第二部が始まりました。第二部はバンドアンサンブル(ロック〜フュージョン)です。第一部のアコースティックな響きから一変してホール全体に響き渡るバンドサウンド。演奏される楽曲の幅広さは、当教室の発表会の最も大きな特徴でもあります。
第二部のトップバッターは小学5年生のIくん。小学2年からアコースティックギターを始めて、今年からエレキギターデビュー。パパの使っていたレスポールがすごく似合ってます。そして堂々としたステージング。
僕は原則生徒さんのやや後方でサポート演奏をしているのですが、この曲の見せ場で「絡もうね♪」と約束していました。僕のややリバウンドしたポッコリおなか以外は大成功!?(笑)とてもロックな演奏で楽しかったです。
今年の5月に入会したばかりのHさん。僕のセッティングミスでHさんの音が大きすぎてしまいました。不慣れな大音量に戸惑ったと思いますが、心乱さずに最後までよく演奏できました。チョーキングとアーミングもがんばりましたね。
今年高校生になったYちゃん。実は僕の後輩で、いまはフォークソング研究会(けいおん的な同好会)に所属しています。僕の伝達ミスで当日バンドでのリハができなかったのですが、堂々たる弾きっぷりでした。
今年の6月に入会したHくん。 練習時には途中からスイングになったり3拍子になったりと、変則的なリズムの切り替えに苦心してましたね。でも本番までになんとか合わせてきました。音作りもバッチリでした。
高校2年のIくん。 最後の部分が速弾きで、その上、フェードアウトで終わる曲でして、練習期間の短さを考慮してその部分をアドリブしてみてはどうかとアドバイス。実はこれ、僕がIくんと同じ頃にやった作戦なのです。スティーブ・ヴァイのソロが自分の技量では本番までにコピーが間に合わないと判断し、その部分をアドリブしようと考えたのです。完コピはもちろん大切ですが、このように柔軟に対応することも音楽を楽しむ上では大切かと思います。結果としていい感じでフィニッシュできました。今後もアドリブを楽しんでもらえたらいいな〜。
そして第二部のトリはKさん。いままで発表会は第三部のジャズアンサンブルでの参加でしたが、今年はフュージョン。実は今年に入ってから「ジャズってなんだろう?アドリブってなんだろう?」と、やや迷走気味。そして「好きなことをやろう」ということで、ロック系のレッスンに切り替えました。チョーキング、ビブラート、グリッサンド等、ロック的なテクニックを磨き、今回の曲にたどり着きました。先ほどと同じく、何事も楽しむには柔軟性が必要かと思います。第二部のトリに相応しい泣きのギターでした。
と、こんな感じで第二部が終了しました。第三部に続きます。
発表会第一部の様子はこちら。
発表会第三部の様子はこちら。