アラフォー既婚者PUAへの道

アラフォー既婚者が、恋愛 仕事 感じたことをつづる。年齢を重ねる毎に魅力が増すように努力奮闘中。世の中の価値観にとらわれず、どんどん恋愛しよう! Twitter→@Ryo_pau

カテゴリ: 恋愛

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水曜某日、結局指原ちゃんも、アポに至らず、お惣菜ちゃんからドタキャンを食らった俺は途方に暮れていた。今日はこのまま帰りたくない。
かといって1人でストナンできるほどのスキルもマインドもまだ備わっていない。
同僚を誘って、

Standing Wine Bar Q 恵比寿スタンディングワインバー「キュー」

 に行ってみようという事に。ここは恵比寿の出会いのメッカとしてネットでも紹介されてあるくらい有名で、俺としては調査の必要があった。 同僚と軽く飲んでから行こうと言う事で、近くの居酒屋にIN サラッと飲むつもりが、仕事の話しで盛り上がり目的地に着いたのが、10時となった。 さあ行こうか、ドアを開ける。 店内はこんな感じ BlogPaint
ピンクマルが女性、黒マルが男性、黄色マルが俺たち。
程よく満員。女子5 男5の割合。 店内をざっと見渡すと、仕事帰りと思しき、結構綺麗目の子もいる!
テンション上がってくる。 ただ俺たちは店員さんに、壁際のカウンターテーブルへ通されてた。

これがまずかった。。 ①の地点にいる2人組女子。2人ともB級。

 まずはここの女子に話しかけようと、

「今日は何会?」で突撃。

「ん?女子会だよ!」 オープンした!

 同僚を呼び和む。 五分もしないうちに店員に声を掛けられる。

 「お客様、席の合流は出来ないんです。。」 何!自分の席に戻るしかないのか、、、

しぶしぶ元いた席へ。 そうか、、、これは場所取りが重要なんだ、、 ウロウロ歩き回って勝手に声掛けできると思ってた、、、俺はアホだ。。

しばらくカウンターを眺めていた。
②の地点の結構可愛い子と、ちらちら目が合う。 くそーっっ>_< なんでこんなとこに閉じ込められているだ!

 ここでの選択肢は3択。
 1 これから店に入ってくるであろう女子二人組を待って、自分のテーブルで飲まない?打診。
 2 カウンターが空いた段階で壁際テーブルからカウンターへ移動
 3 ①の地点で和んだ子が帰るのを待って、もう一杯飲まない?打診
 特に③の地点の子が可愛い。ここに行きたい。。

しばらく、色々考えていたが、ちょうど、目の前にあるカウンターで男二人組が帰り、彼らと和んでいた女子の隣が空いた。行くしかない。
2だ。 店員さんにカウンターに移りたい旨伝え移動。
※店員さんすいません。。

「御疲れ!」でオープン。 この女子二人組、年齢30前半くらいか、かなりワインで酔っていてテンションが高い。

Bの下くらいか・・・ いきなり写真撮ろうよ!って感じになり、
四人で写真撮影。 オープンもクソもない。。なんかこっちが絡まれている状態だ・・・
 配置としては

カウンター
---------------------------------------------------------
女子① 女子② 俺 相棒

 こんな感じ。俺は女子②と適当に話していたが、女子①がかなり見てくるので、

 カウンター
 ---------------------------------------------------------
 女子① 俺 女子② 相棒


 の配置に転換。 女子②と相棒は結構話している。 俺は女子①と話すというか、一方的に女子①の話しを聞き続ける。。 ただウンウン言っているだけ。

 仕事で相当ストレスたまっているようで、どっかのアパレル会社の管理職って言ってた。
 そんで、
 「Ryoさん モテるでしょ?」 きた、脈ありサインだ。

 「ありがとう けど自分がいいなって思った子にモテないと意味ないけどね 笑」 でさらっと返す。

 で色々話していると、どうやら俺のご近所らしい。
それで・・・ 「○○駅周辺でこんど飲もうよ」って流れに。
ああ・・・それは出来ない。。。なんせ俺の家があるホームなので。。。
それと酔っぱらったら面倒くさそうな子だ。。 こらあかんな。。で一応LINE交換して帰宅することに。

