草原に吹くこえ・感想レビュー

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「E.T.」-未知との温かな遭遇と離別の苦味-

 スピルバーグ監督「E.T.」を知らない人は、まだ少ないでしょう。“エクストラ・テレストリアル”、シンプルに地球外生命体と名付けられた本作は、SF映画における不朽の名作の1つです。

どなたも小さい頃に、一度は見たことがあるのではないでしょうか。私もそうでした。ただ今回、改めて視聴して、その映像美やドラマ性に気づけたきがします。

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 トウモロコシ畑になにかいる。宇宙人を見かけたエリオットだが、家族も友人も信じてくれない。しかし彼は、空腹の宇宙人をハーシーのチョコレートによって誘い出し、部屋のクローゼットへと導いた。

言葉は通じなかったが、知的で、なにより友好的だった宇宙人と、交流を深めていくエリオット。2人の絆は永遠に続くかのように思えたが、アルファベットを学んだ“E.T.”はこう呟くのだった。

“E.T. phone home...”

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 吹き替えですと、「E.T. うち でんわする」と訳される有名な台詞ですね。筋書きは非常に素直なもので、地球に取り残された宇宙人を、母星に帰らせてあげるという流れです。

E.T.を追う政府機関の影などもあり、終盤は緊迫する展開もありますが、基本的には温かな作風です。感動的なシーンも多数あり、わかりやすく楽しめる娯楽作ですね。


 一方で、少年が直面する離別。そしてその受容と、みずみずしいテーマも有するのが本作です。心に残る映像美とあわせて、けっして安易な作品ではありません

また宇宙人との遭遇が攻撃的なものとなりがちなSF映画において、「E.T.」が描く融和は、より鮮やかな印象を残すように思います。本作が名作であると言われる由縁は、以上のようなところにある気がします。



 さてそれでは個別のレビューに入っていきましょう。まず内容ですが、上述の通り、子ども向け作品の明快さを持ちながら、豊かな人間性の描写があることが魅力です。

リアルタイムで経験したわけではありませんが、「E.T.」には人を惹きつける新奇性があったように思われます。エイリアン然としたフォルムながら、なぜか愛らしい立ち振る舞い

そんな宇宙人が裏庭に突如として現れ、今までにない経験をさせてくれる。友人になってくれる夢のあるお話だと思います


 大人目線な内容で言い直していくと、E.T.が(おそらく)外宇宙調査員だというのがいいんですよね。狡猾な侵略者でもなければ、交渉困難な暴力の塊でもない

知的で、友好的で、幼いエリオットに対しては、兄のような存在になってくれる。しかし言葉がスムーズに通じるわけでもなく、あくまで地球外の存在。このバランスですよね。

スピルバーグ監督は本作を、子どもに向けたものとして撮ったということですが、まさにそれを満たす作品だと思われます。未知なるものへの憧れ、これを自然と抱かせるような作品こそ、ジュブナイルでしょう。


 その一方で、本作には離別というビターなテーマも組み込まれており、作品としての魅力を深めています。SFとして優れているだけでなく、ヒューマンドラマとしても光っているのです。

本作の舞台構造として、両親の離婚という状況があります。これは主題というほど前面では描かれず、あくまで背景なのですが、そこにこそ物語の重心はあります。


 父の不在により、穏やかさのうちにも不安定さが残る家庭。その中で幼いエリオットは、寄る辺のなさを感じています。そこに現れたE.T.は、友として兄として、エリオットを受け入れてくれました。

そんな存在が去っていってしまう。それはエリオットとって、酷く残酷なことでしょう。けれど、離別を受け入れることにより、少年が大人への階段を一歩のぼる美しい物語だと思います


 また科学者たちの代表を務めるキースの存在も、本作に絶妙な苦味を加えています。序盤から顔さえ映されず、E.T.を追い詰めていく不気味な役どころなのですが、終盤でその立ち位置は一変します。

