2012年06月24日

今、明かされる 魔界倶楽部のいい話

しばた元新日本プロレス・マッチメイカー、上井文彦駅長の処女出版、「ゼロ年代」刊行を祝い、
東方出版刊「KAMINOGE」にて上井駅長×柴田勝頼選手の対談が実現。
2人が明かす、今だから語れる魔界倶楽部のいい話。
駅長、それ著書で書かなくてどうすんですか〜!!
新日本プロレスから行動を共にするも、その後のBMLはいい思い出があまりなく、上井駅は柴田選手が2戦で離脱。
必然的に話題は接点を持つことになった新日本プロレスのヒールユニット・魔界倶楽部時代の思い出へ。
著書で明かされるように上井さんは軍団創設に関わり、2002年に星野勘太郎さんをマネジャーに据え誕生。
その後、2003年に謎の覆面レスラー「魔界4号」として魔界入りを果たしますが…。

 柴田 僕の魔界倶楽部入りは本当は事故ですよね? 天山(広吉)さんとボクが乱闘してしまって……。
 上井 ああ、あったね!
 ――天山と乱闘? くわしく教えてください。
 柴田 ちょうど僕が目の怪我で試合を休んでいたころだったんですけど、マスクを被って魔界倶楽部のセコンドについていたんですよ。単に人数を多く見せるためだったから、中身はボクじゃなくても誰でもよかったんですけど。でも、そのときそこで乱闘が起きてしまったんですよ。そうなったらボクもそこに加わるじゃないですか? そうしたら、そこでボクのいい蹴りが天山さんに入っちゃったんですよ?
 上井 そう、すごい蹴りだった!
 柴田 当時は欠場してたんですけど、もうキックボクシングの練習はしてましたから。その試し斬りってのもあったと思うんですよ。ところが、それで天山さんがキレちゃって。
 上井 も〜んすごいブチキレ方だった、あれは!
 柴田 だけどボクは正体がバレるとマズいんで、被ってたマスクを取られないようにしなきゃいけないじゃないですか? それで両手でマスク守ってる間に天山さんにボコボコにされたんですよ。 
 ――へえ! 天山さんがブチ切れてる姿が想像できませんね。
 上井 いや、すごいキレっぷりだったよ!(中略)
 柴田 でも、それがきっかけでボクは魔界倶楽部に入ったんですよね。
 ――どういうことですか?
 柴田 星野勘太郎さんが「あれでいいんだ」って言ってくれて。
 上井 思い出した! そうだ! 星野さんが「あれでいいんや、プロレスは」って言ったんよ!
 柴田 ボクは結構凹んでたんですよ。休んでる間なのにあんなことをしてしまって、「これは新日本をクビになるかもしれない」って思ってたんですね。そうしたら星野さんから電話がかかってきて「歯、大丈夫? あれでいいよ」って(笑)。
 上井 あれで星野さんは柴田さんのことを見初めたんですよ。べた褒めしてたもん。
 ――じゃあ、星野総裁に見初められてそのまま魔界倶楽部入りしたと。
 上井 そう。俺は魔界4号と5号で「破悧魔王'Z」をつくりたかったんですよ。だから、ちょうどよかった。
 ――でもこんないい話、あの本には載ってないですよね。
 上井 だって、いま思い出したんだもん!
(東方出版刊「KAMINOGE」Vol.7)
魔界vs本隊で5vs5イリミネーションしてた頃の話かな? 殴られてた魔界セコンドの一人が柴田選手だったとは。
当時1号から3号(トルネードクローズライン使い)までいた魔界倶楽部でしたが、
最終戦では背広姿の魔界マスクが本部席にドシッとすわり「あれが4号だ。ビッシビシいくぞ」と総裁から新たな戦力の投入予告。
あの流れがその場における完全アドリブ。さらにはちょっといい逸話が隠されてたとは知らなんだ。
躊躇なくいってしまう柴田選手もステキだし、トップコンテンダーのプライドとして、興奮冷めやらない天山選手もまたグッド。
そしてその突貫魂を褒め、大抜擢する星野総裁の男気は、さすが元祖突貫小僧といったところですね。

このほかヤスティ自殺未遂騒動。柳澤龍志選手と受け身の話。高まった総裁人気の話まで、
上井本には書いてない魔界倶楽部秘話が「KAMINOGE」にて、読めますよ。
なぜ上井本に書いてないのか。それは単純な書き忘れ。記憶の中から飛んでたらしい。エキチョー!

 上井 こんな感じで、掘り起こせばまだまだいっぱいあるんですよ。なんなら「魔界編」とかね、第2弾、第3弾で書いてもいいですよ。
 ――シリーズ化する気マンマンじゃないですか(笑)。(同上)
UWAI次作を書き下ろす時は、ぜひ柴田選手のツッコミ付きでお願いします!
「ゼロ年代」を呼んで何かが足りないと思ってはいたけれど、
そうかあまりにもポジティブすぎる駅長への、ツッコミの要素だったんだ!
トビラとラストは、6年ぶりの出会いにうなだれる柴田選手と、
相反してノリノリの上井駅長。ああ、プロレスは素晴らしい。

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この記事へのコメント
マイクに拾われるほどの大声で、謎の4号を「柴田!」と呼びながら追いかけ回した天山
サラリーマン試合ばっかりで、普段からリング上でそういう気合いの入った攻防をしていないからそうなってしまう

「試合前には水を飲むように気をつけ始めた」
アホか
普段からもっと練習しろよ
Posted by けつ at 2012年06月24日 07:19
駅長相手だとツッコミ担当の心が折れる恐れが…車掌とか3人くらいが交代でツッコミ入れるならありかな?
Posted by いちふじ at 2012年06月24日 07:56
アンチ新日の2馬鹿が揃い踏み
大好きな豚団体が消滅寸前で悔しそうですね
Posted by みどり at 2012年06月24日 12:48
●けつさんへ
それほど印象の強いシーンでしたか。駅長同様、僕も記憶があやふやかも。

●いちふじさんへ
下島さーん!!(操縦桿を握りながら)
Posted by 漁師JJ at 2012年06月24日 18:11
上井さんの出身校、大阪経済大学は会社社長を多く輩出している事で有名です(ジャパネットたかたの高田明さんも)。
いえね、まあ、上井さんも会社社長をされていましたし、さぞかし大学側も上井さんの事は鼻高々なのでしょう…ねぇ?
Posted by アニマル仲代 at 2012年06月25日 01:20
読みました。勝頼の"船木さんといつもの練習場所に行ったら、なぜか見覚えのある人がUWAI28号の記者発表をやっていて、思わず船木さんと顔を見合わせて"今日は帰ろう"となった"…というエピソードが非常にツボだったです。
Posted by ほにょ at 2012年07月04日 13:04
●アニマル仲代さんへ
ジャパネットさんと同窓だったんですねー。上井設備でもロボの通販やりましょう!

●ほにょさんへ
僕もツボでした。2人の対談もっと読みたいですよねー!
Posted by 漁師JJ at 2012年07月04日 21:18