2012年05月12日

郷田棋王か澤田四段か 将棋界でプロレス世代闘争はじまる!?

たぐち突出した存在が出てくれば、自然と我こそがというライバルが現れるもの。
将棋界では若きプロレスマニア・澤田真吾四段が登場。
呼応するかのように郷田棋王が彼に負けぬとプロレス好きをアピールした。
澤田四段にハーリー・レイスが語れるか? 語れまい!
3月の棋王戦で久保利明九段を下し、10年ぶりのタイトル獲得となった郷田真隆棋王。
獲得記念として将棋専門誌「将棋世界」で特集インタビューが行なわれた。中身はなぜかハーリー・レイス。
将棋界異色のインタビューにかなり話題。将棋ペンクラブログさんでも取り上げられています。

 郷田棋王がハーリー・レイスへの思いを語る。
「先生とどちらが詳しいでしょうか?」という、この非常に挑発的な質問が絶妙だ。
それに対する郷田棋王。澤田四段とは手合いが違うよ、と言わんばかりの余裕。
プロレス観戦歴35年というのだから、郷田棋王は6歳(1977年)の時からプロレスを見ていたことになる。
 私も昔はプロレスファンだったので、郷田棋王の口から”ハーリー・レイス”という懐かしい名前が出てきて、読みながらかなり興奮してしまった。とても嬉しかった。
将棋ペンクラブログ: 郷田真隆棋王のプロレス
郷田棋王の日本将棋連盟でのプロフィールはこちら。
棋士紹介:日本将棋連盟

いわゆる羽生世代、現在41歳の郷田棋王。
プロレス・ゴールデンタイム世代ではあるので、年齢だけならプロレス好きでも不思議ではありませんが、
インタビューを拝読すると、現在進行形のプロレスファンであることがうかがえます。
いわく将棋差しはこってりしたグラウンドのプロレスが好き。本文から少し引きます。

 郷田 昔ハーリー・レイスが大嫌いだったんですよ。だって技がほとんどないじゃないですか(笑)。たまーに出す大技がドロップキック、ヘッドバッド、それにブレーンバスター、これくらいかな。あとはヘッドロックとか地味な技ばかりやってる。あれを子供のころに見て「なんてつまらないんだろう」と思ってました。ただ、いまになって「ああ、強かったんだなぁ」って思います。ホントにすごく強い選手を見られたのはよかったですね。(中略)いまのプロレスラーに一番足りないのは、あのコッテリやる感じですね。観客にとってはいまいち面白くない攻防なんだけど、でもね、あれがいいんだ。あれがプロレス。レスリングだからね。
 ――スポーツ観戦の話をされると、イキイキしてますね。
 郷田 語らせたらね、そりゃあもう、うるさいですよ(笑)。(日本将棋連盟刊「将棋世界」6月号)
このあともジャイアント馬場さんの話などプロレストークが止まらない郷田棋王。すばらしい。
ちなみに引きあいにだされ、話題のきっかけともなった澤田四段とは、17歳でプロ入りした現在20歳の澤田真吾四段のこと。
棋士紹介:日本将棋連盟

彼もまた相当な若きプロレスモノであり、棋聖戦の挨拶にて「私は将棋界で一番プロレスに詳しいと思います」
「ひとことということですが、プロレスのことを話しだしたら間違いなく(時間が足りず)語りつくせません」
「今日のところは、澤田はプロレスファンだと、それだけ知っていただければと思います」と
将棋そっちのけでプロレスを熱く語った次代の雄。確かにレイス直撃世代でないし、
まだまだ単独インタビューのかかる棋士ではありませんが、ぜひプロレス世代間バトルトークをしてほしい!
将棋を通して語られるプロレス、はたまたプロレスに見る将棋的要素など、おふたりなら何時間でも語りそうだ。
郷田棋王は紙面でパチスロはやらないがパチスロ番組で
「傾向や対策を練り研究をして出向いていく様」が大好きとのことで、
プロレス観戦もそういうシュミレーション要素あるよなあと、ひっそり頷いた僕でした。

また、雑誌「将棋世界」といえばプロレス界でもこんな選手がつい最近。

長かった…五段昇段から約三年…本当に長かった。将棋世界の六段コース、先月号1000点獲得により、六段昇段規定の20000点に達しました。これからは、田口六段でよろしく!http://pic.twitter.com/uKVli0Na
Twitter / @taguchiryusuke

六段コース卒業証が届いてた。ちなみにわたくしの本名は、隆の字が旧字体の隆になります。 http://pic.twitter.com/tVDWMl1u
Twitter / @taguchiryusuke
みごと将棋世界紙面で連載されているコース問題をクリアし、
アマチュア六段(日本将棋連盟認定のちゃんとしたアマチュア最高段位)となった
新日本プロレス・田口隆祐アマ六段! ペーパー六段と謙遜する田口アマ六段ですが、
6月号時点で累計卒業生がたった2841人と、狭き難関であることに違いはありません。

ああ、「将棋世界」で3者の対談、対局が観たい! そして田口アマ六段のハーリー・レイス論を聞いてみたい!
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この記事へのコメント
田口選手とハッシーこと、橋本崇載八段の将棋対決が見てみたい。
Posted by 通り菅井 at 2012年05月12日 20:51
わ、私ももっとハーリー・レイスさんの事を勉強しなくては(汗)。
しかしJJさんのイラストをツイッターに使用する田口選手はガチ。
Posted by アニマル仲代 at 2012年05月13日 02:27
●通り菅井さんへ
突飛な外見でおなじみ橋本さんですが、実力はかなりのものですからねえ。
何枚落ちくらいで同格かしら。

そんな田口選手は本日仙台国際ハーフマラソン参加、こちらも頑張っていただきたいですね〜。
Posted by 漁師JJ at 2012年05月13日 08:08
●アニマル仲代さんへ
僕も清野アナのほうを最初に連想しちゃうので浅いのであります!
当時は地味に思えても、大人になると味わい深い。師匠サムライ選手もこのタイプでしいたが、
郷田棋王の目に田口選手の活躍はどう映っているんでしょうねぇ。

イラストはホントにありがたい限りです。
Posted by 漁師JJ at 2012年05月13日 08:52
将棋世界2012年1月号付録ではアマ強豪の加部康晴さんが、将棋の技術革新の歴史をプロレスの変遷に例えて解説されています(今は隙あらば関節を極めて一本を奪う将棋ばかりだが、ロープに振ると帰ってくるようなクラシカルな戦法からも得るものはある等)。
また、週刊プロレスの「プレッシャー」欄にて、当時武道館で行われていた将棋の団体戦「職団戦」への意気込みを語ったトップアマもおられます。
両者がクロスオーバーするような話題が増えるのは、いちファンとして嬉しい限りです。
Posted by 将棋&プロレスファン at 2012年05月14日 03:15
●将棋&プロレスファンさんへ
>将棋世界2012年1月号付録ではアマ強豪の加部康晴さんが

そんなことが! こちらの勉強不足、ありがとうございます。
まったく別の競技で話がつながる。これは本当にうれしいですよね。
Posted by 漁師JJ at 2012年05月14日 05:37
レインメーカー?たしかに強いよね
序盤 中盤 終盤 隙が無いと思うよ。
だけど、オレは負けないよ。
Posted by SS at 2012年05月16日 10:41
●SSさんへ
コメントどうもです。田口選手は将棋の駒を降らしましょうか。
Posted by 漁師JJ at 2012年05月16日 23:39