「私も10歳の時からE.T.を待っていた」

防護服を脱いだ彼の姿は、大人となることの難しさや、保ちがたい無垢さを表現しているように思われました。



 以上のように、確かに子供向けでありながら、“子供だまし”ではないというのが「E.T.」の魅力です。物語として前向きで、強く憧れを喚起させるものながら、生きる上での哀しみも描きこまれている

だからこそ大人から子供まで、全ての人が楽しめる作品なのでしょう。傑作に理由ありというやつで、映像的に古くなっても、けっして色あせない作品なのだと思います。



 それでは、その映像に関して話してまいりましょう。まず一言で述べるなら、当時として目を見張り、しかし時代を超えがたいところもあるでしょうか。

E.T.の造形と動作には、驚いた記憶があります。まるで現実の存在かのように動き、感情豊かに動き回る。スーツ・アクター、ロボット、特殊メイクを駆使して作り上げられたE.T.の所作は、映画ってすごいと子どもながらに感心した覚えがあります。


 しかし時代がCGに移行したように、やはり現代から見れば古い技術・映像なのも事実です。粗を隠すための全体的な暗い色調も、いま見るとぎこちなさを感じるやもしれません。

そのため、やはり実際に観るならば、20周年リマスター版ということにはなるでしょう。後にCGを用いて再編集されたものですが、より躍動感のあるE.T.が見られます


 一方で不朽と思われるのが、カメラワークと映像の構図です。スピルバーグ監督の真骨頂というやつで、印象深いシーンが数多くあります。

中でも月明かりのなか自転車で空を飛ぶシーンなど、過言ではなく全映画を代表するシーンの1つでしょう。極めて幻想的で、美しいシーンです。


 “子供の目線の高さ”にこだわったカメラ視点や、E.T.とエリオットが指と指を触れ合わす構図など、他にも見所はたくさんあります。

たしかに映像技術としては古くなった部分もあるのでしょうが、、「E.T.」の映像的美しさは、変わらないものだと言えるでしょう。



 音楽についても同様です。映像ほど技術の壁があるわけではないですが、まさに不朽の名曲。とにかくメイン・テーマに関しては、誰もが認めるものでしょう。映像との連動も最高に盛り上がります

ハリウッド最大の作曲家と言ってもいい、ジョン・ウィリアムズがもっとも勢いのあった時期に作曲したのですから、当然でしょうか(ジョーズからSW、インディに至るころですね)。その他の音響効果も映画をよくもりたてるもので、最終的に作曲関連の賞を総なめしています。



 演技についても良いですね。子役中心の映画ということになりますが、よく演じられています。特に「E.T.」という、当時としてはかなり前衛的だったろう映画において、安定感があります。

細かい話題を述べるとすれば、幼い頃のドリュー・バリモアが妹役で出演しているのが、ちょっとビックリでしょうか。ここで名が売れてしまったせいで、あとあと大変だったそうですが。



 「E.T.」のレビューとしては以上となります。名作には理由があるというやつで、わかりやすく面白く、しかして味わい深くもある。本当にいい映画だと思います。

個人的には同監督作の「未知との遭遇」よりも、もう一歩前向きに、未来志向になっている感じがしびれますね。なんというか、とても希望が持てる作風です。(ここから先の監督作は、やや暗い色調を帯びていくのですが……)


 なんにせよ「E.T.」は、いつだってどんな人とだって観られる作品です。迷ったときは、ぜひ手にとって見てくださいね。特に自転車で空だって飛べるかもという幻想は、一度は体感してみるべきだと思います。。


「ポポロクロイス物語Ⅱ」-美麗なドット絵が描く、ドラマチックな世界-

 「ポポロクロイス物語Ⅱ」のレビューをしていきたいと思います。前作「ポポロクロイス物語」と同じく、こだわり抜かれた温かなドット絵と、優しくもほろ苦い物語が心に響く、正統派ファンタジーとなっています。

