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先月に引き続き、丸山ギター教室主催によるアドリブ講座を行ってきました。先月に行ったアドリブ講座の記事はこちらでご覧いただけます。

 前回同様、参加者のみなさんの多くはクラシックギターを習っている方々なので、どのようにアドリブの魅力や楽しみ方を伝えるか悩みました。悩んだ結果、「名曲“SUMMERTIME”を題材にペンタトニックスケールによるアドリブ術を身につける 」というタイトルでテキストを作成しました。

テキストの内容は以下のとおりです。
(1)スイングのフィーリングを身につけよう
(2)3音によるボイシングでのバッキングを覚えよう
(3)ペンタトニックスケールとは
(4)まずはフレーズを覚えよう
(5)覚えたフレーズをどこでも弾けるようになろう
(6)フレーズを色んな音型に当てはめよう
(7)フレーズを変化させよう
(8)SUMMERTIMEのテーマを弾いてみよう
(9)テーマのメロディーをフェイクしてみよう
(10)セッションしてみよう

まずはアドリブの前にバッキングの説明に時間を割きました。と言うのも、アドリブするにも、まずはグルーブが大切だと考えているからです。普段スイングするような音楽を練習してない方が多かったので、心配でしたが、想定以上にみなさましっかりと伴奏ができていました。そこからアドリブの説明。二人一組になって、片方が伴奏、片方がアドリブという形で進めていきました。 

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結果として「(7)フレーズを変化させよう」で時間切れになってしまったのですが、これは想定済みでした。参加者のみなさんが、後日個人で、または参加者同士で練習してもらえたら嬉しいなと言う思いで資料を作成しました。

セッションする感覚を身につけると、とても楽しいです。楽器と曲があれば、「はじめまして〜」という状況でも音楽を通じて楽しんだり、心をつなげることができます。この感覚をこれからも伝えて行きたいなと改めて思いました。

主催者の丸山先生には打ち合わせや打ち上げも含めて大変お世話になりました。丸山先生は今後もいろいろなワークショップを開催するようです。その熱心な姿勢に毎度のことながら刺激を頂いております。私も頑張ろうと思いました。

ワークショップを終え、今度は自分の教室で「アドリブってなに?」という方対象にアドリブ講座を開催してみようと思いました。「アドリブの楽しさ」を伝えるべく、これからも頑張ります。