はこちらにご連絡ください。
ryoji.saino☆gmail.com
※☆を@に置き換えてご送信ください。

2017年を振り返る

今年も残すところあと数時間となりました。ブログ記事や日記を読み返しながら、この1年を振り返ってみたいと思います。

まずは時系列に教室イベントを並べてみます。

1/28 ジャズ部新年会
2/26 運指講座
4/15 ジャズセッション
4/30 教室親睦会
5/14 ジャズセッション
6/17  弦張替え講座 ジャズセッション
7/16 ジャズセッション
7/30 教室親睦会(お茶会)
8/12 アドリブ講座
9/16〜18 ジャズギター合宿
10/21 ジャズギター伴奏講座
11/19 発表会
12/10 基礎見なおし講座 忘年会

ほぼ毎月イベントができました。上手くいったこと、失敗したこと、たくさんあるので、来年につなげていけたらと思います。

それにしても、こうして時系列にイベントを見ると『ジャズ』という文字の多いこと。これは教室運営としては反省しなければいけませんね。来年は、教室のみなさまがもっと気楽に参加できるようなイベントを多くできたら良いなと思います。

個人的な回想録としては、今年ほどギターの練習ができなかった年はなかったと思います。仕事以外の部分で多忙で、自分の練習が思うように行きませんでした。そのような状況だったので、音楽活動も消極的になってしまい、ここ数年で一番演奏活動が少なかったです。とても今、ミュージシャンとしての危機感を感じています。子どもたちがもう少し大きくなるまでは、なかなか積極的に音楽活動は出来ないかと思いますが、出来ることから少しずつやっていけたらと思います。

ともあれ、このような状況でも腐らずギターに、音楽に向き合ってこれたので、良かったと思います。原則的に自己評価が低い私ですが、この音楽バカぶりは一つの才能だと思います。褒めてあげたい(笑)

今年もそんな音楽バカの私についてきてくれた生徒のみなさま、音楽仲間、その他私と関わって頂いた多くの方々、本当にありがとうございます。来年もより一層音楽の楽しさを伝えていけるように頑張ります。

それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ。


 

教室の忘年会が終了しました。

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忘年会を開催しました。

教室のみなさまとこうやって楽しい時間を過ごせて、教室主宰者としては本当に幸せです。今年も色んな教室イベントを企画、運営できたのは、教室のみなさまのお陰です。ありがとうございます。来年もより一層楽しいイベントが開催できるように、年末年始しっかりと充電しようと思います。


基礎見直し講座終了しました。

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先日、年末恒例の基礎見直し講座が開催されました。

毎年この時期になると「基礎とは何か?」と考えさせられます。色々とやりたくなるのですが消化不良になるかと思い、毎回どこかにフォーカスしています。昨年はリズムを。そして今年はギターのテクニックを中心に行いました。

テキストを用意したのですが、ただそれを弾くだけではなく、参加者のみなさまの身体動作を確認しながら、気になるところがあれば、その都度「どれが良いのか、なぜ悪いのか」を解説しながら、丁寧に進めていきました。時間はそれなりにかかりましたが、間違った動きで覚えてしまったら大変なので、慎重に指導していきました。

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唐突ですが、このカエルくんは一体なんでしょうか?答えは楽器です。参加者の方が持ってきてくれました。口に加えている棒を背中のトゲにこすりつけて音を鳴らすそうです。ギロみたいなものでしょうか?可愛らしかったので記念にパシャリ。

写真を撮り忘れましたが、参加者の方がおやつを差し入れに持ってきてくれました。休憩中はみんなで美味しくいただきました。ありがとうございます。

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そして最後に常々気になっていたケーブルの巻き方を実戦形式でやっていただきました。『8の字巻き』という巻き方なのですが、意外とみなさま知らないようです。でも無理もありません。私自身、若い頃、師匠に叱られながら覚えたのですから。ケーブルを解くときに絡まっちゃう方は、きっとこの巻き方ができていません。気になる方はぜひレッスンの時にお尋ねください。

こうして、年内最後の講座が終了しました。今年はスケジュールがなかなか合わず、講座があまり積極的に開催できませんでした。今回、久しぶりに講座を開き、生徒みなさまのレベルアップ、スキルアップに必要だと感じたので、来年は今年よりも多く開催できるように企画を立てようと思います。来年もよろしくお願い致します。


