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日曜の昼下がり、下北沢SEED SHIPにてクラシックギタリストの富川勝智さんとポピュラーボーカリストの石塚裕美さんのデュオライブを観に行きました。下北沢は20年ぶりくらいでしょうか?駅は工事中で迷路のようになっていて一瞬迷子になってしまいました(苦笑)。

ロック、ポップス、アニメ、歌謡曲と多岐に渡るジャンルの選曲。一体クラシックギタリストとポピュラーボーカリストが、このような選曲と編成の中でどんな演奏をするのか?興味津々で入店。

ギターはマイク無しの生音、ボーカルはマイクを使用しているものの、写真のとおり、かなり口元から距離を離していたのでほぼ生歌と言っても過言ではありませんでした。歌とギターがミックスされたサウンドは、程よい広さの空間に心地よく響きました。

さて、私が一番強く感じたことは「歌詞」の存在です。こんなにも「歌詞」が入ってきたライブは初めてかも知れません。これはボーカルとギターというシンプルな編成だったからとも言えますが、伴奏アレンジの素晴らしさと、表現力豊かなボーカリストの技量があったからこそだったと思います。オリジナルの音源のサウンドが思い出せなくなってしまうくらい、この2人が紡ぎだしたサウンドと歌詞には説得力がありました。ちなみにギターの富川勝智さんのブログでアレンジについての記事があります。この考え方があってのあの世界観があったのか〜と納得です。興味のある方はぜひご覧になってください。

「声音とアレンジ~ギターパート編曲の方法論」 
 
私も、ボーカルとデュオでライブをすることがあります。バンドのサウンドをなるべく忠実に再現しようと盛り込み過ぎて、演奏的にもサウンド的にも窮屈になってしまい失敗することがあります。どんなに頑張っても、ギター1本ではバンドのサウンドには太刀打ちできません。でもギター1本だからこそ表現できる世界観があるのだと気が付きました。「引き算の美学」とでも言うのでしょうか。大きな発見です。

選曲、曲順、アレンジ、パフォーマンス、そして楽しいトーク、どれも大変すばらしく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。最初から最後までこんなに楽しく音楽に浸れたライブは久しぶりでした。

みなさんにもこういういいライブをもっとたくさん観ていただきたいなと思います。第二弾もあるかも知れないので要チェックです!!