さいのおギター教室のブログ

埼玉県桶川市にある個人レッスンのギター教室です。 エレキギター、アコースティックギターはもちろん、譜面の読み方、音楽理論、リズムトレーニング等、基礎から応用までしっかり学べるギター教室です。その他アンサンブルレッスン、発表会、勉強会等、個人レッスン以外のイベントも盛りだくさん。地元埼玉にギターの輪を広げるべく、精力的に活動していきます!!

2018年05月

体験レッスン実施中です。ご興味のある方はこちらのホームページよりお申込みください。道祖尾ギター教室 http://peaceful-guitar.com

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Nile Rodgersのカッティングの秘密 〜Chic - Le Freak〜


Chic - Le Freak

この曲ご存知でしょうか?この曲が収録されているアルバム、C'est Chicの発売が1978年なので、若い方は知らないかも知れませんね。と言っても、私も3歳の頃ですから、記憶にはないのですが(笑)ただし、こういうディスコ系の曲調はとても流行っていましたね。

この曲を昔、生徒さんのリクエストでレッスンしたのですが、当時はなかなか思うようにコピーできなくて、どうやったらあのフィーリングが出せるのか頭を悩ませていました。

そこで、いろいろと動画を探していたら、ヒントとなる動画がいくつか見つかったので、今回それを紹介させていただきます。



2:54あたりから解説が始まります。アンプに繋がれていないので、細かいニュアンスまでは分かりませんが、やはり普通のやり方とはひと味もふた味も違う様子が伺えます。



13:05あたりから解説が始まります。英語で喋っているので良く分からないのですが、こちらはちゃんとアンプを通しているのでクッキリと分かります。メインのリフから時折入ってくるテンションコードがどんな感じになってるか分からなかったのですが、この動画ではっきりと分かりました。そのコードの解説は14:29辺りからです。



3:20辺りから解説が始まります。こちらは、単音の部分をスローで丁寧に弾いてくれているので分かりやすいですね。

さて、いかがでしたでしょうか?コード進行としては、Am7−D9の繰り返しなのですが、単純にコードを押さえてカッティングしているだけではなく、単音のリフやテンションコードを織り交ぜているようです。どおりで中々同じフィーリングにはならなかったのですね。

最後に、ギターマガジンでのインタビューで、本人が自分のスタイルを詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧になってください。



「Recとライブのサウンドは別物なのさ」「ピアノを弾く右手の感覚でギターを弾いているね」「ジャズ・ハーモニーから学びポップ・ミュージックでプレイする」などなど、短い動画ですが、金言がたくさんあります。最後の方の「覚えたいことを覚えればいい」は、自分の音楽人生をまさに言語化しています。音楽を教える立場として身の引き締まる思いです。

ということで、長年謎だった部分が少し分かったので、とても嬉しい思い。あとはひたすらプレイするのみ。いまは、こうやって動画でチェックできたり、しかも本人が解説しているものもあったりで、本当にいい時代ですね。もちろん、便利な半面、弊害もいろいろあるかとは思いますが、文明の利器とはうまく付き合っていきたいものです。


私がペンタトニックスケールが好きな理由

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ここ数日、自分探しの旅をしています。前回の記事ではカッティングについて。そして今回はペンタトニックスケールについて語っていこうと思います。

私はジャンルに限らず、ペンタトニックスケールを中心にアドリブソロを展開させることが多いです。もちろんコード進行や、曲の雰囲気によっていろいろ使い分けますが、ペンタトニックスケールを弾いているときが、一番気持ちが入ります。

さて、タイトルの件ですが、Grant Greenに影響を受けているのは間違いありません。改めて聴き直すと、いろいろ発見があります。ジャズ・スタンダードや、当時のヒットソングのカバーをやっているグリーンも好きですが、70年代のファンキーなプレイが特に好みです。その中でも比較的Grant Greenの特徴が濃くでている演奏を紹介しますので良かったら聴いてみてください。


Grant Green - Ain't It Funky Now


Nice 'N Greasy - Lou Donaldson

コード進行やリズムは違いますが、偶然にも同じKeyで、Fマイナーペンタトニックスケール中心にソロをとっています。音でいうと以下の通り。

ファ、ラ♭、シ♭、ド、ミ♭

音程でいうと1、♭3、4、5、♭7ですね。4と5の間に♭5のド♭を入れると、さらにグッと雰囲気が近づきます。

楽器をやっている方はぜひ上の曲をかけながら、弾いてみてください。どうですか?適当に弾いてもリズムに合わせて弾けば雰囲気は出るのではないでしょうか?