結構ラブラブなLINE届くも、さよなら酔っ払いちゃん・・・と心で別れを告げる。

この日も特に大きな収穫が無かった。ただ、このお店、食べ物が美味しそうだし、店員さんの感じも良い。 なにより可愛い子が結構いた。どうやら金、土は行列が出来るほど混むみたいなので、今度はまた平日、早めの時間でカウンターテーブルを狙って来店しよう。 また頑張っていこう。

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今日は過去の思い出を語りたいと思う。
俺は、大学卒業と同時にバンドをやるため就職せずに
上京した。上京当時は、ライブハウスに出ても当然客はいない。

メンバーとどうするか試行錯誤した後、
立川で路上ライブを決行し、そこで無料券を配り集客する戦略に出た。

路上ライブの後は、アンケートを書いてもらい、
そこに当時はLINEが無かったため、メルアドを書いてもらい
1人1人メールしてライブにきてもらった。
この作戦が功を奏し、動員0人から50人くらいまで安定的に
集客できるまで成長した。

俺は地元から、彼女を連れて来ていたが、その彼女は年下で
専門学校に入ると同時に海外旅行など楽しむようになり、
会った当初は、俺が主導権を握っていたが、色々な世界を知るように
なり、やがて離れて行った。

貧乏で、明日もどうなるかわからない生活の中で
1人になった寂しさは想像以上であり、
手当たり次第に女に手を出し始めた。

そんな中、女優を目指しているという女性にあった。
彼女は心が穏やかで、家族に優しく、自愛に満ちていたし
俺がめちゃくちゃでも決して怒ったりしなかった。

料理がうまくて、よく家に作りに来てくれた。

俺は孤独に耐えられなくなり、彼女と付き合うことにした。

好きだったか?否、決してそうではなかった。

とにかく孤独に耐えられなかったから、彼女の温もりに
甘えたかった。

心底クズ野郎である・・・

自分でやりたいことをやりたくて東京に出てきて
人に縋り付いて生きて行こうとする。
それも恋愛というツールを使って。

しばらく一緒に居たが(恐らく二か月くらい)
クズの俺は優しい女優ちゃんに物足りなくなっていった。

刺激がないのだ…

俺はまた他の女と遊びはじめ、女優ちゃんを相手にしなくなっていった。

女優ちゃんは文句を言うでもなく、

「私ではつまらないのですね・・・」

と潔く去って行った。

俺はその後もあらゆる女の元を転々と渡り歩きながら、クズとして、なんとか生きていき、
ついにバンドを引退し、社会人になり、
今の嫁とあった。

女優ちゃんとは、その後音信不通であったが、
電話番号で、LINEが繋がった。

俺は、以前に書いた別れ
http://blog.livedoor.jp/ryopau/archives/170608.html

があった後で、この先どうして行こうか、途方に暮れていた。

これは、俺にとってSEXというものが、
最終ゴールではなく、この歳になってもまだ、
女性に甘えたいという、願望が心の奥底に疼いている証拠だった。

孤独な自分を解って欲しい、、、

まだ、そんなことを欲しているのだ。

全くクズでどうしようもない男だ。

10年ぶりくらいに、女優ちゃんに連絡してみた
ところ、もちろん覚えていると。
そして、まだ、独り身でいるとの事。

俺は、当時のクズだった俺が社会人として
立派に生きていることを知って欲しいと言う気持ちと、今の俺なら、女優ちゃんの良さがようやくわかるはずだから会ってみたいと言う気持ち、それと、もしあわよくば、俺を理解してくれる、クズな時も一緒にいてくれた彼女なら色々話して、孤独が癒えるかもしれない、
彼女と別れたキズが癒えるかもしれないと言う、さらなるクズ理論に支配され、彼女を食事に誘ってみた。

女優ちゃんからは、
「ぜひ!」

と、返答があったが、日程を詰める段階で
連絡が取れなくなってしまった。

女優ちゃんには、俺は結婚して子供もいる事を伝えており、騙眩かすつもりは毛頭無かった。
そんな事、出来るはずもなかった。

そして、一週間が過ぎた頃以下のようなメッセージが届いた。

-----------------------
Ryoさんと久しぶりに連絡を取る事が出来て、ありがたかった。とても癒された自信も貰えた。
そして、Ryoさんがしっかり生きている事を知る事が出来た。