第7回ギター教室発表会終了しました(第三部)

発表会の続き。第三部はジャズのバンドアンサンブルです。

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一番手はYさん。以前はロストしがちでしたが、今回はテーマ、アドリブ、伴奏と、最後までロストせずに演奏できました。スイングのフィーリングや、アドリブに苦戦しましたが、技術や知識的なところはもちろん、日頃から、もっとたくさんジャズの名演を聴いたり、ジャズのライブを見に行くと良いかと思います。好きな演奏がみつかったら、ぜひテーマやアドリブを歌えるくらい聴き込んでみてください。

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次は初参加のMさん。普段はクラシックギターを弾いてますが、今年からギターをエレキに持ち替えジャズを始めました。Mさんの音色はウォームでジャジー。とても素敵な音色でした。これからもレパートリーを増やしつつ、よりレスポンシブな演奏ができるようにセッション経験もたくさん積んでいきましょう。

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次はIさん。Iさんも前のMさんと同じく、教室に通う始めた頃はクラシックギターを弾いていました。いまではすっかりフルアコ姿が板についています。少しロストしてしまいましたが、すぐに戻れて良かったです。ソロ時にロストしてしまうのは、周りの音を感じる余裕がないのと、スケールに頼りすぎてしまっているからかも知れませんね。今後はコード進行をしっかりと把握しながらソロをとる練習をしていきましょう。

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次はHさん。レスポールjrの音色がとても素敵でした。ロックやブルースなどが持ち味のHさん。教室に通い始めてからはジャズのアプローチを学んでいます。以前はペンタトニックスケールが主体でしたが、ビバップ的なアプローチがだいぶ板についてきたように感じます。最後の方で1拍ずれたまま演奏が進んでしまいました。結果的にそのままエンディングを迎えてしまいまいしたが、これもまたジャズだと思います。ミスを恐れずに今後もジャズを楽しんでいただきたいです。

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おまけ。Hさんのお孫さんでしょうか?演奏中にステージに上がってきちゃいました。写真では分かりづらいですがギターのオモチャを持っています。大好きなジイジと一緒にセッションしているつもりだったかも知れませんね。将来はギタリストかな?楽しみです。

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次はOくん。普段はオリジナルのロックバンドで活躍中。教室に通い始めた頃はロックっぽさが抜けずに、なかなかジャズのフィーリングが表現できませんでした。ここ最近は、名演のコピーを始め、普段からジャズを聴くようになり、だいぶ雰囲気がでてきました。今後は音符の情報だけではなく、細かいアーティキュレーションも研究してみてください。

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最後はMさん。トリに相応しいジャジーな演奏でした。今後の課題は自分のスタイルを築き上げる意識を高めることかも知れませんね。難しいことのように感じるかも知れませんが、自分の好きな音楽を追求し、自分が気持ちいいと思える音色を出し続けていれば、それがMさんのスタイルとなります。今後はソロギターにチャレンジしていく予定。まさに自分と向き合うことになりますね。楽しみにしています。

参加者すべての演奏が終わり、例年どおり講師演奏をする予定だったのですが、残念ながら時間オーバー。延長も考えていたのですが、夜間に予約が入っているとのことで、予め時間厳守を告げられていました。講師演奏ができなかったのは残念でしたし、閉会後、参加者のみなさまや、会場にお越しいただいたみなさまとゆっくりお話しできなかったのは非常に残念でした。この失敗を次回以降活かしていきます。

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という訳でドタバタしながらの記念撮影。総勢24名。朝から長丁場お疲れ様でした。そしてよく頑張りました。

最後に、写真撮影に協力していただいたTさん、Yくん、音響スタッフのみなさま、サポートミュージシャンのお二方、会場にお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。みなさまのお陰で7回目となる教室発表会を無事に終了することができました。

来年は教室開講10週年。節目の年となるので、より充実した発表会となるように、今からでも準備していこうと思います。よろしくお願い致します。

第一部はこちら
第二部はこちら




 

第7回ギター教室発表会終了しました(第二部)

