September 2009

September 29, 2009

自民党 新総裁選出

「でない」から「する」へ
各種世論調査は先の衆院選での民主党大勝が、「自民党でない」ことへの強い支持の結果だったと分析している。
そもそも、民主党マニフェスト自体、「官僚依存でない」「米国追従でない」など「〜でない」に力が入り過ぎて、「こんな日本にする」という目標が見えにくい。との批判もある。

ならば自民党の新総裁は、どんな日本を創るのか。「でない」から「する」という肯定形の国家像を打ち出し、民主党に対抗すべきであろう。

バナー

クリックよろしくおねがいします。


ryosuke_hara at 15:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 24, 2009

マニフェスト

「八ツ場ダム中止!」の前提を崩さぬ担当大臣と地元住民との対話は成立しなかった。
大臣側は「中止を明記したマニフェストで戦った我が党は選挙に勝った。故にその方針は崩せぬ」と言う。

この「八ツ場ダム建設」の結論は「工事中止」か「工事継続」しかない。
「対話・話し合い」は相手の言い分を聞くことから始まる。
「中止」が前提であれば、それは成立しないのは当然である。

選挙時の政党のマニフェストは多数項目に亘る。有権者はそれら全ての項目に「賛成」したからその党を支持したのではない。国民全体が全てその党を支持したのでもない。ましてやその特定地域の住民は支持していない。
ならばマニフェストの具体的項目については「再検討・見直し」は当然のことであろう。
「マニフェスト至上主義」。それは、古い昔の左翼の「教条主義」ではないのか。

バナー

クリックよろしくおねがいします。


ryosuke_hara at 16:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 20, 2009

民族の異質性と同質性

hantouhutatabi蓮池 薫著「半島へ、ふたたび」を読了。
拉致被害者として数奇な運命をたどり、24年間自由と自分の夢を実現する機会を奪われた著者が救出され帰国した後、自立のため「翻訳家」になるべく挑戦した。
この書は念願の叶った翻訳本の原作地、韓国の訪問記であるが、その地続きの北朝鮮での体験によって研ぎ澄まされた観察眼が、南と北に分かれた民族の異質性と同質性を浮き彫りにしている。

夜景。キムチ作り。薪集め。ギターを爪弾き歌った「イムジン河」等々の思い出。今「自由の身」となって触れる全てのものが、北での不自由さの思い出に繋がっていく。そして、北も南の同じ歴史と伝統を受け継いだ同朋であること改めて思い知らされる。
その二つの国に共通して存在するものとしての「戦争記念館」。そこには戦争誘発の根拠として同一の写真がある。もちろん朝鮮戦争を始めたのは相手側であるという解釈付きである。
米ソの対立。その狭間で数百万人の南北同朋が死に、千万の人々の心に深い傷を刻み続けている。朝鮮半島両国民の「恨(はん)」は、消えないどころか厳然として存在している。
それは同時に併合された歴史としての「反日感情」にも繋がっている。

バナー

クリックよろしくおねがいします。


ryosuke_hara at 17:40|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 17, 2009

新政権誕生

「いよいよ」か「とうとう」か、「政権交代」が実現した。
昨夜の鳩山新総理の会見は「民主党の勝利と言うよりも国民の勝利」と言う本人の高揚感が、素直に伝わるものであり「歴史の大きな転換点。身震いするような感激。」とは「さもありなん」と思わせるものであった。
思えば、今日の民主党の中心を担う人たちは、「政権交代が可能な政党」を目指して、約15年前に自民党を離党した人たちである。以来、客観的には小選挙区制・政党助成金など「政権交代可能な条件」が整備されたとはいえ、その間の期日の長さ・離合集散の苦労を想う時。その願いが叶った今日、素直に「おめでとう」と言はなければならない。「苦節十年」・「雌伏十年」というが、それ以上の年月が流れたのだから。

総理指名選挙で自民党は「誰の名を書くか」で不毛の議論をした。
第一党である民主党の鳩山候補に投票する選択はなかったのか?
「グット・ルーザー(良き敗者)」とはスポーツの世界だけではない、政治の世界においても爽やかさは必要である。
「第一党党首が政権を担当するというルール」を確立する為にも。何よりも自民党が将来第一党の地位を取り戻す時の為にも。

バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 15, 2009

ノーブレス・オブリージュ

今日、我々は「100年に一度の経済危機」の対応に追われている。
建国以来「2000年に一度の敗戦」に際して「人間としてのプリンシブル」で対応した白洲次郎を再認識させた、北 康利が学士会・会報9月号に「今なぜ白洲次郎なのか」と題して投稿している。
「白洲次郎が必死に抵抗したGHQ民政局の日本弱体化計画が、時限爆弾のように今、実現しつつあるような気がしてならない。国公立大学というのは国や都道府県から予算をもらっているから「公のためになる人材を育てるための大学なのだ」という意識をまず教授側が持つべきである。」と
その真意は、勿論そこに学ぶ学生、すなわち次代の日本背負うべきエリートに「ノーブレス・オブリージュの精神を持て」ということであろう。
それは文末に紹介している彼の慶應義塾大学幼稚舎生に対して次のように語ったことに象徴されている。
「君たちは、えらくなったらお金儲けて楽しく豊かに生きていこうなどとゆめゆめ思わないでいただきたい。頭脳に恵まれ、家庭に恵まれ、教育環境に恵まれている君たちこそ、これからその優れた能力をもって、これまで享受してきた恵まれた環境への恩返しとして、社会に貢献する道を考えてほしいのです」と

バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 16:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 12, 2009

自民 再生への道 その二

文藝春秋編「父が子に教える昭和史」より
福田和也著「吉田 茂・・・本当に偉大な宰相か?」
吉田は、アメリカの占領政策を懲罰的なものから融和的なものへと転換させたこと、冷戦の激化等の国際情勢の変化に対応し、全面講和よりも早期単独講和を選んだことなどは、特記すべき功績であるだろう。
しかし、吉田が下した決断には、長く禍根を残すものがあった。
まず、吉田はアメリカ側が再軍備、改憲までも薦めたにも拘わらず、それを拒否した。問題は自主防衛を放棄してアメリカの保護下に入るという事実を「経武装」という言葉で誤魔化したことである。この詐術は、今日にいたるまで日本人の独立心を損い、未だに「主体性の放棄」から解放されずにいる。
さらに憲法制定や教育制度の改革といった、占領軍が敗戦国の基本構造を改編するという戦時国際法を逸脱したGHQの行為、また戦勝国の敗戦国に対する報復的な東京軍事裁判などを、独立後検証し、再検討するという機会を国民から奪ってしまった。

自民党は今回野党に転落した。この状態は相当長期間続くであろう。この間を、保守党政策を再検証する機会と捉えることも、自民再生の途であるかもしれない。


バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 17:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 09, 2009

選挙の争点

今回の選挙の軽さ、浅さを感じさせる世論調査が発表された。
それは選挙後のアンケートによると『民主党の主要公約の、「子ども手当て支給」は賛否半々、「高速道路無料化」は反対の方が3分の2の多数を占める』との事である。
自民・民主両党とも「政局よりも政策」「国民の生活が第一」と訴えた。いずれもわかりやすく、反論のしようのないフレーズではある。確かに100年に一度の不況の影響は深刻だし、当座の暮らしは大事だ。しかし少子高齢化を迎えた日本の将来の国家像を語ることはなかった。
安っぽく、深みのないスローガンを臆面もなく掲げる日本の主要政党。それに対し、不平不満も示さない有権者。そしてテレビのチャンネルを変えることがごとき軽い政権選択。

残された課題は「政権交代」。これへの国民の願いは「公務員制度改革、政治主導をいかに取り戻すか」であろう。
まさに、役人を使いこなす政治家の力量こそが問われているのである。これが与党になった民主党に可能か?また野党になった自民党に可能か?
これこそが真の「選挙の争点」と言うべきであろう。

バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 07, 2009

「組織は人なり」

半藤一利著「日本海軍を動かした人びと」を読了。
幕末の鎖国から「世界の中の日本」という自覚のもと、勝 海舟・西郷従道・山本権兵衛によって基礎を築かれた日本の海軍。「島帝国の国防は海軍を主とせざるべからず。」とし、「国防は国力に相応ずる武力を備うると同時に、国力を涵養し、一方外交手段により戦争を避くることが、国防の本義なりと信ず。すなわち国防は軍人の占有物にあらず」との基本認識のもと開明的な組織であった。
その後の大正・昭和の海軍は、明治人の如く骨太で純粋で人間性豊かな人材を育てるよりも、兵学校の成績順の人事で硬直的な組織と化し、「大局から見る目を失い、悲壮なる感情にひきずられ、断固たる決意とか熱烈なる忠勇といった仮面をかぶって」、無謀なる対外戦争に突入し自滅した。

「作戦研究はあったが、戦争研究はなかった」・「指揮官の力量は、兵力の運用のみにおいて発揮され、補給といった面は忘れられ、トータルに戦争を見る余裕などは全くなかった」という反省は「組織は人である」ことを再認識させるものである。

バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

September 04, 2009

自民 再生への道

選挙前の日本世論調査研究所の調査によれば、選出される次期衆議院議員に対する期待と不安についてのアンケートへの回答状況は以下の通りであった。
第一位は、34,3%で「自民党に反省してほしいと思っているが、報道のように民主党が異常なほど圧勝すると、世の中が一気に変わり、逆に不景気が加速する不安が大いにある」という解答。
第二位は、24,8%で「政権交代という風が吹き荒れているが、今こそ政党だけではなく人物本位で選ぶ選挙でなければならない」という解答。
第三位は、21,9%で「今は経済不況を乗り越えることが最も大事であるが、将来にツケを残すことのないようしっかりした予算編成が必要」という解答。
 第四位は、10,4%で「高速道路の無料化は、決まった税収財源の中で実施すると、大変不安である」という解答であったとのこと。

これらから見れば、新しい民主党政権が「大きな政府」を目指すのに対して、野党としての自民党は「小さな政府」実現のための政策と人物・人材で組織の再編成を計ることが、自民 再生への道であろう。

それにしても自民党新総裁選出の混迷振りは、「その道も遥かなり」か?

バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 15:51|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