なので、伝えたい。

今ある、ものを大切に過ごして欲しいです。
私に会うことを提案してくれたけど、もし自分が貴方の奥さんだったら、絶対に良い気分じゃない。
そして、大切な子どももいる。すぐに大きくなってしまう。
私と過ごす時間があるなら
少しでも子どもと過ごして欲しいと心から思います。

Ryoさんは絶対にモテるのがわかるけど、女性がほっとかないのも、よくよくわかる。

どうか今ある愛しい者のために、過ごして欲しいと願います。

以前、貴方を心から愛した私からの願いです。
どうか、幸せであれ
---------------------

俺は、何というか、温かい気持ちになり、
ああ、良い女っつーのは、いつまでたっても
良いものなんだなぁ。
と心から思ったのだった。

「分かった!流石女優ちゃんだね。
俺は、そんな君が素敵だと思う。また、いつか!」

と、あっさり返した。

俺はもし、あの時女優ちゃんと付き合い続けていたなら、どうなってたか?
皆んな一度はそんな女性がいるだろう。


、、、俺は、やはり平和な暮らしに満足出来ず、別れる事になっただろう。

こういう生き方を自分で選択して生きてきたのだから、もう、引き返せない。

女優ちゃん。
いつか、素敵な人にあって幸せになってな!

俺は、ジョナサンで、客先訪問のあと仕事をしながら、ビールを飲んでいた。
あと1時間後、戦いが始まる。
心は穏やかだった。戦場にもう一回立てる。
だが、俺は負けを知っている。
勝ちも知っている。リラックスしてジャブを放てば良い。怖いのは、ドタキャンだ。
あり得る。女はドタキャンする。
LINEが入った。俺はドタキャンなら、帰って子供と遊ぶと決めていたので、冷静にLINEを開く。。。



「オンタイムで着きそうです!」


きた!俺はこの文面で勝利が近づいた事を確信した。


洗面所に行き、自分の顔を見る。
大丈夫だ。いける。
ダメならそれでよい。妙に冷静になる。

恵比寿のいつもの店で待機した。
一人先にカウンターに座り、スパークリングワインを飲む。心地よいBGMが流れる。

タバコをすいながら、ああ、麻薬のような瞬間だと思う。淡々な心と静かな昂り。
俺はSEXよりもこういう瞬間を味わっでいたくて、恋愛をしているのだと行き着く。最高にスリリングなゲームだ。

序盤は仕事の話だ。恐らく相当ストレス溜まっているはず。
適当に相槌打って、フンフン聞けば良い。後半は恋愛の話しにシフトさせて行き、いくつかテストをしてみよう。

いつもは、良い感じならホテルへ向かうが今日は慎重にならねばなるまい。社内である分、勝ち、負け、以外に、些細なミスも許されない。
人事ちゃんがきた。ショーンkばりの笑顔で迎える。この瞬間、どんな女子とのデートにおいても2パターンに分かれる。

女子が若干緊張している感じと、そうでもない感じの2パターンだ。
若干緊張している感じの方が勝率が高い。
SEXを意識して俺を意識するが故の緊張感。

今回は、、、

残念。そうでもない感じだ。この時点では、会社の同僚とのいつもの飲み会の中の一回ぐらいとしか、思ってない。
大丈夫だ。ここから崩せばよい。
序盤は人事ちゃんのダメ男上司の愚痴を聞く展開。そして、中盤、俺にテストがきた。
好きな男のタイプは、社長だという。
次は、取締役の誰それさん。このパターン、過去あった。メンヘラ気味の女は敢えて気になる男の前で、他の男の話しをする。
俺は動じない。