一方で、本作ではより人間模様の描写に力が入れられ、高いドラマ性が評価を集めました。“2人の恋に、涙がポポロ”とのキャッチコピーも懐かしいですね。心に残るハートフルな物語を、ぜひ体験してほしいです。

(なお正確には「ポポローグ」が前作ですが、本レビューでは直接的前編の「ポポロクロイス物語」を前作と表記します)

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 15歳をむかえ、たくましい青年へと成長したピエトロ王子。そんな彼のもとに、港町:パーセラに竜が現れたという知らせが届く。

竜は大地の守護者であることもあれば、破壊の化身であることもある。事態の確認のため、ピエトロは馬を走らせるのだが……

『それは、ポポロクロイスを、全世界をも暗雲に包み込む、大いなる災いについての予言だ』
『お主にとって本当の王の宝とはなにか?』

3年前、夢の中に現れた預言者の言葉が蘇る。そして事実、パーセラの竜騒動を皮切りに、ピエトロは再び世界を揺るがす事変に巻き込まれていくのだった。

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 こんなところです。前作と比べ、登場人物たちの年齢層も上がっているということで、ストーリーの流れもよりハッキリしたものとなっています

ただ大筋は同じで、闇の復活を企む存在と対峙し、仲間たちとの出会いを経て、ついに巨悪を打ち倒すという流れです。ファンタジーRPGとして実に王道な、光と闇、剣と魔法、そして竜と妖精をテーマとする物語でもありますね。


 とにかくオーソドックスであるけれど、どこか懐かしく、それがよいと思えるのがポポロです。少年向け冒険小説を、そのままゲーム化したような雰囲気ですね。

一方でスチームパンク的世界観も混じっていたり、やや変人じみた登場人物も多かったりと、アクセントも効いています。ベタなようで独創的な部分もあって、世界観を味わう楽しみは大きいと思います。


 また前作との比較で言えば、少しだけ大人向けな物語となっていることも特徴です。初代ポポロはまさしく童話で、冒険的な雰囲気に重点が置かれていたのですが、今作はやや異なります。

どちらかといえばよりテーマに、より作品としてのメッセージに力が入れられています。そしてそのテーマとは、「愛」や「仲間」、「誰かを大切に思うこと」という、非常に王道なもの。

けれど説教臭いわけではなく、すっと入ってくるのは本作の純粋さゆえでしょうか。素直な物語を楽しみたい方には、ぜひともオススメできると思います。



 さて内容面に関するレビューですが、どうしても前作と重なるところが多く、感想としては二番煎じになってしまいます。そのため、重複する部分は簡潔にまとめ、それ以外の要素を強調していければと思います。


 変わらない部分として最も大きいのは、世界の作り込みの丁寧さでしょう。無個性な村人なんて存在しない、全てのキャラクター・町並みが吟味された、奥深い世界が存在しています。

物語の編み方も丁寧で、小さな物語が大きな物語につながっていく高揚感は、ポポロの大きな魅力の1つです。台詞などもよく吟味されていて、展開を盛り上げます。

豊富なサブイベントや、なにかを調べると反応する箇所が多数あるなど、世界を歩くことが楽しいというのも変わらない点ですね。とにかく冒険の描写が豊か。ポポロシリーズに通底する魅力だと思います。


 これらの要素に関し、本作でさらに魅力が増した部分といえば、シナリオパートのフルボイス化でしょう。やはり声がつくというのは良いもので、感情的な表現に彩りを添えます

特に本作は、ピエトロとナルシアの淡い恋に焦点が置かれているため、フルボイス化の恩恵は大きかったと思います。他にも仲間の頼もしさだとか、敵の邪悪さなども際立つようで、内容面の充実化に貢献しています。


 また細かな点ながら印象深いのは、背景にあわせて効果音が流れることです。例えばカマドのそばでは火の弾ける音がし、水車小屋の中には石臼の音が響きと、個別の背景音が設定されています。

