November 2011

November 26, 2011

議会から見る大都市問題

大阪府・市長ダブル選挙の投票日が迫っている。争点として、政治手法や地域政党のあり方とともに、府・市を再編する「大阪都構想」が挙げられている。
地方分権が進む中、都道府県と政令都市(財政規模でも人材確保の面でもそれなりの能力あり)の行政のあり方が問われるのは、大阪だけの問題ではない。
この問題は行政面だけではない。議会のあり方も問われるべきである。(例えば、大阪市には市会86人と府会33人がおり、合計119人の議員が選出されている。)
特に住民生活に密着する行政課題が、地元自治体に委ねられる今日、府県議員と政令都市の議員の役割分担・選出方法も考え直すべきではないか。



バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 16:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 21, 2011

人間の証

人間社会には、「自助」が原則である。そして集団生活では、「共助」があり、さらに「ハンディキャップを負う者」には「公助」がある。これが近代人間社会の進化である。
その「公助」の制度・生活保護の受給者が205万人を超えたとのこと。これに対しての本格的対応が急がれるが、巷間、この制度の不正受給者が少なくないとも言われる。
一般的に、動物は一度に多数の子を産み、種族保存の原則に基づき、ハンディキャップを負う弱い子は見捨て、強い子のみを育てる。その対比で言えば、この「公助」の制度を持つみとは人間の証である。
「誕生には、本人は泣き周囲の人は喜ぶ。葬式には、周囲の人は泣き本人は喜ぶ」。これも、人間の証である。
この逆であってはならない


バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 15:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 14, 2011

辛亥革命

井沢元彦著「友情無限」を読了。
本年は辛亥革命100年である。先日の報道によれば、梅屋庄吉の像が上海市の公園に設置されたとのことである。
中国革命の父・孫文を物心共に支えた日本人は多数いる。何れも明治維新を経た創成期日本の意気に感じる男児達であるが、著者は「これは小説であって史伝ではない」というが、「我、挙財支援」した梅屋庄吉の話である。
極東アジアの地で、自力で独立を勝ち取り、西洋白人世界にも戦勝した日本。その姿はアジア地域で被植民地からの独立を求める国々から、衆望を担っていた日本。歴史上、日本が最も輝いていた時代であろう。
それが、失望に代わっていく姿。「かって自国が弱小国として塗炭の苦しみを舐めた事を忘れ、今度は周囲の国家に傲慢な侵略行為をする」との孫文の述懐。そこに日本の悲劇があった。
孫文は「日本が中国に先立って国民国家を建設出来たのは、日本人には公の精神があったから」とした、その「公」の精神は今何処に?



バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 15:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 10, 2011

古い政治から新しい政治へ

学士会会報11月号の、坂元一哉阪大教授の論文である。
GHQが提示した憲法草案に対して、当時の日本政府が変更を強く求めたのは、「象徴天皇」でも「戦争放棄」でもなく「一院制」についてであった。結果的に「参議院を置くことによって政治の安定と継続を得る」との日本側の希望どうり「二院制」は認められた。
実際戦後政治は、一党支配が続き、その意味では「政治の安定」は実現した。
しかし、昨今の「衆参ねじれ現象」は、「政治の安定と継続は、政治の停滞の裏返し」という反面の真実どおりに混迷の極みであり、「古い政治からの脱却」が求められている。
その「新しい政治」の為には「大連立や熟議の国会を」との論旨である。
しかし、現存の政党の「ガラガラポン」による再編成、また衆議院の小選挙区制という選挙制度の改革を議論すべきであろう。



バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 10:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 06, 2011

サラ金地獄

三泊四日の北海道東部の温泉巡りの旅行企画に参加した。
ゆったりした企画(夕刻四時にはホテル着)で、何より好天に恵まれ、知床の山、オホーツクの海、摩周湖の全容も目にすることが出来、女房慰労の目的は達せられたと思う。ただ一ヶ月に及ぶ入院生活で足腰の衰えを痛感させられた。
その間、読みかかっていた 宮部みゆき著の「火車」を読了した。過去二十年間で最も読まれたミステリー小説が近日テレビ放映されるとの宣伝で読み始めていたものである。
亡き親父から「欲しいものは自分の小遣いを貯めて買え」と教えられた身としては、「カード社会の犠牲者も自己破産すれば何のペナルティもない」という昨今の安易な状況に、嫌悪感を持っていたが、著者が言う「社会人となる前にカード教育をすべき」は正論である。
この著者の「女性の心理の描写の上手さ」は、山本周五郎に通じるものであり、一気に読ませるものであった。



バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 14:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

サラ金地獄

三泊四日の北海道東部の温泉巡りの旅行企画に参加した。
ゆったりした企画(夕刻四時にはホテル着)で、何より好天に恵まれ、知床の山、オホーツクの海、摩周湖の全容も目にすることが出来、女房慰労の目的は達せられたと思う。ただ一ヶ月に及ぶ入院生活で足腰の衰えを痛感させられた。
その間、読みかかっていた 宮部みゆき著の「火車」を読了した。過去二十年間で最も読まれたミステリー小説が近日テレビ放映されるとの宣伝で読み始めていたものである。
亡き親父から「欲しいものは自分の小遣いを貯めて買え」と教えられた身としては、「カード社会の犠牲者も自己破産すれば何のペナルティもない」という昨今の安易な状況に、嫌悪感を持っていたが、著者が言う「社会人となる前にカード教育をすべき」は正論である。
この著者の「女性の心理の描写の上手さ」は、山本周五郎に通じるものであり、一気に読ませるものであった。



バナー

クリックよろしくおねがいします。

ryosuke_hara at 14:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)