れいわ新選組 山本太郎代表インタビュー 目指すは「切り捨てない社会」「私こそポピュリスト」
インタビューに応じるれいわ新選組代表の山本太郎氏=6日午後、都内
7月の参院選で2議席を獲得し、台風の目になった「れいわ新選組」の山本太郎代表(44)が6日、西日本新聞社の単独インタビューに応じた。
かつて、園遊会で天皇陛下(現上皇さま)に手紙を手渡して批判を浴びるなど、過激な言動が耳目を引いてきた山本氏。
「誰もが切り捨てられない社会を目指す」と語る、その胸の奥は-。
かつて、園遊会で天皇陛下(現上皇さま)に手紙を手渡して批判を浴びるなど、過激な言動が耳目を引いてきた山本氏。
「誰もが切り捨てられない社会を目指す」と語る、その胸の奥は-。
-参院選の結果をどう受け止めているか。
「れいわ新選組としては前進したが、自分自身は力及ばず落選した。思っていたより得票数が少なかった。街頭演説の現場で熱狂は感じたが、見せ物として消費されるだけでは票は積み上がらない。多くの人が政治に距離を置いてしまっている」
-長らく訴えてきた「原発廃止」ではなく、「消費税廃止」を中心に掲げた。
「『政治を変えなきゃ』と思ってもらうには、政治への関心の扉が開くようなテーマを選ぶ必要がある。それは経済。誰もが1日1回は支払うであろう消費税なんじゃないかと」
-訴えの中身が、ポピュリズム(大衆迎合主義)との指摘もある。
「『それが何か?』ですね。20年以上続くデフレから脱却するには、国が積極的に支出するしかない。この国に生きる多くの人々が生活困窮にあったり、それが目前に迫ったりしている状況で、こうした政策をポピュリズムだと言うのなら、私こそがポピュリスト。
右派も左派も興味なく、僕はフリースタイルだと思っているんで。右も左も良いところを融合させる方がよっぽどいい」
右派も左派も興味なく、僕はフリースタイルだと思っているんで。右も左も良いところを融合させる方がよっぽどいい」
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