発表会の続き。第二部はロック〜フュージョンのバンドアンサンブルです。

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トップを飾ったのは、小6のIくん。衣装と髪型がバッチリです。身体も大きくなり、昨年は少し大きく感じたギターが、だいぶ身体に馴染んできました。レッスンでは厳しく指導してきましたが、技術だけではなく、ハートも強くなった印象があります。今後の成長が楽しみです。

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次は高2のYちゃん。部活に勉強に忙しく、なかなかギターに向き合えない日々が続きナーバスになっていた時期もありましたが、それを乗り越えての本番でした。この日を無事に迎えられたこと、そしてステージに立って最後まで演奏ができたことは自信につながりますし、財産になります。このような経験をこれからもコツコツと積み上げていってください。

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次はDくん。ライトハンド奏法がある楽曲で、ポリリズミックなフレーズに苦戦しました。私も昔は(今も若干ありますが)リズムが突っ込みがちで、バンド仲間に「道祖尾、走ってる!!(リズムが合わず、どんどん前に進んでしまうこと)」と良く叱られました。尊敬しているギターの先輩に「道祖尾、メトロノーム買ってこい!」と言われ、サウンドトラベルでメトロノームを買ったのがつい最近のように思えますが、今思えば、そこが分岐点でした。辛抱も多いかと思いますが、引き続き、焦らずコツコツとできるところからリズムに注意して練習していきましょう。

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次はHくん。難易度の高いインスト曲に挑戦。速弾きやテクニカルなフレーズ中心ではないのですが、音作りをはじめ、ブルージーなフィーリング、ビブラート、チョーキング等、苦労が多かったかと思います。今後はそういう部分も含めてしっかりとコピーしていってください。あと、練習は弾くだけではなく、聴くのも練習です。いい音楽をもっともっと身体に取り込んでいきましょう。

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次はHさん。実は前のHくんのお母さま。親子で音楽って良いですよね。Hさんの曲も、リズミックなフレーズが多く大変だったかと思いますが、しっかりとリズムキープできてましたし、音色の切り替えもバッチリでした。Hくんと同じですが、今後はビブラート、チョーキングのニュアンスをしっかりと出せるように練習していきましょう。

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次はYさん。発表会は初めてでしたが、セッションや合宿等、教室のイベントに積極的に参加しており、その成果が本番で出ていました。やはり、演奏の場に出るということは大切なのだと、Yさんの演奏を目の当たりにして感じました。今後も引き続き、その積極的な姿勢で音楽に取り組んでいただきたいと思います。

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次はKさん。ファンキーな楽曲にチャレンジしました。16ビートのフィーリング、カッティングのキレやニュアンス、そして、ブルージーなフィーリングを演奏で表現するのが大変だったかと思います。譜面通り弾けているものの、今ひとつ音が前に出ていませんでした。おそらくギターアンプで大きな音を出すのに慣れてないのが原因だと思います。慣れれば、もっともっと良い演奏になると思うので、今後はセッションなどに積極的に参加してみてください。

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二部最後はKさん。自前のオーバードライブのサウンドがとても良かったです。フュージョンの名曲コピーでしたが、難所のコピーもよく頑張りました。今後はビブラートやチョーキングをはじめ、細かいニュアンスもしっかり表現できるように練習していってください。あと、ソロ部分をコピーではなくアドリブで弾けるようにチャレンジしてみてください。

第三部へ続く。

第三部はこちら
第一部はこちら

第7回ギター教室発表会終了しました(第一部)

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先月19日に7回目となる発表会を、伊奈町にある『けんかつ』こと埼玉県県民活動総合センターの小ホールにて行ってきました。今回も多くの方々にご来場いただきました。ありがとうございます。

例年通りアコースティック、エレクトリックアンサンブル、ジャズアンサンブルと三部構成でプログラムを組みました。

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今年のプログラムはこの色。三つ折りにしてから今回で3回目。さすがに慣れてきてました。100部近く刷りましたが、多すぎず少なすぎず、ちょうど良かったです。今回も家族に手伝ってもらいました。感謝。

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午前中はリハーサルです。演奏はもちろんのこと、立ち居振る舞いなどチェック。

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「背筋はピンと!」と言ったような言ってないような(笑)