これはなかなか凄まじい凝りようで、世界の中にいる感覚を味わって欲しいという、開発スタッフの意気込みを感じます。ファンタジックな世界を実際に旅しているように楽しめる。それが「ポポロクロイス物語Ⅱ」の大きな魅力です。



 ただ1番の進化した魅力と言えば、やはりキャラクターたちが織りなす人間模様でしょうね。初代もその点は十分魅力的でしたが、単純に台詞数が倍増され、よりドラマチックなものとなっています。

「恋」が主題の1つということもあり、甘やかな描写が増えたことも特徴です。イタズラに甘過ぎるわけではなく、いじらしく好感を持てるというあんばいなのも良い。

“互いの違いを乗り越え、慈しみあっていく”。融和的な恋がポポロのテーマですから、あんまりベタつかないんですね。


 恋や愛の複雑さ描くものではないですが、これはこれで良いと思えるのです。幼い頃、絵本が教えてくれた純粋な物語に、もう一度出会うことができるような。

それも大人も楽しめる世界観の作り込みを伴ってです。内容面の魅力は、そこが大きいと思います。


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 では続きまして、それ以外の点についても確認していきましょう。まずシステム面ですが、オーソドックスで手堅く、しかしよく練られているということは変わりません。

初代から引き続いての、町・フィールド・ダンジョンの同一スケール描写と、移動から戦闘へのシームレスな移行もやはり良いですね。その世界の中にいるという感覚が、強く保持されるように思います。


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 改良点もありまして、戦闘時のエフェクト描写が格段に向上しています。また魔法・特技にスキルレベルが設定されており、上昇とともに演出が変わるというのも面白かったです。

全8キャラクター、全ての技を見るのは至難の業ですが、コレクター心が疼きますね。それとこの魔法・特技がかなり強力なため、戦闘で詰まるというのはあまりないかと思われます。


 ただその一方で、やや問題点も目立ちます。上述の通り魔法・特技が強力なため、ボス戦含めて戦略なんてものはなく、最上位技でのゴリ押しとなりがちです。

その割にはエンカウント率がやや高いボスのHPがかなり多いということで、特に後半の戦闘パートは苦痛でした。だというのに逃げた場合、所持金の一律10%を没収というのも厳しい……

かと思いきや極端な難所があったりと、世界観の練度と比べると、ややバランスを欠く部分がシステムには目立ちます。他が良い分ちょっと残念なんですよねぇ。



 別の要素にまいりましょう。客観的に評するならば、おそらくもっとも称賛するべきであろうのが映像面です。

本作の発売は2000年で、すでに3DCG作品が主流となっている中、あえてのドット絵作品でした。(例えば同年に発売されたRPGゲームとしては、FFⅨやドラクエⅦなど)

しかしこれが本当に美しいドット絵でして、優しく温かく緻密という、この要素だけで忘れがたい作品となるレベルのものです。また世界観ともマッチしていて、とにかく味わい深い。


 キャラクターのグラフィックも良いんですね。あまり見ることのないスタイルで、ちょっと癖はあるんですが、慣れてくるととにかく可愛い。人形劇を見ているかのような感覚で、胸が温かくなるタッチです。

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挿入されるアニメーション・ムービーにも力が入っています。作画数としても凄まじいものとなっているはずで、映像面の魅力に関しては、言うことなしという感じだと思われます。



 音楽についても安定しています。心に残るテーマ曲に、豊かなBGMの数々。アレンジの方向性も様々で、その土地ごとの雰囲気が楽しめます。

そして特に素晴らしいのが、挿入歌「小さな花」ですね。小さな、けれど純粋な恋心を歌うこの曲は、歌い手と想定されているヒロイン:ナルシアの魅力と重なって、確かな印象を心に残すと思います。


 ただ全般的に前作と異なる点として、ファンタジーな世界観を重視したのか、曲調は穏やかなもので統一されています。前作のソリッドな曲調を期待する場合、少し物足りない気持ちにもなるやもしれません。

あまり主張もしてこない感じなので、名曲!……という印象は薄れたかもしれませんね。個人的にはどうしても、尖った曲のほうが記憶に残りますので;



