先日、ゲスト講師としてアドリブ講座を行ってきました。主催者は、南つくし野で丸山ギター教室を運営している丸山耕太郎先生。参加者のみなさまは、普段クラシックを中心に習っているとのこと。
第一部はコール&レスポンスを体験してもらいました。簡単な伴奏を2パート作り、その伴奏に合わせて私が簡単なフレーズを弾き、それを真似して弾いてもらうというシンプルなルール。コンサートでボーカルが「Yah!Yah!」と歌い、観客にマイクを向け観客も「Yah!Yah!」というやつありますよね。それのギター版をやってみました。使う音はソとラの2音のみ。これが想定以上にみなさん、よくできてました。その後はラとド、そしてソ、ラ、ドの3音と音数を増やしていきました。譜面にない音符を弾く楽しさを実感していただけたのではないでしょうか。
第二部はちょっと幅を広げてドレミファソラシドを使ってアドリブにチャレンジ。ルールは2つ。2弦上のドレミファソラシドを使うことと、左手の運指は人差し指のみというルール。レール(2弦)の上を電車(人差し指)が走るイメージです。こちらはちょっと難しかったみたいですが、みなさん、少しずつ安全な音からはみ出ようとしているチャレンジングな姿勢が印象的でした。
この講座の依頼を受けた時は果たして上手くいくだろうか?と不安がありましたが、思った以上に参加者のみなさまに喜んでいただけたようなのでホッとしました。第二弾が8月にもあるので、更に楽しんでもらえるようにネタを仕込みたいと思います。それにしても、主催者の丸山先生、地元でアコースティックカーニバルというイベントを主催したり、その他、発表会を始め数多くの講座を主催しているので、同じ教室運営者として、とても刺激をいただいております。
【後日談】
この日行った講座と同じことを、うちの小学4年生の男の子に教えてみました。こちらもやはり、思った以上にできました。今回の講座は色んな意味でチャレンジングなところがありましたが、老若男女、そしてどんなジャンルでも通用するようなので、更にブラッシュアップしていこうと決意した次第であります。アドリブの楽しさを伝えることに使命感が芽生えました(笑)。