「そうなんだ笑 俺は何番?」

ここから、距離を詰める。

「や、ryoさんはかっこいいから。けど、結婚してますよね?」

「うん。けど、気になる子とは飲みに行くし、付き合うよ笑」

「バレないんですか?」

「うん 女性が喜ぶ嘘が上手いから笑 人事ちゃんは複数の男とSEXしてるけど 全部気持ち良い?」

「気持ち良い時とそうじゃない時があります」

「そうなんだ じゃあ俺で試してみない?」

少しの沈黙

「いいですよ、、」

勝利を確信した。

店を出てディープキス、グダが発生しないように、一応カラオケ1時間挟み、そこで、ディープキス、パイもみ、ct
よし、十分発情しただろう。

LHへ。無事に行為が完了。

人事ちゃんは終電が無いので、男の家に行くという。

誰かに抱かれた後の女に寝る場所を提供する男に、
ありがとうと言いながら俺は温かい家庭に帰っていった。

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人事ちゃんは、野球が好きで、ゲーマーだという。
そして、仕事に燃えているプライドが高いタイプだったと言う。
ランチの際に俺は、恋愛工学を駆使する。
ひたすら話しを聞いて、イエスセット、ミラーリング、バックトラックを使いながら、Aフェーズを進んで行く。
恋愛の話しになった。正直ノンアルコールの初回会社ランチでここまでくれば上出来だ。
なんと、本命彼氏と、運用彼氏を複数人回しているという。

まずい、少しイタイ子か、地雷かもしれない、、それか俺の恋愛工学が心を開かせたか、、後者だと願おう。
俺は、「そうなんだ。沢山の男性を幸せにしてるなんだね。素敵な人だね、君は」と、笑っていった。
人事ちゃんは、へ??

と言う感じで、驚いていた。
俺は、勝負できると確信した。

LINE交換しよう、からの、もっと話したいから、飲みに行こうよで、あっさり夜のアポゲット。

さて、人事ちゃんは入社歴短いものの、社長や幹部と仲が良い。美人の特権てやつだ。
俺はこの戦いをミスると首が飛びかねない。
部長になるまで、10年かかった。

だが、獲物がそこにいる以上、男なら行かねばなるまい。
ただ、いつもより足を使って遠巻きから、慎重にジャブを放つ必要がありそうだ。

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しばらく空虚な生活を送っていた。
男とは勝手なもので彼女とどこ行ったとか何話したとか
思い出なんてどうでもよく、とにかくあの燃えるような
夜が二度と来ないという現実だけがひたすら辛かった。

それと俺の事を、ゲスな部分も含め真に理解してくれていたので
その理解者がいなくなってしまった事に孤独を覚えていた。

これからどうしていこう…もう二度と俺の事を理解してくれる
女に会う事はないんじゃないか…

外で女をひっかけても、俺は偽名だし、俺の事を話すことなんて
ほぼ無い。SEXには困らないかもしれないが、虚しい。

要は俺の事をある程度知っていて、既婚、子持ち、性格
その上で付き合える女が必要だったのだ。

俺は弱い人間だから誰かに寄り添ってもらってないと
生きていけない。屑のような男だ。そのくせ、何かしら大きな
目標を立ててそれに向かって突っ走っていかないと生きられない
ややこしい性格だ。
高みを目指す、ネガティブってやつだ。

ただ、一つ決めていることは、どんなに嫉妬して、彼女に戻って
欲しいと思っても、絶対に口に出したり、態度に出したりしないことだ。

それだけが俺のGood genesとしての誇りだ。
男の嫉妬がこの世で最も醜悪だ。

そんな悶々とした日々を過ごしていた時、ある事件が起きた。

人事部に若い綺麗な女子社員が入社した。
スレンダーで美人。二十代後半。
やる気に満ちていた。

俺の部で、人員強化の為に打ち合わせすることになったのだが、出席者は俺と俺の上司の本部長。人事ちゃんの3人。
その打ち合わせの席で、本部長が、
「若い女の人事って使えないんだよなあ」と発言。
可哀想な人事ちゃんは、泣きそうになっていた。

俺はその景色を見て、本部長は、若い女の前で、権力を振りかざし好き放題に言うことで、ある種、性的な衝動を覚えているのではないか?いや、そうに違いない。要するに調子にのりたいだけなのだろう、愚かな非モテだな、、
と感じた。

ミーティングが終わった後、俺はすかさず行動に出た。
チャットで人事ちゃんに対し、さっきはキツかっただろうね。大丈夫?と送る。
俺もこういう事する時点で相当なゲスだが、
好奇心が抑えらない。いつもそうだ。リスクが伴う、刺激と興奮が必要だ。
ただ俺はどんな状況も乗り越えてきた。
その自信がチャレンジへと向かわせる、、、

人事ちゃんから返信。
相当傷つきました。。
でも頑張ります!

俺の返信。
君は頑張っていると思う。
大丈夫。今度ランチでもどう?

人事ちゃんから返信。
行きましょう!

すかさず、ランチセッティング。
新たな戦いが始まろうとしていた。

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