 最後にキャラクターですが、これを抜きにしてポポロⅡは語れないでしょう。内容面のところでも述べさせていただきましたが、印象深いキャラクターたちがそろっています。

特に目立つのは、主人公であるピエトロ王子のたくましさでしょうか。初代ポポロにおいては、古典的なRPGのように、そこまで主人公が喋る機会は多くありませんでした。一方の今作では、会話パートの拡充もあり、ピエトロにも多くの台詞が割り当てられています。

その中で改めて彼の勇気、優しさなどが表に出てきた気がします(あと隠しきれないポンコツっぷりも)。主人公が魅力的というのは、RPGにとって大きな要素です。


 そしてそれ以上に記憶に残るのは、ヒロインである森の魔女・ナルシアのいじらしい可愛さです。一途に、献身的に、他に言葉が見つからないのですが、まさに野に咲く一輪の花のように、ピエトロを想い続けるその姿……。

けれど譲れないところは譲らない。そんな芯の強さも併せ持った彼女の恋心に、まさしく涙がポポロだと思われます。最終盤の展開なんか、忘れがたい演出でした。ナルが可愛い。ポポロⅡの魅力を共有する上で、これは外せません。


 それ以外の登場人物についても、好感を抱かせるスッキリとしたキャラが揃っています。続投の白騎士ですが、やはり頼れる兄役ですよね。今作ではピエトロを叱咤するシーンなどもあり、存在感がありました。

それと個人的には、弓使いのレオナ。クールなようでいて直情的なところもあり、魅力的なキャラでした。特に恋愛感情に関しては、とたんに不器用になる姿が可愛らしかったです。

おてんば王女のジルバ。謎の仮面武士・鬼面童子。幼いドラゴンのガボ。ガミガミ魔王は相変わらずでしたが、ちょっとコメディ・リリーフに回りすぎでしたかね; とはいえどのキャラも愛着をもたせます。


 声優の演技も全般的に素晴らしかったですね。ドラマチック・アニメチックRPGなんて評もありますが、それを支えたのは声優陣の確かな演技にあるようにも思われます。

実際にお名前をならべると、めちゃくちゃ豪華だったりするんですよね。折笠愛、江原正士、大塚明夫にかないみか、それに若本規夫。主要登場人物の配役がこれなんです。よくないわけがないです。



 「ポポロクロイス物語Ⅱ」のレビューとしては、以上といったところです。もう20年近く前のゲームではありますが、ドット絵の作風が逆に新鮮にも感じられ、古臭くはなっていないと思います。

ドラマチックで心温まるストーリーに、好感を抱かせる登場人物たち。戦闘システムには少し難もありますが、ぜひプレイして欲しい名作です。


 今からプレイするとすれば、PSアーカイブスでのプレイがおすすめです。PSP移植版もあるのですが、カットが多いようで評判はいまいちですね。ぜひ原作を手にとってみてください。

ただやはり、「ポポロクロイス物語」のプレイは必要かと思うので、併せてのオススメをするしかないでしょうか。いちおう本作単独でも話は読めますが、一番肝心なピエトロとナルシアの関係性に関しては、前作ありきなきがしますので。





オマケ

 本作ですがCMがけっこう面白かったんですね。老夫婦が本作をプレイしていて、涙ぐむ夫に対し、妻が泣いてもいいんですよと言うだけのCMなんですが、妙に新しさがあった



 というのも、ドラクエが発売されてなお14年という当時ですから、RPGゲームを高齢者がやっているという姿が当たり前ではなかった

ただなんというか、老人になっても、夫婦となっても、こんなふうにゲームができたらなぁ……と、ゲーマーに憧れを抱かせるような感じがあったんですよ。


 あの頃の憧れのいくつかでも、叶えられればいいのですが(笑) しかし考えてみると、CMで最終盤の展開を流してしまうというのも、なかなか思い切ったCMであったように思います。懐かしいですね。

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