2014年01月06日

ファイヤーレオン Final Roundにゴングが鳴って…

ゴッドラウザー1月4日といえば、ドラマ「ファイヤーレオン」Final Round「悲しき勝者の宿命」放送日。
2013年4月から、休止部分を含めて約半年間にわたって放送された
プロレス特撮ドラマが大団円を迎えた日でもありました。
公式サイトが更新されていないけど、痛いぜ、怖いぜ、燃えてるぜ! 
■バイオレスラーチェック
ラストボスはゴッドラウザー。厳密にいうとバイオレスラーではないですが、まあそれは横に置いといて。
モチーフは原点回帰、そして新日本プロレスにとっての父親的存在、カール・ゴッチさんだと思われます。
“ラウザー”は前リングネームがカール・クラウザーだったことが由来でしょう。
よく見ればマスクに口ひげあり。黒タイツはもしやすると力道山をイメージしているのかも。
必殺技はファイヤースープレックスを切り返す、ゴッドラウザースープレックス。

中に入るのは主人公・タケルの父、剛藤薫さんなのではありますが、これはもう書いてもいいのかな?
スーツアクターとして中で演じていただいたのはDDTのエンテツこと、遠藤哲哉選手でありました。
遠藤選手は次代のハイフライヤーとして並ならぬ身体能力を持つ選手でありますが、
それがなかなか伝わらない演出なのがもどかしい。現場ではいろいろ試されていたので、
プロレスラーを信じて、もっと思い切ったファイトっぷりも見たかったですねえ。

■全26回を振り返り
脚本的にも、演出的にもいろいろ賛否、ツッコミどころの多かったファイヤーレオン。
そもそも海老名保さんと木谷高明さんの出会いから始まり、鉄は熱いうちにと制作が即決定。
これは嬉しいことである反面、構想はあっても脚本を練る時間やバイオモンスターをストックする時間が無かったり、
大人の都合上、詰め込まなければいけない要素がいろいろあったり、
スタッフは特撮ドラマが初めてだったり、そもそもプロレスラーをはじめとする役者陣のスケジュールが大変だったりと
現場では様々な要因が重なり、パッチワークのような作品となってしまったそうです。

もちろん、見るほうにはそんなこと関係ないんでありますが、
そんなこともあり、おそらくこのスタッフ、この出演陣が一堂にそろうことは奇跡的。
最初は与えられた要素を組み合わせることで精いっぱいで、プロレスへの興味が薄かった現場撮影スタッフも、
原作者である元UWF・海老名さんが超前向きな人であったこと、そして選手たちが期待以上の演技をしてくれたことで、
終わるころにはプロレスへのリスペクトと賛辞で溢れていたと聞きます。

クランクアウトとDDT・両国の日程が近かったこともあり、多くのスタッフ、役者さんが見に訪れたり、、
主演の椎名鯛造さんはイッテンヨンを観戦したくてしかたがなくなり(スケジュール上断念された模様)、
ヒロイン・紗綾さんはボクシングジムに通い、体を鍛えるようになったといいますし
スタッフの中で一番プロレスが好きだからと、2ndシーズンで初監督に大抜擢された田中桂司さん。
漫画家・徳光康之さんに至ってはドラマ版を見たことで、プロレス熱が復活し、漫画版執筆へと、
様々なところで影響を与えたことは、実に喜ばしいことです。

レオン世の中、何がキーポイントになるのかなんてわからない。
ファイヤーレオンも人知れずそんなそんな作品だったんじゃないかなあと思います。
「痛いぜ、怖いぜ、燃えてるぜ!」。
ファイヤーレオン放送第1回目で放たれた主人公の言葉ですが、
世の中なんでも始めは痛いし怖いし、燃えてるぜ! な気持ちで、
それでも進んでいかないといけないことがあるんですよね。

心にいつでもファイヤーレオン。作品としては26本。やりきれなかったこと、やりきれたこと。
様々な思いを糧に、また痛みにぶつかっていきましょう!

←番組上では流れなかったワンシーン。密かなテーマは親子愛、だったのかな?

【公式】
ファイヤーレオン公式サイト
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この記事へのコメント
漁師JJさん、最期まで「ファイヤーレオン」の応援とご紹介ありがとうございました!最後まで受け手の反応じたいが伝わって来ない秋田県民の私でしたが(笑)多くの方々に支えられクランクアップを迎える事が出来ました。プロレスの魅力が小さい子ども達にも届く事を心より願いながら原点に帰り、地域のヒーロープロデュースに力を注いで行きたいと思います。繰り返しになりますが本当にありがとうございました!
Posted by 海老名保 at 2014年01月13日 22:52
● 海老名保さんへ
わざわざありがとうございます! こちらこそ貴重な体験、感謝です!
よりシリアスになった漫画版もありますし、
放送が終わっても、ファイアーレオンスピリッツはそれぞれのヒーローに!
Posted by 漁師JJ at 2014年01月15日 07:12