「おっ?かっこいい!!」というフレーズが聴こえてきたら音源をストップして「◯分◯秒のところ」とメモしましょう。時間があるときに(できればすぐに!!)耳コピして、そのフレーズが自分のものになるまで、またひたすら音源に合わせてセッションしてみてください。

前回の記事『私がギターのカッティングで影響受けた曲』でも書きましたが、アル・マッケイの言葉にあるように、好きな曲やプレイヤーを見つけたら、ひたすら聴くことです。一度や二度ではなく、分かるまで何度も何度も聴くのです。一枚や二枚だけではなく何十枚も聴くのです。理論や基礎練習も大事ですが、良い音楽をたくさん浴びることです。

あれ!?そう言えばタイトルの件はどうなったのでしょうか!?完全に着地点を見失いました(苦笑)良いんです!!好きなものに理由なんて必要ないんです(笑)

ということで、最後はお粗末でしたが、みなさまも「好き探し」し、ぜひやってみてください。









私がギターのカッティングで影響受けた曲

ギターのカッティングがかっこいい曲はたくさんありますが、今回は、私が直接影響を受けた曲を紹介させていただきます。


COMPLEX - 2人のAnother Twilight

ギターは布袋寅泰。私がちょうどエレキギターを始めた頃によく聴いた曲です。このイントロを聴いた瞬間は「どうやって弾いているんだ!?」と衝撃が走ったものです。バンドスコアを買う余裕がなかったので、耳コピしたり、レンタルビデオでライブ盤を借りて目コピしてました。私がカッティングに目覚めた思い出深い曲です。


Incognito - Solar fire

ギターはBluey' Maunick。ちょうどこのCDがリリースされた頃、代々木ガーデンプレイスで彼らのライブを最前列で観ることができて、とにかく圧倒されました。テクニックがどうのこうのという以前に、身体全体でグイグイとグルーブしている印象でした。このプレイを目の当たりにして、カッティングは手先だけではなく、足、膝、腰、肩、首の連動性が重要なのだと気づきました。帰って興奮冷めやらないうちにコピーしましたが、すぐに真似できるものではなく、愕然としたのでした。


 
Chic - Le Freak

ギターはNile Rodgers。うろ覚えですが、雑誌の記事に「布袋寅泰がカッティングで影響を受けたのはNile RodgersやRay Parker, Jr」的な事が書いてあって、それで知った曲です。確かに、BOØWYの『BAD FEELING』のリフはこの曲に影響を受けているように思えます。改めて聴いてみると、細かい技をいろいろやってますね。真似してもなかなか近づけないのもその辺りに秘密があるようです。



Earth, Wind & Fire - Magic Mind

このカッティングはAL McKAY。かっこいいですよね。D9コードのシンプルなパターンですが、バンドを全体をグイグイ引っ張っています。カッティングのトラックを抜かして聴いたら、きっと曲の魅力が半減してしまうのでしょうね。専門学校で師事した水上聖先生にこのパターンを教わって、ピックと爪がすり減るほど練習に明け暮れたものです。


 
Herbie Hancock - Doin' It

もうこれはイントロでやられちゃいました。なんでしょうね?このうねり?なかなか真似できるものではありません。これは右チャンネルがRay Parker, Jr、左チャンネルがWah Wah Watson。あまりにもRay Parker, Jrのリフが強烈なので影に隠れがちですが、Wah Wah Watsonのカッティングもキレッキレです。久しぶりに聴きましたがやっぱりかっこいいですね。聴いているだけで上手くなりそうです。いや練習しなきゃですけど(笑)

最後に、AL McKAYがギターマガジンのインタビューで良いことを言っているのでそちらもご覧ください。


最後の「本当にわたしのようなギターを弾きたかったら、そういう音楽を聴くことだ」というセリフは響きます。本当にその通りだと思います。

今回挙げた曲は、私がいいなと思う曲の一部です。まだまだ紹介したい曲はたくさんあります。みなさまも、いい音楽にたくさん出会って、たくさん聴いて、たくさん弾きましょう!!