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本番と違ってリラックスした表情。

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参加者の演奏を遠くで見守る私。

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一方楽屋では、みなさん最後のチェックに余念がありません。

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リハーサルは開場ギリギリまで行われギリギリセーフで開演。毎度のことながら、準備にリハにその他諸々雑務に追われ、開演するころにはこの表情。疲労感が漂ってます(苦笑)。頭が回らなくて何を喋ったか全く覚えていません。次回からある程度台本作ろうか?もしくは司会をどなたかにお願いしよう…。

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それでは第一部の開始です。第一部はアコースティックです。今年も1番は最年少のYくん。活き活きとした元気な音色が印象的でした。今回は伴奏にも挑戦。当初はアルペジオに苦戦しましたが、この数ヶ月でとても軽やかな演奏ができるようになりました。

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次はLちゃん。細かい歌いまわしが多い曲だったので選曲の段階でやるかどうか迷いましたが、彼女の「この曲やってみたい!」という強い想いがその不安をはねのけてくれました。私の伴奏ミスでヒヤッとするも、動じずに最後までしっかりと弾ききってくれました。自分のことは棚に上げて、Lちゃんの成長に嬉しい思いです。

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次はKくん。8月に入会したばかりで発表会に参加するか迷っており、一度は断念したものの、参加表明してくれました。しかも、この日はシティーマラソンに参加して、完走直後に休む間もなく会場に駆けつけてくれました。普通なら「まだ始めたばかりだし、当日マラソンあるから無理〜」となるところだと思います。今回のような前向きな姿勢は、きっとこれからの人生に大きくプラスになるになることでしょう。

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次はYくん。彼はK君と同級生でお友達。Kくん同様、シティーマラソン完走後すぐにホールに駆けつけてくれました。コードはうまく弾けるようになったものの、構成を間違いがちで不安を抱えたまま本番を迎えました。しかしながら本番でバッチリ決めてくれました。終始リズムが安定していたので、メロディー担当の私は気持ちよく演奏できました。

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次は唯一独奏で参加のOさん。難しい指使いや和音がたくさんあり、苦労も多かったでしょう。でもよく頑張りました。レッスンでは音のつながりについて厳しく指導してきました。それが本番でうまく表現できたかと思います。この調子でどんどんレパートリーを増やしていきましょう。

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今回初の試み、生徒さん同士の二重奏。実は二人は同じ学校の先輩後輩の間柄。写真左側のTくん(先輩)は今年始めたばかり。今回の曲は彼が入会当初からやってみたいと言っていた曲。セーハの多い曲だったので大変だったかと思いますが、短期間でよく頑張りました。一方写真右側のKくんは今回で5回目の発表会。終始落ち着いていて流石でした。今までは伴奏メインでしたが、今回始めてメロディーを最初から最後まで弾いてもらいました。歌のニュアンスを出すのに苦労したかと思いますが、良い音色でした。ヒヤッとするところもありましたが、諦めず止まらずやり直さず、最後まで息の合ったいい演奏でした。

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次はTくん。前回はコードストローク中心の伴奏でしたが、今回は、ベース、コード(アルペジオ)、パーカッションを1本のギターで伴奏するスタイル。当初は上手くリズムがキープできず苦労しました。でも「好きこそものの上手なれ」ですね。私はメロディー担当でしたが、伴奏がとても安定していたので最後までとても気持ちよく奏でることができました。

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次はKちゃん。発表会は今回が初めて。参加表明したのが本番1ヶ月前。そこから怒涛の選曲&アレンジ。レッスンしながらアレンジをまとめて行きました。音楽的勘が鋭いKちゃん。即席デュオだった割には、とても息の合った演奏だったと思います。これを期に、今後も人前で演奏する機会を増やしていってください。

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一部最後はNさん。今回はソロにも挑戦してもらいました。アドリブではありませんが、自力でソロのメロディーを考えてきてもらいました。うまく弾けなかったところもありますが、時折とてもお洒落なメロディーが出てきて、一緒に弾いていて「おっ!!良い!!」と感じながら演奏していました。今後もこの調子で新しいことにチャレンジし続けてください。

こんな具合で慌ただしく第一部が終了しました。第二部へと続きます。

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