November 2007

November 29, 2007

ブレーキ役

29日付の読売新聞朝刊の「編集手帳欄」の記事。
『女偏に鼻、「嬶」は「かかあ」と読む。
和製の文字・国字である。亭主の浮気を嗅ぎ付ける鼻を取り入れるとは、「昔の人も味なことをする」と国文学者の池田弥三郎さんが
随筆に書いている。
妻の存在とは、法を逸脱する行為のブレーキ役である。
ブレーキ役にアクセルを踏ませては暴走するばかりだ。』 と。

味なことは、身近にもある。
「魚」偏に「弱」は、「鰯」(イワシ)
「魚」偏に「京」(数字の単位、兆の万倍。大きさ・強さを示す)は、 「鯨」(クジラ)

「女」偏に「弱」は「嫋(じょう)」。たおやかな女性を示す。
「女」偏に「強」は何と読む?  「ともこ」と読む。
そのココロは、「我が山の神」の名前
オオ恐ワ  ブレーキが強すぎる。


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ryosuke_hara at 18:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜 

November 25, 2007

構想力と計画力

26日より兵庫県議会定例会が開催される。
「決算議会」というのが通例の位置づけだが、兵庫県が直面している最大の政治課題、
大幅な税収減・行財政構造改革に如何に対応するか、が問われる議会である。そのことの議論が、最大の課題であろう。

欧米の歴史的生活背景にある狩猟・採集文化では、目標が明確でなければ、獲物は獲得出来ない。また、目標に向かって最善のルートで近づくことが求められるので、目標に到達する為の手段や方法の論理が欠かせない。
その為、欧米人の思考方法は、どんな場合でも目的が明確である。

これに対して、日本人は農耕文化の影響を強く受け、「単位面積あたりに投入する労力と収穫は、ほぼ正比例する」ので、目的や目標を、それ程強く意識する必要がなかった。
故に「とりあえず、出来ることから始めよう」ということになり易い。

目的がはっきりしなければ、優れた計画は作れない。
例えば、「どんな目的で、どこへ行くか」が明確でなければ、「どんな交通手段で、どんな服装で」行くのが良いかは、決められないように

いずれにしても、十年先を見据えた「構想力と計画力」が問われている。



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ryosuke_hara at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜 

November 22, 2007

老舗の不祥事と「三人の女神」

「赤福」や「船場吉兆」など老舗の不祥事が続いている。
まるでギリシャ悲劇の「三人の女神」を見るようである。
ギリシャ悲劇の「女神」とは次の三人である。
一人は、人間に冨と名誉・成功・繁栄をもたらす幸運の「女神(テュケTyche)」
一人は、成功して傲慢となった人間に、ありとあらゆる快楽・贅沢・悪徳を教え込む「女神(アテAte)」
一人は、そして、浮かれ踊れる人間を罰する復讐の「女神(ネメシスNemesis)」である。

400年以上続いている老舗企業の家訓・社訓は、次の様である。
「私欲を起こせば、家は滅びる」
「不義にして、富まず」
「良品声なくして、人を呼ぶ」である。

ブランドの名誉・成功・繁栄に慢心し、これらの家訓・社訓を無視した「老舗」が今、「復讐の女神」に責められているのだ。

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November 18, 2007

「男子の本懐 〜其の弐〜」

「軍師・佐々淳行」の中に『屠龍の技』が取り上げられている。
昔、中国のある村で山奥に悪龍が住みついて、村人に害を為した。
一人の青年が、「誰かがこの龍を退治しなければならない」と考え、自分がその龍を屠る技を身につけるべく、鍛錬と修行を重ね、ようやく「屠龍の技」を身につけ、悪龍の襲来に備えた。しかし、悪龍は二度とその村に姿を現さなかった。
村人の一部には、そのことを無駄な努力と評する者もいた。
ところが、悪龍はこういう「屠龍の技」を備えた人材がいる村を避けて、姿を現さなかったのが真実である。

軍師・佐々淳行こそ、「この屠龍の技」の修得者であり、その先達である。

日本は核兵器を『作らず、持たず、持ち込ませず』という三原則がある。
しかし実態は『議論せず』という非核・四原則である。

核の平和利用の模範生である我が国が安全保障、エネルギーなど、どの分野でどの程度、その科学技術を適用すべきか、方法論として冷静に国民的規模で、考えるべきである。

「屠龍の技を如何にすべきか」は、常に議論すべきである。


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ryosuke_hara at 17:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜 

November 16, 2007

「男子の本懐 〜其の壱〜」

佐々淳行著「軍師・佐々淳行」を読了。
これを読了したのは、事務次官の証人喚問の日であった。
国家公務員の生き様の違いを、痛感させられた。
著者の国家公務員在職中の仕事ぶり、退官後の生き様こそ、「公務員=護民官」にふさわしいものである。「政治家・公務員」は、冷暖房の完備した室内から、外で働く人々を「暑かろうな・寒かろうな」と同情する発想だけではいけない。

佐々さんは、在職中は危機管理の責任者として、余人をもって変え難い仕事・人の避ける仕事をし、幾多の困難を乗り越えたが、正当に評価されること・報われることは、少なかった。
退官後も、いわゆる「天下り」はせず、危機管理の「軍師」として世に警鐘を鳴らし続けている。

「熱血漢」として、「血湧き肉踊る」・「人生意気に感ずる」生き方である。

今にして、ようやく「軍師」として正当に評価されている。
最近、「男子の本懐」とか、「女子の本懐」とか安易に自称する人が多い。
まさに、この著者の生き様こそ、「男子の本懐」と言えるに値するものであろう。

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November 14, 2007

ロッキード・シーメンス事件の再来か?