 

ハロと幻日

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こちらは昨日のお昼すぎに撮った写真。太陽のまわりに大きな光の輪ができています。この現象を『ハロ』と呼ぶようです。

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そしてこちらは同日の夕方に撮った写真。分かりにくいかも知れませんが、画像左側に太陽が雲に隠れていて、画面中央やや右寄りにうっすらと虹のようなものが見えます。こちらは『幻日』とのことです。

ちなみにこれらの現象について詳しく書いてあるサイトをみつけました。ご興味のある方はこちらをご覧になってみてはいかがでしょうか? 
weathernews~虹色いろいろ~ 

曲名が分からないときにオススメのアプリはこれ【ShazamとSoundHound】

街中や店内に流れているBGMで知らない曲だけど気になる曲があったり、頭の中で鳴ってる曲で、曲名が出てこなかったりすることってよくありませんか?曲名が分からないと悶々としますよね。今回は、そんな状況にピッタリなアプリを紹介いたします。

紹介するアプリは以下の2つです。 

・ Shazam
・ SoundHound

私はこの2つのアプリを状況によって使い分けしています。 

【状況その1】
お店や、テレビ、映画などで聞こえてくるBGMの曲名を知りたい時

この場合は、Shazamを立ち上げます。曲が流れている間にアプリを立ち上げ、曲を認識させれば、例えそれがインスト曲だったり、楽器のソロの途中だったりしても、高い確率で曲名を当ててくれます。

【状況その2】
頭の中でその曲のイメージがあるとき(曲は流れていない)

この場合はSoundHoundを立ち上げます。頭の中のイメージを鼻歌で歌ってみてください。歌詞がなくても、それが例え楽器のフレーズであったとしても、運が良ければ曲名を当ててくれます。

例えば、先日レッスン中に、生徒さんがあるフレーズを弾いてくれたのですが、その曲名が私も生徒さんも分からないとう状況がありました。そこでSoundHoundを立ち上げ、そのフレーズを「ジャッ、ジャッジャッジャッ」と歌ってみたところ見事的中。それがこの曲。



 いや~すごい時代になりましたね。便利すぎて怖いくらいです。でも、音楽好きにはとてもいいアプリだと思います。AndroidでもiOSでも対応しているようです。興味のある方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

生涯を通じて音楽を好きでいられる生徒を育てる

講師歴18年目となり、そろそろベテランの域に差し掛かろうとしているところかも知れませんが、いまだに試行錯誤の日々。悩みは尽きません。

そんな折『生涯を通じて音楽を好きでいられる生徒を育てる』という言葉に出会いました。どこで拾ってきたかは思い出せませんが、指導方針に悩んでいるときにズバッとこの言葉が目に入ってきました。

「これだ!!」と思いました。普段、生徒さんたちに「自分のやっていることや、思っていることは言語化しましょう」とアドバイスしていますが、自分ができていないという(苦笑)


『生涯を通じて音楽を好きでいられる生徒を育てる』

改めて活字にすると、指導者として、当たり前の心構えですよね。頭で分かっていても、どこかで、生徒さんたちの上達を期待しすぎてしまっているのかも知れません。

備忘録も兼ねて記事にしました。今後はこの言葉を念頭において指導していきます。生徒のみなさん、こんな講師ですが、これからもよろしくお願いします(^_^;)

西城秀樹 / 抱きしめてジルバ-Careless Whisper-



この曲が発売されたのは1984年の10月。私がまだ9歳。小学3年生の私は、5歳年上の姉の影響で歌番組は必ず姉と一緒に見ていました。その中でも、この曲はとても印象深く、子どもながらに、曲の良さ、歌の巧さ、そして西城秀樹の男らしさ、格好良さにうっとりしたのでした。

時を経て、この曲はジョージ・マイケルのカバー曲であり、 同時期に郷ひろみも別歌詞、別アレンジでカバーをしていることを知りました。西城秀樹の歌声と雰囲気がこの曲にとても合っているんですよね。 人の曲をここまで自分の歌にするのは、曲への情熱、作者へのリスペクト、そして歌唱力あっての事だと思います。

