鈴木軍・真霜拳號選手がテーマの見えない「NEVER」を糾弾。
19日、SHIBUYA-AXで行われる新日本プロレスの新ブランド、
NEVER初代無差別級王座決定トーナメントでの優勝商品として
王座タイトルとともに「NEVER」ブランドの全権掌握を訴求した。
新日本プロレスの若手主体興行として東京・新木場を中心に行われてきた「NEVER」ブランド。
このたび無差別級の王座「初代NEVER無差別級王座」設立に伴い、16選手参加のトーナメントを開催。
16名の中に鈴木軍の新鋭・真霜拳號選手も選ばれ、15日に行われた1回戦でBUSHI選手を撃破。
それでもくすぶるこの大会の開催意義。分からないなら自分が変える!
「俺は若手じゃねえし、メンバーを見る限り若手じゃないのもいる。新日本の下位組織なのか、何なのかよく分からない。俺が優勝したら真霜拳號のNEVERに変えてやる」
NEVERは若手を主体とした興行スタイルで、2010年8月にスタートした。ところが、王座新設に伴い、今大会はベテラン勢も参戦。決して若手ではないデビュー11年の真霜は、NEVERの今後の方向性に疑問符を付けたわけだ。
真霜は「トーナメントはどうでもいい。ベルト取ったら全部俺によこせ。若手にこだわる必要はない。出る団体も無差別化すればいい。トーナメントに16人も出るぐらいなんだから、16団体から呼んだっていいわけだろ!? ギャラは新日本持ちで」と豪語。
出場選手の選抜やマッチメークなど、真霜流プロデュースで開催していくという。(東スポWEB)
確かにメンバー選定の意図不明感はよくつぶやかれています。
若手、選手底上げの大会として開催されてきたものの、開催直前となってトーナメント参加者が、
次々IWGPタイトルに絡んでいったのもその一因でしょう。
幾多の団体をかき分け戦線を生き抜いてきた真霜拳號選手が選定する他団体クライマックス、
これはこれでちょっとどころじゃなく観てみたい。
もし王者権限で潤沢なマネーも使え、出場選手から全権プロデュースできるなら。
トーナメント1回戦を突破したほかの選手でも妄想してみましたよ。
■もしも田口隆祐式NEVERを開催したら
リングと壁面に設置した巨大モニターを使って田口選手もハマるオンライントレーディングカードゲーム
『キング オブ プロレスリング』でプロレスファイトするNEVER。
合言葉はもちろん「カードゲームで、プロレスやろうぜ!」
■もしも旭志織式NEVERを開催したら
九州出身者を集めて、ふるさと九州で九州式NEVER。
九州の団体、みんな集まれ! 伏兵は獣の神様ことハラキリ・ハカタ2号選手。
■もしもカール・アンダーソン式NEVERを開催したら
見えないマシンガンが火を噴くあまり、出場選手もみんな見えない猛者ばかり。
錆びついたロス道場魂でNEVERの場所を撃ち抜こう。
■もしも滝澤大志式NEVERを開催したら
出場選手は全員大型日本人。メインは滝澤大志vs中西学、リベンジ戦。
一歩間違えると「夢、感動」「全米が泣いた」夢のマッスルテーマパーク開園に近づきます。
■もしも田中将斗式NEVERを開催したら
ハードコア祭りだエクストリームだ。反体制のライフスタイルだ。
立身出世の場所となったワンナイトEC“F'N”W、ここに復活! ミ、ミテエッ!
■もしも石井智宏式NEVERを開催したら
マグマ祭りだハイスパートだ。目ん玉飛び出るストロングスタイルだ。
立身マグマの場所となったワンナイトWJここに復活! 上と違う理由でミ、ミテエッ!
■もしもYOSHI-HASHI式NEVERを開催したら
タコスだタコスだタコス祭りだ。打倒・内藤哲也を胸に抱き、
こだわり続けた手打ちのトルティーヤに、野菜や肉をたっぷり包んで召し上がれ。
だんだん書いていて意味がわからなくなってしまいましたが、独特の色が見える大会というのは、それだけで観たくなるもの。
選手プロデュースによるNEVER。もしかやるなら、誰が優勝しても観てみたい!
じゃ、若松さんプロデュースなら(最近こればっかりだ)密かに宇宙パワー軍団化されたケイオス&ラフター7&ノア田上社長&NMC&真壁&井上を、現代の剛竜馬&バーたるマッスルオーケストラと、KENTAによって新たにバカ認定された永田さんのたった3人で迎え撃つっていう展開だな(実はキャプテン・ニュージャパンもいるのだが、放送席やプレスを含めたみんなで無視しているのでカウントされない)。セルリアンブルーのマットで、100円ライターで付けられた火炎クローを消火器で消す名シーンの再現を是非!ただ担いでは後ろに倒れるだけの宇宙パワー技も。
というか、どうも最近若松さんは各団体の有力選手やスタッフを密かに宇宙パワー軍団化させているような気がしてならないのだ(酒トロングパワーなんて、PWC時代に若松さんが売店で売っていた"頭のよくなる飴"とまるっきり同じセンスである)。そうやってマット界の実効支配=総PWC化を進めた上で、ゆくゆくはアメリカから俊二さんを迎える腹積もりなのだと(妄)…。