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『はじめてのバンド練習講座』終了いたしました。

それでは内容を振り返ってみます。

・機材のセッティング
・課題曲の配布→練習
・ギターの弾き方の説明→実践
・ドラムの叩き方の説明→実践
・ベースの弾き方の説明→実践

・機材のセッティング
今回のギターのセッティングは、シンプルにギター→歪み系エフェクター→アンプというセッティング。それぞれ繋げたあと、まずは歪み系エフェクターをバイパスにして、アンプのクリーン(アンプは定番のJC-120)の設定。音量、音質の設定の目処が立ってから、歪みの設定。実際みんなで音を出してから、さらに微調整という流れ。こうやって実践を交えてみないと分からないことが多いので、やはりこの形態でのレッスンは大事だなぁと再認識しました。

・課題曲の配布
課題曲は、この日のために作成した、8小節のシンプルな8ビートの曲。Gt1,Gt2,Ba,Drsという4人編成。

・ギターの弾き方の説明→実践
Gt1はメロディー、Gt2はパワーコードの伴奏。譜面はあえて五線譜で表記。Gt1のメロディーですが、装飾音をどのように表現するかそれぞれ考えてもらいました。Gt2は、ブリッジミュート(パームミュート)のかけ具合がポイントでした。この辺りは、実際そのようなジャンルの音楽をたくさん聴いて覚えるのが良いかと思います。

・ドラムの叩き方の説明→実践
ドラムは私自身まだ初心者ですが、恐れ多くも指導。バスドラム、ハイハット、スネア、クラッシュシンバル、それぞれの叩き方を説明。スティックの握り方や振り方などは、ギターのピックに通じる部分が多いですね。シンプルなリズムパターンでしたが、最初のうちはみなさま手足のコンビネーションがうまく噛み合わず苦戦を強いられましたが、徐々に慣れてきて、最後の方は気持ちよく叩けていたかとと思います。

・ベースの弾き方の説明→実践
みなさま普段からギターを弾いているだけあって、覚えるのは早かったかと思います。ベースでの8ビートはとても奥が深いです。8分音符を弾くにも、アクセント(強弱)や音価(長短)でノリが大きく変わります。機会があったら、この辺りの講座もいつかできたらなと思います。

このような流れで、みなさまにそれぞれのパートをまんべんなく演奏していただきました。他の楽器を経験すると、音楽の聴き方や感じ方に変化がでてくるかと思います。

例えば、自分の好きな音楽を聴く時に「特定のパートに焦点を充てて聴いてみる」ということをやってみてください。例えばベースだけ、ドラムだけ、ドラムに関したら、ドラムのバスドラだけに焦点を充てる…など。こういう聴き方を普段から心がけていれば、音楽力は自ずと上がってくるかと思います。

この講座を開催する前は、3時間をどうやって過ごそうかと思ってましたが、気がつけばあっという間に過ぎてしまいました。とても充実した時間でした。

今後もこの活動を通じて、バンドアンサンブルの楽しさを広めていけたら良いなと思います。次回はまだ未定ですが、また近々開催したいと思いますので、みなさまよろしくお願いいたします。