この曲の動画は多くアップされており、どの動画を紹介するか迷いましたが、ハスキーな歌声がより素敵なこのバージョンを紹介させていただきます。撮影の演出に、この時代の匂いが反映されているところも良いですね。

訃報を知り、まだ現実として受け止められませんが、ギター弾きとして、この音楽を後世に伝えていけるように活動できたらなと思います。改めて、ご冥福をお祈りします。

 

コードがうまく押さえられない方、すぐに指が痛くなる方の傾向

当教室では、貸出用のギターがあるので、手ぶらでも通って頂くことができるのですが、できるだけご自身のギターをご持参いただくようにお願いしております。理由は、普段お使いになっているギターの状態をチェックしたいからです。

体験レッスンの時でも、できるだけ持ってきて頂いてるのですが、ほとんどの場合、調整必須の状態です。具体的には以下のとおりです。

(1)ネックが反っていて弾きづらい
(2)ナットやブリッジの高さが適切でないため弾きづらい
(3)弦の巻き方が間違っている、錆びている
(4)フレットがくすんでいる、さびている、削れている、浮きがある、バリがでている

ネックの調整をするだけでも、驚くくらい弾きやすくなる場合があります。なお、ネックの調整は六角レンチやプラスドライバーで調整しますが、専門的な知識や豊富な経験が必須なので、くれぐれも勝手に弄くらないでくださいね。

ちなみに、上尾にリペアショップがありますので紹介いたします。

上尾サウンドトラベルのホームページはこちら

上尾DOVERのホームページはこちら 

まずは相談してみてはいかがでしょうか?

これらの調整をすれば弾きづらさは大きく改善するかと思います。ただし、場合によっては、その調整に数万円のコストがかかってしまう場合があります。 これから楽器のご購入をお考えの方は、このようなことも考慮してギターの選定をしてみると良いと思います。

当教室の体験レッスンにお越しいただいた方や、在校生のみなさまには、楽器購入までのサポートもしています。遠慮なくいつでもご相談下さい。


 

Allen HindsとDean Brown


Allen Hinds - Some of this

出だしからノックアウト。1音でやられちゃうってこういうことなのですね。もちろん、曲もアレンジもかっこいいです。


Dean Brown - Believe Me

こちらも大好きな曲。Allen Hinds、Dean Brown共通して言えることは、トーンコントロールが抜群ということです。ファーストコールギタリストというのもうなずけますね。曲の良さはもちろんのこと、ギターのサウンドを聴いているだけですごく刺激を受けます。

ということで、久しぶりにお気に入りの曲の紹介となりました。良ろしければ、ぜひ聴いてみてください。

ギター用のニッパーはこれ!!

さて、ギターの弦を交換するときに、皆様はどんなニッパーを使っていらっしゃいますか?私は、昔から変わらず愛用し続けているニッパーがあります。

それがこちら。

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PICKBOYのストリングスカッターです。

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先端が細く、このように角度がついているので、ギターの弦交換のように細かい作業をするにはとてもありがたい設計です。

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そして何といっても、この刃先の丈夫さ。もう十数年は使っているかと思いますがご覧のように刃こぼれしてませんし、切れ味も抜群。エレキ弦はもちろん、アコギやベース弦のように太くてもスパッと切れます。

さて、なぜ今回ニッパーの話題をだしたかと言うと、生徒さんがたまたま持っていたニッパーの刃先がボロボロだったからです。100円ショップで買ったものだそうです。

100円クラスのニッパーは、細くて柔らかい針金や銅線を切るだけでしたら大丈夫かも知れませんが、ギターの弦のように硬いものを切ろうとすると、切れ味が悪い上に、すぐに刃こぼれしてしまいます。何を隠そう私も経験済み。

という事で、今回はギター用のニッパーを紹介させていただきました。楽器屋さんに行けば定番商品なので、ほとんどのお店に置いてあるかと思います。ちなみにネットで買うと1,000円ちょっとでお求めいただけるようです。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。あと、くれぐれも、弦の張替えは危険も伴うので、ケガのないように気をつけて行ってくださいね。






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