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第二部のスタートです。今年はサポートミュージシャンにキーボード奏者を加えました。サウンドが華やかになったのに加えて、アレンジの負担が軽くなり、安心して演奏に集中することができました。


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二部のトップを飾ったのはYさん。最近は、ジャズのライブ鑑賞や、音源鑑賞なども積極的に行っており、その甲斐あってか、だいぶジャズの雰囲気がでてきたように思います。モチーフを用いたメロディアスなアドリブが印象的でした。

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今回で2回目の参加となるMさん。前回の発表会は、入会して間もなかったのもあり、たどたどしさがありましたが、今回は周りの音をちゃんと聴けている様子で終始落ち着いていました。伴奏もスイングしていて気持ちよかったです。

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今年の春から中学生になったIくん。部活が忙しくなり、思うように練習できない日々。完コピする予定でしたが、本番までに間に合わないと言うことで急遽作戦変更。彼の即興能力に賭けてみました。功を奏して、本番はとても活き活きとしたサウンド。最後のジャンプもバッチリ決まったね!!

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今年の春から高校生になったHくん。昨年はアコースティックギターでの参加でしたが、今回はエレキギターでのチャレンジ。事前リハでは、サポートミュージシャンの音圧にたじろいでしまう場面もありましたが、本番までにしっかりと調整。少しハプニングもありましたが、動じずに最後まで集中して演奏できました。

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昨年はTAB譜でコピーしましたが、今年は五線譜でコピーしたHさん。運指やポジションはHさんに考えてもらいました。また、今回初めてアーミングにも挑戦。発表会を通じてアームさばきがずいぶんと上達しました。カッティングもキレが良かったです。

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エレキギターを始めるきっかけを作ってくれた楽曲にチャレンジしたKさん。前回の発表会では、音が小さくてよく聴こえなかったという反省を踏まえて、今回はしっかりと音量対策をしてきました。本番は音質、音量ともに申し分なかったです。途中で行うボリューム調整、エンディングで行うCue(合図)出しもうまくいきました。

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事前リハに参加できなかったHくん。本番当日に初めてリハをしたので不安はありましたが、立派な演奏でした。ファンキーでジャジーな楽曲。カッティングのキレ、メロディーのニュアンスが、なかなかうまく出せなくて苦労してましたが、本番はバッチリと決めてくれました。

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今年購入したストラトで参加のYさん。今回の楽曲は、ディストーションのノイズ対策、エフェクターの切り替え、チョーキング、変拍子、カッティング等、やることが多彩で練習が大変だったかと思います。でも、本番では、終始身体全体でリズムを取り、演奏だけではなく、感情もしっかりと乗っている印象を受けました。

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選曲をしている段階で「この曲、Hさんにピッタリだ!」と閃き、私から提案したところ、Hさんも快諾。Hさんのダンディーな雰囲気と相まってとてもいい演奏になりました。後半で多少ハプニングがありましたが、リカバリーが見事でした。


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第二部最後は、いつもジャズで参加のMさん。今回はファンキーでテクニカルな楽曲にチャレンジ。途中で出てくるソロ回しの部分は、オリジナルさながらの迫力がありました。音作りに悩んでいましたが、音質、音量ともに、いままでで一番良かったです。


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最後は、昨年時間の関係でカットしてしまった講師演奏。今回は、私が音楽学校の学生時代に作った曲を2曲披露しました。なんとこの2曲、人前で演奏するのは初めてでした。サポートの方々にはデモ音源と譜面を渡しただけだったので、一体どのように仕上がるか不安半分、期待半分で本番を迎えました。結果的には、自分の想像以上にいい仕上がりとなり、最後の方は「あぁ、もう演奏が終わってしまうのか」という寂しい思いすらありました。四半世紀を経て、こうやってみなさまの前でこの2曲を披露できて、作曲者として、プレイヤーとしてこれほど嬉しいことはありませんでした。

改めて、サポートミュージシャンの紹介をさせていただきます。

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ベース 宗像博義(むなかたひろよし)  

プライベートでも何かとお世話になっております。i:s(イース)というバンドで新作をリリースしているので、興味のある方はチェックしてみてください。
i:s『Another Junction』 



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ドラム 森田伊宏(もりたただひろ)
※プログラムのふりがなが間違っておりましたので、この場を借りて訂正させていただきます。

森田さんは、大宮でフィールドミュージックスクールを運営しており、後進の育成に尽力しています。ドラムだけではなく、ボーカル、ギター、ベース、ピアノ、キーボード、DTMなどの学科もあります。

フィールドミュージックスクール 



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キーボード 細貝柊(ほそがいしゅう)

細貝さんは、演奏をはじめ、作曲・編曲でも活躍しております。最近YouTubeチャンネルを開設したとのことなので、ぜひチェックしてみてください。

細貝柊 YouTube 


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最後は恒例の集合写真。緊張が解けて、みなさん良い表情してますね。朝からの長丁場お疲れ様でした。

発表会を無事に終え、生徒のみなさまや、関係者のみなさまに支えられて、教室運営ができているのだと、改めて実感しております。また、サポートミュージシャン、ホールスタッフの力なしでは、とてもこの規模での発表会を行なうことはできません。加えて、参加者のみなさまには、写真撮影をはじめ、雑務等も手伝っていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

今回の発表会を終えて、教室運営のあり方、発表会のあり方、そして自身のギタープレイヤーとしてのあり方を、再確認できました。より豊かで楽しい音楽生活を提案できるように努めて参ります。加えて、指導者として、ギタリストとしても成長できるよう、今後もより力を入れていきます。

発表会も今回で8回目。オリンピックイヤーには10回目を迎える予定です。10回目はメモリアルな発表会にしたいと考えております。目標を達成できるよう、今後も全力で努めていきます。よろしくお願いいたします。


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