坂上 遼 著「ロッキード秘録」を読了。
昨年は、ロッキード事件捜査終了30年であった。
当時の政財界を震撼させた特捜検事が、同窓会を開いた。そのことを契機に、時系列を追って、吉永検事を中心に田中角栄逮捕に至るまでの事情を、47人の特捜検事がいかに対応したかを振り返ったものである。

「ロッキード事件」は、民間航空機の民間会社への売り込みに関する収賄事件であった。当時から、むしろ本筋は、軍用機の防衛庁への売り込みと言われていたが、それは不発に終わった。

あれから30年
防衛庁から、防衛省に昇格した役所の事務次官が、今矢面に立たされている。防衛省がらみの軍用物資・装備品の調達に関する事件になるのか?

周辺商社の関係者が逮捕されている。
明日の証人喚問で何が飛び出すのか?


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ryosuke_hara at 17:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜 

November 11, 2007

世界最古の会社はどこにあって、いつできたのか?

野村 進著「千年、働いてきました」を読了。
表題の問いかけから始まる本である。

それは、日本にあり、西暦578年、なんと飛鳥時代から続いている「金剛組」である。
宮大工の組合で、西暦593年に難波に四天王寺を完成させたのが、仕事始めである。
それが現在まで存在し続けており、約1500年続いている。

このように老舗は本来、商人のものだ。中国、東南アジアに老舗企業があまり残っていないのは、度重なる戦乱や植民地化の影響のほかに、基本的に国家や政府を信用せず、極論すれば、頼りになるのは家族とカネしかないとする価値観であり、したがって世界的な大企業は、極めて育ちにくかった。

日本の老舗企業にも、一族経営が多いが、血族にこだわらない融通性をもっている。例え長男でも、娘婿が経営者として優秀であれば後継に選んだり、養子や他人に家業を任せることも珍しくない。

「息子は選べないが、婿は選ぶことが出来るし、取替えも出来る。これが老舗を存続させる秘訣である」と。

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November 09, 2007

綸言汗の如し

野党代表が辞任撤回記者会見をした。
「言い訳」「コトバ足らず」「誤解を招いた」というお詫び会見で
あった。
本来目指したものと異なるコトをやらされるような感じで、手足を縛られた姿に見えた。
野党は、「何でも反対」の「先祖返り」をしたようだ。
党代表として「実現したい政策」を党執行部に否定され、「けじめ」として辞任を発表した。
一日経過して代表に復帰するが「党執行部の政策を守る」という。
何の為に党代表に復帰するのか?

国会は「衆・参ねじれ現象」で何も決まらない混迷状態が続いている。

今、大切な事は与党・野党の面子論ではなく、国民の生活に直結
する問題を早急に解決する事である。
すなわち個別課題について政策協議を急ぐべきであろう。

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ryosuke_hara at 13:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜 

November 07, 2007

行財政構造改革

厳しい財政状況の下、兵庫県では「行財政構造改革企画部会案」が
提示された。
それを受けて議会の議論が始まっている。
厳しい対応を県民に求めるのであるから
まず、
 幟より始めよ」の如く、県当局・議会は、自ら厳しく対応し
なければならない。
◆崋益と負担・給付」のバランスを見直すこと
すなわち発想の転換が必要である。
「一律○パーセントカット」という考えは、従来の発想法を何も
変えないということである。

従来の考え方は、近代という時代は「無限」に豊かになり、「無限」
に知識を獲得する、「無限」に改善されていくという「富と知と正義」
の三つの「無限」を人間に対して約束する発想法である。

その発想法の大幅な転換が、今求められている。

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ryosuke_hara at 12:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜 

November 04, 2007

ニュースの見方

先日の内外情勢調査会の10月懇談会の講師は、末延吉正氏であった。
テレビ朝日の「サンデープロジェクト」のプロデューサー経歴の
政治評論家である。
その講演要旨
汽瓮妊アリテラシーの大切さ
 近代社会には、4つの権力がある。\治的権力(政界)経済的権力(財界)L鮨妖権力(官界)ぅ泪好灰澆任△襦
そのうち、,蓮崟治とカネ」の問題で、△蓮屮丱屮詈壊」で
権威を失墜した。
とい蓮峙者クラブ制度」を媒介として、旧態依然として権力を
保持している。まさに、旧大蔵省の官僚統制国家であり、「集権」と
「分配」機能を独占している。例えば、行革で「一律カット」などは、「何も変えない」事の象徴である。

それ故に「ニュースの見方」としてメディアが伝える情報を比較
検討し、真相を読み解く必要がある。

驚論学的に世界を見ること
 我々は、世界地図を見るときに、日本が中心にある地図を思い浮かべる。世界的には、ヨーロッパ・アジア大陸が中心であり、日本は「極東」と言われるように、世界地図の東の端にたたずむ小国である、という事実を「地球儀規模」で考えるべきだ、と。

「何でも見てやろう、実態を正確に伝えよう」という新聞記者魂の
持ち主であった。

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ryosuke_hara at 09:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑感記〜日々私が思うこと〜